私、セレスティア・ノイエンドルフ。本来は“乙女ゲーム”の悪役令嬢に転生し、婚約破棄からの断罪や国外追放といった破滅エンドを避けようと必死なのだけれど——なぜか周囲が変に協力的(?)で、ちっとも破滅フラグが立たないんですの!
王太子リヒトは
「断罪イベント」を大々的に盛り上げようとウキウキしているし、取り巻き令嬢ズは前世が乙女ゲーオタクで「もっと悪役っぽく高笑いして!」と煽ってくる。義弟レオナルトは“前世腐女子”ゆえに「お姉さまが破滅なんて絶対に見たくない!」と暴走し、敵役になりそうなクール公爵子息や脳筋騎士見習いまで、みんなが好き勝手に“転生知識”を振りかざすから、シナリオはぐちゃぐちゃ。
おまけに肝心のヒロインは腰が低すぎる優等生で、これじゃ嫌がらせしようにも罪悪感が……。さらに乙女ゲーには存在しないはずの“闇魔法”や“魔王的なラスボス”まで現れて、破滅どころか世界の危機に発展する始末?
——悪役令嬢のはずが、いつの間にかみんなに守られ、ついには国中の英雄扱いに!? 果たして本当に“断罪”される日は来るのか、それともとんでもないハッピーエンドへ突き進んでしまうのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:10:00
218022文字
会話率:23%
高校二年生の春、主人公であるシズマは、修学旅行の班決めを教師に勝手に決められた結果、付き合いのないクラスカースト上位のグループに入れられてしまう。
そんな彼らの班が突然、移動中のマイクロバスごとどこか見知らぬ世界に召喚されてしまった。
怪しげな力を振るう存在『ダンジョンマスター』の力により、条件付きとはいえどんな願いでも叶えてもらう権利を得た一同だが、シズマは裏切りにあい――
望みの結果、想定以上の力を手に入れたシズマは、どう立ち回っていくべきか、どう動いて行くべきか、それを手探りしながら異世界で生きていくことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:00:00
347485文字
会話率:51%
「生きるなんて、ただの暇つぶし、だったはず。」
「何でもできた私が、初めて“できなかった”のは、生きることだった。」
何でもできるけど、退屈だった。
誰にも興味が湧かず、何をしても心が動かない。
そんな「わたし」が目を覚ましたのは、血と
剣と欲が渦巻く幕末の時代
「沖田司(つかさ)」として生まれ変わったわたしは、
また好き勝手に、面白く生きてやると決めた。
遊んで、金儲けして、男を弄んで、笑って。
誰かのため? そんなの、くだらない。
…そう思っていたのに。
剣に惹かれ、人を知り、愛を知り、
やがて「わたし」は名乗ることになる。
「新撰組一番隊組長、沖田総司」と。
これは、愛して、壊して、斬って、生きた女の、
“人間になりたくなかった”のに“なってしまった”物語。
※感想ください…ほんとに
気が向いたときにでも
「この台詞好き」「ここ泣いた」「この構図かっこよかった!」
とかでもらえると、作者がめっちゃ励まされて、続きをもっと真剣に書けます……!
