「スライムも倒せぬ無能がッ! 出ていけッ!」
十七歳の少年レド・オルレインは、才能開花の儀で誰も知らない謎のエクストラスキル【強者喰い(ジャイアントキリング)】を手に入れる。そのEXスキルを得てからスライムに挑むと、なんとスライムを倒せな
くなっていた。周囲からは笑い者にされ、父からは実家を追放されてしまう。
失意のあまり出身地である王都から逃げたレド。その途中で全身白金の鱗に覆われた巨大なドラゴンに、幼なじみで類まれな治癒魔法を使える王都の聖女リコリス・メイヤーが襲われているところを目撃する。
「スライムを倒せない俺にどうしろっていうんだ」と思いつつも、リコリスを守るため反射的に初級剣技ソードスマッシュをドラゴンに放ったところ、なんと一撃で討伐。
加えてドラゴンが持っていた強力なEXスキルも習得し、見たこともないドロップアイテムも入手する。
その様子を見ていた聖女リコリスから、レドはこう告げられた。「私の専属騎士になっていただけませんか?」
こうしてレドは、家を追放されたその日のうちに王都最高位治癒魔法士の専属騎士(見習い)に就任し、毎日聖女に溺愛されたり、チャラい騎士の友人ができたり、美味しいものをご馳走になったり、頼んでもないのに強力な装備品を贈呈されたり、旅先で出くわす魔物からスキルを得たりと、巡礼(という名の旅行)スローライフを大いに満喫しながら世界中の困っている人々を救っていく。
一方、そんなレドを追放してしまった父アルヴァン。
彼は聖女リコリスの父であるジェフティム陛下にレドについて言及され、有能だった息子の追放をなかったことにしようと、レドの弟であるEXスキル【剣聖】を持つジークに「追放の取り消しをレドに伝えよ」と命じる。
しかし、ジークは剣聖の力でレドの聖女専属騎士という立場を奪ってしまえば、より高い爵位を得られるとイキがってしまい──
スライムも倒せぬ無能と追放された剣士が、最高位治癒魔法士の聖女に時に溺愛され(いつも)、時に癒され(たまに)、時にスライムから守られ(稀に)ながら、どんどん強くなりつつ世界を旅する巡礼(旅行)スローライフファンタジー。
※カクヨムにも掲載しています。(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 20:04:03
77007文字
会話率:45%
身長100mの巨人族のゴアと勇者一行はゴアの踏みつぶしにより快進撃を続けていた、しかしある日勇者パーティの遊び人を不注意で踏みつぶした事により追放されてしまう!
最終更新:2022-09-04 08:48:57
205文字
会話率:45%
突如として異世界で目を覚ました主人公、三縁迅(みえにしじん)は自覚の無いままに途轍もないチート能力を秘めた『アーク』という存在になっていた。
彼は近未来的な異世界で右も左も分からない状況と自身の記憶の欠損に慌てるが、出会った人々の助け
により落ち着きを取り戻し、この市で過ごすことにする。
アークである迅へのもてなしだということで身に余るほどの厚待遇を受け、美人で獣人のメイドもあてがわれることになる。
迅は流されるままに破格の待遇を受け入れ、勝手に発現するアークの力の制御に四苦八苦しながらもそれなりに楽しく過ごしていた。
しかし、そんな中で記憶を少しずつ取り戻していく迅は元の世界への帰還を強く望むようになる。しかし、元の世界に戻る手立てに心当たりのない迅はアークの能力に一縷の望みをかけて修行に励むことに決める。
とはいえ、一朝一夕ではどうにもならない現状に迅は不満と不安を募らせていく。そんな時、親身になって厚待遇で迎えてくれた人からとある話を持ち掛けれて……?
