ある日異世界で目覚めたカレンは、聖女の才能がないと言われ外に追い出されそうになる。騎士のブラッドに騎士団で働かせると言われ、カレンは騎士団で使用人の仕事を得る。一見怖そうだが親切なブラッドにカレンは淡い恋心を抱く。だがブラッドは聖女セリーナ
の護衛騎士で、セリーナに恋しているとの噂。
別の騎士エリックは第三王子で、自由奔放で恋多き男。カレンに何かとちょっかいを出してくるが、彼の本心は見えない。
カレンはある事件をきっかけに聖女として目覚める。使用人から聖女になり、立場の違いに戸惑いながらも聖女として役目を果たそうと頑張る。ブラッドとの距離も徐々に縮まり、期待するカレン。
一方で聖女セリーナは、次第にブラッドに執着し始める。そしてエリックも聖女になったカレンに態度を変える──
ファンタジー世界を舞台にした、騎士と聖女のキュンとして切なくて最後幸せな気持ちになる物語。ハッピーエンドです。ヨーロッパ風ではありますが実際の歴史とは異なります。魔物が出てきますが戦闘は殆どありません。
性的表現が少しありますのでご注意ください。残虐表現はありません。
最終話まで執筆済みです。アルファポリスにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:22:44
199256文字
会話率:51%
全てを輸入に頼る日本が、衰退を理由に物価安って変じゃない?
そんな疑問を出発点とした、いつもの別解(苦笑)
〇宣伝
『中世ヨーロッパそっくりな世界で銀髪ショタに転生!? 色々疑問は尽きないけど幸運に感謝しつつ人生やり直し! でも、や
っぱり昔は何かと不便だったりで……ちょっとだけ現代科学チートを使わざるを得ない!?』
https://ncode.syosetu.com/n8782ex/
完結しました! よろしかったら御一読願います!
※ 『カクヨム』と重複投稿です折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-10 21:12:19
4306文字
会話率:0%
『君が異能のある世界で力に目覚めたら』
そんなキャッチフレーズに惹かれた主人公が始めたVRMMOは、なんだか微妙に変で!?
※ この作品は『作者の芸風を広げる練習目的』や『パロディや二次創作となってしまうアウトラインの模索』、『異能力
MMOを遊べない八つ当たり』などを目的として執筆しています
※ 何度も推敲してたら面白いを見失ったので、完結前ですが問うことに
〇宣伝
『中世ヨーロッパそっくりな世界で銀髪ショタに転生!? 色々疑問は尽きないけど幸運に感謝しつつ人生やり直し! でも、やっぱり昔は何かと不便だったりで……ちょっとだけ現代科学チートを使わざるを得ない!?』
つい先日に完結しました! よろしかったら御一読願います!
※ 『カクヨム』と重複投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 12:33:08
23206文字
会話率:35%
まどろみから目を覚ましたら、なんと生まれ変わっていて!
それに中世前後のヨーロッパみたいな世界で……どうすれば!?
……まあ、いいか。
悩んでも仕方がない。とにかく生まれ変わっちゃったんだし。
それに――
何はともあれ二度目
の人生!
ささやかに現代科学チートでQOLを向上しつつ、平凡で目立たなくとも幸せになろう!
そう――
「今生こそは、せめて死んだら悔しい人生を!」
追記:『カクヨム』との重複投稿となりました。
・本作品はフィクションです
・登場する技術等は、全てが担保されたものではありません。作者が間違っている可能性もありますし、話の都合で盛った場合もあります
・危険かどうかに関わらず、作中人物の真似をしないで下さい
・大人の都合で『極端に曖昧な表現』を使う可能性がありますが、ご了承を願います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:12:20
858419文字
会話率:21%
最悪の結婚か、留学か?