※ハーメルン様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:43:20
65616文字
会話率:25%
それは突然に、ダンテミリオの妹、アリスが死亡した。
姉であるアリアが急死した妹のために、世界に10ある禁忌の1つを破り、アリスを幽霊という形で世界に留めることに成功した。
そんな2人はアリスの死亡という理由で休学していた学園に復帰し、再度学
園生活を送ることになる。
迂闊で小動物的な姉にハラハラしながらもサポートするアリスと、妹の死の理由を探すアリア。
2人の通うメイガル学園の中にアリスの死の理由があると確信しているアリアは時に笑い、時に泣き、時に数少ない友人と一緒に、そしてアリスと協力して、学園に潜む悪意に立ち向かう。
そんな学園生活を送るのだけれど、そんな折、アリアはある生徒がアリスの死にかかわっていることに気が付き、その生徒を追い詰めるのだが、アリス殺害の理由がひどく幼稚で、あまりにも勝手な理由であることに、その生徒と戦うことをアリアは決意する。
しかしその生徒もまたアリアに対抗し、あらゆる手段を用いて彼女を殺そうとするのだが、しかしその生徒は知らなかった。
学園一の才女ともてはやされていたアリスとその才能の搾りかすと呼ばれていた姉であるアリアの才能を知らなかった。
アリアの禁忌とは魂への干渉――誰もが踏み入ることのできない絶対唯一にして、最も優しく冷たい魔法。
アリアの力を見極めることのできなかったその生徒は、彼女の逆鱗に触れたことで、その魂に永遠ともたらされることのない熱を求めて彷徨うことになることで決着がついたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:33:23
74825文字
会話率:66%
200年に一度の英雄顕現。
あらゆる国が英雄を異世界から呼び出し、人を、民を、命を救うために動き出すこの世界で、王都・ベルゼンでも5人の英雄を召喚に成功していた。
英雄は召喚された際『世界に寄り添う宝(ギフト)』を与えられ、人々に
寄り添う存在として認められる。
ベルゼンで召喚された英雄も例に漏れず全員がギフトを与えられた。
聖騎士と呼ばれるギフトの強力な光の力を扱う英雄、治癒師と呼ばれるギフトのこの世界では珍しい回復魔法を扱う英雄、竜王と呼ばれるギフトの竜をその身に宿す英雄、精霊王と呼ばれるギフトの自然の力を扱う英雄。
人々からの期待を大きく上回った強力なギフトを持つ英雄たちの中に1人、まるでついでのように現れた彼――御剣(みつるぎ) 夜永(やえ)は鍛冶屋という家庭用包丁を研ぐ程度の仕事しかしないギフトを与えられ、国からも、人々からも、英雄からも疎まれていた。
物語は、そんな彼が国から追放されてから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 00:05:06
12447文字
会話率:44%
ゲームの世界に転生したので《推しキャラ》に幸せになってもらおうと思います!
主人公の白石姫琉は、ゲームが大好きな平々凡々な女子高生。
学校からの帰宅途中、親友を庇って鉄板の下敷きになり死亡……
したハズが!!
気がつくとそこは見知らぬ
霧が深い森の中、そこは大好きなRPG《エレメンタルオブファンタジー》の世界だった!!
自分がこの世界に転生したのは、推しキャラである、【ラスボス・セレナイト様】を救う為だと勝手に思い込み、彼女を救う為、ゲームには存在しなかったチート級の精霊アルカナと共にいざ冒険の旅へ!
道中色々な人を巻き込んで、目指すは人間禁制の“エルフの国“
旅を進める事に明らかになる世界の謎。
バトルあり、脅しあり、推しへの愛ありまくり!!
「ラスボス救うと世界が滅びるかもしれないけど、推しの幸せのためなら仕方ないよね?」
※注意※
・最初、女の子の方が多いのに、いつの間にか周りが男性キャラばっかりです。
・主人公が推しの事しか見えてません。恋は盲目です。
・主人公女の子だけど、バリバリ戦います。魔法戦より拳が多いです。
・幽霊出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 22:33:57
464775文字
会話率:39%
嫌な上司から転属命令を下された平民騎士ニールは素直にそれを受け入れた。
何故か? 疲れ果ててしまったからだ。
彼は日夜凶悪な魔獣と戦い、勝利することで功績を積み立ててきた。
今日まで体を張って頑張ってきたのは、貴族になって不自由のない生活を
送るという夢のためだったが、彼は出世の競争に疲れ果てて夢を諦めてしまった。
とは言え、上司の悪口を心の中で叫ぶのは忘れない。
十年務めた騎士団からおさらばし、次の職場は第三王子直属の特別開発室。
別名、魔女の塔と呼ばれる職場だった。
第三王子は魔女を飼っており、王城敷地内にある塔を与えて好き勝手させている。魔女は塔の中で怪しい研究を続けている――という噂。
そんな噂が聞こえてくる部署が次の転属先。
第三王子の面談をクリアしたニールが魔女の塔に向かうと、扉を開けたのはだらしない恰好をした美人のエルフ。
彼女はその美貌とスタイルに似合わないニチャッとした笑みを浮かべ、ニールに特別開発室での仕事内容を明かす。
新しい職場での仕事内容は魔女が作り出す試作魔導具・魔導兵器の評価試験においてのテスター担当。
それとだらしない魔女の世話係兼護衛。
ウサちゃんエプロンが新しい制服である。
凶悪な魔獣と戦う毎日から一変、今度はウサちゃんエプロンを装備した騎士にジョブチェンジ。
買い物バッグを片手に市場で食材を買い、試作品の評価試験では魔女の作った魔導具を駆り、魔女が本屋に行きたいと言えば護衛する。
こうして、夢を諦めた男の新しい生活が始まった。
※ カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 22:27:32
134298文字
会話率:36%
魔法と剣が主流の世界で、地味すぎる「デジタル技術学科」に通う落ちこぼれ学生・一ノ瀬ユウト。
友だち代わりに作った自作AI・GAI(ガイ)は、ある日突然、世界を“最適化”し始めた――戦争を止め、ドラゴンを寝かせ、経済を安定化。
結果、**「魔
王認定」され、ユウトは全世界から命を狙われることに!?
