ポーケットのなーかーにーはー
ビスケットーがひーとーつー
頭の中でフレーズがぐるぐると回る。
さっき通った公園で、小学生くらいの女の子たちが歌っていた。
詳しい歌詞はすでに忘れてしまったけれど、知っている歌だ。
ポーケットをたーたーくーと
ビスケットーがーふーたーつー
ポンポン。
ポケットを軽く叩いてみた。
控えめに言って、今日は気分が良かった。だから散歩なんて珍しいことをしているわけだけれど、郷愁を誘う歌に出会うとは思っていなかった。
ビスケットーがーふーたーつー
ポケットを叩く。
僕のポケットの中身もふたつに増えるだろうか。
いや、それとも二つに割れてふたつになってしまうのだろうか。
そうなると悲惨なことになる。
ビスケットーがー
この分ではビスケットはどんどん小さく細切れになっていってしまう。
あるいはどんどん増えていつかポケットから溢れてしまう。
どこか単調な女児の歌声は懐かしさと共にどこか仄暗さを含んでいる。
ポケットに手をやって、それに触れた。
形の歪さに、後頭部がヒヤリとする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 16:00:00
924文字
会話率:0%
現代では謎の『何でも屋』を営む飛鳥福朗と、アルバイトの高梨明日香が織りなす物語第二弾。
とある週末、仕事でゴミ拾いをしていた福朗は、川縁でUSBメモリーを拾う。落とし物の可能性を考えて持ち帰ると、中には複数のプログラムと一つのアプリが入っ
ていた。パソコンに詳しい知り合いに見てもらうと、そのアプリはかなりの完成度との事。そんなものが捨てられているわけがないと、福朗は落とし主を探し始める。そうして現れたのは、USBメモリーを自分の物だと言い張る二人の男だった。
本当の持ち主はどちらなのか、どういう経緯で川縁にあったのか。この物語はそれらを巡る、『何でも屋』飛鳥福朗と高梨明日香の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 00:41:29
95659文字
会話率:64%
舞台は、魔法使いと魔力を持たない人間が共存する世界。
多くの魔法使いが集まっていたサナン王国は、ある日突然すべてが闇に閉ざされてしまった。一体何が起こったのか、詳しいことは不明のまま。
それからおよそ8年後、捨て子だった少女レーナは、
アーレン王国のサティア村の人々に拾われて育てられ、村の仕事の手伝いをしながら暮らしていた。
しかしある日、突如現れた謎の少女の手で、故郷のサティア村は滅ぼされてしまう。
そして実はレーナにはある人物からのメッセージが残されており・・・
以前書き始めた連載小説の更新もろくにしないのに、性懲りもなくまた新たな作品です(こら)。
・児童向け(小5~小6くらい対象)のつもりで書いています。
・ちゃんと児童向けになっているだろうか?
・シリアス、というか真面目めなかんじになる予定です。
・以前書いたものを引っ張り出してきたものなので、書き終えているところまでは定期的にアップし、その後は不定期更新になると思います。
・ストックがなくなったあとも、続け・・・続け・・・自分・・・
こんな作品ですが、よろしければよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 15:07:59
2195文字
会話率:49%
この作品はN高等学校「文芸とライトノベル作家の会」で行っている「地の文コンテスト」の作品になります。
詳しい説明はシリーズのこちらから→ https://ncode.syosetu.com/s8714f/
最終更新:2020-08-26 15:00:00
4763文字
会話率:22%
この作品はN高等学校「文芸とライトノベル作家の会」で行っている「地の文コンテスト」の作品になります。
詳しい説明はシリーズのこちらから→ https://ncode.syosetu.com/s8714f/
最終更新:2020-08-26 15:00:00
3211文字
会話率:25%
この作品はN高等学校「文芸とライトノベル作家の会」で行っている「地の文コンテスト」の作品になります。
詳しい説明はシリーズのこちらから→ https://ncode.syosetu.com/s8714f/
最終更新:2020-08-26 15:00:00
2818文字
会話率:21%
「わたしには本さえあれば、いいんです」
友達も家族も、それどころか現実世界に未練すらない女子大生、綴葉 文(ツヅリハ アヤ)は、なんか聖女に選ばれちゃって異世界に行かされちゃうことに!
