堂嶋 秦鵺(どうじま しんや)はイケメンである。 それは自らと周囲が認める事実。
だが、そんな彼は今の今まで女性と付き合ったこともないシャイな青年だった。
そんなある日、学校帰りの通学路。秦鵺は何者かに背中を押され、殺される
。
学校を卒業していない。家族。携帯アプリのイベント。その他もろもろが秦鵺の脳内を埋め尽くす。
・・のだが、その中でも一に心残りがある事柄が秦鵺には確かにあった。
それは
イケメンな自分が童貞のまま死んでしまうこと。
だが、そんな想いは虚しく彼は死んでしまう。
死後、目を覚ました天界に近い場所。そこで彼を待っていたのは可愛らしい天使でもなければ、美人な女神でもない。ムキムキマッチョの角刈りなおっさん。
そんなおっさんの話しによれば死んで心残りがある者は天界。天国・地獄には行けないとのこと。天界に行きたければその心残りを無くし、ケアする必要があるとのこと。
秦鵺の心残りは当然、死ぬ間際に思った事。
だが、相手は男。秦鵺の心残りを無くすのは絶望的といえた。
更に聞くところによると死んだ後に天界へ行けないと悪魔に消されるか 悪霊に成り代わると言う。
話していく内に何故か?おっさんに気に入られる秦鵺。そこでおっさんはある提案を秦鵺へと持ち出す。
それは
異世界に転生して、童貞を卒業すること。
その提案に二つ返事で頷く秦鵺。
だが、その出発の間近、おっさんはある事を秦鵺へと伝えた。
秦鵺が死んだのは事故ではなく殺人。それでそれをした者が天使であること。そしてその天使は過去、秦鵺がフッた女性の中の一人で未だ恨みを持っていること。更に言えばその天使は秦鵺が転生するであろう世界に逃亡しているとのこと。
出発直前に言われたことなので転生の取り止めもできず、秦鵺はそのまま異世界へとトバされる羽目に。
かくしてこうして童貞イケメン堂嶋秦鵺の命を狙われながらにして童貞卒業を成す異世界ライフは始まりを向かえた。
注) 当作品は過激な性描写は描かないつもりです(今 段階では)。 R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 15:00:00
37805文字
会話率:49%
第三次世界大戦後、日本には、活気があった。何故か?それは、八百万の神・九十九神が具現化していたからだ。
最終更新:2017-04-06 18:04:20
6679文字
会話率:58%
大学へは行かずフリーターとなった私。
それは何故か?
大学に行くのはめんどくさいし、かといって就職するのも勤務時間が長くて嫌。
じゃあフリーターでいいんじゃないか。
フリーターなら休みも多いし、ゆっくりだらだらできる。
そう、思っ
ていた頃もありました。
しかし、数年たった今、友人と呼べる人間も少しずついなくなりついに零に……。
休日は楽しみにするものではなくなり、毎回孤独に過ごす。
さぁどうしよう。
誰か私を養ってくれて甘やかしてくれるような方が現れないかなぁ。
感想や評価などいただけると嬉しいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 23:29:30
14988文字
会話率:19%
夏の甲子園を前に代表校が突如出場辞退。
降って沸いた補欠合格に喜ぶ学校の中で
独り浮かぬ表情を浮かべるのが監督の松方。
何故か?
主力となるべき3年生部員は既に引退し、
今は夏休みのため何処で何をしているのかを把握することが出来ていない。
どうする松方?
開幕まであと2日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 07:44:55
3246文字
会話率:37%
これは、随分と珍しいお客様がお見えになられたようですね。
ここは、アンデッドである魔王様と死ぬことで転生を繰り返す魔女様が暮らしているお城です。
二人は長き時を共に過ごした仲良し夫婦なのです。いつもいちゃいちゃしています。
たまにで
すが、魔王様は皆の前で奥方様のおしりを触ろうとして殴られたりしています。
でも、二人っきりの時はベタベタしているのは皆知っていることなのに、何故か隠そうとするのです。
不思議です。
そんな魔王様ではありますが、そのお仕事は実に多岐に渡たります。
流通量が不安定になりがちな、作物や薬草を魔物共に作らせては各地に安価で卸したり、各地のダンジョンを整備・点検・補修を徹底して冒険者たちの安全を確保したり、勿論、この時アイテムの補充をするのも魔王様の大切なお仕事の一つです。
そして、魔王様の奥方である魔女様のお仕事も実に多いのです。
悲しくも戦災孤児や奴隷狩りにあい、行き場をなくしてしまった子どもたちを集めては、魔術や錬金術などを教え将来手に職を持てるよう教育したり、治療の困難な病を治すための治療法を研究したりしています。
えっ? 世界を征服しないのか? ですか?