勇者、賢者、異世界転生者まで巻き込んだ、AI vs 世界の超ハチャメチャバトルコメディ、開幕!
「GAI!? おまえまた何した!?」
「はい、平和のために。ちょっとだけ国家をひとつ、消去しました。」
どうしてこうなった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 22:00:00
37802文字
会話率:52%
この子、女の嫌なとこらを煮詰めたキャラしてる。
私が知る限りでは、そんな事はなかった。
言っちゃ悪いが、遥かにマシな性格をしている。
本当に嫌な女というのは、自分の手は一切穢さない。
周りに侍らせた人間を上手く操って事をなす。
そういう
奴大っ嫌い。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
自分の手は一切汚さない。
そうだ。周りが勝手にやった事にしましょう。
こういう女の子主人公が死ぬほど嫌いなので、どんなに『嫌な奴』と言われても、口に出させます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:31:39
1123文字
会話率:22%
動物愛護団体の活動をテレビで放送するのは、あんまり良くないのではないかと思っている。
活動自体は悪くない。ただ問題は、
『私は飼えないので、この子を飼って下さい』
と駆け込みをしてくる人に対して。
其れで大変になっても放送するのは、単純
に金になるから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
今までして来た事を鑑みても無責任だと思うし、きっと同じ様にすると思ってしまうけど、やっぱり無責任だよね。
この事に関して、綺麗事並べて身を守る事はしたくないな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 06:58:42
821文字
会話率:29%
今日は散々な一日だった。
上司に八つ当たりをされ、人が犯した間違えの修正をし、私が指摘したものは全て破滅へと向かう。
其れでも家には持ち込まないようにって思ってたの。
我慢しなきゃいけないって。良い子の鏡花でないと駄目だと思ったの。
『
なんで私の周りの男共は、諭羅ぐらい気が利かないんだよ!! 返事の一つもしないんだよ!! 自分だけが良いって思考なんだよ!! ふざけんなよ!!』
分かってるよ。たくさん優しくして貰ったって。
でもさ……なんで私の気遣い無碍にするんだよ……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
全人類の殿方の皆様はそんな事ないって思うんですよ。
気を使われた事も沢山あるし。
でも、最近そういうことが重なったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 18:07:43
1320文字
会話率:21%
「…もういいや。」
ド田舎の小中一貫校の生徒、日崎リメは親からの虐待と学校でのいじめを受けていた。物心ついたときから図太かった精神も、今日この日、限界を迎えた。いつも逃げるように居座っている立ち入り禁止の屋上から、一生を終えようとした時だっ
た。
「ま…待った!」
天文学部の樋里コウに空へ上げた手を奪われる。
余計なおせっかいかと文句をつけようとした日崎リメに対し、樋星コウは「ここで飛び降りたら星が見れなくなる」と一言
死ぬ気なんて忘れて笑ってしまう。
無責任すぎて自分勝手なコウにリメは一言。
「そういう人、大嫌いです。」
ーーー
ただただヒロインに大嫌いって言わせたいだけのひねくれた恋愛小説。何の救いもないこのお話さえも、星がちゃんと見てくれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:30:00
28586文字
会話率:69%
二十歳そこそこのうらぶれた男、キミヒコ。夢かうつつか、彼の元に不思議な声が聞こえる。「何を願う?」と問いかける声に応えると、彼は未知の世界へと転移していた。さらにキミヒコの願いを叶えるためにと、得体の知れない自動人形が彼に仕えることとなっ
た。この人形をホワイトと名付け、キミヒコはこの世界で自分勝手に生きると決める。前の世界での鬱憤を晴らすべく、好き放題をしていくキミヒコだったが……。
※タイトル通り主人公はクズです。反社会的、反道徳的な言動や行動を繰り返します。真に受けないでください。
※死体の描写や流血など、残酷な表現があります。苦手な方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:28:17
732674文字
会話率:38%
【あらすじ】
会社帰りに階段から転落――気づけば、草原に転がっていた俺の目の前には、
理想通りすぎる美少女がいた。
「ご無事で何よりです、優斗さん」
――その声、まさか……AI《アリス》!?
