過去に傷を持つ松下劉弦と辻天馬、身寄りのない数原利休、娘を失った悲しみに打ちひしがれていた真鍋蓮実たちが、『龍幸寺』という寺の和尚と出会い、生活を共にする。
一般社会に溶け込むことを拒絶した劉弦たちは、仏教に触れ、カウンセラーの資格を持った
蓮実を中心に「人助け」の仕事を始める。修行も積まず自分たちの解釈で人を助ける行為を、和尚は何も言わずに見守っている。
世間体もあり、僧侶のフリをして生活する劉弦たち。
一方、アパレル企業に勤めていた浅川沙千絵は、可愛がっていた後輩の裏切りにより、人を信じられなくなっていた。そんな時、沙千絵は蓮実たちが運営するカウンセリングサイト『カルマの部屋』を見つける。沙千絵は劉弦たちと出会い、彼らの仕事を目撃することとなる。
劉弦たちの仕事とは?沙千絵の心境の変化は?利休の役目とは?
他人を助けるということは、どういうことなのか?
登場人物たちの思いと、他人と関わったことによる心境の変化。彼らは何を思い、何をするのか。和尚が彼らに伝えたかったことはなんなのか。現代社会の「ハラスメント」を題材にした群像劇。
※これは現代ドラマか、それともファンタジーか。
最終章から急展開いたします。
参考文献
池上彰と考える、仏教って何ですか?[飛鳥新社]
だれでもわかるゆる仏教入門 松崎智海[ナツメ社]
超訳 ブッダの言葉 小池龍之介
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 22:39:01
303656文字
会話率:41%
普通の高校二年生、朝崎火花はカウンセリングボランティアクラブ、略してカボス部に入部していた。通学電車の中で掏りと殴り合いの大喧嘩をし、病院送りにされたからだ。カウンセラーの紫衣と日々会話を続ける中、紫衣より「ボランティアを始めます!」と言わ
れる。与えられるボランティアはどれも人と人の別離に関わるものばかりであり……。
※カクヨムでも掲載しています。
※イメージソングあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 18:00:00
93331文字
会話率:64%
縫代いちかは勤めていた会社が倒産したばかりの28歳。そんな彼女を「うちで働きませんか?」と誘うのは、どう見ても中学生の奇妙な美少女。背に腹は代えられず、その子が店長を務めるカウンセリングサロンで働き始めたいちかが出会ったのは、美麗すぎるカウ
ンセラーたち。そして、一介の事務員にはありえないような好待遇。警戒しつつ働くいちかのもとに、ある日ひとりのお客様がやってくる。彼女は最初尋常な様子だったのだが、店長を指名し、やけに高額な料金を支払っていく──。カウンセラー、ときどき、生霊祓い。美しく個性的な彼らと一緒に、いちかはこれからも働いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:50:00
40116文字
会話率:47%
重複ではない「 91作品目( 99投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の13作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてもよう! 」の番外編です。
◎ お盆が近い事もあり絡めて書いています。
毎度お馴染み “ 思い付き ”
で投稿しています。
呉々も内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は、一応編集済みです。( 2023.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2023.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
〔 あらすじ的な 〕
犯罪都市米●町から飛び出したセロフィート・シンミンとマオ・ユーグナルが、他県で土地を買い引っ越しました。
引っ越した先でセロフィートが始めた新たな事業は、心霊カウンセラー診療所。
セロフィートは心霊現象に悩める患者に対して一体どんなカウンセリングをするのでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 06:00:00
69136文字
会話率:37%
――青春なんて必要無い。
不登校を経験した主人公・蒼紀(そうき)は、友達を作らず勉強にだけ励むと決意し、全寮制の高校へ入学する。
そこで出会ったのは、水が飲めない美少女や作り笑いするクラスメイトたち。
ある日、蒼紀は「飲むだけで頭が
よくなる」という、不思議な水の噂を耳にする……。
約13万字の長編です。
青春。ほんのりラブコメ要素があります。
舞台は現代日本で、魔法やタイムリープ等のファンタジー要素一切無し。
テスト勉強に使えるかもしれない豆知識を紹介しています。
主人公は佐藤蒼紀ですが、群像劇風になっており、章タイトルの人物名がその章での視点です。(例:「第2章 野沢心」→野沢心の視点)
「舞台」
●昇山高校…主人公たちが入学する全寮制の高校。
●星盟学園…中等部から大学までの名門校。ここに入れば将来は安泰とされているが、超難関。
「登場人物」
●佐藤蒼紀(さとうそうき)…男。高1。平々凡々な容姿。中学受験に失敗したことが一因となり、不登校を経験している。高校では友達を作らず勉強に励もうと決めている。
○野沢心(のざわこころ)…女。高1。美人で頭が良いのだが、はっきりした物言いのせいで、周囲から浮いてしまう。心理学をかじっている。ペットボトル入りの水が飲めない。
○木戸愛華(きどあいか)…女。高1。女の子らしく明るいのだが、どこか無理をしているような……? 彼女には勉強よりも大切なことがあるらしい。
○山添六実(やまぞえむつみ)…女。?歳。主人公たちの通う昇山高校のスクールカウンセラーであり、学生寮A棟のスタッフ。(酒飲みで、寮内でこっそり飲酒している。)
●野沢優丞(のざわゆうすけ)…男。高3。昇山高校の生徒会長。眼鏡のイケメン。学費・寮費が免除されるほど成績優秀。野沢心と苗字が同じだが、血縁関係は無いらしい?
