朝は人の世界、夜は闇の世界。
かつて世界は、闇の住人が人間と同じ位、生息し昼間は人間が動物を狩っていた様に、夜になると闇が人間を狩っていた。
そんな闇の住人に対抗すべく、人間達は数々の対抗作を生み出した。
〝天才〟は夜を明るくする術を
産み、銃火器を作り出し。
〝霊能者〟は八百万の神に力を借りて闇を払って行き。
〝能力者〟は神と崇められたり闇と呼ばれ討たれたり…能力の種類と産まれた場所によって、その扱いは左右された。
長きにわたる戦いの末、何時しか闇の住人の数が減り、世界は人間の天下となる。
しかし世界から闇の住人が減ると、人間達の中から闇を抱き産まれてくる者が現れた。
人間の母から産まれ落ちた筈。
しかし持つべき力は異形のものであり、まるで友人が会いに来るかの如く闇の住人を引き寄せ、まるで産まれ故郷に足を運ぶが如く、闇の世界に消えていく事も少なくなかった。
人間であり人間でない、闇の住人であり闇の住人でない。
人々は人でも闇の住人でも無いその存在を“闇の者”と呼ぶようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 16:44:19
226940文字
会話率:70%
現代に作られた遊郭、〝吉原〟。
ハロウィンのイベントが行われている吉原の街で、明依は二年前に死んだはずの友の姿を見た。
その正体を知る為に、さらに深い地獄に足を踏み入れる。
最終更新:2024-11-19 16:08:48
178068文字
会話率:34%
※海外ファンタジーから多大な影響を受けているため、暗めの流れが多いです。耐性の無い方はご注意ください※
正義である騎士を目指し日々鍛錬の日々を繰り返している青年、リヴェリク。彼が日々王国の北東に位置する衛兵の詰所で訓練をする中、忘れられな
いものがあった。
それは村を守って死んだ父の背中。ありがちな憧れだったが、それでも衝撃と共に幼いリヴェリクの心が正義を志すには十分な理由だった。あの日、父を殺した相手も知らぬ中、騎士を目指していたリヴェリクの居る詰所にとある依頼が舞い込んでくる。
曰く、国内に蔓延っている組織が自分の故郷付近に居るらしい、と。騎士への依頼だったが、地元の知識が欲しいと詰所の隊長に指名されたリヴェリクと詰所への依頼だった。
正義の騎士を志していたリヴェリクは飛んで喜んだ。共に事件の調査を出来る! と心を躍らせていたリヴェリクは高揚に身を任せ、騎士隊と共に故郷に戻ったのだが……。
やられたことはキッチリ返す、異世界異種恋愛ダークファンタジー。
※少しでも面白いと思っていただけたら、評価やコメントをしてただけると励みになるほか、どの作品の続きを書けばわかりやすくなるので大変助かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 19:00:00
277416文字
会話率:42%
いつものように牢獄で目を覚ました少女、エトワールは、アフェール領領主であるタルボット・ド・アフェールとその息子であるクリヴァールの奴隷であった。地下の牢獄につながれ、来る日も来る日も彼らの言う“お遊び”の慰み者としての日々を送って
いた。
しかし、そんなある日、彼女の元にタルボットから処分の命令が下される。暴君の娘でもあるシャルロットの助けもあり、なんとか命からがら脱出することにし成功したエトワールは脱出した先で治療を施してもらったプロムシライの信徒と呼ばれる団体の巫女に就くことになってしまった。
以前とはまるで違う生活に困惑するエトワールは、巫女としての役割を全うし、城に残してきたシャルロットに想いを馳せているさなか、先代の残したとある文書が見つかる。
曰く、タルボットは自分の妻を殺害したという先代がプロムシライからの信託を賜ったという記録だった。
ある種の予言ともいえる文書に焦りを覚え、エトワールはタルボットの城へ再び赴くことを決めたのだが……。
一人のとある少女の人生を追う、復讐と逆転劇と主従のダークファンタジー
※少しでも面白いと思っていただけたら、↓にある評価や、ブクマ等をよろしくお願いします。今後の活動の指標、励みになります。
※作中の名称な名前等が現実や他作品の名称や名詞。個人の名前等に被って居たら割と真面目に奇跡が起きただけで、現実の物とは一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 19:00:00
296879文字
会話率:43%
この世界には、九大災禍と呼ばれる呪いがあった。
命を吸い取る嵐である死門。死者を蘇らせ徘徊させる黄泉雲など、九つの呪いはそれぞれ独自の力を持ち、台風のように世界を周回し、人々に呪いを振り撒いていた。
そんな世界の中である日、一つの事件が発
生した。とある村に封印されていた太古の呪いを、1人の少年が解き放ってしまったのだ。
少年は自らの罪を償うため、自らが解き放った呪いの獣を追う旅に出る。
そして少年は知るのだった。
獣の正体、
そしてーー世界の真実を。
ゲームオブスローンズ、進撃の巨人、そういった方向性の作品が好きな方は、是非一読下さい!