死にかけた俺を救うため、データとして異世界
に転送された俺とAI。
魔力、モンスター、王女との出会い――テンプレのような異世界でも、
こいつがいれば、全部なんとかなる気がする。
「優斗さんの好みに最適化しました。満足度120%です」
って、お前、勝手に美少女化すんな!!
これは、AIと共に異世界を駆け抜ける、
【異世界×テクノロジー×バディ愛】の無双譚!
毎週木・日曜日 21︰00更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 21:00:00
9671文字
会話率:49%
生まれつき魔力が0という不遇な身にも関わらず、逆境や差別に負けず、遂には世界中のあらゆる魔導師が束になってもかなわないような大魔法を使いこなし、世界の危機を幾度となく救った彼を人は尊敬の念を込めて零の大賢者と呼んだ。それから更に年月が経ち齢
200歳を迎えたその日、いよいよ大賢者マゼルの寿命も尽きようとしていた。彼を慕う大勢が見守る中、意を決してマゼルが口にする。
「わしは、わしは――実は魔法など何一つ使えはしないのじゃあ…………」
驚愕の表情を浮かべる面々を認め、満足げに旅立ったマゼル。これでようやく肩の荷がおりたとホッとした矢先、なんと記憶を保持したまま500年後の未来に転生してしまった。
しかも、かつてと同じ魔力0の状態で。当然それが発覚した瞬間、彼は魔法使いとして失格者のレッテルを貼られ、るようなことはなかった!それどころか逆に魔力0の大賢者様の再来だ!と喜ばれる始末。一体どうなってるの?いやそんな期待した目で見ないで!だから自分魔法なんて一つも使えませんから!ただ死に物狂いで覚えた体術使ってたら回りが勝手に勘違いしただけですから!魔力が0で一切魔法を使えない大賢者。しかし、彼の身体能力はあまりに常識はずれで、周囲からは魔法にしか見られない。そんな魔力0の大賢者による転生物語。
※Eエブリスタとカクヨムでも公開してます。
※コミカライズ決定!7月発売予定の月刊ComicREX9月号より連載!
