人間、誰しも隠してたいことくらいある。
たとえ、一つ屋根の下、暮らしていてもそれは同じこと。
私とあさひはこの春からルームシェアを始めたわけだけど、同時に何故か変なゲームも始まった。
ルールは単純、いつでもどこでもいいから
。愛してると言い合って、照れさせた方の勝ち。
時、場所、関係なし。いつでもどこでも、唐突に始まる仁義なき無差別バトル。
そんな二人の関係の中で、私の想いは秘密にしておかないといけないから。
生殺しもいいとこなんだよね、いや、ほんとに。
これは大学生の二人が、愛してるって言い合うだけの、そんな同棲百合話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 15:00:00
276576文字
会話率:28%
高卒から働き始めて12年
適当で面倒くさがり屋の俺が無職になって新しく始める生活はまさかの異世界???
様々な人と出会い、モンスターを倒したり、時には戦争もしながら仲間と共に成長、一緒にお城や街も成長させて目指すは王?
まぁ、王になるとか面
倒だし、せっかくの異世界だからのんびりまったりと生きていければいいかな?
とはいえ、世の中そんなに甘くないらしく運命は勝手に動き出す。
そんなこんなで、この世界で俺の第二の人生が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:14:18
446100文字
会話率:48%
高卒になってから土木工事や営業マン等の職業を転々とした末に29歳になってもフリーターとして生きている草薙斗真(トーマ)。
サブカルチャー専門店でアルバイトしながらアニメや漫画が大好きなトーマにとっては天国同然で活き活きと働いており、最近店長
にまで昇り詰めた。
しかし、ある時トーマのアルバイト先の親会社の決定により店舗は閉店となってしまい、無職になってしまった。
初めてやりがいを見つけた仕事を突如として奪われたトーマは途方に暮れてしまい、落ち込みながら帰路に着く中でふと思った。
「一度でいいから異世界転生してやり直せたらな~」
落ち込みを紛らわすため、買ってから放置していた一つのゲームをやろうとした瞬間、画面から眩い光が放たれた。
しばらくして目が覚めると、そこは砂浜の広がる海だった。
いつの間に移動したのか思うと同時に明らかに現実離れしたような鳥や魚を発見し、更には表示されたステータスを見てトーマは確信してしまった。
「俺・・・異世界に召喚されてしまったのか~~~~!?」
トーマは異世界に転生すると言う何気なく口ずさんだセリフが現実のモノになった事を喜びつつも、年齢はそのままな事に加えて日々の生活の必須アイテムであるスマホが無く、愕然とする。
その瞬間、森の方でモンスターと戦闘している現場に直面している一人の女性を目の当たりにする。
長い銀髪を靡かせ軽装に身を包んだその女性は冒険者セリカ。
彼女との出会いをきっかけにトーマの異世界での冒険が始まり、そして未来を変えていく。
そして、多方面で無双していく冒険譚が描かれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:01:24
1087513文字
会話率:50%
気がつくと、森のはずれで倒れていた。
名前も、どこから来たのかもわからない。
けれど胸の奥には、どこか懐かしい痛みがあった。
「あなたの名前は、リーナでいいかしら?」
そう名付けられた私は、小さな村で暮らし始める。
花火の話を聞くと、な
ぜか涙が出そうになった。
丘の上に立つと、知らないはずの誰かの笑顔が浮かぶ。
まるで、何かを忘れてしまったみたいに。
そんなある日、旅の青年レオが村を訪れた。
優しいのに、どこか寂しそうな彼の視線。
初めて会うのに、どうして――心が安らぐの?
そして、望まぬ婚約話。
胸の奥が「違う」と叫ぶ、そのとき。
夜空に咲いた花火が、すべての記憶を連れ戻す。
名前のない私が、もう一度、恋をする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:19:01
20249文字
会話率:22%
ジェニー・ケインズ男爵令嬢はまだ貴族学校就学前の一四歳にも拘わらず、婚約者を探していた。ケインズ男爵家は決して裕福な家ではなく、またジェニーも真面目だったから、将来を早めに定めておきたいと考えていたのだ。そんな時、ラニガン商会傘下の店の店頭
で、貴族の令嬢限定で婚約者募集中の張り紙を見つけた。ジェニーは商家もいいかと思い、応募してみた。そこで婚約者のテストと称した、密売品の運び屋のバイトをさせられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 07:41:05
6857文字
会話率:49%
ムナオロス王国の国難になるとも予想された魔の谷スタンピードを被害ゼロに抑えた、一三歳の『青の魔女』シリン。当然のことながら救国のヒロインともてはやされ、その重要性からウィルキーラッツ公爵家嫡男ネイトとの婚約が定められた。しかし平民であったシ
リンは、全く楽観視してなかった。政略だから断れないし、お相手のネイトも今気持ちが盛り上がってるだけだろうし、結局シリンは貴族じゃないから。いい関係を築くにはどうしたらいいか。シリンはネイトに失恋魔法をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:53:49
6822文字
会話率:40%
「で、ボクは君を婚約破棄したいんだ」
カルカウ王国唯一の王子であるエルズワースは、聖女ライカとの婚約破棄を望んだ。他に好きな令嬢ができたからという、軽薄な理由で。国王夫妻は聖女よりも高位貴族の令嬢と結ばれることを是としたし、聖女ライカの後見
者である大司教は慰謝料に満足したし、聖女ライカは目の前のオレンジのあまりの美味しさに心を奪われていた。婚約破棄成立後、聖女ライカは傷心を癒すという名目で旅に出る。一年後に帰還すると、エルズワースも国王夫妻も病死したカルカウ王国は大変なことになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:31:19
6602文字
会話率:45%
異世界召還ってどう思う?
