死神と呼ばれる男子高生の過去と、それから現在につながる宿命。人間の心の恐ろしさを書いたちょっとした物語。今回は結構死にます。
最終更新:2019-07-30 22:11:16
7061文字
会話率:15%
「相手が自分より強いなら、自分より弱くすればいい」
三年間、英雄と旅を共にしてきた少年、アレイス=グレイ=クリストローゼのモットーである。
少年は国家魔導士資格を持たぬ魔導士見習い。
義母であり、【黄昏の魔女】と呼ばれる世界の
英雄、ディアナハート=クリストローゼの雑用係《パシリ》として日々コキ使われながら、彼女の仕事を手伝う生活をしていた。
そんなある日、その魔女からある仕事を依頼される。
「アリス。オマエ、明日から学院に通いな」
何でも、近頃フヌケ始めた学院の魔導士見習いたちをしごいてこいという。
自分に全くメリットが無い、とその意向に反対したアレイスは、登校を断固拒否する姿勢を見せる。
しかし、その夜、買い出し中にまさかの身内である彼女に家を焼かれ、所属していた魔導組合すら追放される形となってしまう。
唯一残された拠り所として、アレイスは学園の入学推薦状を手に、泣く泣く魔導士養成学園の名門、ギルフォード帝国魔導学院の門を叩くも、編入試験で彼は支援魔法しか使えない『無属性』の魔導士であることが発覚。
「他人がいなきゃ機能しない支援魔導士なんてゴミクズ以外の何者でもないわ」
世間の通説。補助でしかない無個性。無能の象徴。
ところが、アレイスは普通の支援魔導士とは一味も、二味も違った。
豊富な実戦経験と、柔軟且つ瞬発力のある戦術思考能力。
後方から抜群のタイミングで繰り出されるサポート支援・牽制。
史上最強の魔女と謳われる義母とパーティーを組み、世界各地の魔導戦場を渡り歩いてきたアレイスは、強化《バフ》と弱化《デバフ》に特化した、超凄腕の支援魔導士だった。
「辿り着きたいなら手を伸ばせ。足りないのなら振り絞れ。強くなるっていうのは、そういうことだ」
英雄の影に隠れた《道化》
あらゆる魔法使いの《天敵》
絶体絶命を打ち破る《切り札》
ギルド所属時代の少年のコードネームは、《ジョーカー》
これは、最弱と揶揄される見習いの支援魔導士がバフとデバフで無双し、その傍らでクセのある生徒たちを鍛えたり、可愛い美少女たちや友人と青春したり、カッコ良く世界を救ったりする、そんなお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 00:02:26
30881文字
会話率:47%
大災害をきっかけに魔法使いたちが住む国(異世界ではない)に来てしまった主人公:五代広臣(関西人)はひょんなことから廃校寸前の魔法学校に放り込まれて、魔法使い目指して頑張っていくほとんどゆるいファンタジー的な何かです。
最終更新:2019-06-28 15:16:19
8957文字
会話率:69%
故郷の新茶市を訪れていた「鎌ヶ瀬 偉達《かまがせ いたち》」は、閉場後に森へ向かう不審な女子高生に気付く。
祭囃子の音に引かれて後を追うと、神社の境内には異様な装いの人々が集っていた。
その場に迷い込んだ子供たちを連れて引き返そうとすると
、振動と共に神社が動き出す。
偉達が足を踏み入れたのは、死者をあの世へ運ぶ『灯籠廻船』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 08:00:00
255687文字
会話率:21%
我々の住むこの世界とは、少しだけずれた魔法の世界。
始まりは欧州。そこで繰り広げられるは、そっくりだけど正反対な双子たちの『仕事』に明け暮れる日々。
魔法世界の秩序を守るべく奔走する存在しないはずの組織。そこに所属する魔法使いた
ちの、任務と日常の物語。
あるいは、ヒトとモノの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 14:32:54
9801文字
会話率:39%
世の中には悪党が多過ぎる。
人の世では裁けぬ悪党を裁いてやりたいと思う者もおりましょう。
この話は都市伝説のようなもの。
稲荷神社に恨みつらみを奉納すればそれを晴らしてくれる、と。
ほうら、今日もまた一人、おいでなすったようで……