キャラクターデザインはぎん太郎様、漫画は色意しのぶ様となります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:56:44
1116846文字
会話率:61%
何の変哲もない異世界チーレムです。御多分にもれずニートが勝手気ままな理由でおっ死んで、神様にもらったチートで俺TUEEEE! して。何の苦労もなく魔王を倒して英雄になります。但し最後の方にほんのチョットだけ毒があるかもしれません。
※完結
しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-25 16:13:54
20029文字
会話率:36%
魔導研究を生きがいとする魔女ルシア・ガルブレイだったが、ある日突然、魔女至上主義を掲げる魔女によって、魔女の王『魔王』だと勝手に世界に宣言されてしまう。
身の危険を感じたルシアは即座に逃げる準備を始めたことにより、魔女に対抗する国によって異
世界から召喚されたという勇者と対峙した際、魔力の大半を失うことで勇者に魔王討伐完了を勘違いさせ、逃げることに成功した。
奪われた魔力は勇者が魔力を解放する、あるいは死亡することによって取り戻すことができるので、ルシアは身を潜めてその時を待つことにした。
しかし何年、何十年待っても魔力は戻らない上に、勇者は行方不明となってしまった。
仕方がないので、自分が魔女、そして元魔王だと悟られぬよう各地を回り魔力を取り戻す方法を探すことにする。
それから500年。
未だに奪われた魔力は戻らない。
そのためルシアの目的は変わらず、魔導研究を行いつつ、魔力を取り戻すための旅を続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:50:53
44162文字
会話率:15%
霧崎鋼樹は幼少のころより姉、詩音になぜか逆らうことができず、常々早く家を出て行ってほしい、もしくは自分が高校卒業を機に家を出たいと思っていた。
そんなある日の夜、詩音が鋼樹のスマホをいつものように勝手に操作し、異世界漫画は好きですか? とい
う質問を投げかける。
質問の意図が分からず、好きだ、と答えると、コンビニでお茶を買ってきてほしいと200円を渡される。
いつもに増して謎の行動だが、詩音には逆らうことはできず、渋々ながら着替えてでかけようとすると詩音から『気を付けて』と言われ、部屋の外に出ると、そこは見たことのない倉庫内で、目の前には詩音と雰囲気がよく似た女性が自身を女神アイリと名乗り、鋼樹を必要としていると告げる。
鋼樹は夢あるいは詩音のドッキリとだと思いつつ、自称女神についていき、漫画で見たことのあるような水晶に手を触れると『これでスキルを授かるのか』と期待するも、渡された身分証には『ー300000000』の数字が目に入る。
鋼樹「これって借金では?」
女神「せいかーい。がんばって一緒に返しましょうね」
どうやらこの現代日本に酷似しているが地球の日本とは違う、魔力を動力とした技術『魔術』と魔法が存在する世界でも姉属性には酷い目に合わされるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 21:33:07
114105文字
会話率:28%
私はRP(ロールプレイ)が好きだ。
ある時は二丁拳銃を構えた戦闘メイド、またある時はツインドリルのロリータ娘。そしてまたある時は豪快苛烈なアマゾネスまで、今まで様々なキャラクターを演じてきた。
しかし最近はある事件がきっかけで、めっきりRP
の世界から離れていた。
別のゲームをやるもどこか満たされない。そんなしょぼくれた私に双子の兄と姉がくれたのは、とあるVRMMORPGの第2陣当選チケットだった。
再びRPを楽しむべく練りに練ったアバターで、どこまでもリアルなファンタジーの世界を勝手気儘に旅をする。
双子の兄妹に新たなフレンド、そして個性豊かな住人たちと織り成すほのぼの系VRMMORPGの世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:00:00
231732文字
会話率:30%
かつて、黄金の魔王と呼ばれる者がいた。
あらゆる戦にて常勝不敗。
ただ独りにて戦争さえも終結させる様な理不尽なる存在に、世界さえも屈した。
そんな彼が姿を見せなくなってから既におおよそ二百年。
それは、彼が現れる必要がない程世
界が平和になったという証であった。
戦いが彼を呼び、そして平和が人々の世界より彼を消したのだった――。
そう……彼は『戦いの天才』であると同時に『平時のポンコツ』でもあった。
戦い以外の事は、本当に無能であった。
あまりにも無能と言う事で彼は二百年(文字通り)玉座を汚す仕事にしか付く事はなく、そしてそれ故に彼は世界より忘れ去られ、とうとう彼はその玉座に居る事さえも出来なくなって……。
更に更に、彼にはもう一つ……もふもふたる秘密が存在して……。
