朝番組の星座占いが最下位で、その日は朝から転ぶわ犬に吠えられるわ車にひかれそうになるわで大変だった。しかし本当の不運は放課後にやってきた。いきなりスーツ着たイケメン集団に高級車で拉致られたのだ。
「は?結婚?いやいや、そもそも貴方は誰?」
ラッキーアイテムは水玉模様のハンカチです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-14 04:03:31
1317文字
会話率:27%
重複投稿。
私は情事の後、でこぼことした坂道を歩いていた。脚を引きずるようにして坂を上っていた。その坂がどこからどこへ続いているのか、不意に判らなくなるような気がしたが、私が何とかして家へ帰ろうとしているのだけは確かだった。
坂の上には森
があった。深い森であった。辺りは日がまだあるのか、暮れているのか西の山の方がぼんやりとした雲に覆われているので、よく判らない。自動車というものがまだ地方にはほとんど走っていない時代であった。私は結城紬の着物を着ていた。坂の方から見るとその森は、毛むくじゃらの怪物がうずくまっているようにも見えた。森の中へ這入ってしばらくすると、ごおお、ごおおと何かが吠えるような音がした。耳を澄ましてよく聞いてみたが、山鳴りなのか、獣の吠え声なのか判別が出来なかった。
この坂道を上っている内に、ここへ来る前のことを考えた。私は長く付き合っていた女を、情事の後で殺してきたのだった。いい女だった。日本髪の美しい、眼鼻立ちのくっきりとした女だった。何故殺したか、今になって考えてみたが、その理由が思い出せない。首を締めて殺す時、目をきっと剝いた女のその顔が猫に似ていてかわいいと思った。けれどもどうしても殺さねばならなかったのだった。女は男性との性の経験がないと言っていたし、前に付き合っていた男とは、完全に絶縁している。他人との付き合いのあまりない女だったから、なきがらが発見されるまでには、かなり時間的猶予があるだろうと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 03:45:31
2755文字
会話率:10%
降りしきる雨の中、崖の上にある墓の前で狼が泣いている。
墓のまえに膝を着き雨が降る空に向かって吠えている
この物語は愛する者を失った狼の物語
独狼雨
キーワード:
最終更新:2014-02-26 15:21:05
8371文字
会話率:48%
VR世界への第一歩の日。それは十五年来の幼馴染の彼に、彼女がいると知った日。その日、通常ならば有るものが無いというコンプレックスから、シィナは恩ある従姉妹の毛を毟ってしまう。 ――そう、魔が差すとはこういう事か。それが全ての始まりだと知ら
ずに。彼女はそのままVRMMO《ラスト・ファンタジア・オンライン》LFOへのログインを開始した。しかし機械音痴の本領発揮、基本設定をすっ飛ばしたために、VRによる肉体信号不良に見舞われてしまうシィナ。「動けない。助けて。いいえ自分は構わないから、誰か彼を助けてください」暗闇の中で過去に囚われながらも、あの記憶を手繰り寄せ、彼女は祈る。届け。空まで。高く翔べ。夢の欠片を抱きしめて。果たして願いは届くのか。その願いの先に見えた、優しい黄金は―――。『厨二だからなんだってんだ。ゲームなんだぜ。夢くらい見させろよ!』そんな童心(?)を持ったオッサンが吠えたりもする、LFO大型バージョンアップ前の、VRMMOプレイヤー達の姿を御ゲ品にお届け致します。…………たぶん(汗)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-21 22:00:00
27614文字
会話率:32%
今日は12月24日。
世間一般はクリスマス・イブで盛り上がっているが、彼女がいない大学一年生の一人暮らしの身には左程意味のない行事のはずだった。
その日、ある者は吠え、ある者は泣き、ある者は小さな幸せを得る。
この物語は、12月
24日に行われた青春の一コマである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 13:02:09
4471文字
会話率:29%
女の『私』は『あれ』に追われて満月の夜に崖からおちて多分死んだ。
そして赤狼の若長の長男に転生した。
今の私は威厳のある祖父の長をはじめ明るい家族と幼馴染に囲まれてこの幸せを護るために頑張っている。
異世界転生したのだから『あれ』に追
われる事はもうないと安心していたのに運命は無常にも回り始める。
赤狼の無口(でないと女言葉が出てしまう)な次代若長は運命に逆らって幸せになれるのだろうか?
