叔父から罪をなすりつけられて処刑された私だったが、気が付くと五年前に時間が巻き戻っていた。
以前の私は父を亡くしたショックから叔父の言いなりだったが、二回目は間違わない。
荷物をまとめ、私は弟を息子と偽り、隣国で生きることを決めた。
後見人
となってくれた侯爵夫人のもとで暮らす中、夫人のお茶飲み友達である美貌の騎士リオンと出会う。
彼はどうやら高貴な身分で、人妻である(という設定)私に興味があるようだが、気にしている場合ではない。私の今の目標は弟を立派に育て上げることだけ。
蜘蛛妖精のガッちゃんと一緒に、2回目の人生をしぶとく生き延びてみせる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 00:00:00
231578文字
会話率:38%
駆け落ちをした公爵令嬢の身代わりをすることになった、気が強いお嬢様の奮闘記。
◇カクヨムにも掲載中◇※ビーズログ文庫より、9月15日発売。こちらは書籍版とは内容が異なります。
最終更新:2022-02-01 00:00:00
157861文字
会話率:36%
美貌のエルフであり、公爵である青年は王太子から結婚するようにと迫られていた。その美しさから、少年期より女難に苦しんでいた彼は、大の女性嫌いだった。
そんな中で、十年前にある魔法使いと交わした約束を思い出す。それは「娘との婚約を引き換えに、禁
書を読ませてほしい」という取引だった。
当時、結婚相手を探すことが面倒だったので、あっさりと条件を呑んだのだ。
公爵はさっそく、魔法使いの娘を娶ろうと屋敷に向かったところ、とんでもない事実を知る。
娘は、異性に触れられると猫の姿になってしまうのだ。
生意気で気が強い嫁のことは気に食わないが、彼はなんと大の猫好き。
公爵の苦悩の日々が今、始まる。
※予約投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 00:00:00
305072文字
会話率:46%
気がついたらネットで超絶大人気の悪役令嬢要素やパーティー追放要素を盛り込んだ冒険ファンタジーゲーム『エターナル・アヴァロン ~ エルフランの軌跡 / ザラクの冒険 ~』の世界に転生していた!
他にもいっぱいキャラがいたのに、オレが転生したの
は何故か悪役令嬢だ!
しかも、婚約者は王子様! だけど、悪役令嬢のオレは婚約破棄される事が決定してるから余裕だぜ!
気にせず人生を満喫するぞ! ふっふー!
※この作品にはボーイズラブの要素が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:54:51
734350文字
会話率:43%
中国の神の1柱・混沌。彼女に与えられた仕事は「人類を輝かしい繁栄に導く」こと。
どう導けば最も繁栄できるのか? 術を使って未来のシミュレーションを行う中で、どの仮想未来も同じタイミングで滅ぶことに気がつく。
西暦22XX年、地球のエネルギー
を求めてやってくる宇宙からの侵略者――その存在に頭を抱えながらも、シミュレーションを繰り返す日々。
そんなある日「封神演義」という書がやたらと目につくので調べてみると、全ての未来で生み出されていることと、その中に自身が登場することに驚く混沌。
どうせ手詰まりならロールプレイでもしてみるかと封神演義の再現を目指した仮想未来はたちまちエラーを吐き、混沌自身もその世界に引き釣りこまれてしまう。
そこで出会った【みなもとのらいこ】を名乗る女性。
彼女と話す中でその世界が平安時代の日本であることを確認するが、そこは文化も習慣も人間のスペックでさえ混沌の知識から外れた世界だった――――――。
人、神、妖怪。様々な種族が彩る歴史ファンタジーコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:47:46
450557文字
会話率:58%
ヒモは超絶美人聖女に転生しても、やっぱり女好きは治らなかったみたい
大勢の女のヒモだったチャラ男の俺は、飯を食っている時に昔捨てた女に刺されて死んでしまう。まあ、俺らしい死に方だとは思った。まあいままでの俺の生きざまからすれば、きっと地獄
に落ちるのだろうと思っていたし。でもここは地獄? 死んだ後に目覚めたと思ったら、何かの祭典でもてはやされている自分がいた。しかも! なんとそれは地獄ではなく現実だったのだ。俺が聖女として認定される大切な式典の真っ最中だったらしい。俺はなぜか中世のような異世界に、聖女フラルという絶世の美女として転生してしまったのだった。さらにうれしい事に、その異世界には美女がたくさんいた。前世の俺からすれば、高嶺の花と言えるような絶世の美女達があちこちにいたのだ。もちろん絶世の美女に生まれ変わったとはいえ、中身は稀代のチャラ男である。俺はその美女達をどうしても、全てものにしたかった。それが俺の生まれ変わった使命であるかとばかりに、女を口説き始めるのだった。たが…全く上手くいかない。俺自身が絶世の美女である為、そして聖女であるためそう言う対象にはならなかったのだ。俺に言い寄ってくるのは、家柄の良い貴族の男や女性人気が高い男性騎士ばかり。聖女の中身がおっさんなのだから、男には全く興味が無い。それどころか俺は前世で男嫌いだったため、男が寄ってくると鳥肌が立つのだった。
