平々凡々な日常の中に生まれた平々凡々な少年、出湊(通称みっくん)。天然な姉、ノリがいいガールフレンド、前向きな友達、後ろ向きな友達。たくさんの人々の中で、みっくんは平々凡々を貫き通しながら、平々凡々ではなくなっていく日常を、平々凡々にやり過
ごす。そんな、normalでabnormalな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-21 09:43:42
117241文字
会話率:47%
働く意欲が皆無の無職(海藤)が、飛び込み自殺を図る女子高生(双島)を助ける。だが、救出の際の説得で成り行き上、海藤は「自分は探偵業を営んでいる」と嘘をついてしまう。
双島は探偵という業種に胡散臭さを感じながらも好奇心を抱き、その事務所で働か
せて欲しいことを願い出る。
困惑しながらも、ある弱みを握られてしまい、双島を雇うことに。
嘘を乗りこなそうとする海藤と、嘘の興信所を通じて生への理解を深めたい双島の後ろ向きで前向きなストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-19 03:21:54
23974文字
会話率:48%
地下鉄からJRに乗り換えるために僕が階段を上ると、薄暗い日の光とともに潮の香りが僕の五感を刺激した。
そんな僕と彼女の始まりは、たった一つ後ろ向きな感情からだった。
最終更新:2011-03-09 00:47:09
4241文字
会話率:19%
自殺に満ちた世界で後ろ向きに歩む青春小説。
あの世の存在が証明されて自殺者が異常な程に増えた世界。
両親が自殺、姉が薬物中毒で死んだ主人公で高校二年生の田原優介は、部員が自分と、また同じように暗い過去を持つ松波紗季の二人しかいない生物(い
きもの)同好会に所属していた。
サキや友人の宏や浦路、化学教師の岡崎弥生たちに囲まれながら退廃的に日々を過ごす彼の日常は、ゆっくりと結末へと向かって転がってゆく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-01-28 20:09:19
2880文字
会話率:52%
精霊が住む世界で生きる小さな子供の話。
主人公チノは特異な見た目と能力を持ち、両親には物心つく前に捨てられ、育ててくれた村でもその所為で冷たい視線に晒され、今は優しい<地王>の元で生活している。
優しくしてくれる相手を信じること
ができず、ただ後ろ向きになりながら生きている幼い子供の前に現れたのは、土色の髪をして赤い目をした少年だった。
※主人公に性別が無く、一人称が『僕』です。
※血液に関する描写があります。
サイトに掲載した話を推敲して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-16 23:01:42
22483文字
会話率:12%
仕事帰りの終電に揺られていた、社会人1年生の大和茨貴、19歳。
終着駅のホームで本を落としたら闇の中から奇妙な腕に引っ張られ、気が付いた時には何処とも知れない茨だらけの深い森の中で大の字で寝転がっていた。物言う魔獣たちにドラゴンにまで強制的
に仕えられ、人間には恐れられたり敬われたりしながら今日も彼女は茨の中で途方に暮れる。後ろ向きでチートな最強女主人公で、よくある異世界トリップ物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-27 00:47:37
95180文字
会話率:38%
死んでしまおうと思った人の後悔と後ろ向きな感情の詩です。
最終更新:2010-11-23 10:38:09
527文字
会話率:0%
最近彩色の行程を背景担当に斡旋されるようになってしまった昨今、如何お過ごしだろうか。僕はというと靴の踵くらいの需要性を保ちつつ、日々「自身の埋没」という名の邁進に精を出している。どちらかと言えば「後ろ向きな撤退」という方が事実の輪郭をなぞ
るのには適した表現かもしれないが、さておき。
立ち幅跳びの自己最高記録程度の取るに足らない半径の僕の日常に客観的非日常が身投げしてきたのはつい最近の話。伝えるべき相手である親方のいない僕の目の前で、空から降ってきた女の子は額にこびりついた脳漿を拭いながら「吸血鬼」だと名乗った――――――
モドキ共のモドキ共によるモドキ共のための魑魅魍魎百鬼夜行鳥獣戯画跳梁跋扈の青春ストーリーモドキ、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-06 21:13:42
4099文字
会話率:0%
自分がずっと嫌だった。自分である事が辛かった。他の誰かに…なりたかった。いつもそう思う事があります。そんな事を考える後ろ向きな自分に向けた詞です。
最終更新:2010-06-06 07:58:43
342文字
会話率:7%
いつもと、違う感じの話です。
蝙蝠の童話には、『獣と鳥を騙して逃げる』というものと『獣と鳥を騙して最後には痛い目を被る』というのとがあるらしいのですが――。
――たまには闘ってみるというのもどうでしょう?
最終更新:2010-02-27 23:47:07
1144文字
会話率:14%
萌えるような春の気配が辺りに満ち、うぐいすこそ鳴かないにせよ、涼やかな風がふくひなたに寝ころんでいた彼は、グランドから響く『さくらさくら』に、もぞもぞと起きあがり、クツについた蒲公英の綿毛を手ではらって立ち上がる。しかたがないとぼやきながら
も決して後ろ向きではない選択を一つ携えて。
かきつばた的な作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-27 10:46:39
838文字
会話率:0%
初恋の女、愛里にピアノを習いながら彼女に執着し続けるテツ。テツの幼なじみで彼にとって大きな存在でもある御浜。御浜が恋する、才能あふれる音楽家ティアス。紗良を誰より大事にするあまり、常に恋人を捜し続ける真。頑なで恋に不器用な紗良。兄の幼なじみ
に恋をし、つけこむスキを狙う柚乃。テツの父の全てを知りながら、それでも彼に執着し続ける愛里。恋と友情と進路に悩む人々の群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-06 18:14:34
155874文字
会話率:51%