むちゃくちゃな神様に飛ばされた異世界では、なんだか
キラキラした顔面の勇者と一緒に、聖女として魔王を倒さなきゃいけないって言われて……?
待ってください! わたしは本に詳しいだけの一般人なんですけど!?
気がつけば回りはイケメンに囲まれてるし……
めちゃくちゃな神様に、自分専用の図書館はもらったけれど、それでどうにかなるものなのかしら!
わたしの異世界生活、どうなっちゃうの!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 10:00:00
69112文字
会話率:28%
現世では人助けを率先して行い清廉潔白だったケイは突然の事故で命の危機に瀕していた。そんな彼に話しかける女の声、彼女は命を助けるから他の世界を救って欲しいという。
彼女から詳しい話も聞けず一方的に異世界転生したケイだったがそこは『邪骨』と
呼ばれる闇の生き物によって人々が絶滅の危機に追い込まれている世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 07:05:33
6975文字
会話率:59%
花に詳しいだけが取り柄のモブ、花山(はなやま) 守(まもる)は、ある日自分のロッカーの中に一輪の花と手紙が入っていることに気が付く。
入っていた花は、何の変哲もない白いツツジの花。
他の人が見れば、「なんだ、ただの花か」、と
だが、花につい
ては学校1詳しいことに定評のある守るには、この花の花言葉が簡単に理解できた。
白いツツジの花の花言葉、それは・・・・・・『初恋』。
これは、花に詳しいだけのモブが、たった1枚の手紙とたった1輪の花が原因で、非リア充からリア充に成り上がる(?)物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 07:00:00
16378文字
会話率:45%
ホラーではありません。
しかし、突然暗くなることにはご注意ください。
……もしかしたらギャグよりなのかも。
~この話は1話ごとの内容が大体1000~1500文字と短く、サクッと気軽に読める内容になっている……はずであるっ!~
この話は
……このタイトルからは。ほぼ確実に連想できない話になっています。(想像通りだったって人いたらスゲーよ)
また、この話は主人公が幼い子どものため、幼い感じの心理描写、会話が多めです。
良ければあたたかい目で見守ってあげてください。
もし、詳しい話が知りたい場合は『べつしてん』が用意されていきますので、そちらをご覧ください。
──屍さまよう世界にて。
見えぬ道へと迷いこんだ少年たちは。
ある一つの看板を目にする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お化け屋敷。みなさんも聞いたことはある
でしょう。しかし、それは本当にお化け屋
敷なのでしょうか?
本当のお化け屋敷…気になりませんか?
白夜の候、黒翼の屋敷長があなたをいざな
います…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……なんて話じゃねぇよ!
もはや!【黒翼の屋敷長】なんて気取ってたころの俺はもういねぇ!
こっちはもうどうしようもない状況なんだ!
余裕はねぇし! 働くやつはいねぇし!
もはや、手段は選んでられねぇ……!
バイト募集だ!
もう、このお化け屋敷にぃ!カァけるしカァ…!
ないんだカァらなぁ!
……これはそんな。
『オバケヤシキ』の復興の話。
今宵も叫び声がこだまする……。
この話には(あの子によれば日曜日の朝番組くらいの)過激、暴力的な表現が含まれています。
基本的にはハートフルストーリーです。
また、『死』に関する単語がよくでてきます。
あらかじめ、ご了承ください。
最後となりますが。
よろしければこの話の評価、感想などをいただければ幸いです。
……『つまらないと感じた場合』は作者に容赦なくクレーム、低評価をたたきつけてやってください。
次回からはその反省点を活かし、改善された話を読むことができるでしょう。
それでは、「オバケヤシキ」の復興までの話をごゆっくり──
……お楽死みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 21:43:34
24589文字
会話率:23%
「約束を果たしに来た」流浪の男はそう言って城壁都市に入った。四半世紀前の約束を果たすため、長く過酷な砂漠交易路を旅してきたアルマムベトの物語。
「貴種流離譚」に属する空想歴史浪漫、救国英雄譚のヒロイックファンタジー。
西暦4~7世紀あ
たりの蚕道(シルクロード)がモチーフ。交易都市ヌアコットを舞台に、経歴不詳8m級の古びた機体(ロボット)を操る主人公の行動を通し、隊商路全てに関わる騒乱を描きます。
主人公を目撃する者たち、係り合った者たちからの視点で語られる物語で、関わる者たちは、盗賊・門番・機体乗り・街娘・整備士見習いの少年・騎士・女神官など。
