とある事務所で、法律改正について思いを馳せる……という名の愚痴をこぼす人の話。
最終更新:2024-03-01 00:00:00
6813文字
会話率:21%
家事使用人取締法――通称、メイド禁止法が施行されたことにより、新たにメイドを持つことが違法行為となった。
施行される直前に雇われたメイドのマリアは、歳の近いご主人様である代書人のシリウスを慕い、尽くそうとする。互いに惹かれていくシリウスとマ
リアだったが、使用人保護団体はそんな2人を引き離そうと襲い掛かってくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 21:00:00
158535文字
会話率:34%
代書人ーーそれは嘆願、書類を文字を書けない人の代わりに書く仕事。だがもっぱら仕事の大半は《恋文》の代書である。代書人であるニーナは恋多き乙女達の恋文代書をして日々を過ごしていた。だが、ある日ニーナが想いを寄せる男からの依頼。それはーー恋文
の代書依頼であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 00:11:49
5487文字
会話率:50%
アステルライヒと呼ばれる王国の片田舎で、隣国エルベガルド国境の程近くに位置する町・ヘルネ。金髪の少女ニーナは、南地区ヨーゼフ通り沿いの宿屋「黄昏の白馬」亭に住み込みで働く傍ら、【代書人】を兼業している。代書人とは、文字の読み書きが出来ない人
々の代わりに、手紙や書類を書く仕事だ。ニーナは、町の若い女性たちから寄せられる、恋文の代筆業務にしばしば頭を悩ませていた。そんなある日、同じ宿屋の下働きの娘で、親友のナスターシャから、奇妙な噂を聞かされる。最近、見掛けない顔の旅人が町へ入り込み、あちこちで何事か調べ回っているらしい。やがて、一人の青年が、ニーナの居る宿屋に姿を現す。彼は、アルベルトと名乗り、しばらくこの宿に泊りたいと申し出るのだが…… 恋と剣と陰謀の異世界ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 14:00:00
187807文字
会話率:25%