かつて美しいと持て囃された娼婦、ベラミナ。二年前、黄金の眼を持つ男に殺されかけたとき、その眼のあまりの美しさに恋をしてしまう。それから客を取れなくなったベラミナは、ある日、恋した男に似た目をした男に出会う。恋をしてはならない男に恋をした娼婦
が、彼を救うために命を賭す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 20:21:36
11129文字
会話率:29%
父は『神々の最高傑作』と呼ばれる美丈夫、母は『女神の化身』、兄は『エルフの如き美貌の次期侯爵』、姉は『社交界の華と謳われる精霊姫』。
自分以外は美しすぎる家族に囲まれて苦悩の日々を送る侯爵令嬢ミリアムと偉大なる3人の魔女たち(たまに第一王
子も)のお茶会で巻き起こるあれこれのお話。
このお話は「アルファポリス」さんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 17:11:52
171533文字
会話率:50%
「……私が出る幕なくない?」
五年前、自らの世界を襲った未曾有の危機を討ち祓い、「勇者」となった導(しるべ)は、人々の畏怖の視線や政治利用から逃れるため人里はなれた山奥に隠れ住んでいる……が、「勇者」として活躍した導は「プロ勇者」とし
て他の世界からも引っ張りだこ。うちの世界も救って!とよその世界からのヘルプコールで強制召喚されること五回、世界を救い続けること五回。理不尽にもすっかりなれた導は、五回目の世界救済から時を置かずして六回目のヘルプコールを受け取ることとなる。
けれどいざ訪れた六回目の世界は、「勇者」の出る幕などなさそうなほど平穏で……???
「聖剣の化身」「好奇心の権化」ベル、「魔剣の化身」「ツッコミオネエ」ダンテ、「プロ勇者」「ワーカーホリック」導がおくるほのぼの異世界ライフ。
たまにトラブッたりもします。だって異世界だもん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 16:04:56
6613文字
会話率:35%
地元の子どもたちが楽しみにしている十五夜のイベント、お月見泥棒。
去年のお月見のときだった。
蓮たちの友人、尋が、雲雀町の魔のカーブを横切ろうとし、車に撥ねられ死んだ。
尋の母、杏の悲しみは深く、蓮は責任を感じていた。
いつしか魔のカーブ
で、あるうわさが立つようになった。
蓮たちはそれを確かめに行き、ふしぎなものを眼にする。
まさにそれは尋の化身に他なるまい。
お月見泥棒は、その夜だけ子どもの盗みが許される。
かくなるうえは、今年の十五夜で、尋の魂を盗もうとみんなは誓うのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 10:00:00
25831文字
会話率:18%
トラックの運ちゃんの仕事を誇りを持ってやっていたわたしは、事故にあって転生してしまいました。そこは地球科学とは違う力、魔法やスキルがある世界でした。
その世界にはその固有のスキルや魔法を使った様々な仕事で溢れていた。時には争いもあるが比
較的穏やかな世界。人間だけでなく魔族や魔物、亜人種、エルフなどお決まりの異世界、邪悪な存在もあるものの邪悪なのは魔族とは限らず。どの種族にもそういった者は必ずいる。様々な思惑の中に笑う者、悲しむ者、悲観する者、楽観する者。
その世界でどう生きるかはその人自身
言わば前世の地球での事と何ら変わらない。
さー。わたしはどう生きよう。運び屋として平凡に生きるのか、王様になるのか、女王になるのか、お姫様もいいし、勇者もいいなぁ。その可能性は無限大!
