「咎隠が落ちた……新政府の根切だ」
先の大戦で恐れられた忍者の里が滅亡し、すべてを失った少年真備丸(まきびまる)が向かった先は、抜忍山羊右摂利(やぎゅうせつり)の館だった。里の長二十二代目咎隠十蔵(とがのじゅうぞう)こと天才忍者朝雛(あさひ
な)の遺言を伝えると少年は――。
「大戦で観測された不可思議な力を振るう異能の兵士たちについては、各国が競って情報を収集し登録したんで“Register Soldier(レジスター・ソルジャー)”頭文字をとってRSなんて呼ばれ非常に恐れられた。さらに戦場では星のマークでマッピングされたんで“抵抗する星”を意味する“RESISTARS(レジスターズ)”なんて造語が出来たんですよ。まあほとんどのRSは大戦末期に過酷な作戦に投入されて死にましたがね。そんなわけで、戦後は国家が貴重な戦術兵器だってんで異能者を管理する大義名分を与えちまったわけですよ。我々の情報は依然軍事機密ではあるものの国際平和のための信頼構築と透明性確保のため一部は公表せざるを得ない。しかし、困ったことに我が国は古来より存続してきた御手前方《おてまえがた》のような異能武装集団(アンダーグラウンド)が多く残っていてね、国際社会でかなり危険視されているというわけだ。それは同盟国であっても我が国が突出した軍事能力を持つことは容認しない――」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 23:22:55
13338文字
会話率:29%
「啐啄同時」とは、禅宗の教えで、ひな鳥が外に出ようと卵を内側からつつく時に、親鳥が卵を外側からつつくことで、生命が生まれるというものです。
この短編はそれを踏まえたものになります。
キーワード:
最終更新:2024-10-05 22:47:52
1509文字
会話率:5%
おじさんが妖精に出逢い、魔法少女となってアイドルをしたり、他の魔法使いと闘ったりする、お話です。
最終更新:2024-10-05 18:41:37
19859文字
会話率:34%
お雛様を飾る時の感想です。
最終更新:2022-03-03 00:28:29
365文字
会話率:0%
マスクを付けたときの感想です。
最終更新:2021-08-29 18:28:53
350文字
会話率:0%
男爵令嬢のエレアナの婚約者はとても美しい。
その婚約者は侯爵家嫡男イリアス。数年前に起きた大災害によりエレアナの男爵家から資金援助を受けたことにより見返りとして婚約者におさまった。
それにより学園では女生徒らに「お可哀想なイリアス様を解放し
て」と言われるのだ。
しかし────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 13:44:56
30605文字
会話率:54%
「あなただけが私を忘れてくれなければ良い。だから聞いて、私の歌を」
そう言って俺の最推しの歌姫は、俺だけに単独ライブを開いてくれた。なのに、俺は彼女を忘れてしまった。
大阪梅田の歩道橋を四ツ木世津《よつぎせつ》が歩いていると、ストリー
トライブをしている女性歌手がいた。
周りはストリートライブなんか興味すら持たずに通り過ぎていく。
そんなことは珍しくもないのだが、ストリートライブをしていたのは超人気歌手の出雲琴《いずもこと》こと、クラスメイトの日夏八雲《ひなつやくも》であった。
超人気歌手のストリートライブなのに誰も見向きもしないなんておかしい。
自分以外にも誰か反応するはずだ。
なんだか、世界が彼女を忘れているみたいで怖かった。
疑問に思った世津は、その疑問の調査をする名目で八雲とお近づきになるが──?