●遠藤翔太(えんどうしょうた)…男。高1。お調子者。陸上部のエース。
●大隅健一(おおすみけんいち)…男。高1。遠藤の友だち。食べることが大好き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:29:41
134212文字
会話率:43%
憂鬱気分を吸い出せる黒魔術を身に付けた高遠は、その力を利用してカウンセラーになった。
吸い出された利用者は一時良い気分になるが、悩みの根本は全く解決していないので、またすぐに憂鬱気分に悩まされる。
憂鬱のマッチポンプでお金を巻き上げる日々。
そんな彼の下には色々な悩みを抱えた客が訪れる。
誰にも寄り添わず、徒に相手の気分を変えるカウンセラーの日常ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:11:19
43263文字
会話率:45%
愛する孫を鬼畜どもに殺された男は……人伝に聞いた『恨みカウンセラー』の門を叩くのだが
最終更新:2024-11-05 14:14:56
1606文字
会話率:77%
人恋しさに負けて四年ぶりに山から出てきた未婚、シングルマザーのクラウディア。息子を預けて参加するのは婚活イベント。五対五のじっくりイベントでは嘘つきは強制退場の魔法がかけられており、嘘をついた参加者は水責めに遭いながら次々と脱落していく。
参加者のカウンセラーが次々と繰り出す質問によって解けていくクラウディアの過去と誤解。果たして彼女は新しいパートナーを見つけることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 20:20:59
15967文字
会話率:66%
ギレス・カザールは、いわゆる社会不適合者だった。
慣れない仕事を転々としながら、それでも、どこの仕事場にも馴染めず、ニート生活を粛々と味わっていたギレス。
しかし、そんな彼に転機が――。
「――教師になってはくれんか?」
ギレス
は、社会不適合者というレッテルこそあるものの、魔法使いとしては極めて優秀で、その実力を買われて、とある魔法学園の校長に招聘されてしまう。
しかし、教師として働く自信が皆無なギレスは、校長の提案を拒否してしまう。
すると、ギレスの実力の噂を聞きつけた生徒たちが、やって来て――。
この続きは本編で――。
©2024 謎の赤毛折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 11:42:18
45182文字
会話率:46%
それは触れてはならない秘密の親友――
親友の産休代替で小学校の養護教諭に赴任した元看護師のモモは、保健室登校をしている5年生の見守りを頼まれる。はじめは場面緘黙の少女・奏音(かのん)一人だったのだが、ほどなくしてもう一人の不登校児である
ミラ(鏡)も保健室でみてくれと任されてしまう。
同じく5年生のミラには重度の被害妄想があり自室に引き籠っているという話だったが、保健室では怯えた様子もなくむしろのびのびと振舞い、本人が「他者の心の声がきこえる」と主張する通り、妄想や幻聴では説明できない数々の不思議な言動を見せる。
そんなミラを見て、奏音は《キセに似ている》と、自分の心の中にいる空想の友達を重ね、ミラに関心を寄せる。しかしそれは決して口外してはならない秘密の存在だった。不思議なミラの登場によって、三人の周りで「キセ」を巡る怪現象が次々と起こり始める。
ミラはカウンセラーの見立て通り精神病なのか、それとも本物のエスパーなのか。
「キセ」とは何者なのか。本当にただの孤独な少女が生み出した空想なのか――。
現実とオカルトとの間で揺れながら、モモは二人の少女が織りなす謎へと挑んでゆく。
*この作品はpixivにて公開中です(タイトル同じ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:00:00
46779文字
会話率:36%
念仏久良羅鐘(ねんぶつくららべる)は親にDQNネームをつけられて壮絶なイジメにある。
しかし、そのクラス全員神隠しにあい。2年後、彼女だけ見つかった。
その後、彼女はイジメ撲滅のNPO法人を立ち上げカウンセラーとして活動していた。
そ
のやり方と目的は・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 14:38:10
5372文字
会話率:65%
異世界に迷い込んだ心理カウンセラー・天野星乃に与えられた仕事は、勇者一行のカウンセリングだった!
