<黄昏時の革命>が起こって以来、アントラ神王国は大きな混乱の時代を迎えていた。
かつて、この国を治めていた<黄金の種族>は、<青の種族>、<赤の種族>の先導のもとに集結した革命軍に敗れた。国政から排除されたこの種族は、いまでは各地で激しい迫
害を受ける対象となり、その数を減らしていた。
青年アルベルトは、数少ない<黄金の種族>の生き残りであり、幼い頃に父と母を亡くして以来、父の友人で錬金術師のユーナのもとで生活を送っていた。
あるとき、ユーナの仕事でクロワード伯爵領グロウバーグに同行することになったアルベルト。しかしその町では前代未聞の連続猟奇事件が発生していた––––。
迫りくる凄惨な事件、狂気が入り乱れた町のなか、アルベルトは隠された驚愕の真相と大きな陰謀、そして自身に隠された真実の姿を発見する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 00:00:00
1956文字
会話率:0%
すこしむかしの、とある地方都市の中心街での一コマ。
チェスの基本ルールを語りかけで説明している小説です。読んでくださった方がチェスを指せるようになる作品をと思いながら書きました。全12話完結、約四万字です。
この作品はアルファポリ
スにも掲載しています。
作中の画像はlichess.orgの研究機能を用いたスクリーンショットです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:13:31
37459文字
会話率:5%
私はジル・ソーリス。ルクシア王国でも名門と名高いガスト魔術学院に通う、ごくごく平凡…………でもないか。元王女だし。
過去なんやかんやあって王室から秘密裏に放逐された私は、それはそれとして学院生活をそれなりに謳歌していたんだけど、
「
……"魔王"。お前を……殺す」
新学期早々、新手のナンパをかまされて、さあ大変。……え? ナンパじゃない? ……余計タチ悪くない?
あの手この手で私を葬り去ろうとしてくる、自称"100年後からの刺客"、リオン・アージェント。しかしこいつがなんというか、お話にならないレベルのバ……失礼。あらすじでそんなこと言っちゃまずいか。
彼の暗殺もとい強襲もとい変態行為をテキトーにいなし……じゃなくて、首の皮一枚で凌いでいるうちに、二人の間にはいつしか特別な感情が芽生えたり芽生えなかったり。いや正直、滅多なことでもなきゃ芽生えそうにないけど……とにかく、そんな感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 21:48:46
65722文字
会話率:54%
技術が進歩し、量子コンピューターやサイバネティックスなどと共に、特異な粘菌とナノマシンを組み合わせたテクノロジー『ミクソガストリア・グレイルウム』――通称『グレイル(聖杯)』が普及した2025年。
最先端技術とその研究機関が集まる日本
の都市『陣界市(じんかいし)』の中心で、突如竜型の巨大ロボットが姿を現す。
最先端技術の塊である"竜"に対して為す術も無い日本は陣界市を隔離。
一方、米軍は"竜"の制御を企み、国連は"竜"の回収を計画。
屈強なサイボーグばかり採用する民間軍事会社『フィクス・アウレア』は、目的のために兵士を送り込む。
陣界市で暮らすごく普通の少年『東郷(トウゴ) リシン』もまた、些細なきっかけから"竜"を巡る大きな争いに巻き込まれてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 15:00:00
17408文字
会話率:45%
書きたい。寝たくない。元の趣味はマラソン。ガストの厨房で働いている。
最終更新:2021-02-15 19:12:35
400文字
会話率:40%
「アンジェリカ、君との婚約を破棄したい!」
「……はい?」
公爵令嬢アンジェリカと、彼女に婚約破棄を告げた王太子オーガストがいるのは、卒業パーティーの真っ只中、多くの卒業生のいる会場内だった。
衆人環視の中で婚約破棄、しかもなぜか見知らぬ少
女に嫌がらせをしたと言われた。
なるほど、なるほど。
アンジェリカは静かに口を開いた。
「そこに座れ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 18:09:35
6751文字
会話率:54%
侯爵家嫡男ガストンに友人マルセルから放たれた一言
「俺達、廃嫡される」
「は?」
最終更新:2020-12-19 15:16:14
3965文字
会話率:75%
二階堂エリカは、転生を99回繰り返した『転生者』だ。
ある日、幼馴染の一ノ瀬善人がエリカの目の前で光に包まれ消えてしまう。
エリカは能力を使い善人の居場所を突き止めると、執事のセバスチャン、メイドのアンナリーナとともに転移魔法で善人の
後を追う。
辿り着いた先にいたのはアシュタルテという名の女神。
彼女に話を聞くと、異世界ベルガストの魔王を倒すために善人を勇者として召喚したという。
元の世界に退屈していたエリカはこれ幸いと、ベルガストへ向かうのだった。
これは、転生を繰り返した最強の少女が異世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 07:15:56
175582文字
会話率:30%
貧民街の最下層に暮らし、スリを生業としていた少女、チィ。彼女はある時スリに失敗し死にかけ、そこを騎士団長オーガストに拾われた。彼女を心配したオーガストは、見ていられないことを理由に、彼女に結婚を持ちかける。しかし彼女には、貧民街の地下水路で
暮らす、十人の子供の手下たちがいた。
チィはオーガストに子供たちを引き合わせ、そして信じられない事を知らされる。
子供たちは皆、その国で重要な存在とされている、”正式な音調使い”だったのだ……!