俺は意中の女性達のハートを撃ち抜いて自分のものにすることが出来るのか?ヒモ聖女が織りなす、嘘と誠の薔薇色異世界ライフ。ついでに国家も救うかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:22:13
1171912文字
会話率:63%
おっさんに唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。
とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。
しかし、あまりの面倒臭がりのおっさん。なにもやる気も出なかった。長い事放置して、半年後にやっとやる気が出た。とりあえず【オートスキ
ル】を極めることにした。とはいえ、極めるもなにも【オートスキル】は自動で様々なスキルが発動するので、24時間勝手にモンスターを狩ってくれる。起きていようが眠っていようが、バリバリモンスターを狩れてしまえた。そんなチートも同然なスキルでモンスターを根こそぎ狩りまくっていれば……最強のステータスを手に入れてしまっていた。これは、そんな爆笑してしまう程の最強能力を手に入れたおっさんの冒険譚である――。
※カクヨム様でも掲載中です
※累計100万PVありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:31:50
1131192文字
会話率:47%
主人公・朱音、火花を散らしながら一心不乱に鉄を打っている。
里の男たち「女に鍛冶師が務まるか」「親父さんの名が泣くぜ」と陰口を叩く。
朱音、悔しさをにじませながらも「うるさい! 私がこの里一番の鍛冶師になるんだから!」と強がる。
その夜、家
に封印されていた妖刀「幽月」の封印が弱まり、不気味な瘴気が里に漏れ出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:00:00
36582文字
会話率:30%
魔王の狂乱が始まった。
その言葉を聞きよみがえる前世の記憶。
そして、いま生きている世界は、前世において数えきれない程クリアして来たゲームの世界に似ていると気が付く。
ゲームを参考に先に進み始めると、食い違って来るゲームと異世界の現
実。
今まで生きて来たけど、ゲームで出来たこと、出来ないじゃん。
ゲームにそんな話も設定も無かったけど。
ゲームだとフラグを立てるまでイベントは進まなかったんだけど、異世界の現実だとそんな事は無いよね。
ゲームとイベントの難易度が違うんだけど。
等々、違う点に戦々恐々しながらも、好きだったキャラにそっくりな人達を仲間にして先に進もうとする。
主人公は、ゲームと同じ様に好きな人達に囲まれ、ハッピーエンドを迎える事が出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:00:00
530674文字
会話率:13%
中学を卒業してから数年——
高校2年の春、宮野優は地元へと戻ってきた。
転校初日、彼の前に現れたのは、
ボーイッシュな見た目に少し大人っぽくなった幼なじみ・加藤春。
「……久しぶりだね、宮野」
昔と同じ声。だけどどこか、遠くなった気が
した。
連絡も取らずに離れた数年間。
あの頃の想いは、とうに終わったと思っていたのに——
再会をきっかけに、少しずつすれ違い、近づいていくふたりの距離。
照れ隠しの冗談。
昔の呼び方。
「ただいま」と「おかえり」の間に咲く、春の風景。
これは、もう一度君に恋をする、
少しだけ不器用なラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 21:08:34
724文字
会話率:31%
気がついたら草原のど真ん中。
え? ここ、どこ? 私、東京にいたよね??
アレってドラゴン?
今のは魔法?
ええ? ここ、異世界!?
……まぁいっか。
単に生きる舞台が変わっただけだ。
地球で何か大事なものや目標があ
ったわけでもなし、私は「自分の生きたいように生きる」くらいのことしか考えてない。
それは異世界に来ても変わらないかな。
まぁそんなジコチューだからぼっちなんだけど。
ぼっちなのも異世界に来ても変わらないかな。(涙)
……え? 私に友達ができそう……??
