絶望の淵から救い出された少女が少年に語った、とある魔王の物語。
*『絶望の果てに』『深淵の邂逅』の続編です。
まだまだ修行中の身ですので、至らないところも多いと思います。何かあれば気軽に感想までご連絡いただけるととても嬉しいです。
最終更新:2016-04-04 07:50:45
3232文字
会話率:50%
王都の裏通りで孤児として育ったクレア、名門貴族の娘にして光の子と称せられるエミリア、二人は剣の姉妹の契をかわした聖騎士だった。ある日、エミリアとクレアは大教母から、辺境の修道院ルメリアに行き、シスター・マチルダの告解を聞きに行くように極秘の
命を受ける。
異端審問官としてその地に赴いた二人に次々と襲いかかる事件。異端信仰の秘密結社、教会の陰謀、そして二人はやがて意外な真相にたどり着く。
クレアとエミリアシリーズについて
2013年toriによって妄想されたファンタジー作品。聖騎士を養成する機関ティリミュエルを舞台にクレアとエミリアという二人の少女の成長と絆を描いたシリーズです。本作、修道院の亡霊はその記念すべき第一作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 23:25:28
14418文字
会話率:40%
教会の告解室で道ならぬ想いを打ち明ける貧しく美しい娘。
彼女の恋の顛末は……。
近世のヨーロッパ(具体的には16世紀のアントウェルペン)が舞台のラブストーリーです。
*他サイトに別名義で投稿した作品を加筆修正したものです。
*他サイトと
の重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 04:34:30
3141文字
会話率:25%
信者や周囲の人にも好かれる人のよさそうな青年が仕える教会。
その告解室に一人の少女が現れる。黒い髪にも服を思わせる黒のワンピースに黒いタイツ、黒い靴。黒いヴェールのような髪飾り。
少女の顔を知らない人間はそれこと今、この国にはいないだろう。
最近ようやく救出された誘拐事件の被害者だ。犯人が射殺されたことでも有名なその事件の当事者は小さな骨壺を抱え、己の話を聞いてほしいと青年に告げる。
告解とは呼べない、許しなど乞いはしないただの話。青年は少女の話に耳を傾ける。
幼い恋の始まりと終わり。幻想的な二人の生活。どうしようもない必然の別れ。幸せの終わり。
少女は告げる。理解はしてもらえなくてもいいのだと。ただ、これを託すことができるのはあなただけだと。
聖職者である青年はその骨壺を受け取り、祈りをささげることを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-14 00:57:09
9325文字
会話率:13%
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キーワード:
最終更新:2012-12-30 14:33:17
3190文字
会話率:40%
新米神父の鬱積は溜まり続けている。下らない告解ばかり聞かされるからだ。そして遂に、その鬱積が爆発したのである。
最終更新:2012-12-22 15:48:09
6111文字
会話率:40%
悪魔といるようにセラフ様から命じられたが、神父としての職務も果たさなければならない。
最終更新:2012-01-01 00:00:00
1486文字
会話率:48%
独り言あるいは告白。
最終更新:2011-09-19 14:49:49
260文字
会話率:0%
聖ルキア教会の神父・秋彦と居候の累はある日ミサにやってきた少女の告解を聞く。――勝利の上の勝利を導く騎士を見た。と活字中毒者の神父と無神論を振りかざす教会居候が繰り広げるホラーもどき。
最終更新:2009-03-22 23:51:23
2538文字
会話率:33%
神父の胸には、誰にも明かせぬ秘密がある。遠い記憶には、決して忘れられぬものがある。『触れてはいけない。触れてしまったら、もうお前はきっと元の世界には戻れないよ』雪夜の晩に咲く薔薇は、神父に何をもたらすのか。
最終更新:2007-02-23 01:42:05
8979文字
会話率:26%