これは、戦国大名島津家百五十年の人間たちの物語。
時は戦国乱世。
この物語は文明十年(一四七八年)から始まる。
室町の世から戦国乱世に移行する頃である。
最初の主人公の名は、常磐。
西国一の美女と評判だった常磐は、遠く豊後の大友家や肥後
からも婚姻の話が届くほどであったと言う。
常磐はいずれ一人の子供を産む。
その名は島津忠良。入道して島津日新斎。
物語の主役は常磐から日新斎へ。
日新斎から貴久へ。
そして貴久から四兄弟へ移っていく。
多くの者が苦悩し、怒り、涙を流し、露命を散らしていく時代。
命を、家族を、民を、そして家名を守るために戦う時代でもあった。
そこには一族の絆、親子、兄弟たちの葛藤。武家の意地、誇りがあった。
これは今に失われつつある人間たちの誇りと絆の物語でもある。
-----
※史伝小説ではなく歴史小説です。史実を元に大幅に脚色を加えています。
※読みやすさ優先で薩摩訛りではなく標準語を基本としております。
※一話3000~8000字を心がけています。
※投稿済み話も時節見直し品質向上を図っています。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 22:00:00
460390文字
会話率:32%
200文字小説として処女作です。
ある二つの言葉に違和感を持ったことで、この話ができました。
本当は意味が違うそうですが、再犯が減らないのはこのためだと言われると、納得できる・・・かも。
最終更新:2016-02-20 01:51:10
200文字
会話率:64%
とある時代のとある国。甘味と呼ばれる城下のあんみつ城に招かれた、亡き妻を月に住む天女と信じ、一人息子に対しては無責任なまでの放任主義の流浪の侍・秋村紅季(あきむらこうき)。その父についてやってきた十歳にしては小柄だが、中身は父より大人び
た少年・秋村紫季(あきむらしき)。
一度も友達を持ったことのなかった紫季が、初めて友達を持つこととなった。少年の名は常真竜胆(じょうまりんどう)。甘味屋“桜月”の息子だが、甘いものは苦手。好物はなめこの味噌汁。特技は槍術と料理。
紫季、竜胆と竜胆の二歳年下の妹・蓮華(れんげ)は、小柄で腕利きの城下唯一の道場主・仲沢成(なかざわせい)。成の義兄で紫季と竜胆の憧れのくずきり城侍・東條美邑(とうじょうよしむら)。成と長屋の隣同士に住むちょっと変わり者の絵師・蒼木陸(あおきりく)。仲沢道場の兄弟子で奉行所の双子の跡取り・平崎麻(ひらさきあさ)と平崎海(ひらさきかい)。さらには芝居小屋の大スター・小野田多多次朗(おのだだだじろう)。といった曲者揃いの城下の人々に日々学びながら、平穏な日を送っていたが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 20:52:51
40701文字
会話率:61%
しっかり者の娘夕月(ゆうづき)と少しものぐさな父の2人暮らしである崎守家。2人のほのぼの日常物語。
最終更新:2016-01-08 05:46:46
4568文字
会話率:42%
ある親子はとても仲良し。
でも、その親子にはもう1人、家族がいる。
それは
「イヌ」だ。
最終更新:2015-10-30 18:39:41
659文字
会話率:44%
東京郊外に住む木野崎恵は魔術師の家系に生まれた。生まれた時から強力な魔力を持つ者の証である星印が首にあった。木野崎家の雑木林は近所では有名な不気味な場所。恵は幼い頃から現在高校三年生までの間、いじめられ続けていた。そんないじめに耐え、近々起
こると言われている災いに備えるため、魔獣のサーシャと共に魔力の特訓を毎日続けていた。いじめ、親子関係、初めての友だちなど、周りの様子に上手く対応し、戦いに挑んだ魔術師の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 14:51:30
59853文字
会話率:62%
母・娘の親子ずれの訪問に戸惑う主人公直之。母親の訪問の目的は如何に
最終更新:2015-09-09 08:28:52
31103文字
会話率:85%
親と不仲で大学進学を機に家を飛び出した有紀。二年を過ぎたある日、弟が訪ねてくる。二年ぶりに弟と二日間を一緒に過ごした有紀は、小さな事件を越えて拗れたままだった親子、兄弟の関係を修復することを決める。
最終更新:2015-07-24 23:17:02
15463文字
会話率:42%
家族で戦ってきた少年野球の記録。その舞台はグランドとはとても呼べない小石だらけの水はけの悪い広場… 自分の野球観とあまりに違うチームの空気。しかし、コーチとは子供たちを「活躍」に連れて行くのが役割だと気付く。 2×対0と打ちのめされても仲間
たちと手を取り合い、自分から進んで努力した。 そして野球の神様はご褒美をくれる。最後の公式戦でチーム初めてとなるコールド勝ち… 中学に入ってきたのは県大会の決勝で対戦したエースと4番、さらに県レベルのチームのバッテリーや主将達… これまで浸ったことのない大きな声の中で新たな野球が始まる。
(星空文庫と重複投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 14:29:15
18174文字
会話率:13%
拝啓お父さんへ
お父さんが大好きだった娘より
大人に伝えたい
子供からのメッセージ
まだまだつたない文章で下手くそですがよかったら読んでみてください!