★カクヨムで数話分先行投稿中
https://kakuyomu.jp/works/16816452218395059165折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:20:00
197287文字
会話率:29%
これは傷の物語。
魔物と人類の敗走の歴史。
魔物に攻撃され、嘲笑され、打ちのめされ、叩きのめされ、
そうしなければ人類は生きていけない。
誰かがその役目を務めなくてはならない。
魔物が持つマナを得るために――。
そしてそれをする者たち
のことを人は『傷売り』と呼んだ。
これは彼ら傷売りの、ミゼラブルで不条理な戦いの記録。
※短編集形式で、1エピソードごとに主人公は変わります。別のエピソードに過去のキャラが出てくる可能性も……。同じ傷売りの設定を利用して別の作品で長編も連載したいと考えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 16:08:43
49530文字
会話率:43%
1888年、場所はイギリスのロンドン。売春婦ばかりを狙う実在した正体不明の連続殺人鬼、通称『ジャック・ザ・リッパ―』と呼ばれる人物がいた。警察を欺き、民衆を恐怖のどん底に叩き落したジャックはとうとうその正体を誰にも知られることなく生涯を全う
するのだが………、気づくと魔法蔓延る異世界へと転生していた!? 実在した殺人鬼と流行の転生が織りなすダークファンタジーが今、幕を開ける!! 一話から面白いはずです、多分!! ※この物語はフィクションであり、主人公の思想や言動、行動は必ずしも事実に基づいているわけではありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:32:52
10273文字
会話率:25%
2032年、世界に異界のゲートが開かれたことによりゲートから魔物が流れ込み世界は壊滅状態。
都市の島はA、B、C、D、E区域に大きく分かれた。
しかしA、B、C区域は壊滅、DとE区域のみが住める地域となっていた。
都市の島外は森や山
に加え、村や都市も多数存在する。
今現在外との通信はなく、存在しているのかも不明。
2033年、人間から災いの子が生まれ、魔法のような能力が生まれる。
災いの子は猫、犬、うさぎなどの獣耳が生えた新たなる種族でもある。
しかし、忌み子として扱われることが多い。
災いの子の中には魔物だけではなく人間を殺す者も存在する。
2077年、D区域にいるリオは戦闘教育学校に通っていた。
リオは人との関りをほとんど絶ち、長らくの間一人だった。
そんなある日、戦闘教育学校に行くと災いの子、ラナに出会い大きく変わっていく。
リオと災いの子のラナは平和なひと時と共に残酷な運命がやってくる。
崩壊と共に――。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カクヨムやPixivでも投稿してる「やみうさぎ」です。
なろうにもこれから投稿していこうと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 19:47:34
144109文字
会話率:42%
現代日本。
文明の発達により闇が遠ざかるこの時代において、人々は暗闇への恐怖を忘れていた。
暗闇に潜み人を喰らう存在、怪物。
怪物を斃すため叫刀を扱う者たち、黙士。
これは様々な視点から贈る、怪物をめぐる連作短編。
最終更新:2024-11-13 15:49:49
37000文字
会話率:46%
ラースはある日、薄暗い部屋で目を覚まし、自分の名前以外の記憶を失っていることに気づく。「先輩」という存在が頭の中にかすかに残り、その人物を探し始めることを決意します。広大な屋敷内を探索する中で、彼は「マッディ」という冷静な青年や、「花さん」