才色兼備にして将来の女王である姉姫に迫られた選択。
結婚を蹴ったら、もはや国内には留まれない。
第五王女のエルトゥールは、逃げるように海の向こうの国へ留学することに。
「期間は一年間。その間に、自立できる
ように勉強を頑張るか、結婚相手でも見つけなさい!」
成果を上げられなかったら、国に連れ戻されて惨い縁談をまわされる。
どうにか学校生活を頑張ろうと思っていたのだけれど……
「協力者がいるから困ったことがあったら相談してもOK!」
その言葉を頼りに訪れた国の出先機関である商会では「学費はご自分で稼がせろと姉姫が」と言われて、カフェの仕事をあっせんされる。なお、安全の為に、仕事中は姫君の身分を隠し「男性」として働くように、と。
昼間は学生、夜は女性であることを隠しカフェ店員。
ハードな二重生活を送ることになったエルトゥールを見守るのは、カフェでは同僚、学校では同級生の第三王子・アーノルド。
世間知らずのエルトゥールを何かとフォローはしてくれるけれど、その笑みはいつも底知れなくて……!?
姫君の秘密の二重生活!
R15は保険です。
※他サイトにも投稿あり。
※感想欄は連載終了後に開く予定です。更新連絡等は活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 23:05:03
111836文字
会話率:31%
翼ある女神を信奉する宗教が息づく世界。
幼い頃の事情により、男性のみが過ごす神殿で育てられ、そのまま下っ端の神官となり奉仕活動に日々勤しむファナ。実は女性であることを隠しているが、先輩であるアルベルトにはその事実を知られている。
アルベルトはファナより十歳年長、弁舌さわやかで優秀な美貌の神官。普段は誰に対しても礼儀正しく厳格。
しかし、ファナの身に何かあると激情家の側面を見せる過保護先輩。
今日も、何かと巻き込まれ体質のファナが面倒事を持ち込んで……。
※タグ等確認の上、苦手な要素のある方はご注意ください。宗教や薬の効用はフィクションです。
※連作短編形式。十章以内で終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 19:10:10
51498文字
会話率:30%
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けてい
られないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母の食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本が落ちている。
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へと本を抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
日記らしきそれを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界でまわりに自分の姿がどう見えているのかを知らないまま、本が導くままにのんびりと旅に出る水兎のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 00:45:02
443783文字
会話率:40%
イマジナリーフレンドらしい「何か」としか関われない、佐峰幸人はぼっちの高校生だ。
多少勉強はできるがそれはそれとして、面白みのない平凡な高校生活を送っている。そのはずだった。
なのに、その日突然、三年前に失踪したはずの元同級生から殺されかけ
る。
何とか助かった、と思ったら、見知らぬ男に「お前は神の器」だと、訳の解らない事を言われて、もう慣れ親しんだ「日常」には戻れなくなった―――
日本神話の神々が、その力が、今この世界で何かと戦う。敵が見えない、先も見えない戦いの渦中に、幸人は放り込まれていく。
日本神話とかチョットチガウ日本だとか色々とか。異能バトルファンタジー。
※ネグレクト、虐待、残酷な描写が含まれます。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:40:08
30580文字
会話率:38%
──どいつもこいつも、俺をイライラさせやがって。
学校一の問題児として有名な不良少年・中居祥太(なかい しょうた)。ある日の昼休み、何故か自分に口うるさいクラス委員・藤村詩歩(ふじむら しほ)から逃れるため、いつものサボり場所へと移動
する。
「オレ、小此木ちゃんが好きだ。ぜってー幸せにする、付き合ってくれ」
「あの、えっと、あはは……私、好きな人いるから」
先客が二人居た。一人はクラスで可愛いと評判の美少女・小此木美咲(おこのぎ みさき)で、彼女はクラスのチャラい男子に告白され、困っている様子だった。しかし祥太にとってはどうでもよく、腹が減っていた彼は二人に割って入り、焼きそばパンを食べ始めた。そして抗議してきた男子を一喝し、意図せず美咲を助ける結果になった。
「中居くん、だっただよね? いつもここにいるの?」
「ああ、まあ……てかお前、好きなヤツいんの?」
「好きな人なんていないよ、告白されて困ってたから嘘ついたの」
「そうか……」
その日から、美咲は祥太を気に入って何かと絡んでくるようになった。すると詩歩をはじめ、周囲が不良と美少女の接近を気にし始め、ただ不良として荒んでいた祥太の高校生活が少しずつ変わっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 18:00:00
62729文字
会話率:43%
高校に入学してすぐ、主人公は自分のクラスにいる異質な少女と出会う。平気で人を傷つけるような失言を吐き、空気も読めず、入学式でも勝手にどこかへ行ってしまって学校の中へ探検に行くような。すぐに孤立し陰湿ないじめを受けるようになった。主人公も最初
彼女を敬遠していたが、出席番号や席の関係で何かと接触が多く、戸惑いつつも少し仲を深めるようになり、やがて彼女を守ろうとするようになる。しかし......
