勇者パーティーに所属する賢者エトウは、唯一得意とする補助魔法の価値を認めてもらえず、差別的な扱いを受けていた。
それでもエトウは役に立とうと頑張ってきたが、幼馴染みの剣聖から誤解を受けて距離をとられたことをきっかけに、勇者パーティーにいるの
も潮時と思い始める。
パーティーを出て行ってほしいという勇者たちの言葉に従い、ついにエトウは勇者パーティーを離れることを決める。
役に立たないと禁じられていた補助魔法を自在に使い、エトウは自分の冒険を始めていく。
「エトウ! どこでこれほどの力を!」
「補助魔法だと言いましたよ。もともと私に備わっていた力です。あなたが持つ勇者の称号と同じようにね」
エトウの力は、自分自身の想像を超えて、勇者の力を上回るほどの成長を遂げていた。
※本作品は復讐をテーマにしたものではありません。主人公が自らの冒険を始めていく中で、登場人物たちが成長していく姿を楽しんで頂けたらと思います。
※各章の簡単な内容を「☆各章あらすじ☆」にまとめましたので参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 11:00:00
1479710文字
会話率:40%
君はまるで自由を得た鳥のように、私の手から簡単に逃れて飛んで行ってしまうだろう。
同級生のいじめから声を失った少女と、美術室で出会ったおしゃべりな少年の幽霊の淡い恋の物語。
「大丈夫、君は弱虫なんかじゃない。そんな衝動が沸き起こるほどの
経験をまだしていないだけ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 02:25:53
9402文字
会話率:17%
「お姫様になりたい」
幼い頃は無邪気に夢を抱いていた主人公は、今や未来に希望を持てないくたびれたOL。
ひょんなことから鏡の国に迷い込み、自分そっくりのお姫様と入れ替わることになる。入れ替わりがバレたら死ぬという状況で、本物のお姫様〝シンデ
レラ〟を目指していく物語。
〈登場人物〉
ネル…
本名は音葉。昔はお姫様に憧れていたが、今は夢もないくたびれたOL。
鏡の国に迷い込み、自分そっくりのネルと入れ替わり〝シンデレラ〟を目指すことになる。学生時代のトラウマが原因で、自分の本音をなかなか人に話せない。一方で元々は勝気な性格なので、芯が強い。
ツェン…
本名はネル。お姫様の振りをしてきたが、音葉と入れ替わり、容姿も変え、憧れの騎士として生きていく。
天真爛漫、素直な性格で思っていることがすぐ口に出る。一見バカっぽいが、文武両道で何でも卒なくこなし、人の気持ちにも聡い。
ネルの隠した本音を察しては、明るく導いていく。
エクス…
ヒーローの乳兄弟で、幼い頃からずっと仕えてきた騎士。ヒーローを守ためなら人を殺すことも厭わない。
笑顔を決して崩さないが、目が常に笑っていない。丁寧な物腰で毒舌を吐いてくる。
国で三本の指に入るほどの剣術の達人であり、とても強い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 00:30:32
80954文字
会話率:54%
アマテラスは太陽神として無休で仕事をこなすハードワーカー。ある日彼女の住まう高天原に空をも分かつほどの激しい異変が起こる。その凄まじい衝撃で大岩によって洞窟に閉じ込められた彼女は意識を失う。そして目を覚ましたとき、目の前には見知らぬ神がいた
。
道士の神「ドウシン」と名乗るその神は「君、これから僕のキョンシーやから。よろしくな~」ととんでもないことを言ってくる。しかし戸惑うアマテラスに出された初命令は、仕事を休めというもので……。彼女はドウシンとともに今まで経験したことのなかった休息を経験していく。
そして地上へ遊びに行くようになるのだが、そこで絶世の美女「コノハナサクヤ」という神に出会う。彼女はなんと、自分を絶世の美女だと自己紹介してしまう癖に悩んでいた。その後ドウシンはコノハナサクヤにキョンシー化の札を貼ると、その癖が抑えられるよう手助けし始める。
他にも際どい衣装で官能的なダンスを踊ってしまう悩みを抱えたアメノウズメ、能力のコントロールができないせいで意図せず周囲を破壊してしまうスサノオ、滾る衝動に振り回され戦いを挑んでしまうタケミカヅチなど、彼のもとに集まってくる悩みを抱えた個性豊かな神様たち。そこには面白そうだからという理由で札を貼ってもらう大物な神もいた。そしてドウシンの住処である神殿は、どんどんにぎやかになっていく。