俺?フザケルナ!って思うわ!
どーでもいいから家に還してくれ!
最終更新:2025-05-18 01:49:16
126456文字
会話率:79%
――何時からだろうか?
一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。
違う…。
言葉の誤りをお許しください。
わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。
しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀し
いことです。
どうすれば、いいのでしょうか?
一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか?
難題です。
無心…。
無情…。
『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。
――当時のわたしを思い出してみました。
お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。
まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。
そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。
お声を掛けていただいた。
――嬉しかった。
わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
110797文字
会話率:3%
掛け持ちバイトのしすぎで、入院した高校生、近衛 誠吾(このえ せいご)は家族と学校からバイト禁止令が出されて、暇になってしまう。
そんな彼に学校の友人から暇なら今度発売される新作のVRMMORPG「Elysion Online(エリュシオ
ン オンライン)」をやってみないか誘われる。
どうせやることがないので、ゲームで暇つぶしするのもいいかと考え、初めてのVRゲームをプレイすることを決める。
ゲームを始めた誠吾はアバター名をタクトと名付け、召喚師サモナーとして、プレイを始める。そして始めて召喚をした召喚獣は竜人族の可愛い少女だった。リリーと名付けたタクトはリリーと共にEOの世界に旅立つ。
そして数多くのバイトをした彼はVRの世界で才能を発揮する。ゲームが楽しくなってきた彼はいつの間にか立派なゲーマーに成長していく。
■『マンガUP!』様で漫画連載中です。
■『めちゃコミック』様でコミックス一巻が配信中です。
■『Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~』のコミックス一巻、二巻が発売中です!
現在一日空けて小説更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:00:00
11218962文字
会話率:51%
死んだ理由はスマホ。
転生した先で使えた魔法は、まさかの“死霊魔法”!?
普通の高校生だった俺、酒井悠は、女神エレンの気まぐれで異世界リュステリアへ転生!
ゲーム知識でワクワクしながら死霊魔法を試してみたら――
「禁忌だ!」「異端だ!」「
死刑!」って言われて即捕まり、ダンジョン送り!?
でも、地下墓標で出会ったのは
高飛車だけどチョロくて可愛い【吸血姫】だった!
「ふん、あたしの眷属にしてあげてもいいわよ?」
「ちょ、ちょっと……くっつくのは寒いからよ!? 勘違いしないでっ!」
女神の盛られた像。骨うさぎ。ノリだけで転生してきた俺。
ツッコミどころ満載な異世界ライフが今、始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:13:57
40958文字
会話率:49%
普段はネットの片隅で自堕落に過ごす読み専なのですが、ふと思い立って就活体験談を書いてみようかと思いました。
いざ就活といっても何から始めていいかわからない、今自分がやっていることは正しいんだろうか?等の疑問に苛まれる。そんな人が大半ではな
いでしょうか?
まさに私がそうだったので、私が感じた疑問と取り組みなどをメモ書き程度に書き連ねていきます。
これから就活に挑む一部の人が、少しでも楽になったら嬉しいです。
※不慣れ故読みにくいところ等はご容赦ください。ご感想、ご指摘などございましたらお気軽にお声掛けください折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-17 22:10:43
2906文字
会話率:3%
佐竹うさぎは、奥能登で暮らす中学生の女の子
週末は、巨大人型ロボットのウイークエンダー・ラビットに乗ってます
そして怪獣たちを狩ってお料理にしています
というだけでは全くウケないので、1話2分で読めるよう、改訂しました
1話10
00字前後
5分休憩なら、3分おつりがきます
小難しいとよく言われる作品ですが、休憩中にそれまでとは全く違うことに脳をフルスペック使うのも、健康にいいかもしれません
特別期間、まずは1日1話更新
ストックが尽きたら週1にします
では、2分間どうぞお付き合いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:57:45
167853文字
会話率:17%
中華料理屋に嫁ぎ、姑と出戻りの小姑に散々こき使われた挙げ句、過労で死んでしまったサツキ。
生前愛読していたロマンス小説のヒロイン、メイリーンに転生したが……
彼女は思う。
死んでまで、家事なんか絶対にやりたくない!