現実世界〔恋愛〕日間ランキング59位、おなじく週間ランキング96位記録!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:12:35
80167文字
会話率:63%
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-02 12:59:08
47266文字
会話率:6%
ある日、ルーナの育った孤児院にやってきた銀髪紫瞳の少年ライカ。仲良くなりたい!と一番に話しかけたルーナだったが、返ってきた言葉は「うぜえ近寄んなブス」……
以来、二人は何かと張り合って喧嘩ばかりしていた。
だが十二歳になった時、ライカに膨大
な魔力があるのが発覚し、彼は孤児院を出て魔法学院に行く事に。
それから三年。ルーナも孤児院を出て、パン屋で働きはじめた。ライカとはずっと会っていなかったが、ある出来事を切欠に再会する。
──
◆ツンギレ男子 × 気が強いひねくれ娘
◆全六話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:00:00
21315文字
会話率:43%
サリエラ王国の若き魔術師長、メイフィリス・レナードには天敵がいる。口が悪くて何かとダメ出ししてくる、騎士団のオルレーン・ギウスだ。けれどある時、彼女は酔った挙げ句にオルレーンに迷惑をかけてしまう。さらに判明したのは、彼がメイフィリスの初恋の
少年だったという事実で。
──ツンな魔術師が、初恋の元少年に絆されていくかんじの話。◇全八話◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 18:00:00
21231文字
会話率:38%
古式殺闘術『薙楽法忍道』を長年その身に叩き込まれてきた雪灘藍岳だが、その15年の人生は苦難の連続だった。
暗殺拳士としての技量は確かであるものの、彼は傍流家系出身の為に薙楽法忍道の継承権を与えられず、一族の中でもはみ出し者として扱われてきた
。
実際彼は幼少の頃より本家から何かと差別され、虐げられてきた。
その為、藍岳はやや対人恐怖症気味の根暗な性格のまま成長を遂げてしまい、高校入学を果たした今も、陰キャなぼっちとしてクラスの中で浮き続けている。
そんな藍岳も、これからの人生には密かな希望を抱いていた。彼はRyuというハンドルネームで活動するプロのイラストレーターでもあり、今や神絵師のひとりとして、ネット上で注目を集め始めている。
暗殺拳という裏の世界から、神絵師として表の世界へ――しかし彼の暗い性格が災いし、陽の指す人生への旅路には様々なハードルが待ち構えていた。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 08:35:40
57801文字
会話率:24%
白水高校《しらみずこうこう》2年生の神山勇人《かみやまはやと》は、放課後部活にも行けず、補習を繰り返し、退屈な毎日を過ごしていた。そんなある日、勇人は補習帰りの廊下で、1枚のノートを見つける。そのノートの表紙には『海辺ノート』と書かれてい
た。勇人は、何だこれ。だと思いながらも、ノートを拾い上げる。すると、突然激しい頭痛に襲われ、その場に座り込んでしまう。そんな様子を見ているかのように、違うクラスで何かと悪い噂が絶えない同級生の三好七海《みよしななみ》が現れる。そんな七海は、勇人を睨みながらノートを奪い取って去っていく。
次の日。勇人が学校に行くと、教室内では不思議な光景が広がっていた。が、起きたことが夢だったかのように消えてしまう。なぜかその場に教室の階層も違う七海の姿を見つける。勇人は、七海に話を聞くべくに会いに行くが、昼休みは教室にいなく七海とは会えず。半ば諦めていると、七海の方から会いに来てくれるのだった。そこで、「このノートは未来を変えることができる」と七海に言われるのだった。信じれない勇人は、七海と賭けをし、その勝敗で信じるか信じないか決めると言う。
ノートと七海に翻弄される勇人。ノートを手にした七海の目的とは。
ノートと人間が織りなす青春ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 18:00:00
100021文字
会話率:41%
魔女に育てられた少女ルーナは、森で孤独に暮らしていた。ある日、街の義賊ラーグが貴族の衛兵に追われ、傷を負って川に落ちる。ルーナは彼を看病しつつも、彼を疑って冷たく無視するが、ラーグの優しさに触れて心を開いていく。ラーグもまた、森で一人で暮ら
すルーナのことが気になり、何かと世話を焼くようになる。そして互いの優しさに触れて、二人は次第に惹かれあっていく。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 00:18:23