他にも国譲りで帰る場所がない穏やかな神オオクニヌシ、アマテラスファンでスサノオの同志となったクシナダヒメ、同時に話すピザ大好きな仲良し占い神アメノコヤネとフトダマ、製造大好きにぎやかコンビ神イシコリドメとタマノオヤ、グレイトが口癖のギラギラ親切天然海の神ワタツミ、ワタツミのマブダチで厳ついグラサンじじいな潮の神シオツチ、敗北を知り本当の強さを得るため旅に出た軍神タケミナカタ、緊張しいで天狗面を着けた道案内神サルタヒコ、神出鬼没のオネェ口調な知恵の神オモイカネ、ドウシンの秘密をいち早く知った月の美麗神ツクヨミ、そして月に住むかわいい月兎たち。
新しい生活を満喫する彼らは、それぞれに交流しながら仲を深めていく。そんな神様たちと織りなす、一風変わった日本神話の世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:23:04
29129文字
会話率:51%
平凡な高校生活を送ってきた奉太(ほうた)にとって、二年の春は少しだけ幸運だった。
黒髪碧眼の可愛らしい留学生――シュファ・カートレットと同じクラスになり、しかも隣の席にまでなれたのだから。
抜群の美貌と異国のお嬢さまらしい上品な佇まいで、
一年生の頃から学園一と言われているほどの美少女。
そんなシュファとお近づきになれたわけだが、アニメやゲームに多少詳しいくらいしか取柄がない奉太にとっては高嶺の花も同然だった。
しかし、ある日の放課後――奉太の家に、シュファが思いも寄らない理由で訪ねてきた。
「どうしても、確認したかったです……あなたも、このアニメ、お好きなのですか?」
シュファが手に持っていたのは、とあるアニメのキャラクターを模したストラップ。
奉太が鞄にさげていたものと、まったく同じ代物だった。
アニメ好きな奉太の部屋に感動したシュファは、以来ちょくちょく訪れるようになった。
同じ時間を共にすることが増えると、二人はそれぞれの境遇を理解し合い、そして惹かれ始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 21:31:42
9961文字
会話率:39%
「揺れる教室、変わる未来」は、伝統的な教育システムと、テクノロジーや革新を取り入れた新たな教育の狭間で揺れ動く教師たちと生徒たちの物語です。物語は、地域の学校を舞台に、教育の変革期に直面する教職員や生徒の葛藤、成長、そして新たな道を描きます
。
主人公の玲奈は、伝統的な教育に疑問を持ちながらも日々の授業に取り組む若手教師。彼女の同僚、ベテラン教師の翔太は、従来のやり方に固執する一方で、玲奈の情熱に心を動かされていく。そこに、発達に課題を抱え不登校となった生徒の健斗が現れ、学校全体が彼の存在に大きく揺さぶられる。
一方で、自己顕示欲の強い生活指導教員小田切隆が、学校内でトラブルを引き起こし、教育現場の混乱を深めていく。これに対し、教育ジャーナリストの藤井和子が真実を暴露し、読者に教育現場の現実を訴える。
教室の外と内で巻き起こる対立、そして変化への挑戦を通じて、教師たちや生徒たちが何を学び、未来に向けてどのように変わっていくのか。最終的に、新たな教育の形を模索し始めた学校は、希望と共に未来への一歩を踏み出します。
前書き
私たちが日々直面する教育現場には、数えきれないほどの課題が存在します。テクノロジーの進化に伴い、従来の教育方法は時に時代遅れに感じられる一方で、変革には必ず抵抗が伴います。この物語では、そんな変化の最前線に立つ教師や生徒たちの姿を描いています。
本作は、教育という名のもとに繰り広げられる葛藤と成長、そして未来への希望を描く物語です。時には衝突し、時には助け合いながら、新たな道を見出す彼らの姿を通じて、現代の教育現場が抱えるリアルな問題を感じ取っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 01:23:08
28984文字
会話率:33%
神秘が色濃く残り、神の加護が当たり前のように存在する世界、アトル。