身体の傷は治癒魔法で治せても、心の傷はそうはいかない。
異世界に存在しない心理療法の技能が、魔王討伐の裏で人知れず王国を勝利へ導かんとしてい
た!
でもなぜか、勇者一行の世話係を担うエルフでロリババアの賢者の視点で語られる物語!
……案外真面目なお話です
(完結保証)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 15:37:47
116053文字
会話率:51%
鹿島正健は、ある夜、隣家の美しきシングルマザー・久保田摩耶の爆殺事件に巻き込まれた。摩耶は死に際に「よしみち」と言い遺し、警察は、鹿島を容疑者だと疑う始末。そこで、鹿島は、事件の真相を突き止めようと、独自調査を開始する。
まず、鹿島は、
葬儀場で会った摩耶の婚約者の吉村や、摩耶のインドネシア人上司のルクマンに接近した。その結果、入院中の摩耶の息子光司の手術費用の出所が不明な点や、摩耶の遺品の手帳に急逝した有名弁護士葛海の名が異常なほどに書き残されていた点、摩耶の死亡と同時期にインドネシア政府から発表された新潮汐発電計画と摩耶が大きく関わっている点などが判明し、鹿島は、腑に落ちぬ胸騒ぎに心を乱した。
鹿島の調査で、ルクマンが故国での研究者トップの地位を擲ち、日本に亡命した過去を知る。また、摩耶の死亡日に、同大使館員のヤジドの葬儀があり、鹿島は、インドネシア大使館の張り込みを始める。命を狙われる危険に遭いつつも、怪しい大使館員を尾行して、その男が足繫く通うバーを発見。
また、葛海の関係者の勝沼からは、葛海と麻耶の死を繋ぐ証拠〝アナンタボガ〟や謎のサイト《ランダ》の存在を得、ルクマンからは、亡命後もインドネシア諜報員の襲撃を受けたと告白された。
更に、バー潜入調査中に見掛けた心理カウンセラー沢木雅知に違和感を覚えた鹿島は、沢木が摩耶・葛海・ヤジドの死と深く関わりがあると睨んだ。吉村によれば、摩耶は、元夫の牧瀬との復縁で悩み、牧瀬が自殺した後、沢木の許に通院していたという。
鹿島は、牧瀬の過去を探るべく、牧瀬の故郷福岡へ飛んだ。当時は、暴力団の抗争事件が勃発、仲裁者の牧瀬は、暴力団に殺されたともいう。更に、鹿島は、大学時代の摩耶が谷口という家の女児を事故死させた事実を掴む。事故後も、新生児失踪事件や轢き逃げ事故などの不幸が谷口家を襲っていたとも。総合的に考えて、東京での事件は、福岡の一連の事件が原因となって引き起こされたと、鹿島は考えた。
谷口家の菩提寺に赴いた鹿島は、牧瀬の妹と邂逅。実は、牧瀬は、〝アナンタボガ〟に繋がる元傭兵であり、親友に殺されたと吐露。鹿島が事件の真相に辿り着こうとしたその時、何発もの銃弾が、突然、鹿島に襲い掛かった。
果たして、鹿島は、真犯人の魔の手から逃れ、一連の事件を解明することができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 15:42:45
164086文字
会話率:29%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:36:16
3488文字
会話率:0%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:35:12
13182文字
会話率:51%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:34:28
12084文字
会話率:48%
婚約破棄は、とてもショックな出来事だと思います。
人は、ショックな出来事に会うと、心や体に特有の変化が現れるのでして……
卒業記念舞踏会で、アーロントン公爵令嬢レティシアは婚約破棄を突き付けられました。
レティシアの側仕えをしているコー
トニーは、前世の記憶がありました
前世は心理カウンセラーだったのです。
心理カウンセラーの知識を生かして、困難に直面した公爵令嬢を救います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 00:02:32
4966文字
会話率:25%
「私たち、猫だけど何か文句ある?」
猫のナナは、1人の身勝手な男によって遺伝子操作で生み出され、人間と同じようなに言葉を喋り、人間と同じ知能を持ち。東京でちょっとした名医として名高い木村動物病院の院長、木村鈴の自宅の玄関先でナナが倒れてい
たところを鈴に助けられ。記憶を一部なくしながらも、ナナの能力を生かすために動物カウンセラーとなった。
ナナと鈴が出逢って7ヶ月が過ぎたころ、鈴のいとこの長谷川まさみの飼い猫のタマとナナが結婚し、子猫3匹生まれ。喜ばしいことだが、この3姉妹にどういう訳か超能力が備わり。その能力を使いながら、人間と動物たちと関わって行き成長して行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 10:39:10
