僕は山羊のクロム。
友達のアーバンから聞いた赤い実を求めてモラウル山に登ったんだ。
そこで運悪く天敵である狼に遭遇!
もはやこれまでと思った瞬間聞こえてきたのは「今日はいいや。」という狼の野太い声。
え?狼と出くわして食べられなかった山羊な
んているの?
そればかりか足を挫いた僕を背負って山を降りてくれたんだ。
優しくて面白くてけったいな狼。
だけど皆が出入りする市場で聞こえてきたその狼の噂は、僕が出会った狼とは全く違う最悪の評判。
どちらの狼が本当のあの狼なんだろう。
僕は胸にくすぶった思いを抱えたまま、再度アーバンとモラウル山に入る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-02 10:45:10
36492文字
会話率:35%
「美しいとは儚いということ」
〝彼が口にした言葉。そして、僕の心の中にずっと生き続けている彼女、扶美との思い出の言葉。〟
突然の事故で亡くなった扶美の面影をずっと胸に、人を好きになることを避け続けていた隆博の前に現れたのは、同じ大学の2歳
上の先輩、悟。
隆博への思いを押し殺したまま学生結婚をした悟と、扶美への思いを引きずったまま里佳子と付き合い続ける隆博。
そんな状況の中、戸惑いながらも悟の思いを受け入れる隆博。しかし交わる時は短く、その雪のように一瞬にして消えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-03 14:46:14
175876文字
会話率:44%
「ねえ、家族ってなんなのかな?」彼女のその一言は俺の胸に深く突き刺さった。 「試しにわたしと家族やってみない?」彼女の衝撃的な一言から始まる。 「おままごとの延長みたいなものだよ。」一人の青年と一人の少女の物語。
「そう、これは家族ごっこ
。」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-11-28 11:11:02
6392文字
会話率:46%
異世界からもたらされた巨大ロボットで自分の世界を救った青年は、
暗い感情を胸に秘めながらも破壊の限りをつくす生命体「カラミタ」の魔の手が伸びた別次元の地球へと向かう。巨大ロボットに定められたルールのため現地の人間である「少年」に彼はロボット
を託すのだが……?
※注意:この話は気持ちのいい話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 23:41:08
9123文字
会話率:1%
暗く汚れた部屋の中で一人歌を歌う少女の前に、ずぶ濡れの少年が現れる。少年は何故少女が一人でこんなところにいるのかと問う。少女が自らが生体コンピュータのパーツであることを伝える。過去の戦争で荒廃し、宇宙から降り注ぐ戦争の残骸や有害な宇宙線から
身を守るため、人々は分厚い壁で街を覆っていた。資材の足りなかった当時、街の環境管理システムを維持するための生体パーツとして少女が選ばれたのだった。少年は少女が我慢していると言い、誰かが我慢しなければならない世界はおかしいと訴える。やがて現れた大人たちに連れ出される少年は、迎えに行くと言い残す。少女はかつて自分を生体パーツとした後も人の心を保てるように接してくれた技師のことを思い出しながら、その技師から教わった歌を歌い続けていた。そうして時が経ち、歌い続ける少女の前に青年へと成長したかつての少年が現れる。約束通り迎えに来たという少年に連れ出され、少女は壁が取り払われ、晴れ渡った空を目にする。部品として老朽化していた彼女は青年に見守られながら息を引き取り、埋葬される。青年は彼女のことを胸に刻み込んで生きることを誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-23 00:00:00
8655文字
会話率:28%
残り少ない寿命。混迷を極める世界。戦いに臨む者たち、それぞれの胸に秘めた想い。そして、戦いを始めてから失った、様々なもの……。全てを取り戻すために、望むものを手に入れるために、光は仲間と共に最後の戦いへと踏み出す。『蒼光』シリーズ完結篇!
