かあさん 小説家になろう　作者検索

「じゃあ、次は有川くんだね。『かぞくについて』の作文をみんなの前で発表してみましょう」

あんまりおかあさんをいじめるから、ぼくはそのおとこのひとをたいじすることにした。

小さい頃から聞かされた、『おかあさん』の言う幸せって言葉の意味は僕には分らない。だって僕は猫だから。でも大好きなモノ、大好きなコトはたくさんある。それを『しあわせ』とは言わないのかな・・・・・・

今も誰にも伝えられなかった。いつまでも閉まっていた気持ち…

戦争でたった一人生き残った母、俺を生み貧しくとも必死で育て上げてくれた・・・一度も涙を見せなかった気丈な母の涙。なぜあの日かあさんは・・・？

僕は中学を卒業しはれて高校生になれましたこれもきっと皆一重に僕とおかあさんが各所に頭を下げまくった結果です

臆病で、甘えん坊で、とても小さな子犬が起こした、小さな奇跡の物語。

息子のイケナイ秘密を知ってしまった、寛容にして偉大なる母の愛の物語。

真っ白な女の子は、おかあさんが大好き。危ない村を出て、しあわせになれる場所を探し出して、おかあさんとまた一緒に暮らすのが夢です。犬頭のカカシや、首吊りの樹や、大きなザリガニと出会いながら、女の子は夜道を進みます。おかあさんから貰った一枚の銀貨を、握り締めて。折りたたむ>>続きをよむ

「新しいお母さん……欲しいか？」お父さんの言葉は、いつまでも僕の心の中に張り付いていた。