本の一瞬。
瞬き一つの違和感とともに、呼ばれてやってきたのは見ず知らずの世界。
やってきてみれば、これ呼ばわりされるは、たいした説明もされないまま着の身着のまま追い出されそうになるわと散々な目に。
けれども、従うしかない世知辛い現実。
魔王
と戦って勝たなければ、帰還方法を教えないというのだ。
致し方なく、その言葉を信じるものの、まずは情報収集。
この世界には、勇者ギルドというものが存在し、そこに頼めば勇者が来てくれるというのだ。
けれども、それをしなかったのは、とにもかくにも長老の金にがめつい性格のせいだった。
とりあえず、そんな長老を脅してすかして、ふんだくり、目指すは、勇者ギルドとの契約。その金を貯めるために結局魔物退治に出る羽目になるという本末転倒っぷりに、頭を悩めつつも、那薙 蛍は、今日も今日とて、魔物退治と巫女さんいなしに精を出す日々を過ごすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-15 21:29:29
48305文字
会話率:33%
様々な冒険者が「打倒魔王」を掲げ旅をするこの世界。
冒険者達を妨げるべく、魔王が繰り出したのが黒の剣士シレン。
彼は魔王の使わす四天王の一人であり、魔物にも関わらずその人間そのものと言っていい風貌を見込まれ、人間達への接触、情報収集を任命さ
れる。
旅を通して様々な人間と関わるシレン。徐々に人間への印象が変わり、その心情を変化させていく。シレンは戦いの末に何を思うのか―――。そんなある魔物の剣士を描いた物語。
※不適切な表現の修正と、文章が見やすくなるよう試行錯誤しながら改訂を繰り返していますが、大筋の内容はいじってないので、すでに読んで頂いた方は気にしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-22 20:00:00
52802文字
会話率:42%
いつもの帰り道、ヲタクである高峰 仁が忌むべき存在リア充カップルに「リア充、爆発しろ!」と呟くと、カップルは爆音と爆炎を上げて爆発した。辺りが騒然となる中、呟いたから爆発したと否定しながらも思った仁はその場から逃げ出す。行きついた先は寂れ
た神社だった。そこで電波発言しかしないゴスロリ少女、ミナに出会う。ミナは仁が爆発しろと言ったから、リア充は爆発したと言う。家に帰った仁は爆発事件が全国各地で起こっていることをワイドショーで知る。ミナの言った事を鵜呑みにするわけではないが、ネットで更なる情報収集を行う。本当に全国でリア充たちが爆発していた。仁はミナの言ったことを否定するが、内心は信じていた。疑問を解決するためにミナに会いに行くが、結局はぐらかされ逆に疑問が増えてしまう。その帰り、本屋に寄った際に仁はまた呟いてしまい、リア充が爆発する。怖くなった仁は神社へ駆ける。真実は知れなかったが、ミナからお守りを貰う。仁はリア充が爆発している事実を、分かっている事を、どうすべきかを考えた。その答えを確かめるためにリア充を観察していたら、呟いていないのにまたリア充が爆発した。ミナに問い詰めるが、答えてくれない。仁はこの爆発事件を止めると決意する。決意はしたが方針も手段もない中、パソコン店で魔法でリア充を爆発するって言っていた人の話を聞いて閃くが、ミナはあっさりと否定する。次の日、仁は本屋で現代魔法でリア充を爆発すると言う男に遭遇する。そいつの隣にはツインテールの少女がいた。そこに、リア充を知るためと登録したサイトから送り主不明のメッセージが届く。そこにあったプログラムみたいな謎の文字列をミナは術式という。そこでパソコンが得意な仁は徹夜で解読を試みるが、全く解析できなかった。しかし、送り主にメッセージだけは出せた。
送り主から呼び出された仁は単身そこへ向かう。そこには本屋で会った男と少女が待っていた。少女むすびは神だと名乗り、男に力を貸していると言う。むすびを説得して力を解除させて、男を一撃のもと大人しくさせる。決着をつけた仁はミナのところへと戻る。日常に戻った仁はミナに会いに神社に行くが、そこにはミナはいなくてミナの姿をした別人が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-11 23:11:25
46735文字
会話率:51%
高校3年の火野飛燕は、ある日夢の中に出てきた女の子のことが気になってしまう。しかし、なぜかその女の子には、見おぼえがある。なぜ見覚えがあるのか自分のしまっている記憶を知るためある部活を作り情報収集を開始する。そして、飛燕を中心に事件が起こる
。はたして飛燕の中の記憶とは・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-31 23:51:43
5200文字
会話率:53%
前作、無音の世界〜ココアをさがせ!〜の続編です。短編ですのであまり深い内容ではありませんが、簡単な謎解きになっていますので楽しんで読んでもらえれば幸いです。
最終更新:2009-04-14 00:28:52
4210文字
会話率:52%