そんなこと言われても信じられないよっ。
「はぁー。それにしても一度生まれ変わったことはあるけど、今度は異世界転移? ちょっと私の人生、奇想天外過ぎない?」
なんの脈絡もなく異世界に来てしまった少女が、のんびりと冒険するだけのありふれた物語。
チート級の身体能力と魔法能力を手に入れた少女のやりたいことは、目立たず自由気ままに生きることだけ。
これだけの力があっても、崇高な使命感や高尚な理想とは一切無縁のものぐさぼっち少女の冒険が今始まる——!
書きためがなくなるまで(恐らく50話程度)は遅くとも二日に一度は投稿する予定です。
ほどほどにお付き合いいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:03:14
302610文字
会話率:29%
私は自殺する……。いじめや家庭内暴力から逃げるために……。
ああ、そのはずだったのに、なぜか私は異世界でエルフの少女ルィイに拾われて、一緒に生活することになってしまった。
でも、ルィイはこんな私を必要としてくれる。一緒に暮らすことを
許してくれる。そして私の話を馬鹿にすることなく聞いてくれる。
そう、私はいじめとあの両親から逃げることができたのだ……。
そしてやがて私は気が付いた。気が付いてしまった。
自分の心の真ん中の、やわらかくて甘い場所に、ルィイがいついてしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:22:11
47381文字
会話率:35%
ローマリア王国には大斧を振り回し、多くの武勲を立てたビアンカという女戦士がいる。彼女は百七十八センチの長身で軍服をキリッと着こなし、肩口で真っ直ぐに切り揃えられたサラサラの黒髪をいつも靡かせ、切れ長の目にはこの国では珍しい紫の瞳がトレード
マークだ。年齢は二十一歳。王国の結婚適齢期は過ぎてしまったが、当の本人に結婚願望が無いのだから仕方ない。
――――ある日、ビアンカは王太子に呼び出され、国軍から辺境伯領への移動を命じられる。『これはそなたにしか出来ない特別任務である』と王太子は強調し、何故か彼女には花嫁衣裳が用意された。――――最初は花嫁衣裳を見て混乱したビアンカだったが色々考えた末、この特別任務は辺境伯を探るためのスパイ任務だと確信する。
――――リシュナ領(辺境伯領)へ向かったビアンカを待ち受ける運命とは?
この物語はR15です。
ブックマーク・評価・ご感想等、どうぞよろしくお願いいたします!!
誤字脱字のご報告は感謝いたします。
この物語はカクヨムにも掲載しております。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:31:06
276948文字
会話率:45%
ソードマスター家系に生まれたものの騎士にはならなかった男爵令嬢キャロル(キャロライン)は暇を持て余していた。
気が向いて領地経営のお手伝いをしたキャロルは、この領地の経済状況の悪さに驚く。
彼女は何か元手が掛からず、利益になるものは無
いかと思案した結果、縁結びラッキーアイテムの販売を思いついた。
ところが、このアイテムは効果が強過ぎたらしく、、、。
其処彼処で騒動が勃発!
そして、キャロルは投獄されてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 12:00:36
321754文字
会話率:42%
気が付くと自分の存在も分からない白い空間にいた
最終更新:2025-06-24 19:10:00
613986文字
会話率:45%
人型の龍になって最強クラスに強くなったTS美少女が迷宮からライブ配信!
ライバル無しスタートのウハウハ配信生活を満喫します!
魔物やモンスターが出現し、インフラが全て停止した代わりにspであらゆるものが交換できるようになった世界でひぃひぃ
言いながらもどうにか生き延びていた主人公。
ある日、狩りから帰ってきて家に帰ってきた瞬間、自宅が迷宮に飲み込まれてしまった。
気が付くとそこは迷宮の底。
なし崩しに迷宮の主になった主人公は体を美しい女性の姿をした龍に変えられてしまう。
未だ残る人間社会のしがらみを煩わしく思っていた彼女は渡りに船と新しい人生を生きることを決意。
でも生きていくにはspが必要。
と思ったら、迷宮の主になった特典でライブ配信ができるようになっていた?
だったら試しにとしてみたライブ配信は先行者利益でspがっぽり、人間関係も作らなくてよさそう。
じゃあやるしかないよね! 儲けは趣味と娯楽と自堕落な生活に全ぶっぱします!
面倒ごとは自分を絶対嫌わない従者に丸投げで!
そんなこんなで楽しく過ごす、世捨て人龍のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:04:22
486233文字
会話率:32%
「私、男になってる!?」
気が付くと、私は異世界に転生していました。……男として。
だけど私はめげません!
だって、これで合法的に麗しいお姉様やキュートなあの子とお近づきになれるんですよ?
むしろご褒美です!
