――生きがいとは何だろう?
中学1年の夏、生きがいを見失った少年、一前 進(いちぜんすすむ)。
進は新しい生きがいを探す為、自分に自信を取り戻す為、新たな始まりの季節に一人暮らしを始める。
そんな高校生活の始まりである入学式の日、早
起きした進は散歩でもしようと部屋を出る。
出掛けた進は、しばらく行ったところでふと景色が緑一色に変わった事に立ち止まる。
――もしかして……迷子?
不安に思った進は、駆け出す先に小さなブランコを見つけ、そこに座っていた女の子に道を尋ねる事にする。
「……あっちに、神社が……あるから……」
女の子に教えてもらって林を抜けた進は、神社で竹刀を振っている女の子――葵に出会う。
それをキッカケに友達になった葵と一緒に部活の体験入部に行く事になった進は、HRで配られた部活リストに書かれていた一つの言葉に引き寄せられる。
《きっとこの先、たくさんの笑顔が君達を待っているだろう》
この言葉に、自分が探している答えが隠れているような気がした進は、さっそくこの言葉の元――お助け部へと向かう。
お助け部に着いた矢先、進はちょっとした不注意で怪我をしてしまう。
次の日、改めて葵とお助け部に向かった進。そこに、入学式の日迷子になったのを助けてくれた女の子が現れる。
「はぴあちゃん!」
その女の子を見て、葵が叫ぶ。二人は幼馴染みだったのだ。
体験入部を経てはぴあと再会した葵と3人、お助け部へ入部する事にした進は、キッカケになったあの言葉を胸に、「ここでなら、きっと……!」と変わる事を決意する。
入部してからの初めての活動を終えた進達。
その帰り道、「……用事があるから……」と一人歩いて行くはぴあ。
次の日、また次の日も、用事があるからとはぴあは一人で帰って行く。
次第に、小さな頃何も言わずに引っ越して行ったはぴあの事を思い出していく葵は、「嫌われたのかな」と元気を無くしていく。
明るさを弱めてしまった葵の姿に、あの頃の――弱い自分を重ねる進。
――友達の為に力を尽くす事。その想いは、きっと相手の支えになる。
自分に何ができるのか? 誰かを想う事で見つけられるモノ。
今、進は歩いて行く。
一歩一歩、少しづつ、たくさんのモノを胸に抱いて――
そう、新しい〝生きがい〟を見つける為に――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-06 15:47:14
109672文字
会話率:48%
夏の夜、一人暮らしの俺は自宅に違和感を感じた。
一時は逃れたがそれはただ一瞬の出来事だった。
最終更新:2010-06-22 00:46:41
927文字
会話率:45%
僕は高校2年になった。両親が交通事故で亡くなって一人暮らしに。そして、女の子とドタバタした毎日が!?僕の過去の話とみんなのこれからのお話です。
最終更新:2010-06-20 09:27:54
72147文字
会話率:79%
『僕はもう、ひとりじゃないよ』
夏が過ぎ冬の香りが感じ始める秋。僕は何かを感じる。
誰もが感じると思う感情をテーマに書いてみました。短編の中でもかなり短いと思います。
季節は『早秋』
最終更新:2010-06-19 18:56:23
2256文字
会話率:35%
テレビ局のビデオカメラマンを夢見る男。今の生活を維持するためアルバイトをするが、いつも眠い状態。なぜ、こんなにも眠いのか。体力、精神力を奪われながら、眠気と格闘を続け、真実に迫っていく。
最終更新:2010-05-22 16:09:36
14481文字
会話率:0%
男は三十路になろう頃の独身であり、一人暮らしだった。男は帰宅途中に気になる人影を見つけた。影は迷子の男の子だった。
最終更新:2010-05-18 13:07:59
4858文字
会話率:26%
失恋した帰りに拾った黒猫と一緒に寝た女子高生の葵。しかし、朝起きてみると隣にいたのは猫ではなく、何故か裸の美少年。
自分を魔法の国の王子だと言い張る少年を残念な目で見る葵だったが、目の前で猫の姿に変化されては信じないわけにもいかない。ある条
件で猫の姿と少年の姿が入れ替わる魔法を父親にかけられた王子様は、最初に少年の姿に戻した葵としか魔法は解けないと告げる。
ピンチを救われ、一人暮らしの寂しさも加わり、小学生の弟と同じ年くらいの王子様としばらく同居することを決める葵。我が道を行くようでほんとは優しい魔法の国の王子様と過ごすうち、だんだんと王子様の抱えるものも垣間見えてきて……。
いい男には弱い所帯染みた葵の、ちょっぴり哀れな男友達や、不敵な親友も巻き込んだ、ほんのりラブ&ファンタジー&コメディー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-06 19:59:27
218782文字
会話率:51%
一人暮らしのマンション。そこに忍び寄る影……。
第五回5分企画参加作。
最終更新:2010-05-03 09:20:36
2498文字
会話率:19%
古くから悪鬼の封印と調伏を行ってきた『透影家』
その時代当主である主人公『透影 凛(すきかげ りん)』
彼が大学の入学とともに一人暮らしをはじめて二年目、ある日突然許婚と乗る一人の少女が押しかけてくる。
しかし・・・
最終更新:2010-03-23 02:26:51
20272文字
会話率:54%
田舎から出てきて一人暮らしを始めた三鷹修二。ある晩修二のもとに奇妙な来訪者がやってきて・・・
ほんの少しの出来事は予測も出来ない状況の前兆だった。一体何がおきているんだ?どうして俺なんだ!
