少女の名は、メリア・オーディス。
オーディス伯爵家の次女。
絶世の美貌を誇るわけでもなく。
気紛れに寵愛を賜っていた身分でもなく。
後宮の片隅でひっそりと生きていた十六歳の少女。
後宮を巡る策謀の果てに命を落とすことになった少女は今日も
呟く(けれどもやはり誰にも聞こえない…)
「ペンより重いものは持てませんわ……」
何の因果か幽霊として舞い戻った(?)少女と家族の絆とそれに巻き込まれる宰相(霊感あり)による物語。
※短編「佳人薄命とは言いますが、私はそれに当たらないと思うのです」のシリーズ作品です。
第一話は短編の再掲載になります。
※5/3電操出版【電操ノベルス】様より、「薄命令嬢の連綴譚」(タイトル変更しております)電子書籍化致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 01:00:00
159089文字
会話率:17%
少女の名は、メリア・オ―ディス。
オ―ディス伯爵家の次女。
絶世の美貌を誇るわけでもなく、気まぐれに寵愛を賜っていた身分でもなく。後宮の片隅でひっそりと生きていた十六歳の少女。
それが何の因果か、後宮を巡る策謀の果てに命を落とすこととなった
悲運の持ち主である。
「おかしいなぁ・・・佳人薄命とは程遠いのだけれど」
そんな少女の呟きが今日も後宮に響く(けれども誰にも聞こえない)。
果ては何の因果によるものか、幽霊として舞い戻った(?)少女と家族の絆とそれに巻き込まれる宰相(霊感あり)によるプロローグ的な何か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 19:49:57
10077文字
会話率:17%
204号室に棲む幽霊の霊子さんと、コンビニで働く翔太とゆかいな仲間たちによるホラー?コメディです。今回は霊子さんが幽霊であること以外ホラー要素皆無かも。ラブというか思春期多目です。前作を読んでいただくと分かりやすいかもしれません。ただしどっ
ちも長めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-21 23:26:13
9011文字
会話率:35%
「彼女の死から始まる、彼女達の物語」
自殺した少女、國府田茜。その理由はわからない。しかし、様々な形で彼女に関わった少女たちの、それぞれの想いやその後の生活を通して、断片的に判明していく。
最終更新:2016-07-21 01:48:24
53123文字
会話率:40%
佐藤春夫さんの著書『田園の憂欝』を読んで印象に残ったセリフ
『私は、呻吟の世界でひとり住んで居た。私の霊は澱み腐れた潮であつた』
が強く印象に残り書きました。
なろうらしくない作品だと思います。
◇◇◇
ウェルナー症候群に罹
った私は、親と繋がりの深い老人ホームに入れられた。
親に捨てられた私は老人ホームでの生活を始める。
そこでは優しい人ばかりだったが、自分がまだ一七歳だと思うと「ここにいるべきでない」としか考えられなくなっていった。
私はついに老人ホームから逃げ出した。
《こちら広報とよはしです。豊橋警察署から行方不明者のお知らせがあります。××町の篝雄介さん、一七歳の男性が、本日午後一時頃から行方不明となっています。特徴は、身長一四八センチ、やせ型、白髪混じりで、白いプリントTシャツ、青のGパンを身に着けており、腰には白黒のチェックシャツが巻いてあります。見かけた方は、最寄りの警察署までご連絡下さい。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 00:42:50
5658文字
会話率:23%
―――ザザッ、ピッ〈暗闇に浮かび上がるモニター〉
こんにちわ。
俺は江尾 旦、よろしくな。
出来れば面倒事は避けたいタイプ。高校ではのんびり生活したい。中学時代の出来事が原因でそんな風に思ってた。そんな俺が部活必須の高校に入学し、選んだ部
活はUBC、放送部だ。しかも…
『活動内容:年間行事の撮影、音響整備、毎月のテレビ朝礼で流す番組の撮影・編集、年二回の大会への作品出品、その他学校内雑務等。※入部した場合、年間行事はほぼ部活動に費やされます。クラスの活動にはほぼ参加できません。例:クラスごとの集合写真に映れない、修学旅行でクラスの友達と行動できない等
その為、教室での思い出が欲しい方への入部はお勧めできません。部室:一階南階段手前』
なんて部活動紹介に乗ってる部活。幼馴染の愛生 満智は、俺が仕事が多そうなこの部活を選んだことを不思議がってた。でも、俺にはばっちり下心があったんだよ。
で、入部してどうかっていうと…部長にこれだけ言わせてほしい。部活の活動内容はもっと詳細に書くべきだってな。まさか放送部に入部して人間じゃない奴らの雑用まで請け負うなんて、思わなかった。普通誰も思わないよな。だから最初は参った。『非日常』がすぐそこに転がってる。でも『日常』はのんびり進んでくわけだ。とにかくギャップがすごい。俺、自分で言うのもなんだけど思春期真っ盛り。多感なお年頃ってやつ。
…まぁ、ここでグチグチ言っても仕方ないけど。とりあえず…これも何かの奇縁ってやつだ。俺らの青春、のんびり眺めてってくれよ。…見えてるんだろ?