残念だけど、とっても前向
きな彼女は、今日も行く。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 12:10:00
82097文字
会話率:34%
ローディウム帝国の第三皇女ヴィルへルミネに、獣人の国マルダスの王太子との縁談が持ち込まれた。一見良縁に見える縁談だが、王太子にはすでに妻、それも獣人にとって最良の相手である運命の番がいるという。おまけに婚約前の顔合わせに、運命の番を連れて
くる始末。
一方マルダス王国の第二王子レオーネは、王太子のやらかしの尻拭い役を押しつけられた。国王に厭われている上に後始末を任されたことに嫌気が差しつつ、ちゃっかり王太子夫婦と国王に落とし前を付けて旅立つ。
やがて出会うふたりの、運命について考える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:18:20
129092文字
会話率:40%
灘木優、会社員、既婚、子なし、27歳。
平日昼間に忘れ物を取りに家に帰ったら、体調不良で休んでたはずの旦那がうちの会社のゆるふわ肉食系女子と浮気してました。
何故かこっちが責められて『出て行け』とか言われたけど、このアパート家賃払ってるの私
だから出て行くのはそっちだよね。
…とか言ってるうちに気が付いたら全員まとめて見知らぬ石造りの部屋に飛ばされ、ファンタジーな服装のご老人に、旦那は『勇者()』、浮気相手は『セイジョ』、私は『主婦』と判定されました。
「よう、主婦。お前が頭を下げて『誠心誠意勇者様のために尽くします』と誓うなら、養ってやらんこともないぞ」
「お断りします」
有り得ない状況だけど、これはチャンス。
不良債権は悦に入ってる間に他人に押し付けるに限る。
──そんなこんなで始まる、ネコ好き・童顔・毒舌アラサー『主婦』の異世界ライフ。
主婦だからって、大人しく家に収まってるモンだと思うなよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:16:19
737985文字
会話率:41%
異世界にて魔王と相打ちとなり、死んだはずの海凪 優護は、気付いた時には何故か日本に帰還していた。
混乱する優護であったが、ただ日本で平和に暮らせるならそれでいいかと、深く考えることもなく穏やかな日常を送ろうとするが……ここ、知っている日
本と何だか少し違う気がする。
「お、獣人の子供……いや日本に獣人いないが?」――狐耳の幼女がいたり。
「……何で、地球にオーガがいるんだ」――出現したオーガと戦うことになったり。
「チッ、やっぱ脅威度『Ⅲ』だけはあんな……ッ!!」「あー、ちょっと待ってくれ。俺は敵じゃない――危ねっ!?」――刀持った女子高生に襲われたり。
そして――「この気配……勇者か!?」「……魔王?」「ウグッ、うっ……ゆ、勇者ぁ!」――優護は、路地裏でびゃあびゃあ泣いている魔王を拾ったのだった。
ほのぼの六割くらいで進めていきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:10:00
503181文字
会話率:44%
なんか気が付いたら、ダンジョンの防衛機構である『魔王』になっていた。周囲には強大な魔物が徘徊し、生存競争を戦い抜く割と物騒な世界らしいので、死なないようにダンジョンを発展させて身を守るはずが、何故か思っていた以上にほのぼのしている。……ど
うしてこうなった。
そんな世界を生きることになった主人公ユキは、その図太い神経を発揮して、ダンジョンに住み着いた自堕落な覇龍の少女や吸血鬼幼女らと共に、時に笑い、時に怒り、時にロマンを求め、時に頰をにやけさせながら、日々を好きに生きて行く……。
作者ツイッター:『Ryuyu_』。 大体ほのぼので進めていきます。
書籍化しました。カドカワBOOKS様より、1~10巻が発売しています。やったぜ。
コミカライズしました! コミック1〜4巻発売中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:01:02
2005414文字
会話率:40%
戦い、敗れた魔王は、だが満足して死を迎え――次に気が付いた時、何故か人間の貴族の子供に転生していた。
意外と図太い彼は、これはこれで楽しいもんだと、幼馴染と妹と共に日々遊び、ふざけ、のんびりし、二度目の生を謳歌していたある日、ヒトと同じ
サイズのソレ――歩兵空戦ユニット『イルジオン』が、編隊を組んで空を飛んでいるのを目撃する。
その姿に、確かな高揚が湧き上がるのを感じながら。
それから七年後、とある学園へと入学した彼は、生徒として生活しながらも、前世にて培った圧倒的な魔王の力を発揮することで、周囲の全てを巻き込んでいき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 01:39:54