先ずは一人前の運び屋になる事だ。その後の事はその時考えよう。今考えても仕方ないさ。
といった具合に転生者のわたしが望むも望まざるもなく異世界の歪みに巻き込まれて爆進するお話です。
同志よここに集え!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 22:59:22
35052文字
会話率:46%
『ねえ知ってる?神社に狐耳の女の子が夜な夜な現れて、踊ってるらしいの』
僕の幼馴染が言った言葉は、何かの冗談だと思っていた。
でも、ソイツはいた。
本当にいた。
神様ってやつだ。
オカルトを信じない少年・明と、稲荷神社の神様の化身・テン
。
二人は今夜も、悪霊退治に励む。
人々の信仰が廃れた、この世で。
それは、いつまで続くのか。
結末は誰にも分からない。
神様にだって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 12:01:01
7310文字
会話率:46%
高校卒業を目前に控えた、幼馴染みの涼香と花。そして二人が想いを寄せる、同じく幼馴染みの優。
涼香を姉の様に慕う花は、ある日優への想いを打ち明ける。花の気持ちを聞いてしまった涼香は、自分の気持ちを抑え、応援を約束する。だが、涼香には秘密があっ
た。小さい頃の優に想いを寄せる桜の木の化身だったのだ。人間で居られる条件はただひとつ…優と相思相愛になること。
そして恋に疎い優の心を惹き付ける、上級生の美桜(みお)。
優は涼香の気持ちに応えることが出来るのか?
それぞれの"あの日"と恋の行方、涼香の運命は?
物語のラストで、優とラブラブになるのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 17:00:00
16464文字
会話率:43%
※ネタバレ含みます。
任意で読み進めてください。
主人公は高校卒業を間近に控えた立場であるが、将来の夢もなくただ漫然とした日常に流されていた。そんな中で、友人達がそれぞれの将来に向かって努力していることを知り、次第に焦りと嫉妬の感情を抱
き始める。素直に周囲の人間を応援することが出来ずにいると、月の化身とでも形容したくなるような白い肌をした女の子に出会う。主人公は次第にその女の子に惹かれていき、小説を書くようになる。
小説の作法を学んでいくにつれて、人間としても成長を遂げた主人公は、仲間とともに様々な苦難に立ち向かっていく。
それぞれの夢が現実味を帯び始め、主人公もいつしかプロの作家になることを標榜する。
全員の目標が軌道に乗ったように見えたが、主人公は年明けに開催された文芸甲子園という文学の祭典で結果を残せずに敗退してしまう。本当はそこで優勝をした姿を月の化身に見せるつもりだったのだ。
その敗退をきっかけに小説が書けなくなった主人公は、月の化身に連絡を取ろうとするが、後に病に倒れたのだと友人伝いで聞かされることになる。
少し経ってから月の化身からの連絡があり、いつも会っている公園で待ち合わせることにした。そこでの彼女はより一層白い顔をしており、主人公はこのままどこかへ行ってしまうのではないかと不安になる。その予感は的中しており、彼女がもう長くはないことを聞かされてしまう。
これには二度と立ち直れないほどのショックを受けた。
主人公は間違いなく彼女のおかげで変われたのだ。
それは皮肉にも、くだらないと吐き捨てて斜に構えていた世界が、特別なものに変化しようとしていて、人を好きになることはこの世で一番素敵なことだと気付かされたときの出来事だった。
「私がいなくなっても小説だけは書き続けて」
主人公はそう託されるが、彼女のいなくなった世界で小説を書く意味を見失ってしまう。
一度は筆を折る決心をしたものの、月の化身が、「これから私を超える若き才能が世に輩出されることになるから、そのときは私の冠をつけた賞をあげてほしい」と出版社に直談判していたことを聞かされる。胸を熱くした主人公はその文学賞に応募することに決めた。
その後、予想外の結末を迎えることになるのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 06:28:06
116247文字
会話率:39%
時は戦争の時代。ビクトリア帝国軍には恐ろしい女兵士が居た。その名は「シグドナル・ビルゲナウ」。彼女は六本の腕を持ち、「戦闘狂」「死神の化身」などと呼ばれる女兵士だった。そんな訳で、敵だけではなく味方からも恐れられていた。