超人気歌手だった彼女とその最推しの俺との恋にまつまる物語が始まる。
カクヨム、アルファポリスでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 23:30:00
88775文字
会話率:55%
辻雛数(つじ ひなかず)は建築系専門学校に通う一年生。
ある日、アルバイト先の先輩から「最近おかしな電話がかかってくる」という報告を受ける。
「ソイツは見過ごせないっすね。ファイトです」と、それはそれは適当にあしらっていた雛数だったが、そ
の翌日の土曜日、雛数はそんなことも言ってられなくなってしまう。
なぜなら、例のイタ電野郎が彼のスマホにも電話を掛けてきたからだ。
どうする雛数。
※セルフレイティングは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:22:12
38794文字
会話率:37%
デュノア伯爵家の令嬢シャンティは、未だ会ったことのない婚約者ディルクに焦がれる、天真爛漫な少女。けれどある日突然その身に事件が起き、館にいられなくなってしまう。
婚約を破棄され、伯爵邸を追い出されたシャンティは、男装してひとり苦難な旅へ
出る。そうして辿りついた王都でシャンティが出会ったのは、ディルクの親友であり、王家の正統な血筋を引く青年貴族リオネルだった。深く傷ついたシャンティを優しく受け止めてくれるリオネルに、シャンティの心は…。
(※読者様からのご意見・アドバイスなどもあり、2016年11月17日~なろうで投稿していた『ひなげしの花咲く丘で』シリーズを一作にまとめました)
(※第一部は主人公が苦労しますので、苦手な方は第二部からお読みいただくことをお勧めします)
(※毎部ごとにハッピーエンドですが、主人公が苦労して大変な目に遭ったりもしますので、苦手な方は本作をスルーしていただければと思います。読者様によっては、ハードなストーリーとお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。あらかじめ充分ご注意いただうえで、それでも大丈夫でしたらお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:36:03
2829203文字
会話率:42%
セツカは幼い頃、騎士アーノルドに拾われた。
拾われる前の記憶が戻らないまま15年経った秋の日、
アーノルドはセツカに不思議な銀時計を託す。
セツカが失った過去に続く唯一の手がかり。
セツカは時計を手に、記憶を探す旅に出る。
道の先で、セツカ
は自分の過去、課された宿命を知ることになる。
章ごとに主人公が異なりますが、同じ世界なので前章の主人公もそのまま登場します。
#輪廻
#友情
#家族愛
#ヒューマンドラマ
下記サイトで先行連載中です
https://plus.fm-p.jp/u/chihayafactory/book?id=16折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:45:27
79127文字
会話率:38%
人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って
、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:30:20
242746文字
会話率:42%
ひなびた田舎町に住む少女ジェニファー。
最近は家族で経営するジムのユーザーが減り、家計が苦しい。そのため、ジェニファーは町の人に筋トレをすすめることにした。
「君もマッチョにならないか!」
最終更新:2024-07-13 08:07:37
950文字
会話率:21%
中学時代にあったトラブルが原因で、高校に入っても孤立していた壮馬。
彼には幼馴染が居た。しかしその幼馴染は親の仕事の都合で遠く離れたブラジルに移住しており、小学1年生からずっと会っていなかった。
そんな幼馴染が日本に帰ってきて、同じ高
校に通うことになった。しかし壮馬には、幼少期彼の性別を女だと勘違いしてプロポーズしてしまった黒歴史があり――
数年ぶりの再会となった幼馴染のひなたはクオーターであるにも関わらず、日本人にはありえない綺麗な金髪で、男子にも女子にも見える中性的な顔立ちであった。
たちまちクラスの人気者になったひなたを横目に、また学校中に避けられる毎日を送ると思っていた壮馬。
しかしその日家に帰ると、何故かそこにはひなたの姿があった。親同士の密約で、ひなたが壮馬と同じ家に住むことになったのである。
一つ屋根の下で暮らすようになった二人は、学校では話さないが、家に居る時は幼馴染らしくよく話すという少しだけ変わった生活を送ることになる。
そんな生活が続く中、ひなたが熱を出したのをきっかけに、性別を男と偽っていたことを知ってしまう――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 09:03:10
99940文字
会話率:52%
満たされない毎日を送るWebライターの陽向《ひなた》マシロは、アイスを買いに出かけた夜、なぜか女子高生――影山クロカを拾うはめになる。彼女は自らを疫病神と名乗り、マシロの秘密と引き換えに自らを世話するよう要求してきた。半信半疑のまま、しぶし
