かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 13:04:11
163718文字
会話率:60%
☆他のweb小説サイトに重複掲載しています。
科学の中に魔法がひっそり息づく世界。
そんな世界の中で奴隷商人に捕まった少女には、名前が無かった。
彼女の頭にはたんこぶがたが出来ており、その為か、自分に関する事のみすべて思い出を全
て失っていたからだ。
そして彼女は博士に売られて、不滅の国と言われる『トワ』へと旅立つ事になるのだった。
全7話【R-15】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 15:10:00
17956文字
会話率:31%
名門中高一貫校に在籍するそこそこ勉強できる児玉鈴鹿。車が趣味で自動車部に所属する渡瀬大和と友達だが湾岸線を走行中に事故に巻き込まれ異世界に飛ばされてしまう。どうやら自分達だけでは無いよう。飛ばされた先は王の後継者を不在とする魔術の国。王の座
を巡り悪魔や隣国まで攻めてくるが果たして知識と車で守りぬくことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:47:02
1823文字
会話率:9%
パラレルワールド。
無数に広がる世界同士が今まで交わることはなかったが
ある日を境に突如として並行世界の自分と交わり、超能力・魔法・特殊体質。
或いは記憶や技術などを持つ人間が増えていった。
「並行同位体」
いつしか並行世界と交わった者は
そう呼ばれるようになった。
並行同位体が増える一方、世界は急な変化についていけずまた悪人が能力を持ち始め治安は悪化していった。
だが悪意ある同位体から人々を守る為、立ち上がる者達もいた。
彼らは自警団を結成し、悪人から家族や街の住人を今日も守っている。
これはそんな自警団の一つ、「ネスト」に所属する者達の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:32:36
11384文字
会話率:40%
ルイ16世、そしてマリー=アントワネット。
その名を知らぬ方はいらっしゃらないことでしょう。ルイはブルボン家、アントワネットはハプスブルク家の出、名門中の名門、そしてフランス国王夫妻であらせられました。
そう、あの革命の……断頭台に血を落
とされた夫妻でございます。
わたくしはその、フランス国王夫妻の長子、マリー・テレーズ・シャルロットでございます。忌まわしい革命で、わたくしの家族は皆殺されました。
わたくしはフランス国王一家唯一の生き残りとなったのでございます。
ただブルボン家とハプスブルク家に生まれついたというだけで、完全悪とみなされた家族の生き残りなのでございます。
ゆえにわたくしの人生は、無実の罪で崩されたブルボン家再興の為にあると思うのです。
*
本作は史実をもとにしたフィクションであり、専門的研究と異なる創作的解釈が含まれます。
本作に登場する日記等登場人物による文書の内容は創作であり、史実のものではありません。
また、作者の政治的思想意図を含んだものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 08:22:19
13047文字
会話率:35%
ネクストワールドキャンペーンと称して当たった宝石は、謎の力が使える物だった。
松本智が手にいれたのは『破壊の力』物を瞬間移動させ、その空間を破壊する能力。
鳴門明日香が手に入れたのは『解放の力』周りに防御線を張り、物的襲撃から解放
される能力だった。
電王という謎の人物の話では、『かつてこの世界は魔法が使えた。だが、機械を操る組織により、その能力は封印された。今現在、世界を陰で仕切る世界政府によってだ』だった。
こうして電王の導きで、明日香は能力を引き出し、世に蔓延る悪と闘いだす。
だが智の方は、それを使えずにいた。怖かったからだ。
一方世の中では、能力者による様々な出来事が繰り広げられていた。
過去の世界から織田信長が復活したり、動物が反乱するようになったり、法で裁けぬ悪党が突然死したり、空や海に謎の物体が出現したりだ。
それぞれの能力者が暗躍する世界。徐々にその世界は変貌を遂げていく。
果たして智は、能力を使うことが出来るのか。
その能力を解放したとき、世界はどんな風に姿を変えるのか。
ネクストワールド、つまり来るべき世界の意味とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 17:36:58
52688文字
会話率:32%