そして、チィ自身も、対魔族用兵器”聖鎧”の中でも、耐久年数が過ぎ、使えないとされた”破棄”聖鎧を使用する事が出来てしまう……
結婚から始まる、彼女の戦いが今ここに!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 20:45:34
70326文字
会話率:40%
18歳で高校生の逢沢東輝は、朝6時発のいつもの電車でいつもの車両に乗車する。
16人が乗車していた車両は光に包まれ集団転移に巻き込まれる。
気が付くと、そこはガストロ王国という国で、召喚したというのは魔物により滅ぼされたというムスペル王国の
王女だった。
召喚の儀式には特殊技能を与えるという術式が組み込まれていた。
しかし、試験の結果、逢沢だけは特殊技能を与えられていない「持たざる者」であると判断される。
持たざる者の歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 11:20:44
95711文字
会話率:47%
氷に覆われてしまった世界。【ヴィレン】。
その世界にはオーガストと呼ばれる化け物が多く存在する。
それらを排除する政府非公認の組織【August killer】
彼女たちはオーガストを全て排除するまで駆け抜ける。
最終更新:2020-03-29 13:25:15
652文字
会話率:61%
前世日本人のオーガスト・S・ラインが転生した先は、剣と魔術と、一部現代日本由来の科学技術有りの国。
新大陸北域の国リーヴス。
前世記憶目覚めた時、魔獣惑乱大暴走により生き残ったのは、彼一人。齢10歳にして全てを失う。
あれから五年…
…、正騎士の資格を得て……復讐に身を焦がす? と思いきや。瓦版紙面にて「御曹司だの「遊び人」とか言われる始末。
作者が言うのもなんだけど、コイツ大丈夫か? 強大な敵と対峙し、ペガサス城市を守ってくれるはず……多分……。
※「氷煙の騎士と火焔の神子」とほぼ同軸時間軸で同じ場所での視点違いです。あちらはレイク主人公の三人称。こちらはオーガスト主人公の一人称です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 06:00:00
53640文字
会話率:16%
僕はレンガ職人。それも職歴2年半のベテランだ。
レンガ・レンガ・レンガ!
レンガを積むだけの人生になってしまったのは僕のユニークスキルが『予報』だったから。
成人する15歳になるとスキル神殿で授かるユニークスキル。それが「剣術」や「魔法」な
ら冒険者になれる。
しかし、『予報』スキルを授かった僕の人生は無茶苦茶になった。勝手にスキル発動するから余計なことを言い、人間関係がトラブルだらけ。だから仕事が続かない。とんでもない外れスキルだった。
レンガ・レンガ・レンガ!
そんな僕にできる仕事はレンガ積み屋だ。毎日500個のレンガを積み大銅貨5枚。日雇い最下層の仕事だからバカにされることも多いけど地道に生きてきた。
ところが、外れスキルの『予報』が意外と使い道があった。なりゆきで予報屋を始めたらまさかの大繁盛。
だけど、レンガ屋は相変わらず続けている。
レンガ・レンガ・レンガ!
いつしか、レンガスキルがランクアップ。
煉瓦・煉瓦・煉瓦!