神殿と契約することで加護を受けられるようになり、その加護の力を借りて魔物を狩る神殿師という職業が存在している。
神殿は5つあり、それぞれ象徴する概念がある。
勇気のロム
ス神殿、信頼のイーリャ神殿、慈愛のウェール神殿、幸福のポラリス神殿、そして真実のペンタゴン神殿。
これらの神殿と契約した人は神殿師育成学校に通うこととなる。
そこでは研究や実践を通じて経験を積み、神殿とのリンク率を上げていくことを目的としている。そしてリンク率が高ければ高いほど多くの加護を受け取ることができ、それが神殿師としてのレベルと直結する。一定のレベルに至れば神殿の一部を召喚し、直に加護を受け取ることができるだけでなく、その影響を自分以外にも与えることができる。
王立セントリア学園3年生のテル=ガーディは全学院生の中で上から数えて片手に入るほどの実力者である。当然彼のレベルであれば神殿の召喚はできるはずであるが、彼が召喚した神殿を見たことがある人間は講師を含めほとんど誰もいない。
成績を決めるのに重視される学院順位戦においても、魔物との戦闘においても一切召喚しない。
それこそ3年生にもなれば上位陣は召喚できる者が占め、召喚できないものは相手にならないほどの実力差が生まれている。
そんな中にあっても一切召喚をしない彼は学校の中で見ても異質であった。
しかし、彼には召喚できない理由があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:00:00
82741文字
会話率:47%
現代の高校生、健二は、前世の記憶を持つ特異な存在である。
彼の前世は歴史の教科書に載るほどの有名な人物だったため、歴史の授業やテストはすべてお手の物。
物語は、前世の記憶が現代生活に与える影響と、自分のアイデンティティをどう確立するかを探
る健二の成長を描いている。
彼がどのようにして過去と現在を融合させ、新たな挑戦に立ち向かうのかが、物語の中心となる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-14 20:32:05
1535文字
会話率:14%
二三五二年の廃れた渋谷。レオと翔吾は誰もいない渋谷を歩いていた。宇宙旅行に行けるほどの叡智を手に入れていた人間は、五年前、世界政府の「地球に隕石が落ちる」という発表を受けてから、地球を捨て、他の惑星に移り住むこととなっていた。下級市民で
あった翔吾は、生きる希望を見出せないことから、地球に残り、死ぬことを選んだのである。
毎日18時更新。全7話。
「カクヨム」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:00:00
20281文字
会話率:39%
俺は別の世界でオークとして生まれ変わったのだが、待ってなぜ俺はまだ太っているのですか(デブオーク)
この物語は、ロバートという若者の話です。彼は前の人生ではほとんど普通の人でしたが、唯一の例外は「荒れた日ロバート」または「RDR」と自称す
るほどの悪運でした。ある日、彼は一見致命的でない怪我をしますが、運が悪いことに結局死んでしまいます。この出来事を通じて、彼は謎の存在と不審な出会いをし、それが他の世界への転生と言えるものでした。彼はこの奇妙な状況に対して疑念を抱きながらも、それを受け入れますが、驚くべきことに目覚めると...オークの体に?これはただの嫌がらせか、それとも隠れた冒険か?ロバートが困難を乗り越え、前の人生よりも運が良い新しい人生で自分の物語を再び書き直していく様子を見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 16:33:00
65065文字
会話率:48%
ちょっとした事故で死亡してしまった石井甘夏。
気が付くと、全く知らない異世界にあるスコニアという国に、クリスとして転生してしまった。
使いこなせないほどの強大な力を持ってしまった彼は、この世界でどう生き延びていくのか。
この物語はフ
ィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:00:00
4666文字
会話率:7%
中学二年の冬のある日。
天宮悠斗は、なんの脈絡もなく力に目覚める。
それも生半可な力ではない。
その気になれば、世界を三日で征服できるほどの強大な力だ。