最終更新:2019-05-29 01:54:57
6617文字
会話率:56%
イタチのような人、そして、その取り巻きのような人も、よく見かけますね。
悪口を言うって、一種の癖のようなもので、しかも快感を伴うのです。だから、なかなか直らないのです。
最終更新:2019-05-27 20:44:44
1163文字
会話率:18%
かつて魔法使いは、人智を超える、圧倒的な力を持つ存在として恐れられ、そして同時に崇められていた。しかし、魔法の使用を外部から制御することができるようになり、また道具に魔法の力を付与した魔具が発明されると、彼らは搾取される対象となり、日々魔法
を使って、彼ら以外の一般市民の生活を楽にするためだけの存在と成り果てた。
そんな時代。ある日、十三歳の魔法使いの少女、エルカは魔法使いが強制労働させられている〝塔〟からの脱出経路を見つける。彼女は渋る幼馴染み二人を強引に連れ、〝塔〟から脱出をし――そして、歴史が動き出す。
これは、魔法使いたちによる革命が成功するまでの物語。
※エブリスタ、セルバンテスでも連載中。
※暴力描写はありますし、いろんな人が死んでいきます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 18:11:20
48396文字
会話率:24%
大魔法使いガスパネルは望んだ。
「オポッチョグリサムが食いてえなあ……」
宮廷魔法使いたちに拘束され、連行されゆくガスパネルは弟子のティトにオポッチョグリサムを用意するよう願いを託す。
だがティト少年は知らない。オポッチョグリサムが何
なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 10:36:32
7785文字
会話率:37%
なんてことの無い、当たり前の毎日。
周りから見たらどうか分からないけど、
私たちから見たら、いつもどうりの日々。
そんな“常識”は、
・・・あまりにも脆く、そして儚かった。
はい、桜巫です。
ついに始めます東方二次創作小説。
も
ちろん百合要素たっぷりでいきます。
私の作品「【硬度操作】ってスキルが汎用性高すぎるww」
も、よろしくお願いします。(唐突な宣伝)
では、どうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 17:52:15
16582文字
会話率:62%
平凡な日々をおくっていたサラリーマン、神村信希は、どこかで一杯でもと、適当な居酒屋に入る。
なんとなく入ったその居酒屋は、テーマ居酒屋の様で、正義の味方テーブルと、悪の一味テーブルに分かれて飲むスタイルだった。
正義を選択した信希は、
先客の酔っぱらいたちに絡まれつつも、正義談義に華を咲かせた。
翌日、二日酔いでどうやって帰ったかも思い出せない信希が目覚めると、見慣れないブレスレット――変身ブレスレット――が腕に巻かれていた。
ブレスレットが外れない事に困惑していると、ブレスレットはけたたましく鳴り響き、信希を『集合場所』へと誘う。
そこには、黄色や青といった、レンジャー仲間がいて――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 22:02:31
11428文字
会話率:35%
陸はディストピア。
人間たちの疑心暗鬼と欲望が広がり、人ならざる者というだけで高い賞金がかけられ手配書をばら撒かれる。そんな殺伐とした世に孤独なヴァンパイアの男が生きていました。
男の心の中には幼い頃から一人の『人魚姫』が居ます。幼
い頃には気付かなかった事実を知ってなお想いは変わらず、もう一度姫に逢う為に故郷へ向かう。
海はユートピア。
陸へ上がらない以上は安全である海の世界で、本来人懐っこい気質の人魚たちが平和に暮らしていました。かつて“姫”と呼ばれていた人魚もここに居ます。雪の結晶のネックレスを大切に持っている、その胸の内はほんの限られた者しか知りません。
しかし平和な海の世界にも人間の魔の手が迫っていて……
最愛の者の為に“永遠”を手にしようとするヴァンパイア。信じる気持ちを失いかけていた人魚。真の孤独とは何かをテーマに書いたちょっとダークな童話風のストーリーです。
✴︎自作の挿絵が入ります。良かったらご一緒にお楽しみ下さい。