最終更新:2015-07-06 16:12:46
1339文字
会話率:18%
母からの手紙を見つけたら手紙からは花の気持ちが添えられて。
最終更新:2015-05-24 01:39:28
913文字
会話率:30%
俺と母さんは二人暮らし。
父と離婚した母は喫茶店のマスターをしている。
忙しくも幸せな日々を送っていたが、俺は母への後ろめたい気持ちがずっとあった……。
母の日に送る不器用な二人の暖かい家族の物語。
最終更新:2015-05-10 14:28:02
4647文字
会話率:42%
普通の高校生の恋愛物語。竜介は病弱な双子の兄を持ったため、子供の頃から叔母のところに預けられる。由紀乃は生まれた時に母を亡くし、父の存在すらわからない。そんな二人が街で偶然、出会い、恋が始まる。
お互いの家庭の事情とつきあいながら成長してい
く二人。それらはすべて前世にかかわっている事を知る。
出会いから、二人の心の動きをじっくりと書いていきます。お互いを思う心や、人生について学ぶことを表現できたらいいと思っています。
*時を越えなかった雪江*江戸浪漫シリーズ・現代版。
「魂が何度も生まれ変わるのは、夢ややり残したことを成就するため」
江戸時代での問題が克服できるのか。「魂に刻まれた記憶」をたどる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-22 08:17:57
161493文字
会話率:39%
離婚が決まった次の日の晩御飯は親子丼でした。
最終更新:2015-04-11 21:33:31
791文字
会話率:0%
恋人、親子、家族、友だち、どんな関係であっても、相手に依存したり、コントロールすることではなく、調和と自立の中で愛を築いていけたらいいな。
最終更新:2015-02-27 19:33:10
292文字
会話率:0%
家族の形が多様化する二十一世紀を想い。
最終更新:2015-02-17 20:33:57
689文字
会話率:38%
地元を離れて遠くの地に来た俺。そしてある日ひょんなことから母の手紙を見つけることになる。
最終更新:2015-02-08 22:09:25
996文字
会話率:34%
勇者様って周囲からもてはやされて頑張ってきた俺。
期待どおり人間を圧迫してきた大魔王を大激戦の末倒したのはいいけれど--え、何? 今度は育児するんですか? 自分の子供でもないのに?
大魔王を倒した力は何の役にも立たず、悪戦苦闘する育児の
日々。
夜泣き、おむつ替え、わけわからない要求、離乳食etc きりが無いんですけど!
あー、当たり前だけど子供って大人が色々気をつけないと何にもできないんだなあ、親ってなんだろうと思うこともあるけど俺は元気にやっています。
「ファンタジー世界で学ぶ簿記!」に出てきた勇者ウォルファートの知られざる過去、笑いと涙のシングルファーザー時代!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 07:40:52
817057文字
会話率:42%
菅原道真の話を娘の寝物語にする母親。
その娘が結婚した相手は飛梅で泣く。
そして、娘の父親は北へー。
最終更新:2015-01-08 04:10:03
315文字
会話率:10%
ポン太は暇人だった。それも死ぬほど暇である。しかし、そんな理由で死んじゃうことはない。
なのに、目の前に死神が現れ、気楽に話しかけて来た。
見た目は女子大生。天然が力強く入ってる。
そんな彼女は、命をオモチャのように取り扱っていた。
最終更新:2014-12-10 07:54:14
24277文字
会話率:56%