ぶそれを承諾したマシロだったが、加速度的な勢いで降りかかる不幸の連続に、やがて彼女が本物の疫病神だと信じるようになる。わがまま放題のクロカに手を焼きながら、どうにかしてお帰り願おうと画策するマシロだったが、百戦錬磨のクロカはなかなか手強くて――今日も今日とて、疫病神は帰らないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 18:07:26
12195文字
会話率:42%
【あらすじ】
とある事情から異世界に建てられたコンビニ。そこで働く元大学生の店長――綾上勇夜《あやがみゆうや》。彼は神々の気まぐれで転移させられ、なぜか異世界の街横で商売をしていた。
お客さんは魔族ばかりで怖ろしい見た目だが、それに反し
て愉快な者たちばかりで退屈のない日常を送っていた。
そんな中、勇夜は思い出す。こんな状況になった事情を。
大学の飲み会の帰り道、実家のマンションが火事になってるのを目撃する勇夜。急いで実家に戻ると、妹の陽菜美《ひなみ》が取り残されていた。
彼は陽菜美と一緒に避難しようとするが、隣室の住人の部屋が爆発し、生死をさまよう。
その後、生還を果たす勇夜だったが、神々の使いである戦乙女(ワルキューレ)のユリというケモミミ美女から、異世界に転移した説明をされる。それから職業適性を調べられ、その結果『コンビニ店長』一択であることが判明する。
第一候補、コンビニ店長。第二候補、なし。
勇夜「え、なに……? これが、最適な職業? そんな……そりゃ、実家はコンビニ経営してるけど、夢も希望もねぇだろ、これじゃあ……というか何? 第二候補なしってさすがに酷くない?」
こうして勇夜の異世界生活は始まり、さらには悪魔美少女たちまでやってきて!?
神界企画系異世界生活、開幕!
(淫魔は三章から出ます。淫魔という種族名からは想像できないほど戦闘面で強く、特殊な能力を持っています)
キャッチコピー一覧
魔族とコンビニで交流するコメディ! だったのに……この展開は!?
侵略系コンビニ。普通に営業しているはずなのに、なぜか魔王軍と戦争に!?
コンビニVS魔王軍! チートセキュリティで魔族と戦う!?
この男、ただのコンビニ店長かと思いきや、強大な敵と戦います【三章から】
淫魔が出ますが性描写は少なめで、ほとんどコメディとして使っているので過激なエロはあまりないです。でも優しめのエロならあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 16:02:52
127718文字
会話率:51%
幼い頃に両親を失い、親戚をたらい回しにされていた少女『奈沢陽夏(なざわひなつ)』は28度目となる引っ越しを行う。
両親の遺した莫大な遺産を使い、初の一人暮らしをしようとするのだが、今までイジメられていたことから、人と関わることを極力避けるよ
うになってしまった。
そんな陽夏を変える一つの手紙...その手紙を読み陽夏は決心をする。
亡くなった両親のこと奈沢家のことを調べて自分のルーツとなるものを知ること。そのためにも今までの自分ではダメだと...
そう考えていた矢先、妖(あやかし)と呼ばれる存在と邂逅してしまう。
これは過去に酒呑童子と呼ばれた男と酒に呪われた少女が織り成す物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 08:50:00
5185文字
会話率:37%
社畜のわたし、中野ひなは、目が覚めると大好きな乙女ゲーム『甘い夢を君とともに』(通称・夢君)のヒロインであるルチル・チェライトに転生していた。
おどろきながらもその適応力の高さですぐになじんでいくひなもといルチル。
静かに目立たずつつ
ましく生きようとするルチルであったが、ここは乙女ゲームの世界。攻略対象や悪役令嬢がヒロインを放っておくわけがない!
ルチル「絶対何事もなく、穏やかに生きてみせるんだから!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 17:45:25
43678文字
会話率:45%
コミュ障 八月一日 和奏(ほずみ わかな)
コミュ強 栄 日向(さかえ ひなた)
コミュ障和奏は、高校での友人が誰一人としていないことにコンプレックスを抱えていた。席が隣であるコミュ強の日向とも4月頃までは挨拶をしていたが、7月になると
いつの間にか挨拶も交わさなくなってしまった。しかし、話さないのは日向が和奏にこっそり好意を寄せており、気恥ずかしさ故の行動であった。そんな中、ふとした日に和奏と日向は趣味が同じであることに気がつく。そして夏休みに入って……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 22:47:19
5691文字
会話率:13%
この春、俺――中野拓海(なかの・たくみ)が入学した白陵台高校には、入学早々に1年生美少女ツートップと呼ばれるようになったキラキラ美少女たちがいる。
「え、そうなの? なにそれヤバッ!」
ふわふわボブのギャル系美少女の天野陽菜(あまの
・ひな)と。
「うん、うん。へえ、そうなんだ~。面白そうだし、わたしも見てみようかな~」
黒髪ロングの清楚系美少女、木陰美月(こかげ・みつき)。
そんなキラキラ女子たちとモブ男子Aな俺の高校生活は、交わることなく終わる――そう思っていたのだが。
学校からの帰り道、捨てられていた子猫を助けたことで、俺は彼女たちと仲良くなった。
しかも彼女たちは子猫に会うためと言って、俺の家に頻繁に遊びに来るようになって――!?