そんなある日、シグ
ドナルは敵軍の本拠地を叩く大規模作戦を独断で決行しようと決意する。そして彼女は、数少ない信頼できる仲間と共に敵地に向かう…
六本の腕と悲しき過去を持つ女兵士と仲間の姿を描いた戦場での物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 17:16:05
35918文字
会話率:69%
一万年かけてついに復活を果たした邪神”ヴァニリノ”。しかし、邪神は世界を支配する気もなくダラダラのんびりと暮らす日々を謳歌していた。今日もビールを飲んだくれる邪神だったが、その性質故か図らずもとある事件に巻き込まれる。
※だらけた日常を守
るためにそれを侵そうとする敵を排除する庶民系邪神さんの物語です。
※よさげなタイトルを思いつかなかったので、分かりやすさを重視しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 03:36:40
32977文字
会話率:13%
「性欲の化身たる男子高校生が自分の部屋に女子を連れ込むのだから、そこでセッ〇ス以外の行為に勤しむのは完全な『誤り』だと思わない?」
「思わねえよ。もしかして馬鹿でいらっしゃる?」
放課後、とあるマンションの一室で巻き起こった一騒動。おか
しい。まちがっている。芦屋みやびは、誰もが羨むパーフェクト美少女だったはずなのに……。
※カクヨムとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 19:00:00
47617文字
会話率:76%
過去に大きな罪を犯した末に負の感情に一時は呑まれた青年。今は人間ではなく、負の化身として存在しているそうです。
最終更新:2020-07-29 16:40:57
697文字
会話率:0%
精霊境界アスモヴィア―――そこは七人の王によって創られた約束の箱庭。豊かな恵みに満ち溢れた、祝福の楽園。
世界の申し子にして化身たる『精霊』と、その恩恵を受けて繁栄した『四種族』の人々が暮らす世界。
『獣人族』『翼人族』『エルフィア族』『人
間族』。それぞれの種族がそれぞれの国を持ち、時に争い、時に手を取りあい、長き歴史を築き上げてきた。
しかし、ひとりの人間族の少年を世界が知った時、未来永劫続いていくと思われた平穏は終わり、古よりの宿命が目を醒ます。
これは、別離と、そしていつか訪れる再会の物語。
※旧作『黒き龍の精霊使い』のリメイク版になります。
リメイク版ではありますが、前作とは内容が変わっている点が多く、前作を読まずとも内容が理解できるようになっておりますので、ご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 22:35:48
493297文字
会話率:34%
ケンは秘密基地から消えたターボとヒロを探していた。
秘密基地の近くに現れた、不思議な犬を追いかけたところ、「ネイチャー・キャッスル」という国から来た使者だという。彼らの国でも友人が行方不明になっており、こちらの世界に来たという。
お互いの世
界を行き来するルートはいくつもあり、協力して探すことになったが・・・。
ネイチャー・キャッスルには「意識の亡霊」、「石造の化身」、「亡霊たちの住処」など、ケンの世界から来た物言わぬ意識の塊があり、何かを訴えていた。そしてネイチャー・キャッスルの王様には隠された秘密があった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 12:00:00
224239文字
会話率:55%
鈴子(リンコ)は、四季折々で髪の色が変わる、(自称?)桜の化身・刈安(カリヤス)に恋する大学生。思い切って伝えた告白の言葉は、遠まわしすぎて伝わっていなかったのか、進展がないまま時間が経ってしまった。
そんな中、散歩中の公園で刈安に遭遇した
鈴子は、その意味が伝わっているのか確認することにした――。
掌編『ピンクでキイロでギンイロで。』の続編。
『ピンクでキイロでギンイロで。』はこちら >>> https://ncode.syosetu.com/n6996gi/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 20:00:00