迅はアークの力を手に陰謀渦巻くこの異世界を生き抜き、無事に元の世界へと帰還できるのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 20:30:32
131358文字
会話率:38%
この世界のどこかに、世の中をひっくり返すほどの秘宝が眠っている──。
そんな噂が囁かれている『ユナイト王国』は混乱の中にあった。
天才にして、変人の考古学者『ロジック』は、その秘宝を探す冒険へと踏み出した。
そして同じく財宝を狙う
機械少女、ギャング、王国軍たちとの戦いに巻き込まれ──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 13:16:29
1384文字
会話率:0%
ジャイアント墨子という絵本作家が描いた絵本の原文です。
なお、絵の部分は全て文字で表現しています。
想像してお楽しみください。
ジャイアント墨子本人曰く、
「シュールと呼ばないでほしい」と昔、よく仰っていましたが、
今は「下の名前で呼んで
くれれば、それだけでいい」と仰っています。
一話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 18:00:00
65960文字
会話率:3%
⠀ワイバーン討伐の依頼を受け意気揚々と飛び出したザックス。しかし、行った先はワイバーンの巣とは正反対。辿り着いた場所で緑の竜と遭遇するが、当然、それはターゲットとは別な竜であった。それは、相当な実力者でないと狩ることが出来ない絶大な力を持つ
翡翠の竜。
⠀ザックスの繰る魔力武器”ガン・ソード”は竜を殺すために造られた人類最強の武器である。討伐難度の高い翡翠竜ですら必殺の一撃で打ち倒したのだ。
⠀最強の竜狩り職人である師匠ビゴットの武器と最古の竜の血を継いだ少年ザックス。彼は最強の竜追い人になるべく世界の竜に挑む。
※1頁あたり2000-3000字程度で読みやすい文量です。
※アルファポリス、セルバンテスにも同時掲載しています。(旧タイトル『新人最強竜殺し』)
⠀色んな生態の竜が登場します。強敵を打ち倒す痛快劇が見所の竜狩り職人系ハイファンタジー作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 07:17:12
127701文字
会話率:50%
ホーエンツォレルン王国の第四王子ヨーハンは、かねてより強い不満を持っていた婚約者オシン・アヤコ・アンドレ・ザ・ジャイアント・コバヤーシ辺境伯令嬢に衆人環視の下、婚約破棄を宣言した。
しかし、話はヨーハンの予期せぬ方向に転がっていく。
家
紋武範様主催「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 00:00:00
8597文字
会話率:38%
天使によって突然自分の死を知らされ主人公(相沢直人) 状況を把握できぬまま異世界へ!
そこはゲームの様にレベルの存在する世界だった。
主人公が得たギフトは召喚魔法(異)。それは元の世界の友人を召喚すると言うものだった!
中二病の主人公と
仲間(ゲーム廃人含む)は異世界の常識を超えて大暴れ。
こいつらはゴブリン肉を食い、ミノタウロス肉でBBQを始める。
ゲーム感覚で行うレベリングにはモンスターも大慌て。貴族と結託して現代チートで飯テロ。
自分達より格上な大物モンスターに挑み、ジャイアントキリングをブチかます。
異世界での出会いに喜怒哀楽し、新たな仲間と出会っては語り合う。
これは相沢直人が異世界で喜びや悲しみに触れ、英雄と至り、神へと挑む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 06:22:42
323147文字
会話率:45%
おれは競馬が好きなだけのどこにでもいるような中年男である。ある日、おれは万馬券を当てたのだが、近寄ってきたじいさんが、おれが当たるのは前から分かっていたというのだ。このじいさんは少し頭の呆けた自称・予言者であったが、成り行きでおれが住んで
いるおんぼろの麦川アパートに一緒に住むことになった。そのじいさんがあろうことか家出少女の萌を拾ってきたんだ。それからというもの、出会い系サイトで知り合った元・女子プロレスラーの幸子や左腕に「アキラ命」のタトゥーを入れた男好きの彩乃など、一癖も二癖もある12人の若い女たちと共同生活することになった。女たちはキャバクラやコンビニ、ラーメン屋で働いて、給料をすべてアパートに入れてくれた。それじゃあハーレムじゃないかと思うかもしれないが、そんな良いものじゃないんだ。でも、それなりに楽しい日々を過ごしていた。ところが、おれたちは小学生誘拐未遂事件やカレー毒殺未遂事件などに巻き込まれ、アパートは世間からカルト集団の巣窟とみられるようになって、排斥されるようになったんだ。こうして、自分たちの行いとは無関係に、アパートの住人は世間に翻弄されることになっていった。さて、我々麦川アパートの住人はどうなっていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 00:00:00
72982文字
会話率:29%
総合格闘技のタイトルマッチ戦の前日。
そんな状況の主人公松山直人はトラックにひかれそうになっていた女の子を助けようとして命を落としてしまう。