4054文字
会話率:39%
高校2年生として転校してきた天野快斗は、異世界からの意図しない帰還者だった。そんな快斗は何者かの襲撃にあう。
異能力のない現代だというのに、超人的な能力のその襲撃者から、救い出してくれたのはなんとクラスメイトの女子だった。
その力は何かと問
うた時、快斗は今のこの世界の仕組みを知ることになる。
「いい?この世界は今、人を殺した数だけ強くなるようになってるの。」
その後も狙われ続ける快斗。その理由を突き止めた時、快斗は衝撃的な事実を告げられる。
「天野君、君は一体何をしたんだい。7京人も殺すなんてさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:15:16
58900文字
会話率:50%
中学卒業して無気力だった緑峰翔太は部屋の中で事故を起こしたことにより、深見けんやの記憶を見てしまいこの世界は深見けんやが遊んでいた乙女ゲー世界だと言うことがわかる。
入学してからというものの…
桃瀬に追いかけられたり
赤咲に何かと絡まれ
たり
友人キャラの橙山は何か闇を抱えていたりなど
数え始めればキリがないほど、高校生活に振り回される緑峰翔太は卒業まで何事もなく過ごせるのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 22:05:55
35534文字
会話率:69%
箱――そう言われて想像するものは何だろうか。
この場所で箱が何かと問えば、皆一様に街の事だと答えるだろう。
いくつもの箱が折り重なって出来た街。
ゴミ箱のように有象無象が流れ着き、ブタ箱のように無法地帯が広がるそこが、彼らの居住区だった。
箱に暮らす彼らを導くものもまた箱である。
その箱の名は――電脳箱[K-hack]。
電脳箱[K-hack]は常に道を示してくれた。
分からない事があれば正解を答え、何を選ぶべきか、どんな仕事に就くべきか、誰と結婚するべきか、今日何を食べるべきかまで、どんな些細な事でも答えを教えてくれた。
運び屋を営む青年アニ。
彼もまた電脳箱[K-hack]によってその道を選んだ者だ。
そんな彼に配達の依頼が舞い込んで来る。
けして中を見てはいけない箱――その箱を運ぶアニに奇妙な出来事が起こり――――しかして、電脳箱[K-hack]は何も答えなかった。
代わりに――眼鏡の男がアニに手を差し伸べる。
「怪異って知ってる?」
依頼人オリアが求めるその箱は果たしてどんなものなのか。
運び屋アニと民族学者オリアが織り成す、箱に纏わるちょっぴりレトロでちょっぴりホラーなサイバー怪異譚が蓋を開ける――……?
---
不定期更新
バトルあり急接近ありのバディ成分強めの怪異譚
評価等々頂けましたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:00:00
414172文字
会話率:26%
ひと昔前の少女小説みたいな、旅と魔王と剣と魔法と天使と神話の王道ファンタジーが読みたくて自己生産。
内戦の復興事業の一環として行われる、武闘祭。
戦災孤児の龍一は、祭のメインイベント・トーナメントに優勝して、冒険者を目指すが、決勝の対戦相
手が決勝翌日、ご遺体で発見された。
彼は試合中、行方不明の龍一の師に言及してきた。そして「壮行式には出るな」とも。
魔法使いの龍一、年下の姉弟子セリア、空から降りてきた少女型の何かと、記憶を失って帰ってきた兄弟子の、醤油染み風靴下の穴型群像劇。選択と友情の王道ファンタジー(のつもり)。
例えばこたつでアイスを食ってたら世界の存亡がゴミ箱より身近にあることが発覚したとして。
世界を負わされた友人に、自分ならなんて言葉をかけるだろう。
魔物が出るから怪我人も死人も出るし、R15で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 01:57:56
308993文字
会話率:24%
僕が今生きている世界は、やっと色がついたよ
主人公、虹音優音(れいん ゆうと)は、ほかの人の気に触れないように配慮し、自分を殺して生きていた。
ヒロイン、夕虹彩芽(ゆうにじ あやめ)だった。彼女の虹色に輝く宝石のような目は、優音の世界
に色を落としていく。
彩芽とのやり取りで、徐々に色づいていく世界。優音は、白黒だった、自分を殺した世界を彩芽によって、自分の素の姿をさらけ出せる色のついた世界に代わっていく。僕自身とは何かと考える。僕はどこにいるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 08:25:23
8516文字
会話率:39%
魔王の娘メイラは、たったひとつのボードゲームを買ってもらえなかったことで家出を決意!