最終更新:2008-03-11 00:01:31
81919文字
会話率:26%
鈴木良明は、病院の一室で、病魔に冒された妻・小夜子とともにいた。二人は二人で過ごしてきた幸せだった日々を振り返る。口下手な良明は上手く言葉にすることができなかったが、小夜子は幸せだったと笑う。二人で過ごす時間の中で、小夜子は亡くなった。小
夜子を思い、悲しみ涙を流す人々を見ながら、良明はそれ程までに思ってもらえたことを喜ぶ。
小夜子のいなくなった家の傍にあるアトリエで過ごす良明の元に、孫である真が現れる。なぜ泣かないのか、小夜子は幸せだったのか、小夜子のどこが好きだったのか、彼は胸に秘めていた疑問を良明にぶつけ、良明もそれに答えた。真に小夜子の指輪を良明の死後受け取って欲しいと告げ、それが彼女の生前の望みだったと告げる。そして、二人で会話を重ね、良明の宝物とアトリエも真に渡すつもりでいることを告げる。突然の申し出と、数日前に祖母を亡くしているということもあり、戸惑い、困惑する真だったが、良明の真剣な様子に、受け取ることを了承した。
一年後、良明は小夜子の眠る墓場にいた。この一年で急激に重くなったように感じる体に、良明は自分の死が迫ってきていることを感じる。それと同時に、死んだはずの小夜子の声が聞こえるようになってきていた。二人がもうすぐ再会できる日を思い、愛の言葉を呟いてその場を去った。
以前魔法のiランドで掲載していたものを加筆修正したものです。無断転載ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-21 17:50:50
18555文字
会話率:40%
紅魔館のメイド長である十六夜咲夜が無残な遺体となって発見された。事件は詳細不明のままその幕を閉じ、吸血鬼レミリア・スカーレットは生涯消えることのない悲しみをその胸に刻みつけられた。
咲夜の死から実に七年もの時が過ぎたある日、レミリアは小さな
時計を見つける。それは彼女が生前に残した、ほんのわずかな希望の光だった。レミリアは立ち上がる。全ては彼女と再びの笑顔を交わすため。翼を失くした少女の想いが今、時を越える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-19 23:00:06
92179文字
会話率:40%
「ようこそ、星蘭学園に!」 少年は期待と不安を胸に学園の門をまたぐ。そして始ったのは1対学園生徒全員の手厚い歓迎会・・・・・・いきなり攻撃されたと思ったら次は赤髪の美少女に即死攻撃!? 異能者集う学園で少年は力の使い方を学ぶことが出来るのか
? それ以前に生き残れるか? 前途多難な学園生活がここに幕をあげる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-15 15:16:23
31686文字
会話率:55%
世界の果てにひっそりと存在する
奇跡のように美しい大陸――
セシルスト・キア大陸。
女神の流した涙と伝えられる
紺碧の海では知らぬ者はいない
海賊センティア。
その胸に秘めた
ただひとつの願いの為だけに、
遥かなる海へと身を投じた
海賊セ
ンティアが繰り広げる、
ファンタジックラブロマンス!
※野いちご、ベリーズカフェより転載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-15 09:30:04
2689文字
会話率:20%
男の子が成長するお話です。
本当にしょうもない成長ですが共感を得られたら幸いです。
一応R15つけておきます。 本当に念の為。
前書きに注意書きを一応書いておきます。
スタート詐欺かもしれません。
以下抜粋
僕はある一大決心を胸に秘め
、入学祝で買ってもらった自転車に跨り目的地へと向け必死にペダルを漕いでいる。流れる景色の中、時折民家の窓ガラスに映る僕の顔はどこか不安げな表情を浮かべている。それもそのはずさ、今でもしっかりと僕の胸の中には不安と希望が入り乱れている。天気で例えるなら雨のち晴れ。もしかしたら雷雨に変わるかもしれないけれども今は考えないでおこう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 20:49:32
7578文字
会話率:0%
新婚の理香は新しい生活に対する期待を胸に新居での朝を迎えた。隣人に挨拶に行くと、相手は中学時代の友人と名乗るが、理香は彼女の事を思い出せなくて……。
最終更新:2012-11-07 20:43:18
4925文字
会話率:58%
※他サイト投稿あり(現在整理中)。
遥かなる時代よりマース大陸全土を支配していた嶺家(れいか)王朝が突然崩壊して五十年余り。混乱した大陸西方においては、北方から現れた『魔皇帝』を名乗る男カルダーノが、その支配領域を着々と広げていた。魔界か