419811文字
会話率:37%
その男は酷く病弱な上、怪我も頻繁にした。普通の人間なら諦め屈折するところを男は常に前向きに生きた。
しかし、人生で途中と最後の二度、心が折れる。男は最後に、せめて健康な体になりたかったと願う。
人生が終わり気がつくと白い空間で神と名乗
る存在に出会う。神が言うにはスキルをくれ転生させてくれるという。
男は願った。来世は健康でありたいと。
そして究極健康体《アルティメットフィジカル》というスキルをもらう。
神からしたら、あまり有用なスキルに思えなかった。
しかし、このスキルにより男は世界に名を轟かせ、さらにはスキルを与えた神とまた合間見えることとなる。
これは、そんな男の最強へ至る軌跡を描いた物語。
※オリジナル要素はありますが、王道に近いと思います。また、主人公は最初から圧倒的に他を寄せ付けない強さを持っているわけではありません。ある程度の規格外の力はあるものの徐々に最強になっていきます。その点ご理解頂き読んで下されば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:10:00
120448文字
会話率:28%
「ノアクル、貴方をゴミ流しの刑で追放することに決定しました」
王国の第一王子ノアクルは、不吉の象徴であるスキル【リサイクル】を持っていたことを理由に、イカダ一つで海へ追放されてしまった。
ほくそ笑む大臣と第二王子から、ゴミだらけの海とイカダ
を領土として渡されるが、それは実質的な死刑だった。
イカダの上で干からびて死ぬと思われていたが、ノアクルは生まれて初めてスキル【リサイクル】を使ってみて気が付いた。
「物を素材に戻すという効果なのか……? すごいぞこれは……!」
しかも、素材を使って自由に物を作れるという無限の可能性を秘めたスキルだった。
これを使ってイカダを強化していったらどうなるか――それと同時にゴミのように扱われた不遇の者たちが集まってきて……?
ノアクルの最強イカダ国家作りが幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:00:00
359646文字
会話率:48%
「私の夢は、全人類を幸福にする事です」
紙透夏架は転校初日、開口一番に宣言した。その言葉が宇宙で最も綺麗だと信じて疑わないみたいに、彼女の瞳は強く澄んでいた。
教室の喧騒を聞き流しながら、僕は窓の外の青空を眺めていた。彼女の言葉の真意を
知りたいなどとは思わなかったが、その覚悟がどれほどのものなのか、少しだけ興味があったのは否めない。梅雨の陰鬱とした空気が抜け去った後の、夏の始まりみたいな日だった。
紙透夏架がクラスを牛耳って虐めの主犯格になるのは、それから僅か半月後の話だ。
* * * * *
紙透夏架は高校二年の夏に名執と同じクラスに転校してきた少女だった。紙透の夢は自分のピアノで全人類を幸福にすること。しかし紙透はどういうわけか名執を虐め始める。それはクラスや学年に伝播していき、名執は学年全体から虐めを受けるようになった。そしてその末、紙透はなぜか自殺する。
だがその後、名執は幽霊となった紙透と再会する。紙透は傲慢にも「成仏したくない」「だから私を不幸にしろ」と名執に言う。そして同時に「私は、自殺したんですか?」とも。
紙透が成仏したくない理由とは? 彼女にとってピアノとは? 彼女は本当に自殺したのか? 誰よりも忌み嫌う名執と共にいる事を選んだ理由とは?
名執がかつての加害者である紙透に協力する目的は? 彼が追い求める「あの日の夢」「あの子の〝手〟」とは? そして、二人にとっての〝幸福の唄〟とは何なのか?
全ての謎が一つに集約された時、ピアノの〝シ〟の音が大きく意味を変えてそこに鳴り響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:49:53
104760文字
会話率:54%
オ〇ニー、嫌いな奴いるかぁ!?いねえよなぁ!?(※比喩表現です)
自慰探求に全力を注いでいた少年は、ある日、自宅で“いつもの儀式”の最中──異世界に転移してしまう。
しかも、なぜか全裸で。
そこは、精力が魔力であり、世界を動かす力として
制度化された「精法」の世界だった。
異世界転生ならぬ──異・精・会・転・精!!
天から堕ちた少年の姿に、人々は驚愕する。
精法学園に通う黒髪の少女は、彼に“運命の合体”を告げる。
「あなたと、わたしの精が、つながってる気がするの」
魂と魂、体と体、そして──精と精。
理解か、快楽か。それとも禁忌か。
これは、精でつながる異世界で、少年が世界と彼女と“自分自身”に出会う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:10:00
122759文字
会話率:18%