何百年も前の時代。人は闇を世界の果てに封じた。果ての存在は誰にも明かされることはなく、今に至り闇は封じられていた。
しかし、その封印は龍泉 神楽により解かれた。
なぜ解かれたのか。何のために解いたのか。理由は定かではない。だが、龍
泉の目論見通り事が運んだのは事実だろう。
闇は世界に解き放たれ、それは多くの生命を持つものに憑いた。闇に憑かれたものは理性が欠落し、生命という光を持つものを襲う。闇に憑かれたもの、それは闇憑きと呼ばれ恐れられている。人ならざる身体能力を手にし、特殊な力を操る闇憑きに人はなす術がなかった。
だが、闇の中に光が見出された。
人は闇を祓う『闇祓い』を組織した。普通の武器では闇憑きを殺すことはできず、闇憑きを殺すことができるのは同じ闇だけ。それに気づいた刀鍛冶は闇憑きの血を刀に塗り込み闇憑きを殺すための刀を打った。
それは『闇討ち刀』と呼ばれ、闇祓いに支給されるようになった。
闇祓いには名前とは別に番号が付けられ、それが序列を表していた。序列は強い闇憑きを倒した数と人間性によって決められる。よって、1番の闇祓いは強く人間として真っ当なものであった。
それら闇祓いを管理する組織を人々はこう呼んだ。
光を求める『安寧の光』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 23:45:13
23803文字
会話率:47%
今日も慎ましく生きる冒険者アゼル。
彼の職業は『魔剣士』だったのだが、ある事がきっかけで魔剣士としてではなく、割と誰でも出来る簡単なクエストを程々にこなしがら生活を送っていた。
出来れば長く続いて欲しいと思っていた静かな生活が終わりを迎え
、封印していた魔剣を振るう時。再び波乱を含んだアゼルの冒険が始まる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 20:16:49
13227文字
会話率:31%
シャーロット・ホレスは淫魔に取り憑かれている。
生国を追われ、隣国の女王に拾われた。
王配に魔術を教わりなんとか生活できるようになったが、淫魔憑きという不自由な体質のまま。
淫魔という設定ですがR18ものではありません。
最終更新:2019-08-20 12:03:39
21979文字
会話率:50%
ここはどこかの世界、どこかの街。
白い民族衣装を身にまとった男、ラフーリオン。彼は無数に存在する異界を旅する異界渡り。彼はそんな異界の一つに存在する、とあるバーに訪れ、黒髪の少女と出会うことになる。
少女は異界を彷徨う精霊達の力を
使う精霊憑き。彼女に憑いている精霊は、異界の各地にその名を轟かせる最強の精霊だった。ラフーリオンはその力に勝てないことを知り、少女と異界を渡ることを仕方なく選ぶ。
こうして、彼は自身の目的の場所に辿り着くまで、少女と少女に憑いた精霊と共に異界渡りの旅をすることになった。
そして、彼らは様々な出会いと別れを繰り返す。
*更新速度は三日に一話程度だと思います。
*章の区切りでは、一週間ほど空くかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 06:00:00
430621文字
会話率:34%
私、ヴィンセント・ロイシュタインは昔から、疲れやすい体質だった。
それは、入浴だったり睡眠といった人にとって休息となる時間ですらその疲れが取れることはなかったが、生活に困るわけでもないのであまり気にする事はなく生きていた。
しかしとある夜
会で、こちらを睨んでくるご令嬢…いや、フィオナ・メラレイア伯爵令嬢と出会う。
そのご令嬢と踊っていると、不思議なことにまるで憑き物が落ちたように体が軽くなったのだ。
まさかそんなこと、有り得るのか……?
「視える令嬢とつかれやすい公爵」の公爵視点です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 18:00:00
4561文字
会話率:26%
少年時代に経験した奇妙な体験を心に引っかけたまま大人になった。
少年時代には理解が出来なかったその体験だが、
その後の人生経験により理解するに至った。
その一連の流れをお話しさせて頂きたい。
最終更新:2019-08-08 12:00:00
4229文字
会話率:0%
室町時代から続く由緒ある家系で暮らす高校生の少女、あかり。唯一の理解者である祖母を亡くした日に、彼女の運命は異世界と繋がってしまう。そして判明する、「憑かれ人」としてのあかりの役目とは・・・。少し癖のある「憑き人」との出会い、繋がり、そして
まだ幼い少女の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 01:06:37
1605文字
会話率:34%
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全てを翻すのは、それからでいい。
“氷龍”の称号に相応しい“執行者”として、いつか……!
