久乃は幼いころから祖母に厳しく育てられていた。勉強はもちろんの事、バイオリンや英会話など息つく暇なく人生を過ごしていた。そんな久乃のたった一つの楽しみは、薬草を配合し祖母に黙って祖母の体で実験する事だった。健康になる祖母を見ると嬉しくなりそ
れを励みに生きて来た。久乃が18歳になった時、異世界の扉が開かれた。現世の記憶はそのままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 14:36:59
43319文字
会話率:12%
『青いトンネルの向こうには~天に届く音色~』のヒロイン早坂蒔絵の視点から見た小説となります。あらすじは同じものとなりますが、蒔絵の感情がより濃く描かれています。補完的要素が強い作品となっております。
【あらすじ】
フェリーに乗って荻島に
やってきた少女・早坂蒔絵(18)は毎年、島に来ては岩の上に立ち続ける。
そんな蒔絵に危険だからと、荻島ダイビングセンターで手伝いをする松田佑斗がライフジャケットを届ける。だが、その直後に2人は岩から海に転落してしまう。そんな出会いをきっかけに蒔絵は荻島ダイビングセンターのオーナー、琴子、佑斗と関わることとなる。彼女は荻島ダイビングセンターの毎日、荻島の海から自分の進むべき道を見つけて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 05:00:00
22943文字
会話率:37%
佑斗はフェリーに乗っては、叔父が経営する荻島ダイビングセンターの手伝いをする大学生。
ある日、エンドロープの整備を手伝い、水面に顔を出すと、岩の上に立つ女の子を見かける。
謎の行動をする18歳の早坂蒔絵に荻島ダイビングセンターは巻き込まれ
ていく。
潮流激しい『身丈岩』における命の危機、そして『青いトンネル』の謎。
全てが明らかになる時、天まで届く音色が荻島を包む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 06:00:00
23260文字
会話率:48%
一つの土地に、二人のお客。マルベリー2番の土地を欲しいと言ったのは、農園を開きたいアヴィと人付き合いが苦手なパウゼの二人だった。引かない二人に、不動産屋のゲマンは、折半して共同で購入することを持ちかける。
結局半々で購入した二人は、お互い
、距離を測りつつ、折り合いをつけつつ、共同生活を開始する。
その一方で、パウゼは、従兄弟のミュゼとの間に、解きがたいわだかまりがあった。それは、子供の頃巻き込まれた事故に、代々引き継がれて来たバイオリン奏者の家を巡る問題が絡まり、容易には、解けない状態になってしまっていた。
アヴィは、アヴィで、農場に否定的な父親との間に確執があった。失われた時を懐かしみ回復しようとするアヴィと、それを否定する父親と。
一人では抱えきれない問題を抱えた者たちが、互いに手を差し伸べる時、先へと進む道が現れる---
(注:この話は、架空の惑星テラニアを舞台とするものであり、現実の特定の個人や組織、国等とは、無関係です)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-11-22 11:53:05
43456文字
会話率:48%
★★★400万PV突破★★★
■ラブコメ✕恋愛✕音楽=禁断の恋■を、あなたに!
【音楽を愛する恋愛音痴系悪役令嬢・彼女に翻弄される攻略者との◆禁断の恋物語◆】《注意事項→セクシャルな表現があります。禁断系恋愛要素が幼馴染編から始まりますの
で、キーワードをご確認いただき、苦手な方はご遠慮くださいm(_ _)m》
■なろう異世界恋愛現実8位■ノベプラ総合8位&恋愛ラブコメ部門1位■アルファポリスHot6位■カクヨムコン5読者選考通過
新進気鋭のバイオリニスト椎葉伊佐子(22歳)は凱旋コンサートで志し半ばにして倒れ、乙女ゲーム『この音色を君に捧ぐ』の悪役令嬢・月ヶ瀬真珠(五歳)としてコンクール舞台に立ち渾身の演奏を繰り広げる。
真珠はこのままでは『主人公』を陥れた罪で放逐の未来が待っている。
『主人公』にも攻略対象にも関わらなければよいのでは? と思っても、なぜか攻略者は真珠の身内や幼馴染ばかり。関係を築かない、という最強の選択肢がとれないままに、彼等と関わることになるのだが?