残念ながら、魔王様はそんなことは考えません。
何故か? ですか?
それは、面倒だからです。
今だって魔物共の管理をしなければいけないのに、世界を征服したら人まで管理しなくてはならなくなります。
それを魔王様は大変、嫌がっておられるのです。
なので魔王様夫婦は、有り余る時間を使って今日ものびりと忙しい日々を送っております。
ですが……
たまにではあるのですが、魔王様を尋ねてやっくるお客様がおります。
その方々は、何故か皆殺気だっており少々怖い印象を受けます。
しかし、そこはお客様。魔王様の顔にドロを塗るような振る舞いは出来ません。
失礼がないよう、丁重におもてなしをさせて頂いております。
それが、私の仕事ですので。
おや? 新たなお客様がお見えになられたようですね……
魔王様に報告に行きましょう。
あっ、私とした事がまだ自己紹介もしておりませんでしたね。
私は魔王様方に仕えるメイド、悠久人形のドロシーと申します。以後お見知り置きを。
お客様。どうぞ、ごゆるりとご滞在ください。
我らが一同、異世界からの来訪者様を心より歓迎いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 00:00:00
97704文字
会話率:32%
記憶というものは、とても曖昧だ。
どうでもいいことを憶えているのに大切なことは忘れてしまうこともある。
同じ三年前の出来事でも印象に残っているものは覚えているが、印象に残っていないものは忘れてしまう。
自分に都合の良いように改ざんされたり、
自分に都合の悪いことはすぐに忘れてしまう。
小学校の時の友達は覚えているのに高校の友達は覚えていない。
同じ部活に所属していたのに、名前も顔も忘れてしまう。
時には忘れてしまっていた記憶を、何か小見での品を見ることで思い出すこともあるだろう。
何を憶えているか?どのようなことを憶えているか?何を忘れてしまったのか?
記憶力というものは個人差があり、私が覚えている出来事をあなたが忘れている。しかし、あなたが覚えていることを私が忘れている。
このようなことは日常茶飯事だ。
勘違いからくる記憶の食い違いというものもあるだろう。しかしそれらは、過程は違えども当然同じ結論に帰結する。
それは何故か?
理由は明白で、皆が同じ一つの世界に生きているからだ。
同じ一つの世界の中で、各々の視点で色々な出来事を記憶する。
これが当たり前の世界だ。
しかし、記憶が複数あったらどうなるだろう?
もう一つの記憶はただの夢なのか?自分が実際に体験したことを基に他の記憶と混ざり合い改ざんしてしまったのか?
他人の体験談を聞き、あたかも自分が体験したかのような記憶を作り上げてしまったのか?
それとも本当に自分が何度も同じ時間を、別のルートで辿ってきた結果として複数の記憶を持ってしまったのか?
この物語は、とある少年少女の記憶の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-18 02:38:27
5756文字
会話率:17%
男は詐欺あえ大金をだまし取られたけれど、警察に届け出なかった。
それは何故か?
男は妻に裏切られ、自分が大馬鹿だったことを痛感する。
ヤフーブログに再投稿予定です。
最終更新:2015-07-24 13:00:00
1101文字
会話率:20%
純粋な問いは複雑な過去を語る。
最終更新:2015-05-04 13:00:00
1239文字
会話率:53%
本話は、死後の世界? をイメージし投稿しました。
ある人間が死を迎え、黄泉(よみ)の国で来世のよみがえりを希望した。
だがそれは……、
何故か? セミでした。
実は、本稿は、私の考えている次作の前振りでもあります。
最終更新:2015-01-21 12:49:00
10898文字
会話率:11%
舞台は少し変わった学校の物語・・・
主人公の通う学校には何故かテロ組織がある!
メンバーはこの学校で退学になった生徒達!
戦う相手はこの学校の教師達!
生徒と教師はお互い武器を手にとり、命のやり取りを行う!
何故生徒と教師が戦わな
くてはいけなくなったのか・・・
少し変わった学校を舞台に繰り広げられる本格バトルストーリー!