この世界には全てのものが魔法と呼ばれる力を持ち、旅する“冒険者”が
おり、“執行者”がいる。
人々が過ごすその世界には、歪みがあり魔物が存在する。
魔物は現存する何かに憑き、怪物となり世界に害をなす。
そんな魔物に魅入られた魔物憑きは世界の正常化のため、早急に処分をしなくてはならない。
“冒険者”は魔物、怪物を倒し、
“執行者”は、歪みが犯す魔物憑きを狩る。
彼女リーザロッテ・アイシクルは“執行者”として過ごし生き、そして世界の闇をみる。
――*悲劇と裏切りと心の傷のアクション系ダークファンタジー*―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 10:35:07
4369文字
会話率:8%
精神に異常をきたし人格が分裂してしまった超常生物、通称「悪魔憑き」が未だ世に知られぬまま悪逆を成している世界。
雇われ女子大生「下草凪」は、悪魔憑きに家族を殺された青年「芦屋志路」と共に非業の末に悪魔に憑かれた人々を救うため、謎の金髪外国人
「3S」の元で悪魔祓いならぬ悪魔救いとして働くことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 00:16:53
3618文字
会話率:43%
スラム街に住む少年カイルは謎の病にかかった妹ティアナを救うために、悪魔サブノックと契約を交わす。カイルは神に見初められて神と契約した人間を下し、サブノックは神の力を取り込んで元の力を取り戻し、ティアナを治す契約を。
かくして、少年は悪魔を
宿す。
剣と魔法と神と悪魔とが入り乱れる異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 15:29:14
3006文字
会話率:45%
「遠距離武器にしてくれ」
「ダメです」
「なんでだぁぁぁぁあああああ!!」
これは、Sランク傭兵を義父に持つ主人公『レオ』が遠距離武器にしてくれとせがむだけのお話――という訳にもいかない。
あー、あらすじ下手なんでこっからかみ砕き
ますが、何やかんやと楽しく生活してたら義父は殺されるわ『悪魔憑き』認定されて町から追い出されるわでえらい目に遭うれおくん16歳。
そこで一言。
「あ、そうだ。大弓作ってもらいに旅に出よ」
(実際こんなにノリ軽くないです)
――――――――――
あらすじもうめちゃくちゃだけど、文章読んで面白いかどうかみてやってくだせぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 18:00:00
12878文字
会話率:21%
達人ならあっという間。
丁寧に読む人は一回で。
読んでも気づかない人は作者のせいです。
三つ時に投稿。ホラーなので。
最終更新:2019-07-11 02:00:00
313文字
会話率:100%
とある事件を境に王位継承権を放棄した第一王子・ルーファス。
王子としての責務を果たしていると、部下からの報告で異母弟にして王太子のアレクシスが魔術学院でなにやらやらかしているようで?
これは、乙女ゲームの世界の隠し攻略キャラにしてチートレ
ベルのスペック持ちの第一王子が無自覚に原作クラッシュする話。
BLはほんのり程度ですので期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:59:54
1664文字
会話率:27%
俺達、憑き合わないか?