(この作品はカクヨムにも併載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:10:00
119427文字
会話率:43%
【第一部】*全9話完結済*
押しつけられた結婚話から逃げ出し一人で生きてきた私は、仕事にも人生にも疲れきっていた。
そんなとき人違いから、半ば無理矢理のように異世界に引きずり込まれてしまう。
元の世界へは戻れないと知り、かといって諦めきれな
いまま魔法使いの弟子として過ごす毎日。不器用な優しさを見せる彼にどんどん惹かれていくものの、彼の気持ちはさっぱり掴めずすれ違う中、遠くの町に出かけた彼と連絡が取れなくなってしまった。
【第二部】*全10話完結済*
クローと無事結婚した私は、自分のお小遣い位は自分の魔力で稼ごうと試みる。だけど私のささやかな魔力では稼ぐ以前の問題で。元の世界の知識でどうにかならないかな?と頑張る話。
第一部が微糖過ぎた反動か、第二部は糖度マシマシ。甘々からの溺愛となりました。
【その後の私たち】*不定期更新*都度、完結設定
色々ありつつ最終的にはラブラブしてるだけの二人。
R15相当と思われる話には前書きにて注意喚起しておりますので、苦手な方は回避してください。
世界観はゆるふわですので細かいところはそっとスルーで、漢字の間違いや文章のおかしな所はこっそり教えていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 12:40:52
242916文字
会話率:24%
第一章『過去編』完結しました。ありがとうございました!
第二章開始まで少し時間がかかりそうですので、一旦完結設定とさせていただきます。ご了承ください。
異世界で溺れていた私を助けてくれたのは、美貌の魔法使い、ユリアスさんだった。
だけど
私には溺れる直前の記憶がない。
しかも助けられた直後の記憶もなくしてる?
私は一体どうなっちゃってるんだ!?
一体いつトリップしてきたのか、何故記憶が細切れなのか、謎でしかない。
厚かましくもユリアスさんちにお世話になってるけど、しょっぱなからユリアスさんは何故か私に甘々で…。
失った記憶のせいですか?
私は果たして、無事全てを思い出すことができるのか?
私の幸せはどっちだぁ!
ゆるふわ設定なので、細かいところはスルーで読んでいただけたら嬉しいです。
初めて書いた小説なので、特に初めの方が拙いですが、あとになるほど成長の跡が見えてたらいいなぁ(遠い目)。
☆タイトルに*が付いているものは、後書きに【おまけ】の小話がついております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 05:00:00
470999文字
会話率:20%
あたしは祈った。全身全霊で神様に祈った。
あたしの命はもう終わるのです。
だから、どうか、最後のお願いです。
あたしを聖女さまにしてください!
なのにどうして!?
異世界にトリップしたあたしは何故か、猫になっていた!!