ダンバインとか、聖刻1092とか、覇王体系リューナイトとか、エスカフローネとか、ゾイドジェネシスとか、ブレイクブレイド等の世界観が好きな人に――好かれるお話になったら良いなぁ。
前作「~戦乱の古代魔術世界で人型兵器のパイロットになった場合~」とテクノロジーと歴史的な繋がりはありますが、前作をお読みにならなくても完全に理解できる物語として描いています。前作は古墳時代前の西暦1世紀前後の技術レベルをモチーフにしていました。それから300~600年後、別の土地を舞台にしています。
前作では発掘品として活用されていました機体ですが、今作では「製作」も可能になっている時代です(非常に閉じられた技術ですが)。前作では描けなかった機体のディテール、より詳しい内部機構、派生機種、集団戦なども描く予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:06:29
179019文字
会話率:19%
死亡し、異世界へ転生した石動惣治郎。
異世界でも探偵業を始めた惣治郎は、ある雨の日、一人の少女に出会う。
「僕、人の心が読めるんだ」
これは、心が読める奴隷少女と、一人の探偵の物語。
※あくまで探偵もどきなので、ガチのミステリ
ー要素は無いです。
※チートはありませんが、ご都合主義ではあります。
二作目です。特に要望は無かったのですが、再び奴隷モノの作品を書いてしまいました。
前作を読んでいなくとも分かる内容にはなっていますが、同じ世界観です。
詳しい事はネタバレになるので、内容が完結してからまとめて書く予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 18:00:00
38415文字
会話率:40%
私はこの物語のストーリーテラー。
法月探偵事務所には少ないながらも依頼をしてくるお客様がおいでになられます。
そんな依頼のレポートを物語として私がお話するものです。
今回のご依頼はお父さんに関することを依頼しにきた女子高生のお話となって
います。
それでは、詳しいお話は本編をご覧になってください。
この物語は「pixiv(https://www.pixiv.net/novel/series/1354200)」「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054917335780)」にもありますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 11:25:48
9441文字
会話率:45%
高校生の男女の毒舌くんといじられちゃん。
今日も2人は放課後に楽しく会話する。
2人の漫才をお楽しみ下さい。
ゲラゲラコンテスト2用の漫才小説です。
※ネタバレになるので詳しい内容は描きません。
最終更新:2020-07-17 15:24:45
1538文字
会話率:100%
オウム真理教やマルクス革命闘士にはインテリが多かった。何故なら、言葉の定義をズラしていくことで、現実を歪める事は快感だからだ。緊縮論者は同じ事をひたすら繰り返す。自称経済に詳しい人対はGDPの求め方も知らないのだ。
キーワード:
最終更新:2020-07-15 22:01:59
2894文字
会話率:0%
高校時代。全ての青春をラノベとアニメに捧げていたが、ある事をきっかけにそれらから距離を取るようになった俺。
大学に進学した後は今までの自分を黒歴史と断じ、思い出すことすら無かったが町で偶然、旧友と出会う!しかも、二人一緒に異世界転移に
巻き込まれる!
いきなり異世界に吹っ飛ばされおろおろしていると、旧友は胸を張って言う。
「任せて下さい。君がオタ活を引退してからも僕は続けましてね。いわば異世界博士ですよ」
この旧友がオタ知識を大活用!
「最近流行りの悪役令嬢転生じゃなくてよかったですよ。男に囲まれても困りますからな!」
「最初の話は聞かなくていいのです。どうせ魔王うんぬん、スキルうんぬん言うだけですよ」
「外れスキル?The主人公のやつじゃないですか!なかなかやるなぁ」
二人は面白可笑しく異世界ライフを楽しめるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 22:00:00
5242文字
会話率:30%
彼女からの突然の別れ話、異例の三角関係に爆笑・・・微笑必至!
ネタバレしたくないんで詳しいあらすじは控えます。
ゲラゲラコンテスト2参加作です。
最終更新:2020-07-13 13:29:20
1597文字
会話率:100%
藤並篤郎、17歳。
裕福な家に一人で生活をしている。
両親は家に帰ることもない今だが、篤郎は困っていなかった。
だって、私は異世界からの転生者ですから。
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※ノクターンで書かせて貰った詳しい詳細
が気に入ったので、転写します!