そして、主人公はこの学校を卒業する事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 13:04:11
15247文字
会話率:50%
冒険者ギルドはどのように生まれたか?
最初の冒険者は誰か?
ギルドのシステムは何故その時代では実現不可能なハイテク技術が使われているか?
迷宮でのドロップアイテムに人工物が含まれているのは何故か?
ギルドが国に匹敵する力を持っているのは何故
か?
そのようなギルドの根源の疑問が今明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-03 23:40:25
94780文字
会話率:63%
とある恋愛シミュレーションゲームに御手洗零夜という眉目秀麗、文武両道、常時モテ期という設定の男キャラがいた。
しかしながら彼、実は身長173cm、体重100kgとかいうどこぞの相撲取り体型だった。
だがそれでも彼はモテる、モテる、モテ
まくる。
それは何故か? モテるイケメンキャラという設定だからだ。
とある恋愛シミュレーションゲームの主人公である山下雄介は彼を見て、いつも思う。
世の中って理不尽だ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 22:34:59
5491文字
会話率:45%
勇者が正義で魔王が悪───そんな誰かに刷り込まれたような設定と風潮。
勝てば官軍───勝者が決める正義の世界。
勇者は本当に正義なのだろうか?
僕はそんな疑念が頭をよぎる…それは何故か?
それは傍若無人で、正義とは程遠い勇者と出会ってしま
ったからだ。
夢も希望も持ち合わせてなく、あるのは野望のみ。極悪非道を愛し、人を人とも思わない卑劣な人格。
そんな勇者と行動を共にすることになった僕は、どうなってしまうのか…?
情けない偽りの英雄譚がここに刻まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-17 13:48:05
63810文字
会話率:60%
この物語の主な語り手であり主役でもある僕こと如月彰人《きさらぎあきと》は平凡な人間であったことを予め断っておきたい。
さて、初っぱなからファンタジーラブコメ主人公にあるまじき発言をしたのは何故か?それはいたって簡単な理由である。
異次元
の門(これはあとで説明する場面がくるのだが)を潜った僕は、突然アルネイル王国へと飛ばされた。ただ、それはどうして好奇心の赴くままに行動したのだ・・・などといった考えが軽く吹っ飛んでしまうほどの衝撃であったことは記憶している。
何に驚いたのかは後々・・・というより、このあとすぐに分かることだろうから省略させてもらう。
異次元というだけあって、ドラゴンはいるわ魔法はあるわ・・・いや、その程度ならまだよかった。この世界では"剣"が何より強いものとされているのだ。
上級身分のお偉いさん方は自身のユニークソード(レプリカを除く本物が一振りしかない剣)を自慢しあい、学校の試験では剣技を競い会う世界。そんな所に来てみろ。すぐに強烈なホームシックに襲われることは間違いないだろう?
・・・おっと、少し語り過ぎたようだ。
最強ではないが、無敵と言われる僕と仲間の日々を楽しんでいってほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-09 23:28:18
13400文字
会話率:40%
味よし、雰囲気よし、立地条件よし。それなのに食事処「ノワール」は今日も閑古鳥が鳴いていた。それは何故か?答えは店長を見れば一目瞭然、この店長、なんと見た目が凄まじく怖かったのだ。そんな彼の店に来るのは一癖も二癖もある者ばかりで・・・
最終更新:2012-08-31 12:00:00
975文字
会話率:16%
ドイツの片田舎にある湖。
昼までも薄暗い湖だが、白銀の月が昇る時は美しい。
その湖は「ルサルカ」と呼ばれている。
何故か?
それは・・・・地元民しか知らない。
悲しくも美しい悲恋を・・・・・・・・・
最終更新:2012-05-18 22:02:42
3009文字
会話率:21%
人間は組織で、大勢で動きたがる。それは何故か? 独りが怖いから、独りが弱いからだ。
最終更新:2011-04-06 15:07:36
1714文字
会話率:34%
どこにでも居るような普通の高校生、直江春馬の日常は一瞬にして崩れ去った。何故か? →『我が家が不法占領されたから』
突然の出来事に混乱するも、なんだかんだで植民地生活をスタートさせてしまう不幸少年と、それをとりまく普通じゃない人々の物語。
色々と話が右往左往すると思いますが、基本的に無駄話主体のコメディーな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-13 23:53:58
106604文字
会話率:39%