大河ドラマではありませんミステリー?ホラー?ナニソレの作者なのでそちらをご期待の方は回れ右をお願いいたします。
ただし、切れかけで書いたのでいつもよりやや殺伐としております。
ご注意くださいませ。
電波的には残酷な描写ありが来てますがどこまで表現可能かわかりません。
一応タグには付けておきますが期待はずれの可能性もございます。
お許しくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-25 16:18:13
22207文字
会話率:30%
菖蒲さんの初恋のおはなし。
キーワード:
最終更新:2014-01-23 22:37:20
373文字
会話率:55%
世界に五つの大陸あり。
東のヒースト大陸。
西のウェッチ大陸。
南のスイサス大陸。
北のカゼノス大陸。
中央のセンコエ大陸。
昔、この五つの大陸にはそれぞれ一つずつ国が存在した。
ヒースト大陸には、
火荒ぶる王国 『ボルネス』
ウェッチ大陸
には、
土揺さぶる連合 『クエンティード』
スイサス大陸には、
水薫る神聖国 『メルレント』
カゼノス大陸には、
風吹き荒ぶ帝国 『ガルウィン』
センコエ大陸には、
闇燻る魔王国 『ディンアンバー』
これらの国々は、数年前まで貿易が盛んで仲は良好であった。
しかし、悲劇は突然にして始まった。
ディンアンバーの魔王『クアオロ』が殺害され、玉座に、殺した張本人『ネリドリューク』が座ってしまったのだ。
その後、魔王国と他の国々との戦争が始まった。魔王国軍の戦力は他のそれとは比べられない程絶大で、4つの国が力を合わせても徐々に圧されていった。しかし、ここで4つの国々からそれぞれ一人ずつ歴戦の猛者と呼ばれる四人が姿を表し、魔王国の脅威を取り払った。それが、後に語られる聖戦(ジ・ハード)である。
この物語は、それから数百年後の話である。
※この小説は、勇者:????(仮)を改変(実際はこちらが元)したものです。ハーレム(?)ものや下ネタ等が苦手な人向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-04 07:00:00
4142文字
会話率:38%
兄の身代わりで騎士としてド田舎の砦の守備につかされたアルブレヒト(仮名)は、退屈な毎日にも、意味深な目線を送ってくるご令嬢方にも飽き飽きしていた。ある日、倉庫から、獣のように吠える壷が発見されたという話を聞いて、様子を見に行ったが……。男装
の少女騎士と、彼女に(率先して)振り回される少年兵士の小冒険。/※自サイトから転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-01 21:32:45
15518文字
会話率:42%
念願叶いアステローポス国騎士団に入団することが出来た私は、憧れの人ことウルグルラ隊長の率いる分隊・黒の騎士隊に配属になった。有頂天だった私だけど…
キャンキャン吠える仔犬の様な新人少女騎士と、冷静沈着で嫌味っぽい隊長と、毎日暇な仲間たちの
日常?
※ご都合主義なところあり。15禁は保険です。初投稿なので拙い部分もありますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-31 22:46:59
87052文字
会話率:27%
月夜の光に照らされる遠吠えのお話
最終更新:2013-07-13 22:25:26
209文字
会話率:0%
森の近くには茶店がありました。そこにおとずれるのは、風変わりな客でした。
キーワード:
最終更新:2013-07-08 21:00:00
3291文字
会話率:18%
舞台は愛知県長久手市にある古びた倉庫を改造した店、『集い処 きらめくあまた』。ここを拠点に活動していた劇団『まほろば一座』の主宰、桂介は公演三日前にして突如、台本を全部変えると切り出し、さらには看板女優である香織が退団すると言う。それを聞い
た智之は吠えた。その理由とは? そして、この騒動を傍観者のごとく振る舞うインディーズバンドSalty DOG(ソルティドッグ)のメンバーたち。それを見守るようにいるのは『集い処 きらめくあまた』の店主、彩乃。果たして公演は実施されるのか否か? まほろば一座の行方は? 2059年シリーズ第2弾。西暦2059年を生きる若者のたちのほんの小さな初夏の出来事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-22 18:34:23
59450文字
会話率:55%
小さな小さな平和な町。
主人公はどこにでもいるおまわりさん。
頼りになる先輩やボスと一緒に平和の為に頑張ります。
最終更新:2013-05-02 00:37:32
1273文字
会話率:9%
家事ができるぐらいしか取り柄が無い少年と、その家族のお話。
少年視点
妹を助けるために不良から逃げたら、変な美少年に案内され、気が付けば異世界にいて。
いつか家族に会えるらしいのでとりあえず異世界で暮らすことにした。
家族(主に妹)視点
自分のせいで兄は何処かへ行ってしまった。
これはきっと今までの自分に対する罰なのだろう。
もし、あの楽しい日々が取り戻せるなら。
もし、兄の手料理をもう一度食べることができるなら。
それだけで、私は幸せなのに。
落ち込む彼女の元に、一つの吉報が舞い込んできます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-04-22 07:46:53
8251文字
会話率:26%
終わった、全てが。
始まるはずもない妄想は、遮断された。
故に、もう引くことはできない。
前に進むことしか出来ない。 破滅の道へと。
最終更新:2013-03-21 14:22:54
1013文字
会話率:0%
伴侶を亡くした男の、生活を垣間見た作品。GUNオリジナル詩集”純白”より。
最終更新:2013-02-14 18:30:08
476文字
会話率:0%
両親がいなくなって無一文の姉弟が、線路を辿る途中のお話。夜のトンネルはホラーの定番ですが、自分は風が通り抜けるときのあの、遠吠えのような音はけっこう好きだったりします。
最終更新:2013-02-14 00:34:34
1434文字
会話率:10%
AK○が怒鳴り散らし吠えて、前田敦彦がとんでもない奴らを連れてきた。
最終更新:2013-02-02 22:17:49
6761文字
会話率:0%
負け犬、転生。性格は変えられない。
キーワード:
最終更新:2013-01-12 20:35:27
747文字
会話率:0%