「最強の勇者になって魔王をスコポコにするんだぞ!」という勇者のボードゲームを父である魔王に断られ、怒り心頭の11歳の魔王娘・メイラ。勢いで家を飛び出した彼
女が辿り着いたのは、人間の世界にある田舎宿「クライヤード」だった。のんびり屋の宿主クライと、しっかり者の娘ハナのもとでアルバイトとして働くことになったメイラだが、ここでも事件や出会いがいっぱい!
魔王の部下でありメイラを溺愛する「夜叉鬼人キリコ」、称号を剥奪された元勇者のハンス、何かと悩みを抱える冒険者や行商人、騎士、吟遊詩人たち…。騒がしくも賑やかなクライヤードの日常の中で、メイラは家族や仲間との絆、そして新しい自分を見つけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 07:32:24
54326文字
会話率:35%
母子家庭で育った朱里は、12月、母親を失った。自暴自棄になりかけながら、何とか生きていた時、涼という男と出会う。涼は、見習いカメラマンで天真爛漫な男で、生気のない朱里に何かと絡んで来るようになった。一方で、亡き母の昔の男・相澤とその息子の潤
も、母の死をきっかけに朱里の前に現れる。
生きることに絶望し、死に時を考えている朱里。それを取り巻く、父親気取りのダメ男相澤、優しすぎて影のある潤、紳士的だが裏のありそうな志村(涼の師匠)…、様々な思いが交錯し、それぞれの着地点を探している。
朱里が選択する未来とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 10:30:59
25142文字
会話率:39%
東海道沼津宿で小料理屋を営む女店主かなめ(自意識過剰)のもとに現れた行商人は、わらじを買ってくれと頼み込む。かなめの履いているわらじを見れば話のわかる御仁に違いないと考えたらしいわらじ屋だが、かなめは相手にしない。死んだ父親の作ったわらじ
以外は足に馴染まないと断ったかなめはわらじ屋を追い返した後、沼津の筋者佐山一家に脅しをかけられる。様子がおかしくなって暴れ始めた佐山一家に困っていたところを居合わせた旅の娘に助けられ、かなめは娘を店に泊める。喉を壊して喋れない旅の娘はわらじ屋の旅の供で、待ち人のために二人してしばらく沼津にいるという。しかし沼津は佐山一家がおかしくなって喧嘩が絶えない。店をたためと詰め寄る佐山一家は、次々と妙なヤツらを連れてくる。わらじ屋曰く、後ろにまずいものがついたらしい。東海道の西の端より遥か西から来た妙な連中、「轟徒衆」が佐山一家を抱き込んで悪巧みを進め、清六は何かを知っているが多くを語らない。見てもわからぬ何かと戦い、上方から連れてきた娘権兵衛と一緒にかなめの店に居候するわらじ屋は、いつのまにか下働き。常連たちから下男と下女だと思われている。不服に思ったかなめは酒盛りの席にわらじ屋を連れていって町の奴らに説明したが、わらじ屋は思わぬ秘術を使う。わらじ屋にとって何も不思議なことはない当たり前の芸当は何が起きたかわからず、いつも通りわらじ屋は多くを語らない。帰り道に現れたのは、浪人。酒が入っていると不満げに立ち去った浪人「鼬」はわらじ屋のことを知っているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 15:00:00
20175文字
会話率:44%
村井某が斬ったという異形。それが何かと聞けば名をつける必要もないほど当たり前のもので。
キーワード:
最終更新:2024-08-24 12:37:50
1581文字
会話率:27%