その一言で始まった死神生活。頼れる兄貴分のユイとワンコなリーク。彼等は今契約主から大事な任務を任されているらしい。
「…そういえば貴方達の契約主って?」
「…現世の言葉でいうと“閻魔大王”ってところだな」
「
閻魔大王!?」
「ちなみに給料は歩合制ッス!!クビ=消滅ッス!!」
「まさかのブラック会社!?」
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人は死ぬと霊となり、自分から出ている縒り集まった糸を頼りに生前の願いを叶える。願いを叶えたあとは糸は霊を包んで輪廻の輪に導き、新しい生を与える。だが現世に留まれば留まるほど糸はほどけていき、最後には切れてしまう。
糸が切れてしまった霊は目的を見失い幽霊となる。
そんな幽霊を黄泉まで導くのが死神である。
この物語はコメディ2割恋愛8割で進む…予定です。
「お前が俺を覚えていなくとも…俺は何時までもお前を見守っている、----。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 00:18:51
16926文字
会話率:44%
R県にあるとあるオフィス街に、『もの書き怪奇』という二階建ての木造建築物がある。
その窓辺には、何かを待っている一人の男の姿があった。
彼の名は伏見 怪奇(ふしみ かいく)。
彼は小説家であり、待ち人である。
彼が待つもの。それは、〈怪
奇現象〉
彼が出会う全ての怪奇現象が、彼の物語の全てだった。
そして今回も『もの書き怪奇』に小さな依頼者が現れる。
7年前にいなくなった姉を探す、小さな依頼者が。
「さぁ、執筆を始めようか」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 18:48:43
9656文字
会話率:51%
少しだけ正義感が強い普通の元高校生、遠野祐は卒業旅行としてアメリカ旅行に出ていた。
その帰りの旅客機でテロに巻き込まれた彼は他の乗客と協力してコックピットへ辿り着くが、間に合わずに墜落してしまう。
気が付いた時、彼は見知らぬ森の中にいた――
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 05:12:27
115971文字
会話率:43%
今尚、世界は悪魔による危機に瀕している‥‥。
軍で出世する事で貧しい村を救おうと王都へ向かうユウキ。
憧れていた王都は理想の姿とは違い、貧富の差が激しく‥‥その中、『悪魔憑き』と呼ばれる人種‥‥片目に赤色の瞳を持つものは差別化され壁で覆
われた狭い街の中で隔離、金で売買され奴隷のような暮らしを強いられていた。
試験本番。
最終試験で不合格とされたユウキ。
叩きつけられたレッテルは『悪魔憑き』‥‥それも『人型悪魔』。身に覚えのない彼は訳も分からぬまま牢の中へ連れ込まれ‥‥。
これはユウキと、彼が出会う国に抗う悪魔憑き達‥‥『レジスト』達の革命の話。
(タイトル仮)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 20:21:57
2739文字
会話率:21%
田舎町の横小見町(旧隠岐村)に小説作家の箕原啓は住んでいた。
神社の娘である女子高生、丹波千鶴から町の特殊な事情を教えてもらう。「毎年人が死ぬ」と。
小説のネタに困っていた箕原は興味を持ち、調べていくうちにとある共通の言葉を目にする【お憑き
様】という記述。
調べていくうちに明かされる祭と事件とお憑き様の関係性。村の過去に起きた出来事。
箕原はそんな真実を知り回避し小説は完成する事ができるのか。
※完結するまで毎日21時投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 21:00:00
69870文字
会話率:45%
この世界には悪魔がいる。
それを知る人間がいないくらい、遠い遠い昔から。
人に取り憑き、人を殺す、人の罪より生まれしモノ
教会が助けてくれるのは、神の教えを守る者だけ。
新米の悪魔祓い師アルベルト・スターレンは、罪人と呼ばれる人々を救う
ため、形式主義に陥った教会を変えようとしていた。
しかし教会は変わらない。神の教えを守らぬ罪人は、たとえどんな事情があったとしても、救われる価値がない。それが神の僕たる教会の言い分。
だからアルベルトの願いは届かない。
そんな時に現れたのは、救世主と呼ばれる一人の女性。
彼女は悪魔を祓う力を持つ、神に背きし“魔女”だった。
これは復讐に燃える救世主と呼ばれる魔女と、大切なものを救う力が欲しい悪魔祓い師の物語。
novelistに投稿したものを転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 20:10:01
755367文字
会話率:48%
「異世界転生しても私たちは永遠に一緒ですよね?」
サラリーマンの優也は不良に絡まれる少女を助けるために戦うが、戦いに敗れ、死んでしまう。
優也は幸運にも天国で神様に勇気を認められて聖剣の勇者として転生する機会をもらうのだが、生前に助け
たヤンデレ少女のアンナが転生先の異世界に使い魔として憑いてきちゃった!
魔法騎士学校に入学早々退学の危機になってしまうし、アンナは王国のお姫様をライバル視して修羅場寸前だし、ヤンデレ少女に憑きまとわれた元サラリーマンの異世界生活は一筋縄ではいきそうにないのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 13:09:42
5287文字
会話率:54%