目が覚めたらそこは異世界の孤児院だった。
現状に落ち込むも、転生前の想いからこの世界でも格闘技だ
けで生きて行く決意をする。
だが立ちはだかるのは武器持ち、魔法使い、倍以上の体格の相手など、普段やってる試合とは勝手が違う相手ばかり。
しかもチート魔法を使うような相手まで。
そんな相手に格闘技と戦略、そしてちょっとの魔法と戦略で挑み、倒していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 01:00:58
264248文字
会話率:32%
気は優しくて力持ち、家族と友情を大切に生きてきた幸田孝はその大切なモノを奪われた事により、日本犯罪史上最悪と呼ばれる事件を起こして死亡する。メディアには「現代の魔王」と呼ばれて死後にその名を轟かすが、本来の優しい性格が閻魔大王に認められて
異世界に転生して人生をやり直す事となる。但し、最底辺の農奴として…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 17:12:06
52032文字
会話率:70%
野球で嫌な思いばかりした筆者が、偏見たっぷりに野球についての思いを綴っています。ですから野球好きの方は読まないでください。
王貞治氏の「野球は国技」張本勲氏の「こんなスポーツ」など元野球選手の勘違い発言
地方大会から入場料を取り、クラウドフ
ァンディングまで行っている高校野球
野球にまつわるウンザリする話題は無くなることがありません。
共感していただける方が一人でも多くいらっしゃったなら、嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 18:00:00
2514文字
会話率:0%
度々目にする応募資格が『プロ・アマ不問』の小説コンテスト。
先日開催告知された『新人発掘コンテスト』も、『プロ・アマ不問』が応募資格となっており、「結局プロに賞を持ってかれる!」などと、ツイッター上などで物議を醸しておりました。
確かに、「
新人発掘なのにプロもありなんかい!」というツッコミ不可避ですが、言う程悪い事でしょうか?
このエッセイでは、「アマチュア作家が、プロ作家のコンテスト参戦を歓迎するべき理由」を述べてみようと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 07:36:51
1619文字
会話率:11%
ロボットアニメ、見ますか? ロボゲーやロボ漫画でも構いません。
”良い”ですよね、巨大でヘビーでカッコいい機械がぶつかる戦闘シーン。わかるわかる。
で、ロボットアニメを愛好する皆様は何度か目にしておられるはずです、作中にときおり登
場する”超大型兵器”を。
解説しますと、超大型兵器とは作中の標準的なロボより何倍もデカい機体のこと。ただでさえ巨大なロボットよりも、さらに巨大な規格外の機体群です。ガンダムシリーズで言うところのMA(モビルアーマー)です。デンドロビウムとかシャンブロとかです。
私、この手の超大型兵器が好きなんですね。主人公機が巨大な敵を撃破するジャイアントキリング要員としてかませ犬になることも多いですけど、それでも好きなんです。
このエッセイはそんな超大型兵器について語るものです。作品未視聴の人向けの解説はあんまりないです。各作品のあらすじなんかは公式サイトやWikiで確認したってください。作品のネタバレもバンバンするのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 11:15:32
14063文字
会話率:1%
俺、小鳥遊ユウジが高校に入学して、クラス分けで問題児や異能力が役に立たない者ばかり集めた、無能のFクラスになった。
《物体を引き寄せたり、遠ざける程度の能力》
《剣の重量を操作する程度の能力》
《炎を操る程度の能力》
《万物を調理する者
》
《冷気を出す程度の能力》
どれもこれも戦闘には向かないの能力ばかりだ。中にはAクラスに逆らって、Fクラスにされたやつもいた。
だが、みんな気のいい奴等ばかりなんだ。
「ムカつくなぁ」
Fクラスの待遇は非常に悪質だった。
校舎は山の中で登校まで時間がかかり、教室は汚く、本校舎の奴等よりも使える設備は少ない。
そんな待遇に腹が立った。
ここにはこんなにも、才能溢れるみんながいるのに。努力しているみんながいるのに。
「やってやろうじゃねえか、俺達でジャイアントキリングを!」
「「「おう!!」」」
誰も知らなかっただろう。
無能のFクラスとして集められた生徒達が実は努力次第で異能力を大幅に改変する事が出来る、《革命児》である事を。
無能のFクラスは止まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 17:00:00
11765文字
会話率:46%
シュレイドは、のじゃロリ魔王ソウルテイカーによって存在する全ての魔法を最強レベルで使える『魔王』スキルを貰って異世界転生する。
しかし転生早々、襲撃者の「勇者の腕」によって魔法を封じられてしまう。
そんな絶体絶命の窮地に現れたのは
、一文無しかつ指名手配中の悪役令嬢セレーネだった。
デイリーミッションかって頻度で窮地に陥りまくるシュレイドの明日はどっちだ!
