今から五千年後の未来。人類は一度絶滅しかけ、世界は白紙に戻った。再興した人類は、「白い鳥」と呼ばれる組織を中心に再び世界を回し始めた。今では、国家間のいざこざの収拾や、和平条約の締結、果ては貿易に至るまで、すべて「白い鳥」を介して行われて
いる。
デイル・ワーグマンは、そんな「白い鳥」の組員であり、最近、異例の若さでチームリーダーに就任した。最初の任務は『某薬品会社が発売した抗癌剤の調査』という難しい内容だったが、なんとか研究所への侵入に成功し、情報を奪取して帰路についた。彼らは研究所内で偶然、凍結保存されていた人間のミイラを発見し、いぶかしく思いながらも持ち帰る。しかし、驚くべきことに、そのミイラは帰路で突然息を吹き返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-29 08:00:00
34243文字
会話率:26%
“主”から重くつらい『使命』を負って生まれた少女、「リル」。
彼女に課せられた『使命』は、“魔王”を倒すこと。
『偶然』のように重なった、悪夢のような出来事。
これが、“主”から課せられた彼女の『運命』。
『運命』と言う名で、“主”は人を試
すという。
それに振り回されながらも、七千年の時を経て、彼女は二度目の挑戦に挑む。
たった十数年の人々との出会い。
それを支えにし、彼女はもう一度立ち上がった。
今度は負けない。
それだけを思い・・・。
全世界のすべての人の命を背負い・・・。
一つ、あなたに訊こう。
「あなたは大好きだった人を殺せますか・・・?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 22:20:01
71880文字
会話率:42%
四人の男たちが生きる意味と存在理由を確かめる話。四人とも自ら自害できない体に代わり、不老不死であることに嘆いた、彼らが死ねるのは一回だけ、日食が始まる時にお互い力をかけて戦うということ。
彼らは八千年間四人の内一人になるまで戦い続ける。そし
て、勝者は彼らが作った博士に会えるという特典がつく。果たして、誰が生き残るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 13:56:51
9567文字
会話率:57%
不器用な男=月神様と思い込みがやや激しい動物=ウサギの種族を超えた恋愛(変愛?)は色々あったけど、めでたしめでたし…で終わればよいものの、動物は得意の勘違いでついに天上神の国である天橋国(あまのはしのくに)から出奔。
やっと再会した(この間
、数千年)と思ったら、ウサギは人間の国で土地神(ある意味リア充)に収まっていて、その土地から切り離して天橋国に連れ戻すのは容易でない。
しかも未だにウサギは勘違い継続中。
とりあえず眷属に戻すことはできたものの、土地神をやめさせるには、地下神の許しを得ねばならないし、誤解の原因となった神様も現在は地下神の国である地道国(ちのみちのくに)在住。
ところが天上神と地下神はかつて血みどろの離婚劇を繰り広げたため、国交が全くなく、地道国への入口がどこにあるのかわからない。
天橋国でそれを知っているのは天上神と原因の神様だけなんだけど、天上神は絶対に口を割らないし、原因の神様はすでに地道国に移住してしまっている。
どうにか誤解を解いて、天橋国につれ戻したい月神様視点(コメディ?)寄りと、勘違いに捕らわれすぎて、男の気持ちに全く気付かない激ニブなウサギ視点(シリアス?)寄りで展開する予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-01 19:49:46
8334文字
会話率:15%
暴風雷雨の中、二人の男が対峙する。
『奇約聖書』を巡り激しく衝突する。光を守る者と、闇に侵される者。正反対の二人はそれぞれの想いを抱いてぶつかり合う。
その二人の衝突は『文明の超飛躍時代』の現代の礎を築くこととなる。
そして、数千年
の時を超え迎えた、その『文明の超飛躍時代』。『奇約聖書』は再び闘争の中心となり、新たな戦いを生むこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-25 22:46:44
5929文字
会話率:53%
ねぇ知ってる?
樹氷の森には魔女様がいるんだよ。
-これは、とある少女と魔女の、凍てついた物語-
最終更新:2012-02-24 12:54:49
562文字
会話率:14%
今から、千年前に『冒涜の魔女』と呼ばれる不死の老魔術師が一人居た。その不死性故に時の権力者から狙われ続けていた彼女。
そんな彼女はとある事情から自らの不死の命と引き換えに魔王が召喚した堕龍を滅ぼした。
――そして時は現代に戻る。
千年前とは
違い魔法から科学へと技術の軸を映した人類。
東暦2001年、新たな世紀の始まりを人々が祝福する中、大和帝国の霊峰、不死山。
そこにて、世界から消え去った一人の女の鼓動が再び動き始めた事に気がつく者はまだ誰もいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-13 20:04:57
9806文字
会話率:9%
いま現在を生きる人々には様々なストレスがあります。
同じ境遇にありながらも「上手に生きる人」と、「そうでない人」がいます。
そのため、この世を「上手に生きる」ためのマニュアル本などが氾濫しています。それらのマニュアル本を全て読破することは不
可能です。ではいったいどれを読めば正解なのでしょうか?いえ、はたしてそれは、万人にとっての正解となるのでしょうか?
数日前に十五年勤めた会社に辞表を叩き付けた佐倉千年は、自分の生き方に疑問を抱いてしまいます。それは仕事について、家庭について、そして人生について……
彼の運転する車はやがてY字路に差し掛かり、右か左かの判断を迫られます。
そこで彼の選んだ道とは?
そして彼が望んだこととは?