ハーレムでもなんでも、作りたい放題、やりたい放題。
中二の妄想を全て実現してしまえる力
を、天宮は得たのだった。
でも天宮は生まれついてのネガティブ思考。
世の中にはもっと恐ろしい力を持つ者がいるに違いない、と決めつけて、存在しない脅威に怯えるようになる。
いつ敵に襲われるか、と常に警戒するあまり、次第に精神のバランスが崩れていって……。
唯一無二の絶対的存在でありながら、天宮は滑稽極まりない日常を送るハメになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 18:50:00
81293文字
会話率:38%
とある事情から素性と能力を隠し、勇者パーティーに所属している少年・フェルシス。
フェルシスは、能力を悟られないようにしていたため勇者パーティーから追放された。
しかしフェルシスの真の実力は、勇者パーティーすら圧倒するほどのものだった。
追放
されたことでついに堪忍袋の緒が切れたフェルシスは、自重を放り捨てて無双していく!?
力を隠してきた少年の無双譚 開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 20:09:58
6849文字
会話率:46%
「マギリア」と「盟」。
対立する二つの国から成る孤島があった。
まだ十歳の「マギリア」第二王子エンはある日、自分と同じ年ほどの名前の無い傭兵少年の殺し合いを観戦する。彼は全身の「チャクラ」を全開にしており、周囲に圧倒的な強さを見せつけてい
た。彼の強さを気に入って声をかけたエンだったが、次の日の朝、その傭兵少年が部屋に入ってきて仰天。
そして、失脚したはずの「マギリア」前王ジョーカーが、国を乗っ取ろうと襲撃を仕掛けてくる。エンと、その姉の第一王女セナ、傭兵少年、そして「腰抜け」と呼ばれていた衛兵カインの四人は、ジョーカーから逃げるため、隣国の「盟」へ亡命を計ることを決意。
エンは、いずれ必ずジョーカーから国を取り戻すと誓う。
しかし、ジョーカーの追手や、隣国の王子が、その行く手を阻んできて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 18:01:16
288364文字
会話率:37%
2016年、日本。20世紀末に突如として現れた“魔人”と呼ばれる異形の存在によって、世界の人口は一千万人にまで激減した。“魔人”は人間よりも身体能力が高く、人間が持つものとは比較にならないほどの魔力を秘めている。そして、そのほとんどが“ブレ
フト”という不思議な力を授けられたーーー。家族を魔人に殺され、東京の孤児院で育ったアリス・クリアベールはある日、“魔人”からの襲撃を助けたノアと名乗る人物に告げられる。「君のお姉さんは生きてる。一緒に探さないかい?」人間として最底辺なアリスと自称“最高の師匠”のノア。そんなアリスとノアによる“魔人殺し”の旅。
※伏線とかミスリードとかあるので、ぜひ楽しく考えながら読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 12:00:00
67422文字
会話率:33%
クラルス王国第一王女のエルは、幼い頃から戦場の象徴として育ち、クラルスの戦乙女として名を馳せていた。
そんなある日、身内の裏切りにより敵国で世界一の軍事力を誇るアウレア王国に売られてしまう。
どんなことでも受け入れる覚悟を決めていたエル。
だが、アウレア王国の王ユリウスに一目惚れされ「俺のことを好きになってもらう」と、なんだか思っていたのと違った。
しかもこの男、冷酷非道だと言われているがエルとは目も合わせられないほどの初心(うぶ)。
それなのに、エルがどこかへ行こうとすれば必ずついてくる。ユリウス自身がどこかへ行くときも必ずエルをつれていく。離れてほしいと言っても「傍にいてもらうと言った」と譲らない。
他の男性と話せば不機嫌になり、駄々をこねる。何ならすぐに国を滅ぼそうとする。
でも、エルとは視線が合わせられない。
そんなユリウスの嫉妬深く重い愛を受けているうちに、次第にエルの心にも変化が訪れる。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:30:00