4991文字
会話率:54%
クルービアの王女クリスティアは、エマルディエの神殿に仕える巫女として静かな日々を送っていた。しかし、ある朝、ナザリア人の若者フェルディオに拐われ、ナザリア王子ネヴラバの元へと連れ去られる。
三年に渡るクルービアとナザリアとの戦に決着を
つけるには、『女神ミルヴァを奪え』との神託がナザリア側に下っていた。そして、クリスティアはそのミルヴァの化身と称えられていてーーー
『イリアス』『オデュッセイア』『サランボー』『日輪』などを参考にした作品。
※ 別のお話作成中のため、お休みしています。内容見直し後に、再開予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 13:18:36
83270文字
会話率:52%
人が抱く願いに囚われた『絶望の箱庭』は核となった少女の手によって終わりを迎えた
『最後の夢』を超えた先に待ち受けていたのは
かつてその少女をその『絶望の箱庭』の管理者にした女神の化身である『エルミナ』であった
『エルミナ』は語る
今度は世
界を捻じ曲げる力を宿した『本』を女神が気まぐれでばら撒いてしまい
それを回収しなければならない仕事を押し付けられたので手伝ってほしいと
『最後の夢』を超えた少女はまぁ仕方ないかなという気持ちと
自分を『絶望の箱庭』に縛り付けた女神に意趣返しをしてやろうという気持ちで
『エルミナ』の提案を受け入れた
果たして二人は女神が気まぐれでばら撒いた『本』を全て回収し
事態を収拾することが出来るのだろうか
そして女神が気まぐれでその『本』をばら撒いた理由とはなんだったのだろうか
『最後の夢』を超えた先にあったのは『星の夢』
その顛末が行きつく先は果たしてどうなるのだろうか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 11:40:17
5604文字
会話率:84%
窓の向こうの「彼」に思いを寄せる主人公。美しい彼の秘密と、「私」の変化を描いた物語。
最終更新:2020-06-29 01:53:24
1114文字
会話率:0%
文化祭の委員長である純也は、準備期間の1日目、3人の女子から同時に告白を受ける。
3人には、「今回は誰と付き合うの?」と詰め寄られる。彼女等はループ数巡目で、これから先の未来がわかっているようだが、自分には彼女等のような記憶がないーー
僕だけ1巡目ってこと!?
今までのループ世界では、幼馴染の華やかで美人な椿、後輩で愛嬌のある夏恋、快活で一緒にいると楽しい雪と順番に付き合っていたという。友人の紫苑からの助言も受け、誰と付き合うか悩む純也だが、周囲の人間は純也が記憶を失っていることを良いことに”あること”を伏せていた。
小さな神社の化身”富塚姫”という神様の力で、回数限定で繰り返されるループ世界。実質1巡目の純也は、何故自分が記憶を失ったのか、自分が本当に結ばれたい相手を探す。
周囲の人間がループを繰り返し、自分だけが実質1巡目の世界で、告白してきた女子の中で誰を選ぶのか!?
ちょっぴり切なく、ほんのり甘い、ループ系学園ラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 19:00:00
93179文字
会話率:38%
自称・神の化身だという白いネコを助けた主人公の翔は、異世界とこの現世界を自由に行き来できるゲートを出現させてもらった。
ゲート使用にはいくつか条件があり、1.自分以外は行き来できない、2.異世界に持ち込んだものは持ち帰らないといけない(消
費したものは除く)、3.異世界からはいかなる物も持ち込めない、というのが大前提だった。
ところが、スマホやデジカメで撮影した画像・動画はこの制限にあてはまらないと判明。気軽に異世界で撮影したハーフエルフや獣人、魔術師といった美少女たちの写真や動画をSNSにアップしたところ、「本物にしか見えない」と大騒ぎに。一方、翔が異世界に持ち込んだスイーツやお菓子は、彼女たちに大好評。仲良くなって一緒に冒険し、思わぬトラブル、困難、そして深刻な悩みを共有するうちに、彼女たちに慕われるようになっていき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 18:26:54
103398文字
会話率:31%