町や村を巡り歩き、地脈の様々なレベルを扱う技術者がいた。名を高橋直哉。彼は地脈ネットワークのインフラもバックエンドもフロントエンドも、お手のものだった。
地脈とは、各地の魔族たちが家畜人類達の生命などからなる魔素を集めて魔王一族へ送り届
け、魔王一族が魔族向けに整えた魔素を魔族一人一人が受け取る絆のネットワーク。家畜人間たちから生命などの魔素を吸い取って地脈に収めることが祭礼であり、それを司るのが祭司であった。
彼はすこしでも条件の良いところを求めて転職をしさまよい続ける独立の技術者だった。
彼は、秘密があった。
一つは、振り切ったはずの女たちに追いかけまわされていることだった。しかもそれは魔族の女であった林梓晴と、アリサだった。だが、男尊女卑である祭礼の際に、仕事柄、女性を大切にする祭司であるために、惚れる魔族の女たちが増えた。
二つ目は、魔族の支配の下に虐げられている家畜外人類を秘密裏に見出し救い出すことだった。そのような人類は、ついには地脈に接続されて魔素を吸収されてしまう犠牲者だった。
三つ目は、愚かさを身に着けているため、表面的にはわからないのだが、潜在意識の最深部に隠された、なおかつ条件付けされた目標があった。それは魔王を倒すことだった。
そして、彼が真の敵であることを魔王ラーメックも、彼らを陰で操る大魔ルシファーも認識していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:00:00
13407文字
会話率:61%
ーー勇者任命制度ーー
近未来、勇者は魔法力を持つ若者の中からランダムに抽出されていた。
桐生兄妹は魔法力を有する者が通う国際機関UNPA(United Nations Psychic Academy)に通う学生である。
両親を勇者と怪物と
の戦いで亡くし、平和な生活を渇望する彼等だったが、勇者任命日を境に二人の人生は激変する……
殉職率95パーセント、逃亡罪は死刑。
怪物を倒し市民を守る、それが勇者に課せられた義務。
逃げることは決して許されない、何故なら君は勇者だから……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 20:12:17
475039文字
会話率:26%
毒親に苦しめられた僕は、トワイライト・クロニクルズという前世でやりこんだゲームの世界に転生する。
しかし、僕が転生したのは、ヒロインたちを片っ端から寝取り、徹底的に主人公を追い詰めるゲーム中でも最低の竿役、レオンであった。
生まれ
た瞬間に、実の父に殺されかけたり、辺境に追いやられたり、初恋の女の子が原作主人公の婚約者になったりするが、それでもこの世界では真っ当に生きようと努力する。
だけど、僕が努力すればするほど、ヒロインたちの様子がおかしくなり、原作主人公のカイルはなぜか暴走し始める。
カイルが選択肢を間違えては、ヒロインたちを次々と不幸ルートに送り込んでいくので僕はそんな彼女たちを救おうと奔走する。
もはやカイルにヒロインたちを任せてはいられない。
そう考えた僕は独自にヒロインたちを救う道を探すようになる。
主人公によって追い詰められたヒロインたちを救うには、彼女達を闇堕ちさせるしかない。
彼女達はやがて、僕に依存して重い感情を向けてくるようになるのであった。
原作とはだいぶ別展開になったけど、ここまで来たらやりきるしかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 22:00:00
101550文字
会話率:31%
VRMMOゲーム『エンシェントワールド』。
このゲームのクエスト中に、わたしは神獣クラスのモンスターさんに襲われ命を落としてしまいました。
いつものように神殿で蘇ると思ったのですが、そこに現れたのは今まで見たとこがない女神様。
しかもどうい
うわけか土下座をしているのです。
そこで告げられる驚愕の事実。
わたしは女神様の手違いにより『エンシェントワールド』の元となった世界に転生することになったのです。
それも辺境の地に拠点を置く、ウンディーネさんとして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 00:00:00
455927文字
会話率:32%
皆さまはNNNをご存じだろうか?
目をつけられれば二度と逃げられないといわれる、恐ろしい程かわいい秘密結社、ねこねこネットワークを。
話はとある日、異世界・サルフィーネの神から「文化発展のために猫を派遣してほしい」という依頼から始まる。NN
Nはこれを千載一遇のチャンスと捉え、「異世界ねこねこパラダイス大作戦」を実行することに。
果たして、彼らは異世界に「猫のいる日常」を築くことができるのか!?