――――ザザ―ッ…ザ―…〈以降砂嵐のみ〉
カメラを回していた部長は満足げに笑っている。その笑顔が怖い。入部して早半年、俺は今度は何をやらされたんだろう。突然自分のこれまでを振り返れと言われてリハ無しで挑んだ俺すごい。そして最後の指定された一文が色々な不安をこれでもかと煽ってくる。
「部長…俺は『誰に対して』日常を観察して!なんてストーカーほいほいなこと言ったんですか?」
「細かく聞きたい?」
「…いや、いいです。」
怖いって。本当に何させられたの俺。…でもなぁ。
「部長、あと5分くらいで心の準備して聞きますから答えてください、細かく。」
「私あんたのそういう図太いとこ好きだわー」
しょうがない、これが俺の青春時代だからな。楽しもう。はぁ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 22:35:15
2330文字
会話率:40%
TRPG"風"、現代ローファンタジー+戦闘+微ホラーです。
システムは細かいところまで決まっていません!
途中で何度もダイスで判定する場面がありますが、実際に判定しています。
登場人物達は強大なる闇と立ち向かい、時には勝
利し、時には敗北します。
彼らは諦めること無く抗い続け、果たして無事に生還することができるのでしょうか。
本当に死者が出てしまう、しかし諦めずにハッピーエンドを目指す、その緊張感を求めて書いています。書いていましたがうまく表現できていません。
注意
・戦闘とは縁がありすぎる
・メインキャラが死にます。
・ただ鬱なだけでは終わりません。
・システムは細かいところまで決まっていません!(大事なことなのでry)
・いい加減な設定
・ホラー要素は薄い
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 15:10:20
31744文字
会話率:24%
夕暮れ時にソイツは現れる。捕まったら最後、僕らは交換させられてしまう……。
※微ホラー要素含みます。
※カクヨム、ピクシブにもあげてあります。いろんなところで、そこにしかいないかもしれない人たちに見てもらいたいという思いからのものですので、
ご了承して頂けると幸いです。
※一時間クオリティなので、低クオリティショートショートであることをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 13:32:16
3164文字
会話率:3%
短篇10個を収めた短篇集です。各話は独立しているのでどの話からでも読めます。また、ホラー要素はかなり薄いです。
カクヨムにも投稿しています
最終更新:2016-05-15 20:32:00
15266文字
会話率:15%
ホラー要素は少なめで、人によって解釈が違うと思うので、色んな視点で読んで見てください。
最終更新:2016-04-07 19:31:47
974文字
会話率:19%
「ねえ、実咲の彼氏浮気してるよ」
自分の彼氏が浮気していると言ってきた
そんなわけがない
愛しあっているもの
相手がいけないんだ
あの人は悪くない
ツブシテヤル
彼のことを愛しすぎている彼女
彼を思う気持ちがどんどん強くなり可笑しくなって
いく
そんなカップルのお話
彼氏が悪いのか浮気相手が悪いのか...それとも自分が悪いのか
恋愛要素とホラー要素あり(ホラー要素の方が多い)
全然OKっていう人是非見てください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-06 17:15:22
30749文字
会話率:76%
「比奈村」の騒動から月日が経った、白谷道弥の高校三年生の六月。
彼の背後霊となった美少女幽霊こと後藤朱音と白谷は、ひょんなことから自らの通う河時南高校の七不思議を知ることに。
軽い気持ちで七不思議を解き明かそうとした二人(?)を待っていたの
は、予想だにしなかった恐怖と戦慄の数々だった。
果たして、二人は無事すべての謎を解き明かすことができるのか!?
慣れ親しんだはずの学び舎が、二人に牙を剥く……。
「いや全部が全部恐怖体験だったわけじゃなかったような……」
「余計なことを言うでない!」
※本格的なホラー要素だけではありません、ぜひ肩の力を抜いてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 15:44:04
21437文字
会話率:29%
私達がの通う高校には、一つの怪談が存在した。その名はキギ。これはキギを巡る五つのおはなし。
※ホラー要素はかなり薄めです
最終更新:2016-02-07 20:18:24
25328文字
会話率:44%
町からまた別の町へ、一人渡り歩く天使のように愛らしいプラチナブロンドの若い娘は行く先々で【サラ】と名乗る。そして人との関わりを避けてひっそりと暮らす。贅沢もせず多くを望まずに。
そんなサラの元に訪れてしまった二つの出逢い。一体何処で見誤っ
たのだろう?それとも二人の存在があまりにも眩し過ぎるせい…?