恋愛未経験の彼女に翻弄される男性陣と、訳あって彼等からの好意に気づくことができない彼女との恋物語。
★1・星川リゾート編・禁断系恋愛が閑話より含まれます。
★2・ファンディスク編・前二章のなんちゃって注意ではなくR15のセクシュアル表現です。
★1・2にご留意ください。
■曲想のある演奏シーン■
*『森の静けさ』18&19
*『リベルタンゴ』61&104
*スケール・音階96
*『テンペスト』114
*『ふたつのバイオリンの為の協奏曲』126&127
*『Je Te Veux』135&136
*『月の光』145
*『ヴォカリーズ- Vocalise -』147
*『ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8』149
*『きらきら星変奏曲』175
*『チェロ協奏曲 ニ短調・第一楽章』180&181
*『亡き王女の為のパヴァーヌ』184&185
*『熊蜂の飛行』188
*『愛の歌 Op.71-5』238
*『ユーモレスク』255
*『Concerto for Two Cellos in G minor』291
*『チェロソナタ・ニ短調op40第二楽章』301
*『夢のあとに』&夜想曲『シレーヌ』は曲想が少な目のため曲名のみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:00:00
1199631文字
会話率:17%
「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する!」
登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。
レニー・フローレスは『カナリア姫』との二つ名を持つ音楽家で有名なフローレス侯爵家の長女で、
彼女自身も歌にバイオリン、ヴィオラ、ピアノにハープとさまざまな楽器を使いこなす歌姫だ。少々ふくよかではあるが、カナリア色の巻毛にけぶるような長いまつ毛、瑞々しい唇が独身男性を虜にした。鳩胸にたわわな二つの山も視線を集め、清楚な中にも女性らしさを身につけ背筋を伸ばして佇むその姿は、まさに王子妃として相応しいと誰もが思っていたのだが。
どうやら婚約者である第三王子は違ったらしい。
この婚約破棄から、国は存亡の危機に陥っていくのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 09:05:05
18173文字
会話率:48%
短編小説。二部構成。
「Piano」プロローグ的な散文詩な文章。
受験失敗でピアノから離れていた彼が、再びピアノに戻るまで。
「TONE」
押しのバンドのシークレットライブ情報を手に入れた彼女。
たまたま観賞したバイオリンのコンクールで気に
なった演奏者と伴奏者。
参加したバンドの幻のメンバーと言われるキーボードくんが伴奏者だと気づき……。
ちょっと変わった変な短編小説ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 02:00:00
8436文字
会話率:25%
今テレビをつければ、我が国のエンタテーンメント界はHollywood 文化の落とし子、曲顔の天下だ。義理にもいいとは評し難い女が綺麗で通っている。
遠くこれにつらなる、三十四年前にあった事件。関係者に好奇の目が集まるのを憂慮した公権力
は、当時介入をためらった。
ではしばらく、代表的な日本美人 鎌田滋子の青春時代 — 1980年代前半 — を振りかえることで、和様美の神秘に触れてみよう。 ..... 編者記 (ブラウザによって、目次等の表示され方に狂いが出るようです。なおまた、こちらは『遺書』のみの掲載ですが、Firefoxやスマートフォン等へは原文にある強調アンダーラインが正しく反映されます → http://taskey.me/stories/c06696465b8cdce78c48?lang=jp)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 12:25:07
236001文字
会話率:7%
遠い昔に――。