溺愛なんてどうでもい
いから休ませろ!!
☆一話1000文字前後の、さくっと読める連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:20:59
80240文字
会話率:39%
貧乏農家の三女として生まれたノアは六歳の時に召使いとして商会に売られてしまった。奴隷のように働かされていたが、十歳の時に町で魔物の氾濫が起こり、その混乱に乗じて商会から逃げ出すことができた。逃げのびたノアは二人の少女たちと出会い、一緒に協力
しないかと話を持ち掛けられる。一人で生活するよりはいいかもしれない、と受け入れるがその少女たちを鑑定すると「勇者の卵」「聖女の卵」という結果が出てきた。厄介ごとに巻き込まれるかもとビクビクしながらも、大きな町にたどり着いて生活が始まった。三人で過ごしていくとノア自身にも「賢者の卵」という称号が生え、様々な魔法が使えるようになる。そんな時、事件に巻き込まれてノアたちは開拓村に飛ばされることになった。だが、それがスローライフの始まりだった。少しずつ身の回りの物を充実させ、野菜を魔法で育て、自分の手で家を作り、動物を育てて恩恵に預かり、素材採取のついでに魔物討伐、開拓の手伝いをして住民と交流。ノアが動くと生活で少しずつ必要なものが集まり、開拓村は少しずつ豊かになっていく。生えてきた称号にとらわれず、ノアは魔法を生かしたスローライフを満喫していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:00:00
821507文字
会話率:66%
「いやぁぁ!!!」
こんにちわ私シイナはどうやら悪役令嬢らしいです…。
最悪…。クソ面倒い嫌がらせとかまじ興味ねぇー。
いやまてよ?私まだ3歳だし嫌がらせしてない…。
てことは?もしかして?嫌がらせなんてしなくてすむんじゃない!??
シャイ
っ!!勝ったこの人生…。
実はわたくしぃ前世は酷い人生だったんですぅ。
例えば…
バシャッ!
「お前乙女ゲームとかやってたの?ww成績いいから仲良くしてやってたのにもう関わってくんな」
はい。定番のいじめですよ。水かけられて昨日買った服ビチャビチャだしまじうざいんだが。てか乙女ゲームしてるからなんなんだ。
こんないじめを受けてた人生でした。
あ、大丈夫です。ちゃんとやり返したのでご心配なく。
てかこのゲームの攻略対象5分の3でヤンデレなんよ。
ヒロイン大丈夫かな?まぁ大丈夫かあのぶりっ子ならなんとかしてくれるよ。
今のでお察しかと思いますが私ヒロイン大嫌いなんです♡だから一生関わらないでいきたいんですけどこれからヒロインと会うらしいんです。
ガチ無理なんですけどぉ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えやばいヒロイン自慢話しかしねぇ…。
私もう足し算出来るんだぁ♡じゃねぇよ、うるさいな。足し算?しょぼ…
もうこうなったら攻略対象を守ったげるよ。任せろ弟と知らんやつと知らんやつ、知らんやつと知らんやつ!
邪魔者は全員ぶち殺してやるからよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:07:44
912文字
会話率:16%
高校入学を期にアルバイトをして悠々自適な毎日を過ごそうとしていた新一年生の進藤弓(しんどうゆみ)。ひょんな事から弓道部へ入らざるを得なくなる。
「絶対弓道部は嫌だ!」
「駄目よ、あなたは昔から落ち着きがないのよ、弓道部へ入りなさい。どんな
試合でもいいから、その試合で一番中(あ)てられたら辞めてもいいわよ」
母親にそんな事を言われるが、弓にはどうしても弓道部に入りたくない理由があった。
「もう私に顔を見せないでちょうだい!」
部活説明会の一週間前に、中体連弓道大会で優勝をした事のある姫木文(ひめぎあや)に、初対面にも関わらずそんな事を言われていたのだ。
しかしまったく知らなかった弓道という世界に飛び込んだ弓は、徐々にその魅力にのめり込んでいく。
したくて始めたわけでもない弓と、弓道を極めたい姫木。
まったく正反対の二人の運命は、次第に交差していく。
――朝早くにさ、芝生に寝っ転がったのよ、そしたらさ、芝のほっそーい先端のとこに、夜露が降りてて、その水滴がしぶとく落ちないのよ。私もそんな風にしぶとく生きていきたいって、ね――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:00:00
45125文字
会話率:29%
言わずと知れた不朽の名作「源氏物語」。時代を超え、国境を越えて読み継がれています。そんな源氏物語も、書かれたのは千年前。現代とは習慣も考え方もいろいろ違います。現代の感覚でとやかく言うのは野暮ってもんです。ええ、分かってますよ。
―――でも
やっぱり突っ込みたい!