誰にも言えない、言えるはずもない、こんな呪われた運命のことなんて。
翻弄されるサラが願ったのは“私に近付かないで”、それからもう一つ。それはずっと叶えられなかったもの。
※悲壮感漂う展開です。伝えたいメッセージを著者なりの形で込めています。あとがき有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 10:08:25
7304文字
会話率:16%
いつもと同じ平凡な日常を送っていた高校1年生の 高野原 帝二は、ある日不気味な顔のない男の子に出会う。
それがきっかけで高野原 帝二の人生は180°変わり、様々な怪奇現象に遭遇する事になってしまう…
これは、高野原 帝二自身を救う物語…
数々の出会った人々を救っていく物語…
そして、高野原 帝二の英雄譚ではなく、高野原 帝二の永遊譚‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 20:58:32
13090文字
会話率:18%
昔々、ある所に、ギャレットという。優しい男の子がいました。
そして、そこから始まる不吉な結末はいかに……
最終更新:2016-01-10 14:40:58
5737文字
会話率:45%
その山には鬼がいる。
峠の地蔵が、人の世界と鬼の住処を隔てるように立つ。
その場所で、ふたりの人間がひとりの鬼と出会う。
最終更新:2016-01-03 19:25:14
18749文字
会話率:28%
嘘つきでずる賢いユータ君が見つけたのは、サンタクロースへプレゼントを注文する不思議なサイト。
面白半分にプレゼントを注文した彼の傍に現れたのは、とびきり美人なサンタクロースのお姉さんだった。
欲しかったプレゼントも貰い、嬉しさ満開のユータ君
だが……!?
※ホラー要素があるかもしれません。ご注意下さい。
≪「冬の童話祭2016」参加中です。≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 17:00:00
8632文字
会話率:44%
月島聖夜は高校生。恋や受験に悩みながらも充実した日々を送っている。
あるとき聖夜は小説に影響されて、自分が吸血鬼になった夢を見た。気分が悪くなりつつも、夢は夢。昨日までの生活に影響を与えることはない。そう思っていた。
ところがその日、
夢で犠牲になった少女の遺体が発見された。これは自分がやったのだろうか。ばかばかしいと否定しながらも、聖夜の心には不安が残った。
同じ時、親友の恋人が行方不明になる。幸い何事もなく発見されたが、彼女はずっと眠り続けたままだ。そしてある夜、病室から姿を消す。いなくなった彼女が再び戻ったとき……。
少しずつ崩れていく昨日までの日々。やがて運命の歯車は大きく狂い始め、聖夜は徐々に追い詰められていく。
隠された真実が白昼にさらされたとき、聖夜は何を決意するのか。
*****
※吸血鬼をテーマにしているので、ホラーに入れています。ホラー要素はそこまで強くありません。
※縦書き表示を推奨します。
※アルファポリス・ホラー小説大賞にエントリしています。気に入っていただけたら、バナーのクリックをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 22:00:00
141169文字
会話率:36%
美術大学に通う僕はレンタルボックスで自分の作品を販売していた。ある日、そこで不思議な女性と出会い、そして……
【エロ、グロ、ホラー要素はございません。お読みになったあなたの心に、ほんの少しでも何かが残ったのであれば嬉しく思います。どうぞ、
お楽しみください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 06:17:54
4987文字
会話率:52%
とある研究室で蠱毒の研究が行われていた
最終更新:2015-11-25 22:16:36
919文字
会話率:53%
広樹と言う二十歳過ぎの男性がある日、知らない女の悲鳴を聞き、外に出てみると何もない。
家に入り寝ようとすると女の声がしてねれない。声のする方へ出てみると廊下には知らない女がいる。
広樹は女の悲鳴を聞いた次の日、女に連れられ裏世界に来てしま
う。裏世界で広樹に下された使命。それは裏世界を動かす迷路ゲームをクリアする事だった。そのゲームはいたってシンプル。だがクリアした者は誰一人としていない。
裏世界の住人に頼まれ、広樹は断れずにゲームに参加することになった。
そのゲームは気分が悪くなることが起こり、嫌なことばかりが起こる。
たくさんの変な生き物が出てくる。
そんな中、広樹は一つのダイヤを探す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-24 17:47:43
22944文字
会話率:32%