海面の上昇により、世界のすべての大地が海に覆われた。
だが、魔女たちの力によって大陸を空へと浮上させ、人々は世界各地にある空中大陸に住み、暮らしてた。
その中の一つオペラ。
ここは演劇や演奏会が盛んな芸術の街である。
天涯孤独の少女パレット·オリンヴァイは、この国で生まれ、幼い頃から憧れていた演奏者(パフォーマー)と呼ばれるヴァイオリン弾きになるための日々を過ごしていた。
ヴァイオリンで食べていけないパレットは、今日も空飛ぶ狩人ルヴィ·コルダストの元で日銭を稼ぐ。
しかし、ここ最近に流行り出した謎の疫病――空疫病のため、その仕事を失ってしまった。
その帰り道、憧れの大劇場の前を通ったパレットは、その前でヴァイオリンを弾き始める。
そこで肩に言葉を話すムササビを乗せた少年ロロ·プロミスティックと出会った。
ロロはパレットの演奏を聴いて大喜び。
彼は空疫病について調べているという。
パレットは身なりの良い彼を見て、ここで恩を売っておけば将来に役立つと考えた。
そして、どこにも行くところのないロロを、自分がこれからお世話になるルヴィの家へと連れていくことに。
空に浮かぶ大陸を舞台に繰り広げられる、音楽と魔法で彩るファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 18:19:09
103236文字
会話率:24%
S字結腸癌手術後の喉の渇きの苦しさと氷のありがたさ。そして、看護師さんの思いやりが与えてくれた生きる喜びを感じて最高のパーティをする。
最終更新:2022-05-26 01:16:13
2128文字
会話率:0%
兄がトランペッターをめざし、
父母も音楽家である橘 晴海は
ごく普通の中学生。
音楽なんてあまり興味無い。
そんな晴海は、
ある時 兄のコンクールに行った際に
運命の出会いを果たす。
会場に高らかに響くバイオリンの音に
心を奪われた晴海は
その時の奏者であった
同い年の椎名 葵と共に
音楽高校の受験を目指すことに。
ピアノは弾けるが、
肝心のソロ楽器未経験の晴海の
高校受験の行方はまさに茨の道。
師匠 葵と弟子 晴海。
師弟関係ではありつつも
お互いに刺激を受けて成長していく。
そんな二人の間には
いつしか友人には抱くはずのない感情が…
立ち止まったっていいんじゃない?
逃げ出したっていいんじゃない?
大丈夫。
もう少しの青さと
誰かを愛する気持ちがあれば…
明日の貴方は作ることが出来る。
この作品は、「pixiv」でも
連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 18:21:33
2014文字
会話率:19%
彼女は広く普及した家庭用アンドロイドの一体だった。しかし、不具合を起こして廃棄処分を言い渡される。
処分場に向かう途中で彼女はある音によって足を止める。それは一人の老人が奏でるバイオリンの音だった。
すでに音楽家は自動演奏ロボットにその地位
を取って代わられ時代遅れの存在であり、彼は一人で余生を送るつもりだった。
老人はアンドロイドを観客として演奏し、アンドロイドは老人を真似て演奏を覚えていく。
お互いに社会から不要とされたもの同士で始めた奇妙な交流だったが、それは老人の死によって終わりを迎える。そして、一人残された彼女は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 07:29:54
5120文字
会話率:27%
どうすれば伝わるでしょうか?
選んだのは、バイオリンでした。
最終更新:2022-02-23 22:33:23
200文字
会話率:0%
灯里は、恋をしたことがなかった。もちろん、一目ぼれなんて言葉に対しても否定的だった。相手のことを何も知らないのにどうしたら恋になんておちるのかわからなかった。ドラマや映画を見ていても、あんな熱烈な愛を囁く自分が想像できなかった。
かっこいい
彼氏と手を繋いでデートなんて、自分には縁のないものだと思っていた。
なのに、恋をした相手は女の子。同性だったのだ。この気持ちは恋?ただの思春期?
尊敬するところはあっても、憧れはない。なのにどうしてこんなに惹かれるの?