※拙作『真夏の雪に逢いに行こう』の登場人物と同じ名前が出てきますが、パラレルワールドとして書いている作品なので、こちらだけでもお読み頂けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 21:00:00
22495文字
会話率:34%
魔法という概念が現れ、そして、魔物が出現してから五百年以上の月日が流れた。
魔物の存在により人類は徐々にその数を減らしていき、滅亡へと向かっていた。
そんな中、魔物に対抗するために育てられた魔法使いが一定の成績を得たことで、世界各地に魔法使
いを育てるための教育機関が作られた。
魔導学園と呼ばれるようになったそれは、人類の希望となるはずだった。
魔導歴652年、南アメリカ大陸最大の魔導学園が滅びた。
それは、全ての始まりだった。
その日を境に、魔物は魔導学園を集中的に狙うようになる。
その結果、世界中にあった魔導学園はその数を全盛期の三分の一まで減らしていった。
その原因のほとんどが、魔物が大量に押し寄せるスタンビートによってだった。
魔導歴832年、東アジア地区にあった魔導学園の一つが滅びた。
それは、世界中に衝撃を与えた。
その学園は、世界でも五本の指に入るほどの実力を伴った場所だったからだ。
これを機に、破滅の速度は加速していくことになる。
これは、その滅んでしまった学園で生きていた魔法使いたちの、その物語の一部である。
※この物語は、時系列にそって進む予定がありませんので予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 00:00:00
9637文字
会話率:29%
もう平成も終わっちゃう。ですが、投稿します。
いつも暇な高校生 風谷 恭助(かぜたに きょうすけ)その正体は妖怪かまいたち
そんな恭助は幼馴染の光樹、秋(しゅう)共に色々なことをします
私のガチ処女作なのでどうぞ暖かい目で読んでいただけると
嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 21:00:00
11590文字
会話率:79%
沖縄出身の大相撲力士、ちゅらの海は、今年の春場所 横綱 白鴎とともに全勝、千秋楽結びの一番で、
初優勝をかける。取り組みをまえにして、ちゅらの海は、小さい頃、故郷で過ごしたきれいな海を思い出していた。相撲の稽古に明け暮れていたちゅらの海は、
近年になってその海が埋め立てられ、ひどく汚れてしまっていることを知らなかった。結びの一番、横綱白鴎を相手に、豪快な投げを打つちゅらの海、勝利とともに、彼にもたらされたものは、本人自身すら気付かない、とある復讐の遂行なのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 15:36:06
3970文字
会話率:45%
法で裁けない者を密かに暗殺する集団 かまいたちは特殊な技術や能力がある 表舞台に立ち影響力がある者でもある詳しい仕事内容は謎
彼らの秘密を知った守谷 風魔はクラスメイト松下 百合に殺害されそうになる
風魔は百合から自分の出生 肉親の
秘密を知りかまいたちを知る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 12:00:00
5121文字
会話率:100%
中学に入ってから恵まれず、病んでしまった少女さくらが、恋をしたり、友達と喧嘩をしたりして、徐々に普通に元気になっていくのを描いたちょっと恋物語、ちょっと青春小説なお話です!
最終更新:2019-02-27 18:49:01
277文字
会話率:48%
神様に頼まれたのは、異世界の魔王に魔王を使って倒すこと⁉
最終更新:2019-02-19 19:23:48
384文字
会話率:60%
人間たちが住んでいる世界の裏側には、魔法使いたちが住んでいる世界がある。
そして、俺は死の魔法使いだのなんだの言われて生活が大変どぅえす!
最終更新:2019-02-06 19:09:49
2529文字
会話率:37%
初投稿です
よろしくお願いします
最終更新:2019-02-06 14:25:07
322文字
会話率:0%