とある世界に、どの国にも属さない独立した監獄があった。その名は、『ザンバルギア大監獄』。国が手に負えなくなった囚人を世界中から集めて収容する、凶悪な犯罪者でさえ怯える大監獄。これは、その中の囚人の一人である、とある少女の物語である。
「ボ
ス、書類が届きました」
「ねぇそれ看守に渡さない?なんで私に渡すの?同じ囚人なのにさ」
……ボスと呼ばれる少女の、物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 15:50:59
21443文字
会話率:61%
息子に皇帝の座を譲り、自由気ままな引退生活を楽しむ筈だった元皇帝ライアン・ザルツ。
しかし、彼を待っていた引退生活はそんな生易しいものでは無かった。
息子には荷が重いからと大臣達が持って来る書類の山。そして、相談と称して仕事を押し
付けようとする息子。そんな日々に、とうとうライアンはキレた。
「ふざけるな!! 俺は引退したんだ! これから旅に出る!」
こうして、ライアンの諸国を漫遊する世直し旅が始まる。
※最初はオッサン二人旅ですが、徐々にお供が増えていく予定です。
※アルファポリス様でも投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 21:02:15
23687文字
会話率:59%
オレは至って平凡な、どこにでもいる熊本のサラリーマンだった。
与えられた仕事をして、上司にへこへこ頭下げて、雑用をこなす。
「ツヅキ!片山昭浩!この書類のまとめはまだできないのか!?」
「すみません。」
「絶対今日中に仕上げとけよ。」
どちらかというと作業効率は悪い方で、残業することしばしばあった。
しかし何もない日は、定時になれば家へ帰ってほっと一息。そこから独り身のために家事をし、酒を飲みつつ一日を終える。たまには友人に付き合って酒を飲み明かす日もあるが、基本はテレビを見ながらのんびり一人酒だ。
特に幸せでも不幸せでもない、平凡な日々を送っていた。
そんなある日…
定時に仕事を切り上げて寄り道せずに帰宅し、リビングの扉を開けると信じがたい光景が広がっていた。
家の中に、ジャングルが出来ている。
カーテンには蔦が絡まり、部屋の中央には何だかよくわからない木の実をつけた樹木があった。台所の床には、小さな花が2つ、3つと咲いている。最新技術を駆使した薄型テレビと、少し背伸びをした買い物だったかなと思っていた高級黒皮ソファにはコケがびっしり生えていた。
どうやらオレの人生は薔薇色ではなかったようだ。え、何、真緑じゃん?オレの人生って実は緑色だったの?女神様もお人が悪い。…あ、人じゃないからお神が悪い?
そもそもオレは、神様を信仰していない典型的な現代日本人だったのだから、文句を言うのはお門違いなのだが。
そこで、あまりにも非現実的な光景に放心していたオレは、ソファに座っている女の存在に気がついた。ずっとこちらの様子を窺っていたのだろうか。ばっちりと視線が合った瞬間、女に声を掛けられた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-02 09:29:26
9968文字
会話率:36%
2歳児クラスを受け持つ主人公「蛇腹 |一《ハジメ》」
子ども達の保育だけではなく保育室を飾る壁面作業、製作活動の準備、月の保育計画である月案、保護者面談や個人ケース記録、担当行事書類作成等々数多くの仕事に追われ朝7時から夜10時まで職場で
過ごす社畜であった。
職場の性格の悪い上司や御局様、モンスターペアレントと呼ばれるクレーマーに心身を壊され不幸にも26歳という若さで自室で息を引き取るが目覚めるとそこは眼前に広がる青空だった────
ハジメの第二の人生やいかに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 18:58:53
409文字
会話率:34%
平成17年6月上旬、半月正夫は与謝野コンツェルン会長の与謝野耕造の招待を受けて八丈島の南に位置する、周囲2キロ程の冠島に行く。与謝野会長の招待を受けたのは半月を含めて15名。
豪華な建物の中で、与謝野会長の執事、西尾が招待の目的を告げる
。
ーー昨年の9月に与謝野コンツェルン傘下の企業から集められた50名の社員の研修会が行われた。その時与謝野会長の個人資産である銀行の預金通帳や貸金庫の鍵、暗証番号を記したメモ帳などが盗まれた。
犯人は研修生の中にいると思われるが、手荷物検査などを行って全員を解放した。
盗まれたこれらの重要書類は島のどこかに隠されていると思われるーー
そう説明して、西尾はその書類を探してほしいと言うのだった。
ーーただし期限は1週間、期限内に見つけられなかった場合は1人死んでもらう事になる。そしてまた1週間たっても、見つけられなかった時はまた1人が死ぬ。こうして最後の1人が死ぬまで続ける事になる。
非常識ともいえるこの提案に、15名の内6名が島を去る。残りの9名が与謝野会長の重要書類を探す事になるのだった。
書類探しを始めて1週間がたつ。1人が消える。また1週間、2週間と立つ。2人が消えて6名となる。
3週間が過ぎた頃、早川という者が、自分が書類を盗んだと白状する。書類は断崖絶壁の海の中から発見されてこれで一件落着かと思われたが、ここから予想外の展開となる。
