主人公の翔太は、東京から田舎に戻った青年。
ある日彼は、遠距離恋愛していた彼女に別れを告げられる。
意気消沈の翔太だったが、友達に誘われて婚活に行って、そこで出逢った葵という年上の女に心を惹かれてしまう。
しかし彼女は、恋愛という感情
を否定する。
それでも少しずつ接近していく翔太だが、葵の過去に深い闇を感じ取ってしまう。
同じくして翔太は、先輩に誘われて消防団に入っていた。
初めて出動した火事場は壮絶な光景が広がっていた。
新人の翔太は、延焼を防ぐ為、隣家に続く建物を壊せと命じられる。だが『壊さないで』との少女の頼みを聞き入れ、あろうことか炎に包まれる建物の中に飛び込んでしまう。
連絡の途絶えた元彼女。久しぶりに再会した幼なじみ。愉快な仲間。男勝りな危険な女。県警に在籍する女好きの優男。信頼する先輩。気性の激しい消防団部長。
大自然を舞台にした四季おりおりの出来事を通じて物語は紡がれていく。
しかし穏やかな日々は長くは続かない。
ある日翔太は、真っ赤に染まる西の空を目撃する。そこは大切な人の家がある場所。
災害の前に人はあまりにも無力、希望、絶望、困惑、確執、あらゆる感情の狭間で、翔太は消防団を辞めてしまう。
一方で葵の運命も、徐々に動き出しつつあった。
偶然出会った危険な女、闇で暗躍する謎の集団。
ある嵐の夜、それは突然始まる。そして明らかになる、葵の壮絶な過去……
立ち向かうのは熱風吹き荒れる火事場。その体感温度は摂氏一万度。
光と爆音、怒号と悲鳴が飛び交うステージ。炎は意志を持って荒れ狂い、男達の熱い情熱と激突する。
大災害の前に人は無力なのか?
果たして彼は大切な存在を守れるのか?
※大幅修正するにあたり、別で作成してましたが、友達から「どうせ作り直すなら、今のを作り直してくれ。その方が読み直しできる」と指摘されたので、こっちを作り直してます。(確かにそっちの方が親切だ)
読みやすく、内容も一新してます。
人称も普通の小説らしく、感情移入出来るように。キャラも際立つようにする予定。
エブリスタで公開中のものと同一作品。それを更に煮詰めてます。
感想、ポイント評価、レビュー希望
旧題『あいつ消防団』
災害大国日本、消防団こそボランティア精神、だよね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 12:31:38
169264文字
会話率:33%
歩く死体、ゾンビ、アンデッド――様々な創作で描かれてきたそれらは、もはや想像の産物ではなくなった。
地球温暖化が進み、日本から四季が失われるという異変の中、竜也、美優、勝治にとってはごくありふれた日常が続いていた。しかし、華やかな卒業式の
日にその日常は崩れ始める。
後悔、憎悪、悲しみが渦巻き、恐怖に支配されたこの世界で、彼らは希望を掴み取ることができるのか。
これは、ぼくたちの黙示録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 20:41:32
84636文字
会話率:39%
令和の社会人を取り巻く人間模様を虚実ないまぜの短編形式でご紹介します。
最終更新:2025-02-26 22:49:14
3009文字
会話率:3%
オカルト誌『Argo』の名は、ギリシャ神話に出て来るアルゴナウタイ(Ἀργοναῦται)から、航海に挑む英雄の志で未知なるモノにも立ち向かわんとして付けました。
最終更新:2025-02-26 11:00:00
30257文字
会話率:5%
季節を詩ってみた♪ ←ユーチューバーかよ!