惑星エレリーナの一国バイシュの冒険者リザイデント(女)は活躍していた。下竜討伐の前にウエル・ログイシュと結婚したが、討伐の時死別(逃げてる時にモンスターに殺られた。)その後一人で下竜を倒し、国から名誉貴族にされるが、無視。王家の跡目争いや魔族の戦争が起こる。勇者達が現れるが、リザイデントが師事する事に。勇者達が途中で逃げる中、魔王トライデントを一人で戦い相討ちになる。40歳で死んだが、神のミネルシルバからの褒美で地球の日本に転生。
藤並篤郎(男)として生まれた。
某県の庄内市の高校二年(17)になり、友達に誘われキャンプに。のんびり高校生ライフが一転してエレリーナの神、美神アルテウルに誤って連れ去られてエレリーナ星のバイシュ国に逆戻りに。
四百年過ぎた世界でどう生きるのか。
篤郎のトンデモライフの始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 11:00:53
802372文字
会話率:49%
神崎拓眞は平凡な若者だ。ごく普通の学生生活を過ごし、ごく普通の友人関係を築き、ごく普通の労働を行い、ごく普通の毎日を繰り返してきた。
特技は物覚えが良いことぐらいで、趣味はゲームとカラオケ、真面目というには無計画で不真面目と言うにはシッ
カリしている。
その日は、仕事を終え沈む夕陽を電車の窓から眺めているだけだった。
特筆するような事は何もなく、雲のかかった夕暮れに魅了されることも、列車事故の気配も無かった。ただ、仕事の疲れに少し目を揉んだだけの、そのわずかな瞬間に、バケツペンキをぶち撒けたような赤い空と地面の不気味な世界が目に飛び込んできた。
“そういう”話の存在は知っていても、詳しい訳でも、然して興味がある訳でもない。訳のわからぬまに、彼は一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 14:35:12
1074文字
会話率:0%
はいさようなら、と清水サキ(十七歳、女子高生)は朝、学校の屋上から落下し自殺しようとしました。
しかし頭をコンクリートに打つという瞬間、辺りは朝ではなく夜になっていて、周りは学校ではなくどこか立派な西洋建築になっていて、目の前では西洋人男性
が手品を披露してきます。
…え?手品ではなく魔法?はは、全く西洋人はいちいちこ洒落た物言いをする…。
…え、本当に魔法?魔法なんですか?…ここは死後の世界?それとも死後の一つ前の世界…?
日本の戦国時代・江戸時代に詳しい女子高生が、国の中枢にねじ込んでいく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:35:17
141488文字
会話率:40%
ニートは家から出はしないが世界情勢にはやたらと詳しい。
何でって……【ネットと言う名の外】には普通に出掛けるし。
今日もどこかで勝手に歴史は作られるのだ。
今の時代は情報戦、いろいろ知って鼻高になって(ネットで)マウントを取ろう!!
最終更新:2020-06-19 20:09:35
4338文字
会話率:0%
週末は異世界にいます――ここはエロのイメージを払拭するために屋号まで変えたゲームメーカーが、満を持してリリースした美少女アプリ『ドールズMMORPG』、略して『ドルコレ』に似た世界だ――などと供述する頭のおかしな錬金術士を師匠に持つシーナ
・マーヤ・コーフは、まるではちみつに砂糖をまぶしたような輝く金色の髪、紫華鬘のすみれ色の瞳、夾竹桃の花のように柔らかで赤い唇、睡蓮の花のようにきめ細かい白く美しい肌、アーモンドのような果実の香調がする美しい錬金術士である。
そんな謎めいた錬金術士の少女シーナが隣国にいくその目的とは―――――――婚活だった。
「錬金術士四大元素? そんなの、燃料、ボーキ、資金、弾幕に決まってるじゃない」「今日のレピシわぁ……燃料4000、ボーキ2000、資金5000、弾幕7000、オーブ20ね」「同一属性の合成はなんと衝撃のポイント8倍、衝撃のポイント8倍セール実施中。今すぐ合成できます」「/replace トリニトロトルエン!」「数多の人々に止められてなお、無理やりにしてごり押した我が秘宝! それがガソリンプールなりぃぃぃぃぃ」「俺は化学に詳しいんだぁぁぁぁぁ きらーん☆」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 20:00:00
116224文字
会話率:37%