どうしようもない状況に、意思とは関係なく飲み込まれ
ていく男の恐怖を描く作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-20 07:32:04
10424文字
会話率:11%
色あせた想い出ほどある意味美しい。セピア色の写真の持つ味わいのように――。一人暮らしの私の屋敷に、ある日少女が迷い込んできた。少女とピアノは時間を巡り、セピア色の記憶に鮮やかな色がさす。
最終更新:2010-03-19 18:28:51
2474文字
会話率:11%
一人暮らしにまつわるエピソードを面白おかしく描いたお笑いエッセイです。
最終更新:2010-03-11 22:46:39
24269文字
会話率:9%
「葦原 皇」はこの春から一人暮らしを始めた普通の高校一年生。この15年間、普通に暮らしてきた。特段何の取り柄もなく、何にこだわる訳でもなく。この日も、何事もない日曜日になるはずだった━。
それなのに、不意に覗いた「水溜り」に落とされて・・・
。
誰も知らない「水溜りに映るセカイ・・・」の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-10 21:28:50
5431文字
会話率:19%
寒い冬も、子猫のチャコとこたつがあれば私は幸せ。そんな甘い生活が突然……。一分間の猫ラブストーリー。猫が好きな方にぜひ。※半分ノンフィクションです。現役猫飼いさんは、猫をギュッと抱きしめてあげてください。フシャーと嫌がられてもノープロブレム
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-23 13:25:30
1772文字
会話率:25%
三秒後の未来を視ることのできる高校二年生の永峰春幸。その彼に進学して一ヶ月が経った頃、一人暮らししているマンションに美少女が届いた。彼女の名は秋名未来。彼女に渡されたのは何の変哲もない小箱。だが、それは巨兵魔器と呼ばれる人型兵器を呼ぶための
ものだった。この日から春幸の日常は崩れていく。神器と魔器が交差する世界で彼の目に映る未来とは――――――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-03 01:39:16
283401文字
会話率:47%
本屋で一人暮らす少女の前に、一人の悪魔が召喚された。悪魔に少女が願った願い事とは……悪魔と少女のコンビが、魔法学園ヴィランティアラにトラブルの嵐を巻き起こす!
最終更新:2010-01-23 16:31:06
58960文字
会話率:44%
一人暮らしの女性のクリスマスイブの話。
キーワード:
最終更新:2009-12-28 12:59:05
459文字
会話率:0%
人から離れて、一人暮らす妖精、エルフがある雪の朝、娘を拾った。
人嫌いの彼が何故そんなことをしたのか。
最終更新:2009-11-15 20:03:02
28781文字
会話率:30%
小説すばる新人賞二次選考通過作品です。
充実したキャンパスライフを送りこれからの人生の目的を探る。村石保にとってその探求は大学生なら誰しもが抱くような淡い種類のものとは一線を画していた。何故なら大学四年間を過ごした後には、父が遺した会
社の社長に就くことが決まっていたからだった。
生前、異常なまでに厳格だった父。保はその父を慕うどころか、憎みさえしていた。当然父親が遺した会社も毛嫌いしていた。
しかし、父が急逝したとき、まだ高校三年生の保に、母は後を継いで社長になれ、と強く主張した。そんなことは無理だと保は言うのだが、妙に頑なな母は保に大学の四年間を猶予として与えることだけを認め、保の代わりに社長職に就いた。
時限を切られた保は大学生活の中に何とか充実を見出そうとした。しかし日々の授業は面白くなく、打ち解けて話す友達もできず、愛を語り合う恋人も見つからない。そうこうしている間に2年が過ぎ、同じ毎日の繰り返しに嫌気が差してきていた保の生活が榊原という名の官能小説家と出会うことで突然色づき始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-07 18:49:51
136437文字
会話率:39%
一人暮らしの涼志があるきっかけで異世界に飛ばされてしまい、順応しながら幾つかの異世界を渡る迷い込みファンタジー。
最終更新:2009-11-05 15:22:02
15102文字
会話率:37%