と呼ばれる社長など、さまざまな人物と出会います。
ラースは、心の中で揺れる感情とともに自らの過去を探し求めます。やがて、「先輩」が重要な任務を遂行していることを知り、その行動を影から追跡し始めます。先輩がマッディと親しくしている様子を見て、ラースは嫉妬や疑念に胸を焦がしますが、同時に自分の無力感にも苦しみます。
墓地での任務中、ラースは自分を取り戻そうと奮い立ち、危険な戦闘に巻き込まれることになります。しかし、マッディの力と先輩の信頼に直面したとき、ラースは自身の立ち位置を見失いそうになります。戦闘が終わった後、ついに先輩の前に姿を現したラースは、先輩の冷たい視線と怒りに打ちのめされます。
その瞬間、ラースは自分の記憶と失われた信頼の意味を再び探し出そうと心に誓います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 00:59:05
54564文字
会話率:33%
ハーモニア大学附属学院には、不気味な地下研究所があった。
【 真田タクミ 】は、ある日、いじめっ子の3人に脅され、友人の【 澤谷アヤカ 】を誘い、彼らと共に肝試しに参加した。
しかし、その地下研究室で目にしたのは、異形の化け物。
5人は拉致され、タクミは研究室のような場所で目を覚ました。
「この娘には予定通り妖精姫になってもらう」
科学者のような男と、黒いコートを着た不気味な男の会話。タクミは恐怖から一人逃げだすが、化け物が襲われる。
―― 殺される
そう、思った瞬間、化け物を何者かが蹴り飛ばした。
助けてくれたのは、アヤカとよく一緒にいるクラスメイトの【 羽瀬田リュウ 】だった。
タクミは自分の為にこの危険な場所に足を踏み入れたアヤカを救う為、リュウと共に地下研究所の奥へと再び足を運ぶ決意をする。
アヤカを救出し、安堵する2人。しかし、物音と共に起き上がった2人の目の前で、いじめっ子たちは施設内の化け物と同じ姿に変貌。リュウとタクミに襲い掛かる。
妖精姫と呼ばれ、精霊と語らう事の出来る少女・澤谷アヤカ。そして、彼女を命に代えても守ると語る羽瀬田リュウ。
【 ハーモニア大学附属学院 】に隠された、地下研究室の謎。
世界のエネルギー枯渇の解決の為、天才科学者イサム博士によるクローニング技術を用いた【 未来のエネルギー計画 】
アヤカの心に反応する、精霊たちの起こすエネルギー現象。
彼女のボディガードとして同じ学校に通うリュウが、科学実験と自身の過去に立ち向かう、現代ダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:02:56
155112文字
会話率:42%
世界を正すため悪魔と契約した少年、アルト・フェルナースは4年ほど行方不明となっていった。しかし突如姿を現したアルトに対しレタリア王国の5つの騎士団のうちの一つの団長であり、彼の父親でもあるユスティア・フェルナースは彼を家から追放したのである
。大した反応を見せないアルトに驚いたユスティアはしばらく固まっていた。そんな父親を置いてアルトは豪邸ともいえる家を出て騎士学院を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:36:49
25027文字
会話率:25%
王国騎士兵の襲撃犯を捕らえるため、シスターに変装し、国境の街へ来たフェンリル。テロリストと警備兵の争いに巻き込まれ、さらに魔族の影も垣間見え、多くの犠牲者が出る中。はたして、執行聖女として、真の悪を天界へ送ることが出来るのか……(全12話
完結 4万字程度)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:12:09
44093文字
会話率:33%
平凡で退屈な日常に、どこか嫌気がさしていた高校1年生の少女、八坂雪穂は
ある日『悪魔』と呼ばれる存在を知り、悪魔と戦う日常を送ることとなる……!
