少年は机に向かい、いつものようにペンを取る。
練り上げた言の葉を便箋に綴って……。
最終更新:2019-05-07 18:00:00
3189文字
会話率:35%
ユリちゃんは、便箋に日記を書いていた。
でも彰さんは、便箋に書いているから手紙だと言う。
「あれはね、燃やすためにずっと書き続けた手紙だったんです」
※他サイトへも掲載中です。
最終更新:2019-04-28 20:48:33
4774文字
会話率:38%
春四月の暖かな午後。私は過疎駅のプラットホームのベンチで、別れた恋人に手紙を書いていた。
その時、一陣の突風が吹き、便箋が宙に舞い散った。
私は慌てて拾い集めるが、肝心の手紙を書いた便箋が見つからない。
途方に暮れる私の前に、恋人と似たよう
な風采の男の人が現れて……。
本作は、遥彼方さま主宰「ほころび、解ける春」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 18:41:41
2445文字
会話率:29%
元カレに酷い扱いをされてきたOLの美奈の元に、謎の封筒が届けられる。『貴方の事をずっと好きです』と書かれた便箋とその同封物に、彼女は驚愕する。
最終更新:2019-02-18 01:00:00
7853文字
会話率:34%
『月と太陽が同時に空にある時、月に向けてただひたすら歩く。聞こえるものが自分の足音と鼓動の音だけになったとき、振り返るとあるのが私のお店。赤い屋根に白い壁、銀色の鈴がついた扉が目印の小さな小さな雑貨店。願いを叶えたいあなた、運命を変えたいあ
なた。ぜひ私のお店へようこそ』
こんな便箋が届いたら、それは運命の変わる分岐点。どんな願いも叶えてくれる不思議屋の店主とその仲間の不思議に不気味な日常のお話です。あなたも招待されてみたいですか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 21:15:45
23592文字
会話率:60%
自分ではどうしようもできない気持ちを、デトックスするように。
✳︎✳︎✳︎
「知ってたの?」
「うん、知ってた」
「いつから?」
「1年の時から」
「うわあ、バレてたんかあ。禁断の恋だから、秘密にしてたのにな」
✳︎✳︎✳︎
親友のマリリ
ンが好きになったのは、歳上の英語の先生だった。ラブレターの代筆を請け負っている楓(かえで)は、マリリンの気持ちを便箋に綴る。
『 好きだから、先生の幸せを願ってる。ずっとずっと、これからもずっと願っています』
✳︎✳︎✳︎
読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 12:11:17
8761文字
会話率:45%
ある日、おじいさんが目を覚ますと、そこはベッドの上でした。
そのベッドのそばで、おばあさんのマーサは一通の便箋を手に持っています。
その便箋は、結婚して十年目の時におじいさんがマーサに送ったものでした。
そして、そのお返しにマーサがおじいさ
んにくれた便箋。
そこには、ひとつの約束がありました。
おばあさんは、約束を守るために、おじいさんの隣に立って……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 08:00:00
5808文字
会話率:39%
便箋が届いた話です。
最終更新:2018-04-22 19:32:59
339文字
会話率:0%
貧民として暮らしていた僕は、身分の高い少女によって、高貴な方の付き人となる。僕にとって少女は自分を救ってくれた大切な人だ。しかし彼女はいつも、僕の仕えるご子息様を見つめていた。
最終更新:2017-10-15 20:37:32
4631文字
会話率:26%
その日部屋で見つけたのは、
たった1枚の、小さな便箋でした。
キーワード:
最終更新:2017-07-25 10:00:00
967文字
会話率:6%
魔術学院で研究員として働いている、辰春の元にかつての悪友から一通の便箋が届く……。
最終更新:2017-06-08 01:30:41
804文字
会話率:18%
『手紙と共に幸運を。』
それはとある地方に伝わる、手紙の結語。手紙を送られた人に、手紙が幸運を運んでいきますようにという願いを込めて書かれる言葉。
これは、とある男女の手紙のやりとり。
※完結まで予約投稿済み
※基本便箋一枚を目
安に一話五百文字程度
※一日一往復=二話(二回)更新
※似非近世欧州風異世界ですが、魔法も剣も冒険も出てきません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 00:00:00
8968文字
会話率:0%
引越し作業中に見つけた古い便箋。それは母の初恋の話だった。
最終更新:2017-04-03 14:06:21
1904文字
会話率:33%
チョコレートに添える手紙は感謝の言葉と別離を思わせるもの。でも、本当の気持ちは・・・。
この作品は日下部良介様のバレンタイン企画に参加作品です。
最終更新:2017-02-08 15:00:00
200文字
会話率:0%
下駄箱に入っていた可愛らしい便箋。人生初のラブレターかと胸を躍らせる俺だったが、中身は怪文書もとい暗号文。
どうやら、ミステリー研究会所属の後輩女子――続木遥からの挑戦状のようだ。
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2016-12-21 19:25:11
2121文字
会話率:31%
君に思いを伝えたくて手紙を書こうと思ったんだけど、あいにく、便箋とかを持っていないことに気がついたんだ。だからメールにするね。いまいち雰囲気は出ないけど、ごめん。
最終更新:2016-11-25 03:06:39
5703文字
会話率:10%
バイト先で表計算ソフトを教えてくれたキミは4つ年下だった。音楽の話題で親しくなり、選曲CDをプレゼントしたことでより親しくなった。でもキミは同僚の恋人だった。そして差出人不明の長い手紙が届いた。
最終更新:2016-10-29 06:25:29
715文字
会話率:0%
N4588DO「Philadelphia rain-Nov.21th, 2003」をもとに、今の自分なりに書き直してみました。その存在すらすっかり忘れていた詩でしたが、しばらく前に偶然見つけて読みなおしてみると、もはやほぼ他人の作と思えるほ
ど客観的に読むことが出来ました。といってもこの詩を書きつけたモーテルの便箋を眺めていると、あの時に座っていたゴワついた布張りのソファの感触まで思い出すことが出来、懐かしさ半分、お遊びが3割、そこに感傷と自己嫌悪が少しずつ混じって、この書き直しを思いついた次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 17:38:59
249文字
会話率:0%
酒井夫婦の夫、健一が夕刊を確認しに郵便受けへ行ったところ、
注文した覚えの無い小型の荷物が他の郵便物に隠れて入っていた。
玄関のチャイムを鳴らした記録はなく、送り主も不明。
土曜日の日が落ちる。
妻の千夏のものだと思い込み、千夏が夕食の買い
物から帰宅した時に問うことにした。
千夏が帰宅してから問いただしたところ、口をへの字にして言う。何も知らないわ……と。
不快な奇妙さを覚えながらも破り開けてみると、薄い紙が三枚入っているのが確認できる。
「あなたへの前表」と書かれた便箋が一枚、離婚届は二枚、雑に同梱されていた――。
※太文字の機能が無いので、その一部分は()で囲ってあります。地の文の中の()は別の扱いとして見てください。
※スマホ版の場合は文字の大きさを110%、PC版の場合は105%にすることをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 22:33:30
4450文字
会話率:2%
茂木花から届いた手紙には、一枚の便箋だけが入っていた。そこに記された「溶接」と名付けられた詩を読んだ時、湧き上がる黒いモヤモヤ……彼女は荷物を手に取ると、引っ越してきたばかりの彼氏の家から飛び出していた。
最終更新:2016-06-09 21:36:49
7973文字
会話率:33%