最終更新:2022-11-17 06:21:19
646文字
会話率:0%
市民文化会館で行われた劇団四季の『Cats』公演。隆介は、書店の常連客である菜緒子を誘い、久しぶりに女性と二人で劇場へ足を運んだ。亡き妻・三津子を失って十五年、ずっと閉ざしていた心が、彼女との時間を通して少しずつ解けていくのを感じていた。
幕間、ロビーでの会話も自然に弾み、彼女の笑顔に安らぎを覚える隆介。しかし、そんな二人を遠くから見つめる人物がいた。
照江は三津子の高校時代の親友であり、密かに隆介に想いを寄せていた過去があった。彼女は、隆介と菜緒子が並ぶ姿を目にし、動揺しながらも、どこか安堵していた。後日、隆介にメッセージを送り、「美人と一緒だったけど、再婚したの?」と冗談めかして尋ねる。隆介は「ただの常連客だよ」と返すが、彼の言葉の端々には、長年閉じていた心の扉が開きつつある気配があった。
その後、菜緒子と喫茶店で再会した隆介は、彼女の若い頃の写真を見せてもらい、衝撃を受ける。「美人だね」と思わず漏らすと、菜緒子は少し照れながら「でもね、歳を重ねるのも悪くないわ」と微笑んだ。その言葉に、隆介は彼女の魅力が過去だけではなく、今この瞬間にも宿っていることに気づく。
「幸せになっていいんだよ」――照江の言葉が頭をよぎる。隆介は再び歩き出そうとしていた。人生の最終コーナーに差し掛かった今、新たな物語の幕が、静かに開こうとしていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-25 20:36:43
5587文字
会話率:31%
春夏秋冬、それぞれの季節の中で訪れる別れや喪失。しかし、その中にも確かに存在する温もりや幸福な時間。どんな人にも幸せな瞬間は間違いなく訪れるが、それは永遠ではなく、いずれ終わりを迎える。
死は誰にでも平等に訪れ、それが何十年先か、たった数
秒後かは誰にもわからない。それでも、四季が巡るように、人は生と死の中で瞬くひとときを生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 01:02:58
4907文字
会話率:0%
姉が死んだ。
誰からも愛される姉と陰になっている私。
これは一つの家族のお話です。
最終更新:2025-02-21 21:17:07
3874文字
会話率:13%
令和日本に似た箱庭世界、幻想怪異発生特別区――通称「特区」。その治安を守る西地区警備署には今日も様々な依頼が降りかかる――。
遺失物課と時々直し屋が活躍する短編シリーズのまとめです。
後半は四季が特区を引っ掻き回す「秋の失踪」シリーズの連
載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:10:00
27778文字
会話率:47%
「勇者と聖者、どっちにする?」
は?なにその二択。
私はギフト【日本の四季】を授けられ、世界樹の森で目覚めた。とりあえず、キャンプしよう。
最終更新:2025-02-15 11:40:00
69913文字
会話率:22%
春が春の卵を埋めに来た……
最終更新:2025-02-13 07:58:28
1112文字
会話率:25%
世間がハロウィンで賑わう夜、四季春(しき はる)は街外れの廃ビルに足を運ぶ。心霊スポットと噂されるその場所で見つけたのは、不気味に輝く魔法陣。突如現れた光の裂け目に飲み込まれた春は、異世界へと飛ばされてしまう。
目を覚ました春を待っていた
のは、見知らぬ空と大地、そして地球とは異なる異様な生活だった。所持していた物を売り払い、何とか生き延びた春は、この世界での仕事を探し、採掘や採取といった肉体労働に身を投じる。