タイトル回収の『予報』スキル進化はずっと先、いつになったら『言ったら実現』になるのか。
ネバーエンディングレンガストーリーになりつつも、『予感』と『テンプレ』スキルを持つメンバーを加えて、予報屋パーティの冒険が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 06:23:31
234635文字
会話率:47%
勇士ガストンは、人外の女性との間に作った十四歳のカチアに、その出生の秘密を語る。しかし、カチアにはそれ以上の秘密があったのだ。
最終更新:2019-11-08 18:46:19
3220文字
会話率:47%
幼い頃から英雄に憧れる少年、ハイドラ・ガストリオ。彼は英雄をめざし、必死に足掻いていく。
しかし前途は多難。英雄への道は厳しいものばかりだった!
徐々に見えてくる本当の英雄像と、自身の中にある憧れの間で揺らぎながら、果たして彼は本当の英
雄へとなれるのか?!
──これは、塔や精霊のひしめく世界を生き抜く、世間知らずな少年の物語。
一話完成ごとに更新する為、かなり投稿間隔が広めになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 21:00:00
55161文字
会話率:24%
頭がお花畑な家族やその周り(一部除く)に苦労している公爵家長男のパトリック・ヴィオス・イフリティオ・オーガスト。
彼は思ったーー絶対に俺が公爵にならなければ、公爵領は、いや、この国は終わる。
真面目で努力家な異能持ち不憫な主人公のコメディ寄
りのファンタジー小説!
※この作品には異世界転生の要素は含んでおりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 22:06:08
10211文字
会話率:26%
ここに勇者、現れ出でたり。だが勇者、その力、未だ眠りたもう。
勇者は募る、共に行く仲間を募る。
一人は慧眼の賢者、賢者は勇者の力を見抜きたる。
一人は戦の神官戦士、戦の神の司祭は勇者の印を見抜きたる。
一人は森の者、勇者に命拾われ
し彼女は勇者の心を見抜きたる。
かくて四人は迷宮に挑む。其は大迷宮、魔王アスタリーゼの手になる魔宮なり。
四人は行かん、死地へと赴かん。
今こそ行かん、四人で死地へと赴かん
今こそ勇者、ガストルンの魔宮へと赴かん
~名も無き勇者の勲し~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 23:00:00
102018文字
会話率:42%
「ありゃ...どこだここ」
「そりゃあこっちが聞きたいにゃこのクソ魔術師っっ!!!」
ブリガストロ皇国のしがないS級冒険者であるイツキ・モーガトルとミーシャ・バルトラルは、気がついたら異世界に飛ばされていた。
「なんだこれ...。魔力が物理
的に存在してんだけどっっ??!」
「にゃんですと?そんなわけ......あった...??!」
なんとそこは、魔力概念が元いた世界とからっきし違う世界であった......っっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 00:00:00
2577文字
会話率:58%
オーガスト・ダーレスは功罪でもって語られる。片や埋もれてしまう可能性もあったラヴクラウト作品群を『クトゥルフ神話』として世に知らしめ、新たな作家たちの神話世界への参入を容易にした功労者として、片や自らの権限でもって制限を設けようとした者と
して。
ここで語らせていただく論はあくまで私の創作に役立てるものであるが、独自の解釈を多分に含むためダーレス的な意味合いで、神話体系を狭めてしまうかもしれない。だがここに述べるは善悪二元論や四大元素的なものではなく、神格や神話生物それぞれが有する特徴を抽象化でもって再定義する形となる。それは根源的呪術観や時空観念、あるいは量子力学にも手を伸ばしつつ、これをクトゥルフ神話的冒涜でもって唾棄するやも分からない。
この論の目的は、クトゥルフ神話的世界観の人間知性による再定義、再構築である。様々な論を引っ張ってきては踏みつぶすような、支離滅裂な論になるかもしれない。答えすら出ないかもしれない。だがそれでも論の飛躍だけは避けて進めていくので、クトゥルフ神話に自信のある方は忌憚なく感想、異論、持論を述べていただけると幸いである。
要はクトゥルフ神話全振り中二異能小説書くにあたって、絶対にわけわからなくなるので資料を作ろうと思いました。不定期更新かつものすごいコアな話になるとは思いますが、お手伝いいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 19:00:00
14677文字
会話率:16%
時は2058年、一人の魔王の手によって世界の総人口は80億から2億弱にまで減少し、人類は滅ぼされようとしていた。そんな折に現れた4人の勇者。
万の武器の使い手、ガスト。
神をも超えた回復魔導士、アルケ。
真実へ導く女帝、アッシュ。
なんか知らんけど一緒にいる奴、フール。
4人の勇者が織りなすアクションファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 18:33:19
3002文字
会話率:27%