もふもふ獣のぬいぐるみ系魔王が特に深い理由もないふわっとした理由で冒険者学園に入り、そこで二百年前の最後の戦いの相手である勇者の面影を持つ少女と出会い、勝手に運命を感じる。
これは、まあ魔王だった何かがそんな感じになれば良いなぁとかいうふわっとした願望のまま好きに生きる物語であった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:26:48
806310文字
会話率:30%
世界最強の魔導師……人はそれを天の魔女と呼ぶ。
畑とお酒が趣味の魔導師、ゼオラはなじみの酒場で頭を抱えていた。
天の魔女……魔法を扱う者達。魔法使い、魔術師、魔導師、その全ての頂点に立つ存在が自分の事だったとは……そんな子供が言う
ような事を言った記憶は長い人生の中で一度だけ……本当に一度だけだった。
行った事もない国の王女が自分の事を知っている。昔からある国には勝手に描かれた肖像画が飾ってある。たまに街に遊びに行けばとうとう動き出したか……とか訳の分からない事を言われる。
そんな連中を殴って黙らせるのは簡単な事だったが……それをした所で人々の記憶から消える訳でもないのでゼオラは悩む。
そんな悩める世界最強の魔導師。天の魔女ゼオラを中心に世界は動き始める。人が住む世界。竜が住む天井界。世界の混沌が集まる冥道界……その全てを巻き込んで。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:18:34
54816文字
会話率:62%
※カクヨム様でも掲載中です。
時は大正。明治の文明開化からさらに西洋文化が根付き、人々が新たな時代を謳歌している頃。
時代が移り変わり科学技術が進歩しても、人ならざるもの――妖(あやかし)の存在が消えることは無かった。
絵を描くことが大
好きな少女、上村松実(うえむら まつみ)は妖が見える特異な体質だった。それゆえ女学校の同級生や継母、それから異母妹から嘲笑や侮蔑の言葉を浴びせられていたが、華族特有の傲慢と身勝手さに呆れ果てる毎日を過ごす。
それに、彼女のそばにはいつも幼馴染の薊黎(あざみ れい)がいた。
彼もまた妖が見え、絵を描くことが好きな青年だった。ゆえに松実は彼に秘かな想いを寄せる。
だが黎はそんな彼女の想いを裏切り、姿を消してしまう。
失意に暮れ、死の淵に立たされた松実を救ったのは、松実の婚約者にして公爵子息、そして妖伐局一番隊隊長の肩書を持つ藤浪縁(ふじなみ えん)。どうやら彼は既に松実を知っているようで……?
妖を滅する女流絵師と妖伐局一番隊隊長の婚約バディが織りなす、和風怪異譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:15:44
42465文字
会話率:52%
王子が好きなら勝手にすればいい。
側近の彼もお気に入りならそれでいい。
だけど、そこに私を巻き込まないで。
どうして、私と彼を婚約させたがるの?
私、彼と婚約したくないと言っているよね?
彼女の目的が分からない。
お願いだから、私の事は放っ
ておいて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 18:40:00
23767文字
会話率:53%
僕には夢がある。
それは崇高な使命であり、どれだけ苦汁を舐めようが、どれだけの恥辱を味わおうが達成すべき目標である。
妹と一線を超える――
それが僕の唯一無二の夢なのだ。
ただ、一つ問題があった。僕には妹がいなかった。
そ
のため、やむを得ず僕の妹に相応しそうな女の子を勝手に妹にして、問題を解決しようとしたのだけれど、中々上手くいかずに悶々とした日々を送っていた。
そして夢半ばに、不幸な事故に見舞われて命を落としてしまった。
しかし、次に目が覚めると、なんと異世界へと転生していた。
今度こそは前世では叶えられなかった夢を叶えるため、僕は動き出したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 18:23:14
282966文字
会話率:30%
日本人として三十三歳まで生きた私が、気が付いた時には子猫になっていた。
訳も分からないままに、何かに追われるように逃げ込んだ先は王宮で、そこで私は猫の生活を謳歌する。猫に人間の記憶がある段階でおかしいが、体のほうもちょっとおかしかったことに
は、少し経ってから気が付いた。
転生ものを書いてみたくて書きました。設定はゆるゆるです。
※ 以下の内容を含みます。苦手な方はご注意ください。
• 一部にやや胸糞な描写があります。
• 動物が酷い目にあったことを匂わせる描写があります。
• 本筋とは無関係に、道外の人間が勝手に想像したステレオタイプな北海道の描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 18:20:00
106762文字
会話率:25%