そんな中、奴隷市場で半龍族の少女と出会う。黒い鱗と長い尻尾を持つ彼女の姿に惹かれた春は、彼女を救うべきか迷いながらも、全財産をはたいて彼女を雇うことを決意する。人間に心を閉ざした彼女との距離を縮めながら、春は次第にこの世界での生き方を模索していく。
彼女を守ると誓った春は、自分がなぜこの世界に来たのかという謎と向き合いながら、彼女と共に新たな旅路を歩み出す。異世界での日常と非日常が交錯する中、彼らは何を見つけるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 22:03:04
330024文字
会話率:41%
とある中学生の3年間を描いたお話。素朴でいつの時代にも、どこにでもいるような、そんな雰囲気を感じてもらえれば幸いです。
最終更新:2025-02-10 21:24:57
855文字
会話率:0%
1987年某日夜
四季彩町にて、関根 茜(せきね あかね)が突如行方不明となる。
翌朝、無傷にて発見されるも茜は精神を病んでしまっていた。
この出来事を引き金に関わるはずのなかった人々の運命は複雑に絡み合い、物語は動き出す。
最終更新:2025-02-08 00:00:00
376626文字
会話率:15%
想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想造力≪イマヂカラ≫】を使役する新人類【答想者≪アンサラー≫】と
して生活していた。
やがて【IIT≪イマジナリー・インフォメーション・テクノロジー≫】と呼ばれる技術が発展したこの世界では、これら技術と人類の共存を目指した想造力学実験都市が各国各地に建設された。
日本にある関東地方最大の実験都市、【四季市】に住む【九十九歩亜郎】はクリスマス・イブの夜に【神殺しの魔女】という連続通り魔に遭遇。この事件は後に【被害亡き通り魔事件】と呼ばれることになる。
一年後、再びやってくるクリスマスの季節。【問題解決部≪アンサーズ≫】の部長を務める【大和的当】は部員の歩亜郎、彼の妹である【絶華葉子】とともに、季節外れの編入生【雪上一舞】の依頼『サンタクロースの捜索』を手伝うことになる。
その日の夜。神社に居候する忍者【デカメロン】は巫女の【読神乃鈴】とともに、【神殺しの魔女】の襲撃を受ける。
同じ夜。四季市警察想造犯罪対策課の飛び級捜査官【桃下鬼衣人】は、十年前の病院火災の真実に迫っていた。
季節外れの編入生、神殺しの魔女、そして――十年前の火災。
【現解】の先にある、彼らの答えの行きつく先とは――
想像せよ、聖解の創造を――我らは総てに、答える者なり。
※『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 17:00:00
160426文字
会話率:69%
天気は、人生に似ていて、いいことがあったら心が晴れて、いやなことがあったら雨が降る。
いつも通りの朝、天気雨の日。
私は、いやなことを思い出す。
外を見ると、雨が降ってきた
虹も消えて、暗くなってきた
最終更新:2025-01-25 12:18:49
560文字
会話率:0%
秋という季節に、見える月はとてもきれいだ気温はもう冬みたいなものだえけど。自分の生活はごく普通で何ら変わりないでも、その生活の中で素晴らしいものを見いだせていける、そんな人生にしていきたい。
最終更新:2025-01-23 08:14:25
4006文字
会話率:19%
午前零時、空には沈みかけの月。町中を友人と歩く。先ほどまで月明かりで照らされていた、街道も闇夜に飲まれ、月とともに沈んでいく。
そして私もベッドに沈むぜ!