これは猫になって
しまった女子高生が、聖女さまや勇者さまと一緒に世界を救う(!?)旅に出るお話です。
軽いノリのお話をめざしています。
主人公は抱っこされてモフられているだけです。
【本編完結済】後日談不定期更新中
後日談に関しては、デロ甘注意かもです。
また、ゆるふわ設定のため、細かいところは生温かくスルーしていただけると嬉しいです。
タグは必要に応じて増やしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 09:26:51
238781文字
会話率:18%
「詰襟カラス」 ローカル線の車内で静かに文庫本を読む少年に、勝手にそう愛称をつけた少女は、苛立ちを胸に抱きながら、少年のことに関心を持ち、その苛立ちの正体を突き止めようとする。
推理小説好きで、自称、本の虫をうたう少女が繰り広げる、現実的非
日常における演繹的推理。
妄想と主観に捉われながらも、論理的な推理にこだわる少女が遭遇するこの物語のタイトルは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 08:40:00
10187文字
会話率:4%
「ひかりの恋」のヒロイン時任ひかりと、高木誠司が辿った思い出の欠片、修学旅行編。
高校二年生の秋。木の葉が色づき始めた季節に、二人は高校生活最大のイベント修学旅行を迎える。
少年は少女に対する想いを裡に秘め、少女は少年の想いをまだ知らない。
これから本当の運命の出会いを果たすまでの、二人を綴った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 08:40:00
50572文字
会話率:42%
忘れることの無い夏休み、少女は出逢う、お日様の匂いのする夏の妖精に。
小学三年生の少女、一ノ瀬さくらは、山村留学先の自然豊かな里山の村で、同学年の少女、畠山小春と出逢う。
まるで運命であるかのように、さくらの前に現れたお日様のような少女は
、今まで会った誰とも違う特別な女の子だった。
都会育ちの少女の前に突然訪れた忘れられない夏休み。
煌めく太陽の下、さくらの手を引いて夏の妖精が里山の夏を駆けめぐる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 08:40:00
165113文字
会話率:45%
三年前に助けた少女は、どうやら本当は白髪だったらしい。
そのことを知ったのは、藍沢ひなぎが歌手としてデビューしたときだった。
白髪で美少女で歌も上手い。曲もよい。となれば売れない理由がない。デビューしてすぐシンデレラのようにスター街
道を駆け上がっていく姿を、柏木飾はテレビの前でなんとなく眺めていた。
出会ったときに連絡先も交換してはいない。だからあれ以来自分とはなにも関わりがなかった。
たった一瞬、関わりがあっただけだから忘れられているかもしれない、と思った。
でも、案外そうではなかったらしい。
「よ、よかったぁ……忘れられていたらどうしようかと思ってたんだぁ」
ひょんなきっかけで再会することになったひなぎは、心の底から安心したように胸を撫でおろしていた。
べつに、ひなぎと再会できたことも、忘れられていなかったこともうれしいけれど。
でも、ちょっと待って。
……すでに人気者になったひなぎが自分のことを好きみたいなんだけど、どうすりゃいいの?
―――
【注意】
ラブコメちっくなあらすじですが、シリアスな展開もあります。ご注意ください。
音楽モノです。
ガイドラインに基づき、実際にある歌の曲名まで記載することがあります。歌詞の引用はしませんが、なんらかの問題が生じた場合は本文に訂正が入る場合があります。ご了承ください。
なお作者は音楽に関してはど素人なので、甘い表現があるかもしれません。
また、引用元についての解説は、ネタバレになる可能性があるのであとがきという形でまとめて注釈入れさせていただきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 00:59:14
279187文字
会話率:36%
まだ羽も生えそろわないひな鳥の小鳥。
ある日、4人家族のペットとして迎えられた。
小鳥と家族がともに過ごした19年。
他サイト(物語ドットコム)にも投稿しています。
最終更新:2024-09-05 14:14:26
2433文字
会話率:3%
相川湊(あいかわみなと)は小学生の頃からバスケに打ち込んでいるバスケ少年だ。
180センチ以上ある身長に鍛えられた体躯の持ち主で、そのおかげでバスケの強豪校へと推薦入学することができた。
高校に入学して1週間程経ったある日、朝目が覚めると何
故か髪が伸び身長が縮んでいて、弟を起こすために部屋に飛び込んできた姉にすがりつく湊。
その後に部屋に入ってきた母には信じてもらえず、昔からのかかりつけ医に診てもらっても原因ははっきりせず。
ただかかりつけ医のおじいちゃん先生の知人に大学教授がいて、紹介してもらい原因究明のための研究に協力することになった。
そして約1年が経ち、名前を湊からひなたへ変えてまったく別人として地元へと戻ることにした。
※R15は保険です。
※この作品(改訂前)はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 12:00:00
170055文字
会話率:37%