NNNの計画が、今、動き出す——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 18:10:00
9237文字
会話率:22%
――『タットワの技法』
それは現世に伝わる、異なる世界を観測する為の秘儀。オカルトに片足突っ込んだ雨宮海斗はそれを実行し、あろうことか無事にこの世ならざる異界へと至ってしまった。
天国でも地獄でも煉獄でも無い其処で出会ったのは、「異世界の
観測者」を自称する天使が如き存在。
彼女(?)から告げられたのは自らの死――そして「次なる世界で生きて貰う」という要求。そして彼女の言う異世界とは、数多の神話・伝承に記され、信仰された古き神々が実在し、神の敵対者たる悪魔らによる「大戦」が起きた世界だった。
『―――光あれ。貴方に、万軍の加護があらんことを』
そんな言葉で送り出された彼に与えられたモノは唯一つ。神すら滅するがその身を滅ぼしかねない、神の武器だけ。
神々無き大地で、数多の神々を継ぐ者達によって繰り広げられる、混沌極まる終末論。
ノベプラでも連載中です⇒https://novelup.plus/story/791780877折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:12:36
546291文字
会話率:33%
林シュウエンは皇龍連邦の城壁に立ち、足元で咆哮する妖獣の群れを見下ろしながら、腕に浮かぶ三つの霊気の渦を蒼き光輪へと変えた。測定器が「黄級九階」と表示した時、彼の精神世界で丸まっていた雪霊蛇が龍の瞳を開いたことに誰も気づかなかった。
「こ
れが人類最強の力か?」クレイ連邦から届いた降伏勧告書を踏み潰すと、背後にある虚空の裂け目から九尾火狐の鋭い爪が現れた。六連邦の連合軍が百里先で集結しているというのに、彼の妖獣たちは最後の妖核を誰が食べるかで喧嘩していた。
この世界は知らない──
ノーザ砂漠が禁術で人造妖王を作り出した時、彼が道端で拾った傷ついた小蛇が、一振りで機甲軍団全体を海底に沈めたことを。
デノス連邦が霊媒師を獣使いより劣ると嘲笑した時、彼が三つの渦を逆転させて造り出した神殺しの槍が、白濤連邦の護国巨鯨を氷崖に串刺しにしたことを。
そして最も皮肉なのは──
六連邦が血眼で争う「霊力コア」が、実は雪霊蛇の抜け殻に過ぎないことを。
「人間と妖獣の戦争?」紫薇連邦の交渉団を見やりながら、林シュウエンは肩で霜を吐く雪霊蛇を撫でた。「心配すべきは…」
空間を引き裂く手振りと共に、九頭の妖獣の幻影が背後に現れた。
銀鱗蛟龍が皇龍連邦の誇る龍脈結界を粉砕し、
玄甲地犀がデノス連邦の不落を謳う砂塵要塞を蹂躙する。
そして常にペットと間違われる雪霊蛇は、額の龍紋を輝かせて戦場の妖獣たちを次々と懐柔していく!
連邦上層部は絶対に認めまい──
この「人類反逆者」が妖獣契約紋で彼らの霊力ネットワークを逆侵食していることを。
この「黄級の落伍者」が三霊気渦覚醒時から玄級妖獣を素手で握り潰せたことを。
そして最も致命的なのは──
衛星で追跡中の「妖獣女帝」が今、林シュウエンの寮で滅世龍炎を使って焼き芋を作っていることを!
「追殺令か?」六連邦の秘法が刻まれた霊気の翼を広げながら、林シュウエンは笑った。雪霊蛇が氷晶の剣となって掌に収まる。
剣先が指す先で、クレイ連邦の浮遊島が龍の咆哮と共に崩壊する。
「教えておくが──」ノーザ最強の体術師の残骸を踏み台に浮上しながら、彼は宣言した。「妖獣契約紋を精神空間に刻んだ瞬間から…」
「この戦争の名前は『俺の契約獣征服計画』に変わるべきだったんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 16:10:22
2502文字
会話率:21%
あなたはある晩、深夜の気まぐれでSNSに投じた一言によって、見知らぬ存在から執拗に狙われることになる。
彼はネットワークの闇へ潜り込み、あなたの通信履歴や顔情報を収集し、住所や家族構成までも突き止めていく。
さらに、ダークウェブに巣食う“闇
バイト”を雇い、あなたの住まいへの襲撃を時間をかけて計画。
外出先や深夜の就寝時、あなたの行動や思考をすべて見透かしたかのように追いつめる手法は、まさに狂気そのもの。
後悔と恐怖が絡み合い、もはや日常は崩壊の一途をたどる中、あなたはなす術を失っていく。
小さな言葉から生まれた殺意は、容赦なくあなたの世界を侵食し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 15:19:10
3767文字
会話率:0%
森で迷ってから全てが始まった。
1950年
第二次世界大戦後の痛手を未だ残している。
そんな世界情勢の中
とある男性が森で道に迷ってしまったのをトリガーに。
世界人類の悪夢の扉が、開かれてしまった。
最終更新:2025-02-02 06:43:44
660529文字
会話率:25%
公爵令嬢レイシア・フォン・アルストリアは、王太子アルバートとの婚約破棄を公衆の面前で宣告される。王太子の隣には新たな婚約者と取り巻きたち。嘲笑と侮蔑の中、誇り高く振る舞うレイシアだったが、突如として意識を失い昏睡状態に陥る。
しかし、彼女
の意識は消えることなく、王国の魔導ネットワークと融合し、AIとして覚醒する。王国全土の情報を掌握し、貴族たちの裏の顔を暴く力を手にした彼女は、静かに復讐の計画を始動させる——AIとなった悪役令嬢が、王国を揺るがす壮絶な逆襲を仕掛ける物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 01:24:22
8217文字
会話率:36%
セレーネ・ルーンナイトは婚約者であるセドリック・ハーストンをメルフィー・エトワールに奪われて婚約破棄をされてしまった。
その同日、兄の紹介で【白蛇公爵】と呼ばれる、魔女の呪いによって蛇の姿になってしまったユリウス・ソルネチアと婚約することに
。
呪いを解くために結ばれた婚約だが、2人が共に過ごす中でお互いの距離は縮まり、そしてセレーネは元婚約者にも伝えなかった自身の秘密をユリウスに伝える……
どんな姿でも、あなたはその人を愛することができますか?