最終更新:2025-01-07 07:45:42
287文字
会話率:0%
妖精シャッテの日常を描いた小品
最終更新:2025-01-23 00:33:14
1774文字
会話率:2%
ビルの窓から眺める風景。
真正面に見える街路樹の枝は、夏には力強い青々とした葉をつけ、秋には淡い黄色い葉になります。冬は葉の代わりに霜や雪で化粧をして、そして春には、淡いピンクの花びらをつけます。
それは、こんなコンクリートの建物が並
ぶ都会の中でも、四季を感じられ、情緒があります。
東京という土地は、周りの街並も慌ただしく姿を変え、形を変えてとしていくけど、この事務所はコンクリートや配線が剥き出しで、昔の姿のまま、時間が止まっているようにも感じます。
あくまでも、原色の赤いソファを除いてですが。
そう、ここは、アルクィン拝み屋探偵事務所です。
所長と、職員が二人だけの、総本山からすれば小さな小さな祓い屋です。
わたしは窓から外を眺め、彼女に色んなことを教えていきます。
「あれ見て、渡り鳥だよ。あの方向は臨海の方に飛んでいくのね。まだ少し寒いから、夏に成ったら見に行こうね。それより、八重洲口の桜がもうすぐだから、先にそっちを見に行こうね」
そう言うと、彼女は心なしか喜んでいる様子でした。
わたしは鼻歌を交えながら、その窓から、変わりゆく街並みを眺めていました。
そこで足音が聞こえ、わたしは慌てて彼女を消します。
古びれた音を立てて扉があき、所長が戻って来ました。
「おい、今、あれを出していただろ!」
そう怒り声を上げる所長の脇をすり抜け、わたしは逃げていく。
所長は長い黒髪をなびかせながら、追ってきました。
必死に逃げる、わたしの名は、折坂………、うわっ、捕まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:17:47
44417文字
会話率:26%
高校生の美月は早朝の枝垂桜が咲く上賀茂神社で、変わった絵かきに出会う。
彼に惹かれる美月だが、自分は恋をしないと呪文のようにとなえる。
美大を目指す美月は、新任美術教師に進学相談をすることに。しかし、その新任教師は神社であった絵かきだった。
女子高の新任美術教師になった真壁は、早朝の上賀茂神社で一人の少女に一目ぼれする。もう一度会いたいと願っていたら、彼の前に生徒として彼女はあらわれた。
京都の四季のうつろいとともに、ふたりの距離も生徒と教師の関係からうつろっていくが、美月にはどうしても越えなければならない過去のトラウマがあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:08:38
112422文字
会話率:38%
この世界には異能と魔術がある。先天性の異能と後天性の魔術、その二つの術は対立を誘い、諍いが起きていた。そんな時代に異能者を隔離する都市である学園都市アンリミテッド・ライブラリ。そこに位置する十三の島。その一つ処女宮ヴァルゴに入学することにな
った松江雪菜は魔術師との諍い、そして中心島プトレマイオスの周囲、十二の島の学園同志の抗争に巻き込まれ台風の目となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 12:00:00
28924文字
会話率:39%
ある所に一人の少年が居た。その少年は魔法という特別な力を使うことができる稀人だった。だが、とある理由で深い致命傷を負っていた。
ある一人の女性はその少年に自分の血を分け与えた。すると、たちまち少年の傷は塞がり、その命が途絶えることはなかった
。女性はその少年を大事そうに抱き抱え、自らの住処に連れて行くことにした。
次に、少年が目を覚ますと女性から事情を聞き、自分の命が救われたことを自覚する。女性は少年に助けた代償を伝える。
それは魔女である女性の弟子として、魔法の世界でこれからの人生を過ごす事。
その時、少年の第二の人生が幕を開けた。
魔女の血という才を得た少年は魔法学園でその才を振るい、多くの出会いと成長を遂げる。
黄昏の魔女の弟子となった少年に下されるその大きな運命とは一体。
学園魔法ファンタジー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 00:08:34
70552文字
会話率:44%
学校で有名な不良であった近衛雪兎は桜の下である少女に出会った。
その少女の名は遠藤冬花。
その少女に過去の自分を重ね、雪兎は積極的に絡むようになる。
いつしか、付き合うことになるが出来のいい彼女と出来の悪い自分のギャップに苦しむことになる。
二人の未来とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 11:06:56
15150文字
会話率:34%
月読命より生まれし暦神、暦神とは日本の暦…12ヶ月を司る神々達だ。
天の国であり天照大御神が統治せし神々が住まう高天原、その中の季節の国と呼ばれる場所に暦神達は四季神達と共に人間界を見守っている。
毎年やってくる大切な日本を廻す為の暦、ひ
とつひとつの季節を巡らせ1年を回し続ける。
威厳あり神々しさありな神々達だが、人間達と同様普段の日常ではどんな姿を見せているのか…?
もしかしたら案外、親しみやすさ全開なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:56:48
17088文字
会話率:30%