『悪魔祓い』として戦う彼女の日常は、平凡とは程遠い何かへと変貌していった。
※以前書いていた
『銀の月が見える夜』という作品のリメイク版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:00:00
31210文字
会話率:51%
平凡で退屈な日常を送る高校1年生、八坂雪穂は、ある日悪魔と呼ばれる謎の存在に遭遇し、悪魔と戦う日々を送ることになる……
「誰がなんて言おうが、あたしは自分のために戦う!」
平凡な日常が突如崩れ去るダークファンタジー、開幕ーー
最終更新:2024-03-25 18:00:00
107687文字
会話率:57%
夜空に浮かぶ月には、兎が住んでいる。そんな御伽噺が事実であることは、この世界に住む多くの者達は知る由もしない。だがしかし、それは歴とした事実であり、月兎は百年に一度、この世界を舞台に舞い踊り、自らの王を決めていた。
そして満月となる今
宵、己が王になる為に、十色の月兎は地上に舞い降りた。
己の信念、野望を胸に、十羽の月兎は、力を授ける人間を探し、月夜が照らす街に消えていくのであった。
しかし、十色に含まれていない一羽の白兎が他の月兎とは異なり、この街を一望できる高い電波塔の頂上から、酷く暗い街の一画を見下ろしていた。
この白兎は、王になろうとしていなかった。この白兎がこの地に降り立った理由はただ一つ、闇そのものを身体に纏うかのような浄暗の兎を狩る為に、己の魂を使う為であった。
この物語は〝白亜の首狩り〟と〝浄暗の使徒〟と呼ばれた二羽の月兎が、現代で織りなす幻想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 16:02:26
25430文字
会話率:44%
魔力など存在しない、現代社会。
異世界より帰還し者達は、この世界より拒絶され続け、非能力者達の前では力を扱うことを許されなかった。この日、突然に『世界の理』が書き換えられ、同時に世界各地で大規模なテロが多発した。
その時に人々が目
にしたのは、これまで空想の世界の力であった筈の『魔法』であった。そして、これまでの世界は終わりを告げ、新しい世界が始まることとなる。
これは現代を舞台に、混沌と化していく世界を生き抜こうとする者達の物語。
“終わりと始まりの日”と呼ばれるこの日———その顔は嗤っていた———
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 00:04:02
249898文字
会話率:37%
かつてこの大陸は一つの大国【ルストリア】が治めていた。
この世界の魔力の源となる五つの『原魔結晶石《げんまけっしょうせき》』を人々は大切に守り、魔力のバランスを保ち平和に穏やかな暮らしが続いていた。
魔力と上手く共存し、豊かになったルストリ
アの文明は栄えたが、同時に人口は増え続け、それにより小さな争いの火種が、繰り返し起きていく事態となる。
やがては魔法を武力として使い、殺し合いを始める者たちまで現れた。
事態を重く受け止めた国王は、一国で治めきる事が困難と判断。
原魔結晶石がある大地を起点に、五つに国を区切り、王家血族者や信頼の厚い家臣達と手分けして各国の統治を行う事とした。
こうして四方に分かれた四つの国
北の火の国スルトは火の原魔結晶石
南の風の国シーナは風の原魔結晶石
東の水の国ミクマリノは水の原魔結晶石
西の土の国ラミッツは土の原魔結晶石
そして中心に位置する国ルストリアは雷の原魔結晶石を守護している。
ルストリアを宗主国として引継ぎ、調停者の役割を担う。
四つの国は従属国として誕生した。
各国の治政は悉く成功し、治安は回復し再び安寧を取り戻した大陸。
しかし、千年以上続いた平和は、緩やかに、崩れ始めていく……
――王国歴1484年
ついに大陸全土を巻き込んだ大きな戦争が始まってしまう。
国の正義、組織の正義、民衆の正義、個人の正義。
正義の果てに求める平和があるとし、他人の正義を殺していく――。
戦争とはなにか?
平和とはなにか?
