植物にはいくつもの器官がある。
今パリのルーブル、合衆国ニューヨーク、東京のスカイツリー、上海、モスクワ。
それぞれの都市に全長1kmをゆうに超える花弁が花開いている。
それは風を切りながら揺らめき、都市全体を大きくしならせ音を立てる。
艶
めかしい巨大な花弁が群衆を惹きつける。
その花を形作る材料は、各地からやってくる人だ。
人はその花の香りに引き寄せられ取り込まれていく。
取り込まれた者たちは肉体だけでなく精神も一体化し、一つの個体となる。
個性という差別は消え失せ一つの集合体となる。
やがて花は世界を覆い尽くし、すべてが一体となる。
集は消え去り、一つの美しい個だけが残る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:13:47
282文字
会話率:0%
大災害後の世界。
AR(拡張現実)技術が人々の生活の一部となりつつある現代。
極東の島国、日本。帝都と呼ばれる東京の中心部は復興後、明治大正期を彷彿とさせる復興後の建築物とARが共存していた。
そして、人々を賑わせているのは派手なA
Rの演出を駆使した剣戟スポーツ『騎士道競技』だった。
明治時代から続く日本の騎士道流派の一つ、久条流の家に生まれた少年『久条皐月』
彼はある春の日、合衆国帰りの少女『皆瀬亜姫』と出会う。
騎士道競技のプレイヤーだと名乗る亜姫は、ある事情から公式戦には出場できないと言う。
競技から長く離れていた皐月は、弱きを助け強きを挫く騎士道精神が綺麗ごととしか思えず大嫌いだった。
それでも、亜姫の助けになるべく協議への復帰を決める。
互いに足りない物を補い合うように、二人は騎士達の戦いの世界に傾倒していく。
――これは綺麗事とARに虚飾された、現代世界の騎士道物語。
※カクヨムでも連載していましたがこちらにも改めて投稿致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 20:58:30
144535文字
会話率:40%
前世紀、民主主義を基幹として、公正な社会、高福祉社会の実現させた日本、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、西ヨーロッパ諸国は、各国家の独立を保ちつつ、世界連邦共同体を創設。さらに世界連邦議会、各国家の軍隊を廃して、ひと
つの世界連邦軍を創設し、その経済力、軍事力は、世界のその他地域国家群を圧倒する。
がひとつの世代が交代した程度の年数が経過するうち、微温的寛容的社会となった世界連邦共同体は競争力を失い、世界連邦軍は、ソビエト社会主義共和国連邦、大華帝国、イスラム帝国の三国同盟軍に短期間で敗北する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 20:47:21
1343文字
会話率:0%
世界大戦が終戦してから数年。
ある組織に所属するユージンは、辞令を言い渡されると共に新大陸こと合衆国エルサスへと渡ることとなる。
遠い異郷の地で、どんな出会いを果たすのか。
それは神すら知らない物語。
最終更新:2023-07-15 23:54:44
7241文字
会話率:9%
君がアメリカ合衆国、第37代大統領より好きだ。俺、貧乏やけど。
最終更新:2023-05-31 09:15:50
205文字
会話率:0%
世界四大国。
西のクウェルティ帝国、北のイーリアス合衆国、東のアルフィア共和国、南のゼルノア公国。
スパイが蔓延るこの世界において、この四国は死烈な争いを繰り広げていた。
中でも、クウェルティ帝国の「朧」、アルフィア共和国の「霞」のニチー
ムは、スパイ界隈で「世界最強の集まり」と謳われており、お互いに凌ぎを削っている。
ただし、この両チームについては一切の情報がない。
チーム数不明。メンバー不明。消息、不明。
もはや存在自体が疑わしいといわれるほどであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 08:01:58
23465文字
会話率:48%
アメリカ合衆国海兵隊 元特殊作戦群隊長だったケント・カザマ大尉。
現在は過去に負った心の傷を隠しながらアナポリス(海軍兵学校)教官を努めていた。
ある日、彼の元に日本自衛隊でのスパイ狩り任務の命令書が届いた。
無事に自衛隊へと潜入したカザマ
大尉は、協力者である自衛隊少佐の百道楓(ももちかえで)三佐と共に過去の世界へと飛ばされてしまう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 15:25:19
316340文字
会話率:30%
日本のドーム型都市を管理する世界最高峰の人工知能プライムが、新人類の存在をシュミレートした通称「NOVAレポート」がリークされてから二年後。
アメリカ合衆国西部に広がる砂漠地帯の一角にある北米連邦軍の有人機試験基地から、海軍の最新鋭偵察機が
飛び立つ。
ハッキングされた世界最高速の装甲無人攻撃機を迎え撃つ若き天才パイロット。しかし彼女には心に秘めた目的があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:33:46
33953文字
会話率:40%
世界規模で食糧難やエネルギー物資不足により世界は均衡を崩し、第三次世界大戦が勃発。そんな最中だった。世界各地に隕石が落下し、その中からネメシスという地球外生命体が出現。アメリカを筆頭に合衆国連合が設立された。彼らは核兵器によるネメシス殲滅