60002文字
会話率:47%
Aランクパーティーから追放された冒険者、オリヴィア・スカーレット。だが、彼女には隠された「魔物喰らい」という能力があった。魔物を一匹喰らうごとにその能力を吸収できるというそのスキルは、大食漢である彼女にとってこれ以上ないほどのチートスキル
なのだった......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 00:47:42
8701文字
会話率:37%
人間たちの街にある魔術学院で研究員をしている妖精族(エルフ)のシェリアノーラ。
雨の降るある日、彼女のもとに友人のエンリェードが一通の手紙を持ってやってきた。
その手紙はエンリェードの父親宛てで、兵を率いて戦争に参戦せよという要請状である。
しかし彼の父親はすでに亡く、父親が交わした盟約に従い、その要請に応じられるのは自分だけだとエンリェードは言う。
戦争に行くことを彼はシェリアノーラに告げたが、不治の病である白屍病を患っている彼女には、エンリェードが帰ってくるまで待っていられるほどの時間は残されていなかった。
魔術的な変異種である月夜の民(吸血鬼)の血を引く妖精族系のエンリェードと、自分がかかっている白屍病の治療法を研究し続けているシェリアノーラ。
それぞれの行くべき道を決めた、ある雨の日の話。
ファンタジー世界が舞台の短編小説です。
「雨」がテーマの企画用に書いたもの。Pixiv小説にある同名の小説と同じです。
屍師シリーズの主人公シーカ(エンリェード)の過去の話。外伝的な扱いで、本編を知らなくても読めます。
英語版→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17175997
音読動画→https://www.youtube.com/watch?v=SXMKxu1Ibms
シリーズ一作目→https://ncode.syosetu.com/n1770iz/
戦中の話→https://ncode.syosetu.com/n0635ji/
以下、月夜の民の詳しい説明。
月夜の民:魔力的な変異種。潜在魔力が高いと言われる妖精族(エルフ)が変異する場合が多く、月夜の民の過半数が妖精族だと言われている。
魔力の高い者が稀に魔術的な変異を経て、魔力でできた器(体)を持って生まれる。高い身体能力や変身能力、特殊な能力などを持ち、血の気のない白い肌と鮮血の赤眼を持つのが特徴。流水が苦手な者も多いが、日光よりはマシ。
食事を必要とせず、魔力で生きている。魔力薬や魔石の供給が不十分だった時代は、魔力濃度の高い血液を生物から奪う、ということをしていたため、吸血鬼と呼ばれることもある。現在は魔力資源の市場が安定しているので血液を奪う者はいないが、未だにあらゆる生物の天敵として敵視する者は少なくない。
不死者と呼ばれることもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 23:45:42
8739文字
会話率:42%
このご時世に幸福になる権利などという妄言を信じている人間がいるとすれば、よほどの愚物か聖者くらいのものだろう。だがそれを逆説的にとらえれば生者と愚物の差異は紙一重という事になる。
願わくば、この妄言をかき集めただけのものが誰かの心に響きま
すように…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 05:13:08
1736文字
会話率:0%
彼女は幼少期に両親に捨てられ、祖母だけが唯一の家族で、彼女の心の支えだった。しかし、その祖母を失ったことで、彼女の心は凍りつき、感情を閉ざしてしまう。主人公は彼女の変化に気づきながらも、どうしても彼女のそばにいたいと願う。しかし、彼女の心を
温めることができるか自信が持てず、自分の無力さを痛感している。
それでも、主人公は彼女に手を差し伸べ続け、少しでも彼女に温もりを感じてもらいたいと願う。彼が提供できる温もりは「花一輪分」ほどのわずかなものでしかないが、それでも彼は彼女の心が解ける瞬間を待ち続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 22:20:19
873文字
会話率:0%