その日、貧乏子爵令嬢のセルディ(十二歳)は不思議な夢を見た。
人が殺される、悲しい悲しい物語。
その物語を映す不思議な絵を前に、涙する女性。
――もし、自分がこの世界に存在出来るのなら、こんな結末には絶対させない!!
そしてセルディは、
夢で殺された男と出会う。
推しキャラと出会った事で、前世の記憶を垣間見たセルディは、自身の領地が戦火に巻き込まれる可能性があること、推しキャラがその戦いで死んでしまう事に気づいた。
動揺するセルディを前に、陛下に爵位を返上しようとする父。
セルディは思わず声を出した。
「私が領地を立て直します!!」
こうしてセルディは、推しキャラを助けるために、領地開拓を始めた。
※※※
ストーリー重視なので、恋愛要素は王都編まで薄いです
推しキャラは~は、ヒーロー側の話(重複は基本しません)
※マークのある場所は主人公が少し乱暴されるシーンがあります
苦手な方は嫌な予感がしたら読み飛ばして下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 18:01:51
248248文字
会話率:40%
今は大西洋と呼ばれている海に、一つの大陸があった。
「アトナルディア」と呼ばれたその大陸は、銀の魔女ジャネルと魔人ディクレイドによって、滅亡への道を歩みつつあった。
その地で風を読み、真実と未来を知る風の民がいた。
――トメルア。
世界
創世の時に『魔』と戦った『光の戦士』の末裔の民も、その力と宿縁故に『魔』に疎まれ、追われている。
そのトメルアの隠れ里をある日、アガシャーという老人に連れられた一人の少年が訪れた。彼の名はティス。心根の真っ直ぐな十二歳の少年だった。
彼は、族長の娘である蒼い髪の少女アーサと出会い、友達となるが……。
この作品は「pixiv」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9667606)にも掲載しています。2000年に執筆した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 01:15:18
82753文字
会話率:45%
もうすぐ三十二歳になる、1K一人暮らしの会社員トウコ。
リモートワークで気ままな生活を送る彼女の元に、網戸を引っ掻く白猫が訪れる。
「うちの網戸に、何の恨みが……」
毎度毎度、網戸を引っ掻くその白猫は小さな紙切れを携えていた。
これは、
気まぐれから始まった、白猫の紡ぐ小さな出会いのストーリー
一話完結の短編です。この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 14:25:41
8628文字
会話率:29%
どうやら生まれ変わりをしたらしい。十二歳のミーナがそう気づいたのは、弟の怪我の治療で魔導を見たときだ。
大魔導士だった前世の記憶がよみがえり、現世でも資質があったので、同じ道を目指すことにした。
実はミーナには目的があった。前世での弟子——
マルクを探すことだ。
師匠として最低だったと現世で反省したミーナは彼に謝りたかったのだ。
死んでから三十年経っていたが、同じ魔導士ならば探しやすいと考えていた。
魔導士になるために魔導学校の入学試験を受けなければならない。試験には無事に合格したが、校長室にミーナは呼び出されて試験結果について問い質されることになる。
そこで弟子と再会するが、彼はミーナが師匠だと信じてくれなかった。
「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」
なんですとー!?
全三話。
鳴田るな様主催【純愛短編企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 00:00:00
19223文字
会話率:30%
とある弱小国の第五王女として生まれたマリアンナ。優しい両親や姉達に囲まれスクスクと成長した。
そんな十一歳の春、突如大陸中の今年十二歳となる身分の高い令嬢たちが魔帝国と言われる大陸最大の帝国の城へと招かれた。
何でも王様の花嫁を探しているら
しい…………そんなの私は興味がないので、地味に目立たぬようにしていましょう。
だって、私には秘密があるから……………自分の国でのんびり気ままに暮らしたいのです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 00:00:00
12922文字
会話率:27%
この物語は主人公である雨空弓弦が雨空家が十歳で使えるようになる秘術、神器召喚が出来ず十二歳になってしまい等々島を追放されてしまう。それから三年後、冒険者になった弓弦は未だに神器召喚できずにいた…。
しかしとある魔物との戦いで仲間に裏切られ
、死にかけた弓弦は怒りと復讐心で弓弦の中に眠っていた神器が目を覚ます。
初めて本格的に描く小説です、当たらぬ所があればコメントよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 00:22:14
1513文字
会話率:50%
「オイ」
目を逸らした瞬間に肩を掴まれる。
「アイツだけはやめておけ。」
「なんでですか」
「……ロクなことにならない。」
うるさい。
そんなの、アンタが口出しすることじゃないでしょ。
放っておいてよ―—
綾瀬瑠香(Ayase Ruka)
二十八歳 独身OL
×
天王寺裕也(Tnnoji Yuya)