を行い。世界情勢はガラリと変わってしまった。中でも日本は最後に隕石が墜落し、合衆国連合が核兵器を使い果たしてからネメシスが大量に出現。現在では日本がネメシスの被害を一番大きく受けていた。首都東京に隕石が墜落し、旧日本政府は壊滅。新日本政府を設立し、首都を被害の少なかった北海道へと移設。そこで今までのような社会活動をなんとか続けていた。
そして……人類の叛逆が始まった。ネメシスは首都東京から本土を完全に支配圏に置いていたが徐々に北上し、遂には北海道にまでその姿を現すようになる。民間軍事企業であるブルームーンはとうとうネメシスに対抗する最終兵器の開発に成功する。その兵器の名はウェポンアーマーと呼ばれる装甲。悪魔の名を冠するその兵器は人類の希望と成り得るのだろうか……。
※一部、残酷な描写あり。性的な描写もあり。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 11:21:10
28233文字
会話率:57%
アメリカ合衆国シークレットサービス捜査官、ヘンリー・ケイスは幽体離脱の超能力を持つ。副大統領を狙う暗殺者を捕まえるため相棒のリンダとともに捜査を続けるうち、謎の殺し屋ウィリー・ヒューズを追いつめることに成功するのだが――(カクヨムにも掲載中
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 02:00:00
100835文字
会話率:62%
西暦1968年。嘗て合衆国と呼ばれた国は飽食の海に飲まれていた。
塩の大地とコーラの海に嘆く人々。
これは善意で地獄を作った未来人に翻弄された世界のお話。
最終更新:2023-04-25 01:41:26
71529文字
会話率:28%
王国、連邦国、合衆国、帝国、皇国、5つの強国が覇を争う時代、その世界の夜空には何もない。
一寸先も見通せぬ夜空の下で、ルークはつぶやいた。
「世界は醜悪で混沌としている………………でも、こんなにも美しいと感じるのはなぜだろう」
天空の城、光
のカーテン、鏡面の大地にetc..。
世の中にはまだ見ぬ光景にあふれている。
これは、人の心とこの世界の神秘をめぐる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 11:36:51
2915文字
会話率:36%
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、
いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
参考サイトURL: https://www.mod.go.jp/gsdf/crr/up/ninmu/ninmu1.html
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落するより前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
無料小説投稿サイト「カクヨム」においても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
無料小説投稿サイト・アプリ「アルファポリス―電網浮遊都市―」においても投稿させて頂いております。
→https://www.alphapolis.co.jp/novel/922630105/929297825折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 22:46:50
127789文字
会話率:40%
科学と技術が発展したこの世界、1984年。
アメリカ合衆国――― 究極の先進国を先駆けする国家は ―――かつてのナチスドイツ軍が探し求めていた古の神秘、「聖杯」を探求していた。そして本年、聖杯の在処とされる古代遺跡の発掘が成功する。その記
念としてベトナム戦争の英雄と名高いウィンストンは、聖杯探索計画に参加していた戦友のブライアンに招待され、バルセロナ、スペインへ来訪する。
史上初の聖杯の公開。百以上の偉人たちが集まるその宴は、謎の力を持ったセイバーという存在の干渉によって地獄と化す。
この日を持って、冷戦の新章――― 聖杯競争が今、始まる。
※Fateシリーズの二次創作です。二次創作ガイドラインに反していた場合、本作は取り下げていただきます。カクヨムとpixivでも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 21:10:41
929文字
会話率:0%
この話は、漫才コンビ「神風」についての、躍進の話である。だが、決して、お笑いの話では無い。
物語は、日本最高峰の私立大学Z大学の二人が、コンビを結成した事から始まる。共に、秀才の誉れ高き二人であった。
で、SNSで、そのネタを披露
したところ、大いにバズった。
ただ、二人の、漫才ネタは、一種の予言であり、令和5年10月15日の日曜日に、オソロシア帝国が、交戦中の、ウラナイナ共和国の首都キウイに、核爆弾を投下すると言う、超過激な物語であったのだ。
しかし、二人の漫才は、漫才界の大御所で世界的映画監督でもある、南野たけし氏に絶賛された。
「俺は、何故だか分からないが、コイツらの漫才の予言を信用する」と。
これによって、二人は、わずか1週間で時代の寵児になった。
やがて、この二人の、予言漫才は、日本中を巻き込んで行く。
漫才コンビ「神風」の話は、世界一の超大国、アメリカン合衆国のパーデン大統領まで、その噂話が、伝わって行くのだった。
さて、果たして、この予言漫才は的中するのであろうか?