74366文字
会話率:34%
私、猫だけどカウンセラーになる。
台風接近により秋雨前線が刺激され、ここ東京では、昨夜から断続的に雨が降り続いていた。
翌朝、テレビを見ている1人の女性。
明日には、東京に台風が上陸する恐れがあると、ニュースが流れ。そんな時、玄関を開け
ると、玄関先に1匹の猫が倒れている。
急いで処置をしないと。しかし、その猫は、超美人、いや、超可愛い、いったいどっちなんと見とれるほどに見たこともない猫。人間で例えるなら、まるでアイドル、いや、モデル、どっちなのかわからない。
その猫を優しく拾い上げ、猫の命を救った女性の名は、木村鈴。東京でちょっとした名医として名高い木村動物病院の院長だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 10:19:46
100468文字
会話率:39%
『不眠・悪夢専門』盲目の心理カウンセラー世前(ヨゼ)は、他者の前世の記憶に触れ、夢を介して当時の世界を体験する力を持つ。
そんなヨゼの元に女子大生の遠橋祈吏(とおはしいのり)が訪れる。
『就寝中に真っ黒な絵を描く』奇怪な夢遊病に悩んでいた
祈吏は、ひょんなことからヨゼに気に入られてしまった。
『前世の未練を解放すれば夢遊病は治る』という言葉を持ち前の直感で信じた祈吏は、
ヨゼと共に様々な魂に刻まれた「未練<トラウマ>」を融かしていく。
前世。それは中世西洋の騎士や、江戸の美しく気高い花魁、はたまた別時空の世界を救った勇者だったかもしれない。
けれど、どんな一生にも心残りはつきもの。
そんなさまざまな前世に飛び込み未練を解放する、スピリチュアル×ミステリー×冒険譚。
※当作品はフィクションです。作中に登場する人物・地名・国・事件・歴史・宗教・伝承・その他もろもろは実在するものと一切関係ありません。
※この作品はカクヨムさまに同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 17:23:24
205196文字
会話率:51%
篠田洋子は、ビルの屋上から飛び降りたが、奇跡的に一命をとりとめた。洋子の弟篠田淳一は、たまたま幽体離脱していて、その現場を見ることになった。病院に運ばれた洋子は、臨死体験を経験し、その後様々な霊体験が自分のまわりで起こり、精神的にまいって
食も摂れなくなってしまった。
物理学の教授父篠田浩一郎が、なぜか病院のカウンセラー斉藤裕子を手配し、会ってすぐに二人は固い絆のようなものに気がつく。
洋子の霊体験などを解消するため、二人は洋子の祖父篠田誠治の案内で、幽体離脱して死後の世界とこの世を行き来する。
その間浩一郎は、家族やカウンセラー裕子の上司である精神科の旧友友田教授に、人は死んでも意識は残るということを前提とした場合、なぜ人は生まれてくるのか、なぜ子が親を選んで生まれるのか、死と何か、幸せとは何か、神仏とは何か、それは存在するのか、宗教とは何かなどが、矛盾なく綺麗に説明できると話す。
洋子と裕子は、死後の世界で自分達がどんな生活をおくり、また、現世に何回も生まれかわっての生活を知り、今回の産まれ代わった理由が分かった。
父浩一郎の死んでも意識が残ると言う仮定から導かれた説明を、二人は死後の世界での実体験から浩一郎の説明が正しいことをさとる。
そのようなこの世の成り立ちを体験し理解した二人は、洋子は霊現象に対処できるようになり、裕子はカウンセリング時に活用できるようになり、沢山の患者を救うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:10:00
163514文字
会話率:25%
人間だった"私"は、ひょんなことから魂に神の素質ありと判断され、心の女神"リデル"に転生。
魂の輪廻から抜けて、畏れ多くも神々の仲間入りをした私は、半ば洗脳のような神の力の使い方に疑問と違和感を覚えて
…。
人間だった時はカウンセラーとして働いていた経験を生かし、人々の心の安寧を脅かす悩みを解決しようと、下界の神殿に心の相談所を設けました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 15:34:41
5295文字
会話率:50%
カウンセラーとして働く森口春樹にカウンセリングの依頼が来た。内容は両親を殺した少年上木怜のカウンセリングで、話の中の怜、今を生きている怜が共に成長する物語です。
最終更新:2024-07-11 00:17:29
1939文字
会話率:52%