ひとりの中年男性がふと立ち止まって家族のあり方と自分の生き方を見つめ直す、ちょっと不思議でおかしなホームドラマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-06 18:16:24
9853文字
会話率:24%
檻桜学園に通う学生、一色 零は悲痛に『アリス』と叫ぶ謎の声、そして自分が殺されるという夢を見る。――アリスとは誰だ? そして零は、自分によく似た少女と出会う。『あたし、アリス!』少女は無邪気に笑う。『ごきげんよう。そして、さようなら』少女は
無邪気に笑いながら、刃を零に振り下ろす。為す術無く斬り倒された零の耳に、あの謎の声が響く。『なァお前、死にたいのか?』『死にたくないなら、俺を助けろ』謎の声に零が答えた時、それは姿を現した。千年前【十三月の悲劇】を起こした大罪人【チェシャ猫】だった。『さァ、悲劇の幕開けだ!』切り裂きアリスとの死闘が今、始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-31 13:51:30
30555文字
会話率:45%
数千年後の未来。
ベンちゃんの経営するおでん屋台に一人の女の子が落ちてくる。
彼女の名前は暁坂かおる。
家出少女だった。
最終更新:2012-01-29 22:39:22
11136文字
会話率:51%
人間と魔族の戦争からはや千年、表面的には平和な世界で魔王の息子、グレイ・アッシュフォードは膨大な知識を得るため人類最高峰のフォートレス魔術学院に入学した。特別試験でドラゴンの鱗を持ち帰り合格したが魔力検査では最低ランクのFだと発覚し、周りか
ら「まぐれ龍殺し(ドラゴンキラー)」と呼ばれる。入学してから二年目の春、勇者の儀式で何故か勇者に選ばれてしまい!?
世界の存亡をかける大スペクタクル、今ここに開幕!
(なお一部内容があらすじと違う場合があるのでご了承下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-09 00:32:41
12195文字
会話率:48%
何千年も前から移動を続け、どこからも影響を受けない民族
そんな民族に生まれた少年は、常識、に疑問を持った
成長するなかで少年はどんな答えを見出すのか
最終更新:2012-01-07 09:27:44
2215文字
会話率:58%
西暦1999年12月31日23時00分……20世紀最後の日、最後の一時間の割とどうでもいい話。
最終更新:2012-01-07 03:10:13
3372文字
会話率:79%
身分が物を言う世界――そこは、今から千年後の、宇宙進出をも果たした、遠い遠い未来だった。そこには、二人の少女がいた。彼女達は身分が違いながらも、仲のよい親友だった。けれど、中学一年生の夏休みから、二人は運命の渦に翻弄されることになる。そうし
て知った、衝撃の事実とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-29 09:00:00
319017文字
会話率:44%
およそ千年ごとに交互に訪れる「生の刻」と「魔の刻」。
生の刻から魔の刻へと移り変わる現代を生きる少年、成瀬巡が出会ったひとりの少女(幼女)。
彼女は人ならざるもの、物の怪だった。
巡と物の怪たちとの交流を描く、ライトシリアスほんのりコメディ
な、半オムニバスファンタジー。
※以前に自ブログと自サイトで公開したストーリーを、加筆修正のうえ公開。
※第五話で一応の完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-25 20:13:23
149657文字
会話率:34%
自分達の都市の周りには荒野しかなかった。
他の都市に行くにも何年、何百、何千年も前から戦い続けてきた謎の機械兵によってろくに都市外に出れない。
そして、変化が無かった何年、何百、何千年が今動き出そうとしている。
最終更新:2011-12-16 22:10:04
365文字
会話率:38%
双子の兄弟が旅立つ日、千年の歯車が回り始める。
想いと絆、そして記憶。
妖精と人、想いと記憶の物語。
最終更新:2011-12-13 00:24:53
1002文字
会話率:16%
環境の悪化により人類文明が崩壊して千年。
地下都市で生まれ育った人類の末裔・東郷黎九郎は、生き残った他の人間を探すため、環境の回復した地上へと出た。
そこで出逢った美しい二人の人影。だがそれは人間ではなく、千年の間に、人類になり替わって地上
を支配していた魔物の仲間だった。
滅亡に瀕している人類――その末裔である黎九郎は、しかし魔物達に貴重な存在と認識され、手厚く、それでいて手痛い歓迎を受けながらも、楽しい生活を始めるのだが……。
※この作品は、fc2小説、pixiv、novelist.jpにて同時掲載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-12 17:00:00
118259文字
会話率:27%
アルデガン建立に先立つ千年前、エルリア大陸は魔法文明が絶頂を極め、ゆえに戦乱の時代の只中にあった。
そんな時代に、森の中の小国に生まれついた一人の姫。
後に大陸西端の闇の森を統べる闇姫となる彼女が、転化に伴い失わなければならなかった記憶。
告げられなかった名。国の滅び。唯一の生まれながらの吸血鬼たる、白髪の乙女との出会い……。
「封魔の城塞アルデガン」シリーズの最も古いできごとを書いた、某SNSで2010年に発表したものです。
(このシリーズは全て、某SNSで発表したものですが、一部手直しされている場合もあります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-11 21:21:24
2821文字
会話率:0%
人類が汚染された地球から出て五百年が経とうとした時、人類は大きく二つに割れた。地球の環境を戻し地球で快適な暮らしを求める地球帰還派――バックス。地球のことは諦めて宇宙で快適な暮らしを求める宇宙滞在派――ステイズ。この二つの組織はお互いを批判
し合い、やがて戦争を起こした。第三次世界大戦。第二次から二千年の時を超え再び蘇った大戦。どちらが正しくてどちらが間違っているのか。「どうだ少年。一緒に本物の青い空を飛んでみないか?」少年は彼女にそう言われ、青い空を目指すための戦いに出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-03 16:14:10
38149文字
会話率:29%