与謝野会長は昨年の9月に死んでいると西尾の告白。だが、死んだはずの与謝野会長は生きており、西尾に殺されかけたという事実があぶり出される。そして書類探しに邁進した6名の命は・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 15:46:42
29743文字
会話率:11%
猫になってしまった上司の書類仕事の話
最終更新:2018-07-13 23:45:29
730文字
会話率:50%
代書人ーーそれは嘆願、書類を文字を書けない人の代わりに書く仕事。だがもっぱら仕事の大半は《恋文》の代書である。代書人であるニーナは恋多き乙女達の恋文代書をして日々を過ごしていた。だが、ある日ニーナが想いを寄せる男からの依頼。それはーー恋文
の代書依頼であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 00:11:49
5487文字
会話率:50%
魔界の悪魔たちに侵略され、混沌を極める人間界。そんな人間界を救うために、勇者レオモンドたちが立ちあがる。彼らはまず魔界に繋がる門へと赴くのだが、そこには風変わりな門番がいて、丁寧に案内されたり、マニュアルを渡されたりしてしまう。一体魔王が
何を企んでいるのかを確かめるためにも、勇者たちは魔界の門を跨ぐ。ようやく魔王城に辿り着くも、そこにいたのは少女の姿をした魔王だった。果たして勇者と魔王の戦いはどうなるのか――
一方、魔界の毎日はいつも大騒ぎ。傍若無人の魔王は今日も暇つぶしのネタ探しのため奔走する。書類仕事に飽きて街でドラゴン狩りを始めるのはもはや日常茶飯事である。
そんな中、魔王は人間界のジャーナリストを呼び込む。ジャーナリストを魔王と通じ合っている裏切り者ではないかと疑う勇者たちだったが、それは全くの逆だった。人間界のジャーナリスト、カネダは魔王からの許しを得て勇者たちへ魔王軍の情報を流す公認ジャーナリストだった。カネダは取材を通して、魔王や魔族、魔界と向き合っていくことになる。
一方で魔王は暇になると、勇者を魔界に呼び込むための勇者対策会議を行い、最終的にはSNSで魔界の宣伝を行い始める。やりたい放題の魔王に、側近の吸血鬼、フランケンシュタイン、狼女の三怪人も振り回されててんてこまい。そんな周囲を気にも留めず、魔王は今日も自分が楽しめる、面白そうなことを探して周囲を巻き込んでいく。
いろいろあるけれど、魔界の日常は意外と平和です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 20:14:32
104113文字
会話率:53%
『酒の席で口を滑らせたせいで、勇者がレベル1のままでやって来た』
吾輩は、魔王である。
今日も今日とて治政に大忙しの魔族の王だ。
今日も一日、玉座にどっかと根を下ろし、山盛りの書類とにらめっこの予定だったのだが、久し振りに勇者到着の連絡が
入ってしまった。
こうなるともう今日の予定はオールキャンセル。
今回の勇者がどれほどの者かわからないが、出来るだけ定時で上がれるように全力を尽くそう。
そう思っていたのだが、今回、我が城に乗り込んできた勇者は何だかいつもと様子が違ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 10:00:00
110193文字
会話率:61%
「それ」はガラスケエスの中で発生する――
これは溶解処分すべき重要書類である。速やかに、処分すること。
最終更新:2018-06-13 17:24:44
9486文字
会話率:39%
【恋愛初心者の少女×眼帯騎士団団長+α】
規格外の魔法の力を持ち、奇異な黒髪の見た目は若い男 (年齢不詳) を師匠に持つ弟子、アリアス。彼女は、普段は面倒くさがりな師匠を起こしたり、部屋の掃除したり、書類を預かってきたり届けたり……とい
う生活を送っている。
そんなある日、城の庭で花に水やりをしているとき空から見知らぬ男が降ってくる。おまけに何と、突然のプロポーズ!? 思わず逃げ出したアリアスは、何もなかったとそのことを頭の隅に追いやり日常を再開させる。
だが、五日後、お使いの先でその男と再会することになる――。
無気力な師匠、妹弟子至上主義の兄弟子、それから少女に一目惚れした男があれこれ関わる、魔法と竜とそれから恋がついてくるファンタジー。
【完結しましたが、時々番外編を更新するかもしれません】(現在カクヨム重複掲載)(誤字脱字等修正中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 21:15:02
1094250文字
会話率:44%
僕と霧呼は精子バンクを利用して誕生した生物学上のキョウダイで、書類上は赤の他人で形ばかりの婚約者。
ある日会社より帰宅すると、グッバイ三十路な霧呼は何故だか若返って女子高校生になっており、魔法陣っぽいものの上でぷかぷか浮いて眠っていた。
…
…
……
とりあえず撮影だけはしておこう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 03:39:38
4441文字
会話率:27%