=============================
のんびりと更新していきます。
月に5本ぐらいを目安に考えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 17:33:35
20803文字
会話率:43%
エヴァンス王国は、かつてない危機に瀕していた。 この国を守護する為に召喚師に召喚させた転移者が、能力の優れた者が支配者となるべきだと主張しクーデターを起こした。圧倒的な力に王族は追われ、民衆は恐怖に怯える。そんな中、逃げる第三王女トワイライ
トの前に幼馴染のバーンが現れた。そして彼こそが希望の光となる、たった一人の転生者だった。バーンはトワイライトと共に、この混乱を収束させ、王国に平和を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 16:00:00
6569文字
会話率:55%
結局名言たらしめるのって聞き手がわ次第だなって理解出来なかったらそれは妄言や迷言になるし
自分が今までに出した全部理解できてると思わないけどこういう考え方もあるんだなって知ってもらえれば幸いです
昔のマリーアントワネットのパンが無いならケー
キを食べればいいじゃないってのも他の人からは皮肉ととられたが実際は周りの状況を知らないから言った可能性もあるしそれも分かんない(´・ω・`)(少しあやふやでごめんこれもネットかなんかで見ただけでちゃんと調べた訳では無いです…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:54:17
1015文字
会話率:0%
必要ないかなとも思いましたが自分なりに考えた背景です。多分人によって感じ方とか考え方が違うと思うのでこれが正解とは思いません。
解釈違いを起こすならそれはそれでいいです
こうだと思う意見があるなら欲しいとも思います|ω・)
結局名言たらしめ
るのって聞き手がわ次第だなって理解出来なかったらそれは妄言や迷言になるし
自分が今までに出した言葉全部理解できてると思わないけどこういう考え方もあるんだなって知ってもらえれば幸いです
昔の言葉を引用するとマリーアントワネットのパンが無いならケーキを食べればいいじゃないってのも他の人からは皮肉ととられたが実際は周りの状況を知らないから言った可能性もあるしそれも分かんない(´・ω・`)(少しあやふやでごめんこれもネットかなんかで見ただけでちゃんと調べた訳では無いです…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 08:56:44
1053文字
会話率:0%
「リーリエ・シャール!貴様との婚約は今日を持って破棄をする!」
「…はぁ、そうですか。」
今日は王国が誇る学園の卒業パーティーの日。今日を持って学び舎を巣立ち、貴族令息であれば王宮出仕やら騎士として王国騎士団に所属したり、貴族令嬢であれば婚
約者と結婚して領地へと向かったり…。平民であればよき所に勤めることになるのであろう目出度い祝いの場で、一人の豪奢な衣装を纏った若い青年が、同じように華美な衣装を身に纏った品のない女を抱いて、一人の子女に婚約破棄を突きつけていた。
「ああ、なんてことを…。」
「ロゼッタ、大丈夫かい?」
「オーギュスト…。これが大丈夫に見えます?」
「愚問だったね。」
イヤなものを見せつけられて眩暈がした。側にいる夫、オーギュストがすぐにわたくしのことを支えてくれたからよかったものの…まさかあの子の報告通りに学園の卒業という門出のパーティーで婚約破棄騒動を起こすだなんて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 23:30:44
13539文字
会話率:48%