そして、二人の運命は、如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 15:25:43
3447文字
会話率:13%
最初に落下が伝えられたのは人工衛星であり、それはアメリカ製であり、既に役目を終えて廃棄されたものであり、軌道修正用の燃料を使い果たして自然落下となったものであり、大雑把に言って日本国とアメリカ合衆国五十番目の州=ハワイ州とを結ぶ太平洋上の
中間地点に落下する予定だと、当時発信された公式メッセージは伝えている。宇宙はゴミで溢れている。少なくとも地球周辺領域においては……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 08:43:13
73053文字
会話率:68%
有名な大学の教授をしていた27歳の男性 藤原正樹ふじわらまさき
平凡な日常を送っていたが、ある日トラックに轢かれそうになった子供を救ったが、その後刃物を持った男性に刺されて死んでしまった。トラックに轢かれて死ぬんだったら分かるが後から来た刃
物を持った男性に刺されて死ぬと言うなんとカオスな死に方だった。こうして異世界へと転生してしまった。転生するとなんと可愛いらしい女の子になってました!、、藤原正樹は転生後名前が変わり、ミリア・ルーモスという名になった、
ミリアの前世は大学、歴史の教授だったのでその時の知識を使いながら異世界で日本合衆国という国を建国する話です。簡単に言うと異世界に日本を作るという、ぶっ飛んだ話です。
※ この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
※実際にある国とは関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 16:14:51
1516文字
会話率:43%
5年前に勃発した内戦を鎮める民に、アメリカ合衆国は日本やNATOと協力して女性だけの国際特殊海兵隊を発足・派遣していた。
その中のアメリカ合衆国|国際特殊海兵隊《レディース・フォース》所属ジーク中隊にて隊長兼狙撃手を任されているのが俺
、|高宮《たかみや》|護《まもる》だ。
これは、退役した彼の非常勤講師としての活動の記録でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 12:20:05
23659文字
会話率:37%
舞台は本来の歴史とは異なる道を辿った地球、アメリカ合衆国。平和を取り戻しつつある世界とは相反して国内のとある陸軍基地では不穏な空気が立ち込めていた。意味の分からない命令、次々と消息を絶つ仲間、外界との断絶。基地に異動となった軍人達はやがて様
々な陰謀に巻き込まれていく。
※ハーメルン、One Man Army wikiとのマルチ投稿をしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 20:45:02
31858文字
会話率:54%
第三次世界大戦に於いて、日本国航空自衛隊が装備するF-15Jは多数が空に散った。
開戦当時、日本国航空自衛隊が装備するF-15Jは二〇〇機(※F-15DJを含む)を数えたが、終戦時には百五十二機まで減っていた。
純軍事的表現で言えば、
「潰滅」と言っても差し支えないと言えるだろう。
ところで奇妙なことに、戦中から戦後になって、墜落したF-15Jの残骸の数をOSINTによって数え上げていくと、被撃墜機の数は七十四機にまで膨れ上がる。
その中の幾つかは重複していると仮定しても、公称喪失数四十八機に対して、二十六もの差があるのは、端的に言って異常である。
戦中、日本国はアメリカ合衆国から、F-15に関する各種弾薬・消耗品の供与は受けているものの、完成品そのものの供与は受けていないことになっていたし、モハーヴェ砂漠でモスボールされていたものや、アメリカ合衆国を始めとするF-15ユーザーが装備している機体にも増減は見られなかったことから、「日本国は密かに員数外のF-15Jを多数、製造していたのではないか」という疑惑が持ち上がった。
無論、日本国、そしてその後裔であるムリーヤ国は、頑としてその疑惑を認めなかったし、その後、第四次世界大戦によりアメリカ合衆国が割れたことで、話は有耶無耶のままに闇へ葬り去られ、今日にまで至っている。
では実際問題、「員数外のF-15Jは実在していたのか?」と言えば、「実在していた」と言うのが正解になる。
尤も、それをF-15Jと定義するか、F-15Jの形式番号を冠する全くの別物であったと定義するかは、また別の話ではあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:00:00
50041文字
会話率:34%