神様って本当に忙しいんだよ。逃げ出したくもなるよ。後ろから可愛い家来が書類を持って走ってくる。やめてー!来ないでー!必死になって走り抜いた先は憧れの下界………のはずだった。
理想と現実のギャップって怖いよねぇ…
最終更新:2018-05-31 16:50:05
44829文字
会話率:49%
両親に捨てられていたわたしを拾ってくれた男性。しばらくは不自由ながらも心温まる疑似親子生活を過ごしていたが、不慮の事故により再びわたしは天涯孤独となる。
そのような中で、義父の遺してくれた書類にはとある住所が記されていた。
その先で出会っ
たのは、亡くなった義父の実の息子であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 02:26:59
1158文字
会話率:42%
遥太古の昔――まだ魔法の生き残っていた神秘の時代より現代に残りし遺産、<残りしもの(リジデウム)>。
その脅威から人類史を守護するべく暗躍を続ける組織――NDP財団が存在した。
<致命的な世界構造のファンブル>
<世界終焉シナリオ>
<来た
る神々のセッションに備えよ>
NDP財団研究所所長、ダイゴ・ハザマがクサナギ副所長率いる十一人の博士と共に世界の怪異に立ち向かうオカルトアクションオムニバス小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 18:00:00
25342文字
会話率:25%
<急募> 神様 [未経験OK、異世界の企画・運営に携われます]
仕事内容:異世界の企画・運営及び定期的な神会でのプレゼンテーション
応募条件:学歴不問・未経験者大歓迎(特に熱意のある方大歓迎します。)
勤務地:神界(希望者には異世界も可)
給与:異世界
待遇:書類選考・面接無し(すぐに内定出します)
深夜変なテンションになって勢いで応募した求人、履歴書出しただけで内定って神様ってもしかしてブラック?
基本的にコメディで、時々シリアスです。
最後はやっぱり神様的なあれで色々な問題を乗り越えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 23:36:03
108644文字
会話率:34%
主人公尾(お)鎌(かま)ミズキは、父の仕事柄転校が多い生活をしていた。高校一年生の冬、黒光山高校への転校が決まったミズキは、父の書類ミスにより、学校に新設された男女(オカマ)クラスへの所属が決まってしまう。
黒光山高校は年々増えるオカ
マの需要に応えるべく、教育改革と称して校舎に新たなクラス――男女クラスを取り入れた学校である。校舎はA、B、C棟という三つの棟に分かれており、教育改革に伴ってそれぞれ男子、オカマ、女子専用の棟として機能している。
男女クラスを仕切るラ・フランスというオカマに引きずられて、嫌々ながらも男女クラスに入れられるミズキ。そこで彼は自分と同じ学ランを着た男装女子である鳥換(とりかえ)スイレンに出会う。気が動転していたミズキはスイレンが男であると勘違いしてしまう。加えて、スイレンはミズキが自分と同じ男装女子であると誤解してしまう――。
果たしてミズキは誤解を解くことが出来るのか、そして、平和な学園生活を送る事が出来るのか――。
数年前にMF文庫Jに投稿し、二次選考落ちした作品をそのままコピペしています。誰にも読まれず終わるくらいならここで供養しよう、そんな軽い気持ちで更新を続けていきますので、空いた時間にちらっと目を通して頂けると有り難いです。
そして願わくば、読者にささやかな癒やしがあらんことを。
<毎週月木、午前零時に更新する予定です>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 00:00:00
105109文字
会話率:55%
あるアイドルグループのメンバーが飲酒の末、強制わいせつ容疑で書類送検された件についての個人的な意見を書いております。
最終更新:2018-05-06 22:02:24
518文字
会話率:0%
私は須郷 匙(スゴウ サジ)、転生管理局の窓口担当者。
私の仕事はこのふかふかな椅子に座り、転生届の不備をチェックし、判子を捺し、他の課か来訪者に手渡すことだ。
窓口担当が"ブラック"と呼ばれる割には楽な仕事だと思っ
ていた。実際、研修期間は目の死んだ職員が渡したひと束の書類を纏めて、たまに仕事を後ろから眺めるだけで良かった。
私が騙されたと気付くのは研修が終わってすぐだった。万歳をしながら窓から飛び出していった先輩のことを、今でも少し恨んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 23:17:13
1769文字
会話率:34%
小中と超野球エリートだった俺はスポーツ推薦で高校に入ったが、交通事故にあって野球生命を絶たれてしまった。
クラスヒエラルキー最下位となった俺は、不登校のクラスメイトに書類を届けに行くことに。
クラスメイトの妹は超ドSの幼女。そしてクラスメイ
トはバーチャルユーチューバー。
俺は幼女に脅され、バーチャルユーチューバーのプロデューサーになった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 21:01:28
3896文字
会話率:55%