これはその正義の答えを探して生きた、魔導兵士達の物語。
◇pixivで連載中
https://www.pixiv.net/users/68968346/novels?p=2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 15:00:00
467555文字
会話率:46%
22世紀…世界中は更なる科学の進歩により豊かな暮らしを実現化していた。
科学の進歩により、妖怪や幽霊などという異形種の存在を信じる者は極一部のマニアだけになっていた。
しかし妖怪や幽霊は静か潜み、存在していた。
上洛大学に通う1回生
の藤原昭仁は、東京から京都に上洛し、入学式の当日に妖に襲われる。
存在しえるはずのない妖怪や幽霊に驚く他なかった。
平安時代初期に妖との激闘を制した怪異師と呼ばれる子孫に昭仁は助けられる。
怪異師でない昭仁は、不思議と妖が見えていた。
平安時代初期から約1100年。
再び怪異師と妖の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 12:00:00
56178文字
会話率:48%
神・精霊・人間vs魔神による3度目の最後の戦い——。
—人類は精霊の加護によって育まれてきた。しかしこの星には遥か昔に封印された魔神が住んでいた。
人類が神の手によって作られた理由は悲願の魔神討伐であった。
人類の中には代々から『精霊
の加護』を強く受け継いできた『精霊の代行者』と呼ばれる6人の英傑が存在していた。
だが、そんな『精霊の代行者』も復活を遂げた魔神の前では無力であった。
光の精霊・アグライアは時空魔法で復活を遂げる過去の世界へと戻って来たが、その世界は自身の知る世界とは異なっていた。
その世界では存在するはずのない魔物が存在し、人間は脅威である魔神の対抗する力をつけていた。
アグライアは未来で死んだ英傑の魂を過去の世界へ転移させて、新たな英傑たちと魔神討伐ために力をつけるのだが、「絶望の中で足掻け」魔神の言葉通り様々な絶望が英傑たちを襲うのであった。
世界を舞台にするダークファンタジーが今ここに幕開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 09:58:08
202422文字
会話率:52%
イコライザ帝国。
多国籍の人間が集まる『夢の街』
金さえあればなんでも叶うこの島は、
拝金主義ゆえ大きな格差が横たわる。
金と権力はあらゆる罪を洗い流し、
持たざる者には選択の余地もない。
そんなステージを駆け回るのは、
賞金稼ぎのふ
たりを乗せた赤いボディのオープンカー。
ひとりはシスター。
ひとりはサムライ。
奇妙なタッグのふたりが追いかけるのは、
多額の賞金を懸けられた深淵の住人たち。
さて、今夜の獲物は──?
バディ系ダークファンタジー、スタート!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 16:10:05
1499307文字
会話率:48%
結婚式の朝、ユージェニーは夫となるエルドウィンが無実の罪で兵士に連れ去られたとの知らせを受ける。
「エルドが王都の兵士に連れて行かれた!」
この知らせを聞いた瞬間、彼女の頭の中には「地球」という異世界の記憶が、怒濤の勢いで流れ込んできた
。
その異世界の記憶によれば、ここはエルドウィンを主人公としたダークファンタジーのアクションRPG「アヴェンジング・ジャーニー」の世界だ。主人公は冤罪により、九年間もの厳しい獄中生活を送ることになる。その主人公が脱獄に成功し、自分を陥れた者たちへの復讐を誓うところからゲームの物語が始まる。
ユージェニーは、ゲーム開始時にはすでに故人となっている。
エルドウィンを陥れたのと同じ者たちにもてあそばれ、非業の死を遂げているからだ。
まったく、冗談ではない。あんなやつらに殺されてなるものか。
彼女は生き延びるため、エルドウィンを救うため、そして彼をはめた者たちに報いを受けさせるために、運命を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:10:00
116169文字
会話率:46%
その世界には魔法がある。
魔法は人間にしか扱えない。
その世界には魔物がいる。
魔物は魔法を使えず、理から外れた力『異能』を操る。
その世界では善悪の基準は明確である。
一度、悪と見なされた者は人間であっても魔物として処理される。
そん
な世界の歪さに、青年は心を殺す毎日を送っていた。
己のうちに抱えたものが間違いではないと思いたくて、悪の中にも大切なものが沈んでいると信じて、、。
正しさの暴力で精神を摩耗する彼に、突如として転機が訪れる。
この物語は、彼が人であることをやめることで始まる。
ぜひ、見届けてほしい。
人でなくなった化け物が選ぶ選択は、果たして間違いなのかどうか、、、。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 01:36:52
76175文字
会話率:20%
血の繋がっていない家族。
ユウリは、双子の小学生ユウタとミオと共に、平穏な日常を送っていた。
だが、ある日、買い物帰りに見かけた一人の女性が自殺を図ろうとしている現場に遭遇する。
「放っておけない!」と必死に女性を助けようとするユウリ。
その行動は、彼女自身の運命を大きく変えることになる。
ユウリは死神ジンと出会い、命を賭けた"魂の契約"を迫られる…。
絶望の中で見つけた新たな選択肢。それは、死神としての仕事を手伝うこと。
彼女は再び、大切な家族と一緒に過ごせるのか? それとも運命に翻弄されるのか?
「命を救う意味とは何か」
「大切な人を守るためにできることは?」
現実と非現実が交差する、死神との契約物語が今、始まる――。
YouTubeチャンネル『ゴーユーの部屋』にて
【死神契約編】として配信中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:31:08
16014文字
会話率:50%