僕はまだ中学生だった。確か、卒業式が終わったときだったろう。僕らは戦争を開始した。相手は教師達だ。僕らが戦う時間は午後6時~12時まで。よって戦いは「シンデレラタイム」で行われる。僕らは高校生活を始めるために教師たちと戦う決心をした。大人
の階段を昇るために、殺しあう決心をした。この戦線は『シンデレラバトローション』。僕らが成長するための。僕らが大人になるための。僕が僕であるための戦争の物語である。◇毎話、大体1000文字程度です◇完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 00:00:58
118624文字
会話率:50%
むかしむかし……。正直もののきこりは、泉に斧を落とし、女神から金の斧を与えられた。ここまでは誰がも知っているお話。しかし、この物語は、そのお話が終わったところから始まる。
最終更新:2009-03-01 21:39:41
1741文字
会話率:31%
最期の言葉を告げてやろうと思っていた。私は終わったと思っていた。もう静かに還ろうと思っていた。でも私にはできなかった。最後に何か特別なことが起こった訳ではない。私が強くなった訳でもない……
最終更新:2007-12-17 02:28:07
834文字
会話率:0%
世界が滅びに向かった頃、ある母親が子供のために紡いだ物語、それが終わったとき子供は母親がすでにいないことに気づき、そして自らが見たものに手を伸ばした。
最終更新:2007-06-10 22:31:06
1464文字
会話率:35%