空気よりも軽そうで、へちまのタワシよりもスカスカそうな愛の言葉が、彼女から囁かれる。
「うん、かわいいね。世界で一番かわいいよ、基準は私。
よし、すっごくかわいいからナンパされちゃうね。駅までお見送りしようかレディ」
「電車使うの高嶺ちゃんだよ」
「寂しーい、一緒に駅までいこう」
「学校が停留所なんで」
「この、スクールバス族め。ナンパの心配がなくて安心した、ナンパされそうになったら、私の彼氏の高嶺君はかっこよくてイケメンで、茶華道を嗜んでて料理ができる家庭的な男でちょっぴり音楽の成績が悪いバイオリニストっていうんだよ。わかった?」
「バイオリンできるの?」
「手拍子ができない私に楽譜が読めるわけがんないだろう」
灯里の好きな女の子は本当に心底変な子で、おバカちゃんだけど、人をドキドキさせる天才。
これは、高嶺に恋をしているがアタックできない灯里と、そんな灯里を無自覚にドキドキさせる高嶺の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 22:36:30
10118文字
会話率:60%
キリギリスは言いました。
「冬なんかまだまだ先だよ。」
アリは、答えます。
「冬には、食料が足りなくなるのです。」
そう言って、キリギリスは、バイオリンを演奏し、アリは、お菓子を運びました。
最終更新:2021-12-28 15:00:07
1000文字
会話率:20%
ある日、身に覚えのない不倫の告発文のせいで仕事を退職させられた千津。恋人とも別れ、すべてが嫌になって鬱屈とする中、バイオリンを作る津久井という男と出会う。
千津の日々に、犬と朝食と音楽、そして津久井が流れ込み、やがて馴染んでいくが、津久井に
はある過去があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 18:22:19
58839文字
会話率:49%
ヨーロッパ出張のある夜。湖畔の宿で奇妙なバイオリンの音が聞こえた。
会長の命により主人公はそのメロディーを譜面に書き残すが、その曲はヒトラーの為に書かれたものだった。
曲の素性を知る老バイオリン弾きが宴会の席上でその曲を披露すると天変地異が
起こり始めて……。
*『史記(楽書第二)』の桑間濮上の下りに材を取った短編小説です。
*「ノベルアップ+」さま「魔法のiらんど」さまとの重複投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 17:00:00
4988文字
会話率:37%
音大のバイオリン科を目指す高校一年生の角田一馬(かくたかずま)のもとに、夏休みに聞いたことのない学校からの編入案内が届く。自分の希望進路に理解を示してくれそうだということで編入を決めた一馬だったが、その学校は『ソロモン72柱』と呼ばれる偉大
な悪魔たちを宿した生徒たちを集めた学校であること、そして自分にもそのうちの1柱である『アムドゥシアス』が宿っていることを理事長から告げられる。
かくして一馬は悪魔とうまく付き合いながら、とんでもない学校でとんでもない学園生活を送ることとなったのだった―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 23:33:06
96196文字
会話率:54%
北野沙紀は国際コンクールで優勝した経験もある天才バイオリニスト。ドイツから帰国後の高校でクラスメイトの美少女バイオリン奏者に出会い、対立を繰り返しながらも惹かれていく。
最終更新:2021-08-22 20:49:28
42384文字
会話率:49%
射川竹人(いかわ たけと)は明るくてバイオリンが得意な私立中学に通う元気な男の子。
優しい家族や友人、部活の先輩などに恵まれ充実した中学生活を送っていたが
ある日、ひょんな事から異世界に飛ばされてしまう。
そこで出会った不思議な生き物や人
物たち。
竹人は無事現代に戻ることが出来るのか。
現代と異世界を駆け巡る星座ファンタジー第一弾。
*この作品は当サイト【うにょ@館ライブラリ】&pixivにも掲載されています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 17:22:30
113735文字
会話率:22%
夜風が運ぶバイオリンに耳を澄ませば、毎回同じ場所で失敗している
来る日も来る日も練習をしているようだが、成功する兆しはなかなか見えないし聴こえない
ある日、長田悠一が起こした悪戯心はバイオリンの主を彼の前に呼び出すこととなる
最終更新:2021-06-05 10:16:05
9996文字
会話率:45%