ら召還した魔物を使役し、通った後には草も生えないような残酷な侵攻でその名を知られる魔皇帝の『力』に対抗する為、小国リーニエの第三王子リュエルとその仲間であるトゥエ、ヘクト、マチウ、ウォリスは『力』を欲し、それぞれの想いを胸に『力』について模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-07 16:46:40
56582文字
会話率:28%
北の高領に棲む存在が主とみなした人間は、創世からの正しき知識と、森羅万象にすら意のままにできる力を得るという。その存在をえるため、子供の頃からの憧れを胸に、少年は無謀とも言える挑戦に手を出した。
最終更新:2012-11-03 10:00:00
5939文字
会話率:25%
1917年、アドリア海ではイタリア軍とオーストリア軍の熾烈な空中戦が行われていた。騎士の誇りと恋人への想いを胸に秘め、パイロットたちは戦場へ赴く。死のワルツの中、二人のイタリア軍航空兵が見た死神の姿は……。
最終更新:2012-11-02 14:16:52
7286文字
会話率:32%
ある想いを胸に秘め、帝都に向かうB-29。それに挑む、夜間戦闘機『月光』。航空機に宿った“艦魂”2人が、月明かりの下で対峙する……。“艦魂”といっても、最初なので得意分野(?)である航空機の話にしました。なので正確には艦魂とは呼べないですが
(汗)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-02 21:51:23
8286文字
会話率:44%
一人の少年が冒険に出た。
名前はティオ・アルペノス。
魔族の血が半分流れる彼は冒険者だった父に憧れて、十五歳を迎えた日に旅に出る。
しかし期待と不安を胸に抱いて飛び出したのだが、いきなりとんでもない化け物と戦う羽目に!?
その後も少年の予想
を右斜め上に超える出来事が次々と起こっていく。
それでも少年はくじけずに前へと進み続けて成長していく。
剣と魔法とモンスターの世界で新米冒険家が成長していく冒険物語。
と、思いきや、だんだんとんでもない展開に巻き込まれて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-01 12:30:18
196168文字
会話率:34%
ごく普通の高校生、勇未(イサミ)は実は勇者の末裔だった?
彼に与えられたのは、斬れない聖剣、微妙に役に立たない能力、
誰かが決めた面倒な「勇者のルール」。
倒すべき魔王やモンスターは姿を見せず、人間社会に溶け込んでたり
政界から世界征服
を狙ってたり、挙句の果てにはお隣さん…
ヒーローへの憧れ、その残り火を胸に。
ムリゲーにも程がある戦いに挑む少年達の、
英雄物語風コメディー、略して「ゆういま」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-31 12:00:48
12300文字
会話率:20%
大人が消えた世界。学校、学生がそれぞれの想いを胸に戦いに挑む。自分の居場所をかけて。今、少年たちの戦争が始まる。
最終更新:2012-10-24 19:22:30
5238文字
会話率:17%
セイジとその相棒、火精霊の鎧騎士フェルミは、精霊同士を戦わせる競技「精霊戦」の名コンビだ。その日もクラスメイトであるノルンを負かせ、賞品と称して、その辺で拾った綺麗な石を渡された。
持って帰って翌朝、勇壮な鎧騎士であったフェルミの姿がな
い。そこにいたのは、美少女の姿をした高位精霊だった。そして、その胸には、ノルンに寄越された石が完全に埋まっている……。
天空に浮かぶ浮遊島で精霊と術師の絆を試す、コンビネーションバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-22 18:00:00
86494文字
会話率:34%
容姿も成績も、『村人A』なあたしが。
何の縁があってか、彼氏さん持ちに!
そこまではいいんだけど。
きっかけを作ってくれたあの人に。
次第にココロは惹かれて行って……。
誰もかれも、みんなの想いを踏みにじることになっちゃいます。
ク
ルシサとシアワセの記憶を、胸に抱きつつ。
いけない恋の道を歩むことに。
自分にウソは、付けないから……。
そんな淡い、恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-20 10:02:14
37940文字
会話率:33%
取り残された時の中、それでも私はあなた様の隣に居れた幸せを胸に、黄金の空を見上げたいと思います。「そういうものか?」不思議そうなそのお声に、私はいつまでも「そういうものです」と笑っていたい。白い壷の中に沈まない眠りを、あなたの御許で――
最終更新:2012-10-15 22:53:15
11903文字
会話率:28%
片手を胸に当てて腰を折り、恭しく少女を出迎えたのは自称執事。そんな男の昼間の肩書きは?
最終更新:2012-10-12 14:00:22
9028文字
会話率:32%