歴史は好きだけど古典は素人な筆者が、好き勝手に呟くエッセイです。ついでに、物語を読む上で知っておくといいかも、と思ったマメ知識も載せていきます。
R指定はしませんが、もともと子供向けに書かれた物語ではないので、中学生以上にしておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
728712文字
会話率:24%
ジャンル:ファンタジー|後宮|修仙|美女剣仙|龍族の師姉|妖艶な狐娘|必死な愛犬系男子(?)
飛空仙舟、美しすぎる女剣仙――そしてあの事件。
師匠の寝室にうっかり迷い込み、なぜか「ストッキング泥棒」の濡れ衣を着せられた俺。
……いや、濡
れ衣じゃない、あれは釣りだった!罠だ!釣り堀師尊だ!!
俺は元々、修仙小説を書いてた作者だ。
やっと完結して原稿料もらったと思ったら、まさかの過労死。
しかも目覚めたら、自分の小説の世界に――
モブ!
いや、モブどころか丹薬にされかけた仙草だったんだが!?
命が惜しい俺は、生き延びるために選んだ。
あの女剣仙の大腿(フトモモ)にしがみつくしかない!
冷たくて、プライド高くて、なのにめちゃくちゃ「釣り」好きな、あの絶世の美女――。
でも、俺には切り札がある。
《神魂融合》――!
修行をサポートしてブレイクスルーさせるのはもちろん、
ついでに肩を揉んだり、背中を叩いたり、風呂に一緒に入ったり……って、え、これ何のスキル?
修仙するって言ったのに、
毎日が修羅場(バトルフィールド)なんですけど!?
ま、いいか。
舐める(ペロる)しかないなら、全力で舐め抜くまでだ――!
俺は絶対、ペロって仙道を切り開いてやる!
ペロって新世界を掴んでやるからな!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:04:39
100748文字
会話率:29%
ここは冥界。
死した魂がたどり着く場所。
見知らぬ女性を凶刃から庇い命を絶たれた男レイジ・ベアの魂は、冥界の女神シュワの前で涙し跪いていた。
しかし。
「んなぁ~に満足気に泣いてるんですか。もしかして、私に褒めてもらえると思い
ましたか? よくやりましたレイジよ……なんて言ってもらえるとでも? ハッ! そんなこと言いませんよ、このすっとこどっこい!」
そんなレイジに対し、女神の反応はひどかった。
罵倒する女神が言うには、レイジの魂はこれまで百万回転生を繰り返し、そのすべてで何かを庇い犠牲になって死んでいるのだという。
「せっかく今回は運命に干渉して、すべてが極めて平凡な男にしたのに! それなのに……それなのに貴方って人はああああああ!」
泣き叫びながらレイジの胸ぐらを掴み、激しく揺らすシュワ。
「と、いうことで。次こそは絶対に違う死に方をしてもらいます」
しばらく罵声を浴びせたあと、冷ややかな視線はそのままにシュワがレイジに手をかざす。
「どうぞ、助けたいなら好きなだけ助けてください。でも、そのせいで死ぬことは許しません。ずっと見ていますからね。病死でも餓死でもなんでもいいから、べつの死に方してください」
その後、テーベ村の少年ナミラに転生した魂は、世界でも珍しい能力である【ギフト】を授かっていることに気づく。
それは魂に刻まれた百万回分の記憶と能力を獲得できる、あまりにも強すぎる【前世】という名のギフトだった!
こうして始まる百万一回目の人生。
百万の前世を集めながら、何かの犠牲になって死ぬという運命に挑む少年の物語。
こちらはカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
520616文字
会話率:43%
病弱な王子アルバートのもとに贈られた、一匹の白い子猫。
人間の言葉を話せないけれど、子猫いつだって彼の傍にいた。
「いいか?生まれ変わったら、絶対にまた僕の元においで。今度は絶対、人間に生まれてくるんだよ」
「にゃあ~」
「……ちゃんと
分かってる?」
・
それから数百年。
公爵令嬢ソフィア・シャルロッテ。彼女は、大切な誰かを探しているそうで……。
『わたしは、もう一度あなたに会いたかったの』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:50:22
9576文字
会話率:31%
アレン、お前は必ずこの兄を助けにきてくれ、
いいか約束だぞ、
必ずだ・・・
最終更新:2025-05-17 15:50:59
42132文字
会話率:61%