絶体絶命チート逆転ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 20:48:22
111033文字
会話率:40%
▼コボルト禍、同時多発的な生物災害に襲われた日本は、息つく間もなく国土を異世界召還される▼ 魔王討伐を求められ異世界の人類連合に召喚された日本▼英雄が存在しない、しかし勇者を求められる異世界で右往左往する余裕もなく戦火への一部となっていく日
常▼日常が戦争に組み込まれ総力戦という意思も覚悟もないまま人々は死んでいく▼ジェットを抱えるワイバーンが都市爆撃を繰り返しF-35と空中戦、10式戦車のAPFSDSがアーマージャイアントのチャリオットと戦車戦を繰り返し、旧日本海では軍服を着ただけの市民が魔王軍地上部隊と砲火を交える▼きっと、私たちに明日はないから今日を生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 22:47:44
69458文字
会話率:48%
かつて、二人の天才がいた。
一人は人類に絶望し、人類を滅ぼす悪魔を造った。
一人は人類に希望を見出し、人類を守る神を造った。
悪魔は人々を襲い、神は悪魔を狩る。
その美しき機械仕掛けの神を、人は、悪役令嬢と呼んだ――
最終更新:2021-02-23 17:22:56
4467文字
会話率:47%
江南、漢江の南側。 小川が流れ、子牛の鳴き声が聞こえていたこの江南(カンナム)地区で、世界で類を見ない開発の序幕が始まった。 わずか40年で江南の地価は数十万倍も上がった。 この黄金の地をめぐる争いは、どの戦争よりも非情で悲慘だった。
最終更新:2021-02-07 16:33:51
2417文字
会話率:53%
とある世界に歪斜塔と呼ばれる謎の構造物が現れ地上に突き立った。そこを伝ってやって来た思念体は人々に感染することで、精神エネルギーを得る代わりに、リゾネーターと呼ばれる超能力を人に与えた。リゾネーター能力を新たに得た人はときに暴力に、ときに
野心に使うようになり、やがて帝国はリゾネーターによる騒乱や自然災害の救助・治安維持に当たる組織として、甚命機動救助隊を設立した。
クラッチ・トニッシュは甚命機動救助隊に憧れる中学三年生。人々を助け活躍する甚命機動救助隊に入隊して働きたいが、そのためには国立機動救助養成高等学校に入学しなければならない。クラッチのリゾネーターテストのスコアは100未満。合格基準は1000以上。半年後に国立入学試験が迫り諦めが浮かびかけていた頃、リゾネーター革命を世界で推し進めるディックランドの帝国首都破壊計画が秘かに進んでいた。クラッチは事件に巻き込まれながら、やがて国立とは別の養成学校、アーカーソン・アカデミーへの入学へと道は変わっていく。アカデミーでの新たな出会い、気風にクラッチは変わっていく。そして自身のリゾネーターもペッパーレッド・レフトハンドからジャイアント・ハンドへ、そしてジャイアント・ハンズへと進化する。帝国首都を守るため、クラッチ、ビクトル、アルテがディックランドに戦い挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:59:35
152120文字
会話率:51%