三十二歳 鬼上司 経理部課長
×
田浦誠(Taura Makoto)
二十九歳 営業部 メンヘラ製造機
※この作品は外部サイト『Berry's Cafe』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 00:00:00
8492文字
会話率:17%
浅井茶子が北琵琶学園中等部の一年だった夏休み、八月七日に体験した、恐怖のために動けなくなった事件。
最終更新:2021-08-07 08:07:21
4021文字
会話率:49%
松ヶ丘高校二年生の碇 佳は十二歳以前の記憶がない。記憶に対する執着もなくただ平穏な日々を送っていた。妹である万尋も同じ高校へと入学し、今年も一年間賑やかな学校生活を送れると思っていたのもつかの間、その平穏な日々は唐突に奪われる。
五年前の
時のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 08:41:29
110203文字
会話率:42%
私の両親はゲームが好きで、たくさんのゲームが家にはあった。その中で私が一番好きだったのは、ドット絵のRPG。ストーリーがとても楽しくて何度もプレイした。
そこに私の好きなキャラがいる。主人公を守るために悪役を演じ、五十二歳でその人生に幕
を閉じてしまう人。
私はその人が好きすぎて、どうにか回避できないかと試行錯誤したけど駄目だった。
ああ、もし私がその世界に行けたなら……彼に幸せになってもらえるように頑張るのにな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 23:32:08
13796文字
会話率:57%
「あ、これマジ死に学園じゃね?」
十二歳の俺は契約の儀式中に思い出す。
これ、前世でやった乙女ゲームの世界だ、と。
突然だが、あなたはファンタジーな世界の女子学生だ。
慌てて学園へ向かっていると、物陰から人が!
あなたならどうする?
一.男性のようだ。駄目だぶつかる!
二.女性のようだ。駄目だぶつかる!
三.男性のようだ。なんとか止まる!
四.女性のようだ。なんとか止まる!
五.気のせいだった。急ごう!
一と二と四と五を選ぶと誰か死ぬ。
とにかく、死ぬほど死ぬ乙女ゲーム、それが『マジ死に学園』、正式名称『マジックジェミニアカデミー』。
これはそんなマジ死に学園で一番死ぬお嬢様の執事となった俺が、前世の記憶を生かし完全なる攻略《コンプリート》を目指す物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 16:48:50
5444文字
会話率:5%
僕は公爵家の次男だった。
だが、持って生まれたのはクソスキルの【そよ風】だった。
父上は武官だ。何よりも強さを求める。
母が死んでから、父上は僕を本格的に嫌うようになった。
そして十二歳になり、家を追放された。
それだけで済むと思った
が、高難易度のダンジョンに落とされて死にかけることになる。
ふざけるな。
実の息子に死ねだと?
絶対に許さない。
必ず殺してやる。
復讐に心を燃やし、ダンジョンで数年を過ごした。
【そよ風】は【神風】に進化して、ダンジョンの魔物達も簡単に倒す事ができるようになった。
ついにダンジョンを攻略して脱出することに成功する。
だが、困ったな。
時間が経ち過ぎて、復讐心が無くなっていた。
けど何もしないのはなー。
……よし。良いことを思いついた!
それから俺の英雄記が始まる。
学園の試験に首席で合格したけど断ったり。
王女様の護衛をして惚れられたり。
剣聖と共闘して惚れられたり。
そんな感じで英雄記を進む、冒険者クライの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 07:00:00
28609文字
会話率:38%
2024年、日本の某県にある田舎の村、九磨野<くまの>に住む幼馴染の十二歳の少女、遥華<はるか>と未来<みらい>は両者ともに家族からの虐待により心身ともに深く傷ついていた。
虐待のせいで常に傷だらけだった二人に誰も近寄ろうとしない中で
同じ境遇にある二人は自然と長い時間を共にし、お互いを心のよりどころにしていく。
そんななかで、村の近くの火山が噴火しそうであることが伝えられる。
「もしも明日、世界が滅ぶなら」
二人の少女がひそかに紡ぐ、静かな愛のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 19:00:00
7892文字
会話率:64%
十二歳の少年、弥吉は、病に臥す姉のため、禁じられた崖に薬草を取りに立ち入ってしまう。そこで出会った不思議な少女と、異形の男。弥吉は無事、家に帰り着くことができるのか。命を繋ぐための勝負の行末は……。江戸時代の日本っぽい、どこかの世界のどこか
の国の、鄙びた農村のお話です。
全十話構成。一日二話ずつ掲載予定(午前・午後)です。
小畠愛子様主催『カドゲ・ボドゲカフェ企画』参加作品です。
ストーリーの重要な部分で、蛇を描写しています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 16:23:32
36425文字
会話率:28%
事故に巻き込まれて死んでしまった少女は異世界へと転生し、公爵令嬢ナターシャとして第二の人生を歩むことになりました。しかし、ナターシャが十二歳になった頃から妹であるクレアが豹変し、ナターシャが大切にしているものをあれもこれもと欲しがり、奪うよ
うになってしまった。大切な本、ドレス、友人……そして、両親の愛に幼馴染であり婚約者でもあるダリオスにまでその手を伸ばし始める。もうこれ以上は我慢出来ない……遂に、ナターシャの感情が爆発するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 22:26:43
1351文字
会話率:4%
その世界では、ダンジョンは子供達の戦場だった。 元孤児だった十二歳の少年プラムと双子の妹アンラはダンジョンでの活動を生業とする冒険者。 アビスチルドレンと呼ばれる彼らの生活拠点は
巨大な壁に囲まれ、外部へ出ることは一切禁止されていた。 彼らが地上世界に出るためには、ダンジョンで戦い、金を稼ぎ、戸籍を買い直すしかない。 しかし少年達を待ち受ける困難は数多く、これまで似たような境遇の子供達が大勢命を落としていった。 そんなある日、双子達にチャンスが舞い込む。 破格の金額とパワーアップアイテムを報酬とした特別依頼に二人が指名されたのだ。 その分危険を伴うものであったが、彼らは受けた。 その世界では、進むか死ぬかの選択肢しかなかったからだ。 少年少女は歩み続ける。 安寧の未来を掴みとるその日まで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 19:02:33
40732文字
会話率:45%
橘明日香(たちばなあすか)には、幼い頃に離れ離れになった双子の姉がいた。
姉の名は、橘京香(たちばなきょうか)。
もう一度会いたいという明日香の願いもむなしく、京香は十八歳という若さで自ら命を断った。
四年の月日が流れ、明日香がこの異世
界へと引きこまれた日とほぼ同じ日に、一人の貴婦人が永遠の眠りについた。
貴婦人の名は、キョーカ・フィークス。
そう、その貴婦人こそ明日香の双子の姉、京香だったのだ。
亡くなったはずの姉が、まさか生きていたなんて。それも見たことも聞いたこともないこの異世界で!
…え?キョーカは三十歳?どういうこと?私、二十二歳なんですけど…。
もしかして、時間の流れが違うの!?ていうか、あなたはどうして私から目をそらすのよ!?
そして明日香に手渡された一通の手紙。それは京香が明日香に宛てたものだった。
あぁ、こんなに弱々しい字で…って、あれ?これってただ字がヘタなだけ?
それより…ちょっと待ってよ、これじゃただのとばっちりじゃない!私全然関係ないじゃないの!!
実の姉に無理矢理転移させられた明日香と、京香との過去を持つ不器用な堅物中年男との、訳アリ・スローペース・ラブ!
※主人公がとばっちりだと気付くまでには少々時間がかかります。
※一話3,000字~4,000字ほどです。細かい設定はほとんどありませんのでサクッと読んでいただければと思います。
※更新時間・更新頻度は不定期です。ちょくちょく単語修正しますが、本編の内容は変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 18:29:07
432726文字
会話率:59%
ストレチア王国に伝わる、成人の儀式。
王家の姫は十七の歳、霊峰山に赴き、頂にあるとされる花を持ち帰る。
道中を守護する勇者アーサーと姫君の物語は、戯曲に謳われるほど有名な恋物語です。
その勇者さまに、リマの幼馴染が選ばれたのは、ふたりが十
二歳のときでした。
不器用で気弱な少年は名を捨てて『勇者アーサー』になるため、都へ旅立ちます。
「がんばってね、『勇者』さま」
「ありがとう、リマ」
姫を守る『勇者』に選ばれた少年と、それを見送る少女の物語。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:06:07
7540文字
会話率:17%
子どもが十二歳になると各地に建てられた教会に赴き、己の天職を示され大半の人がそれに従って今後を生きていく。
そんな中、異世界転生を果たした少年ライアスは《勇者の運び屋》という名誉ある職を与えられる。しかし、全国を探しても勇者として該当する人
物は一向に現れない。数年たっても見つからなかったため、ライアスは十六歳になると『歳のとらない部屋』に監禁されることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 15:11:58
4683文字
会話率:15%
勇者パーティの一員である魔術師エルヴェ。二十二歳。
剣士なのに前衛の役割をこなせない、勇者の尻拭いをする苦労の日々を送っていた。
そんなある日、魔族との戦いで放たれた魔術を喰らい、エルヴェは死にかける。
何とか全力で抗った結果、一命は取り
留めたものの。
何とエルヴェは見た目十歳程度の美少女になってしまった。
おまけに勇者からはその事を理由にパーティを追放されてしまう。
途方に暮れたエルヴェは王都に出戻りすることを余儀なくされた。
体が小さくなったとは言え、魔術師としての経験は忘れていないエルヴェ。
可愛らしい見た目に反して強烈な魔術を使い、襲われていた王女様を助けたり、魔族から王都の市民を守ったり。
その見た目と相まって、気付けば有名になっていく。
一方、勇者は今まで尻拭いしてくれたエルヴェがいなくなり、失敗続き。どんどん転落していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 07:13:27
155660文字
会話率:33%