――――かつて、刀一本で天下統一を果たした【陽ノ国】初代皇帝。
彼が息子に皇位を譲り、姿を消してから幾星霜の時が流れた。
代々、皇族を守護する御剣家の長男、御剣刀真(みつるぎとうま)。
皇族を守護する刀士たちにとって、命と繋がる己の武器…
…【命刀】を発現させることは何よりも重要だった。
――――しかし、彼は【命刀】を発現させることができなかった。
そのうえ、何故か魔力も上手く扱えず、まさに刀士として絶望的な状況。
これが原因で、家族や分家から見放されたものの、彼は少しでも認めてもらいたい一心で努力を重ねる。
だが、その思いも空しく、刀真は厄介払いとして島流しに。
そこは【陽ノ国】屈指の危険な島であり、昔から伝わる迷信により、体のいい生贄として刀真が選ばれたのだ。
魍魎が跋扈するその島で、まさに絶対絶命の危機。
それでも生を諦めず、最後まで抗う刀真の下に、一人の老人が姿を現した――――。
これは、かつて無能と呼ばれた少年が、自分の居場所を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 12:21:32
80522文字
会話率:35%
※主人公は転生者ですが、あまりそこについては触れません。
※本作は見切り発車の、恋愛要素多め(たぶん)な異世界ファンタジーです。
いつの間にか異世界に転生していた男リュークは、ラノベなんかではありふれているハーレム系主人公を目指し…たりは
せずに、好きになった女の人にアピールを続けるも結果は連戦連敗と惨敗に惨敗を重ねる。今まで好きになった相手他の男に想いを寄せて、いつもリュークは枕を濡らす。しかも他の男達も創作物と違って腐った根性なんてしていないから負け犬リュークは惨めな思いをしてばかり。だが、ある日気付いた。
「恋情なんて抱かなきゃいいんじゃねぇか」
15歳になり冒険者学園へ入学したリュークはの学園生活や如何にーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 01:19:37
9383文字
会話率:54%
我が家が全滅しました(´・ω・`)
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
異世界の王国で門番をしている神太郎は、公爵夫人の姉が暗殺者に襲われため、その調査として一人暮らしをしている弟を訪ねる。弟の又四
郎はS級暗殺者を称していたため、何か手掛かりを得ようとしたのだ。だが、問題が一つ。神太郎とその弟との関係は決して良好とは言えなかったのである……。
短編投稿のつもりがシリーズのようになってしまったので、後日これまでの三作品を三人称に改稿した新しい作品を連載形式で上げたいと考えています(こちらの短編シリーズは短編版として残します)。続きを書くことがありましたら、連載形式の方に投稿する予定です。
その際はご一読のほど、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 07:28:16
9748文字
会話率:60%
バレンタインの前々日。
「大地」は、幼馴染の「春」とバレンタインの話をする。
大地は春が好きで、好きな人がいるのか、と春にたずねる。
春は大地のことが好きだったが、恥ずかしくなり、好きな人なんていない、と答えてしまう。
そんな中、春が大地
を好きだと知っている、春と同じバレーボール部の美鈴が、「私も大地にチョコを渡す」と、春に宣戦布告をする。
春はとても身長が高く、ショートカットで男勝りなことを気にしていた。
美鈴は背が低くて髪が長くて女の子らしい容姿をしていることに、自信がなくなり、春は本命チョコを渡すのを諦めようとする。
大地は春に元気がないことに気づき、春を励ます。
春は大地の好きな気持ちを再確認し、やはり本命チョコを渡そうと決める。
春の気持ちは大地に届くのか?
スイートな青春ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 16:54:16
7878文字
会話率:37%
小さい頃は誰にでも。
眼を閉じればよみがえる情景。
今でも色褪せない、否、色褪せては上から色を想い重ねる。
其処にあるのはいつも蒼いトマト。
この作品は自ブログにも掲載しています。
最終更新:2022-02-04 19:48:48
721文字
会話率:12%
魔王と勇者、二人は幾度となく剣を交え、戦いを繰り返してきた。
今日もまた勇者が魔王の城を訪ねる。
しかし、勇者の様子はいつもと違っていて……?
藤乃 澄乃様の「バレンタイン恋彩企画」参加作品になります。
最終更新:2022-02-04 14:24:16
12174文字
会話率:47%
人間、恥で死ねる。
それは本当のことでした。
死んだのは身体じゃなくて心だけどね!
皆さんこんにちは!
私はリェーナ・サマリンといいます。
しがない田舎伯爵の長女です。
家は四歳上の兄様が継ぐから、私はどこかに嫁ぐことになりますが、山を
越えた隣領のバーベリ伯爵家のパヴェルが幼馴染みなので、そこへ行く気満々でした。
でも、王都の王立学園に進学したパヴェルには恋人がいて……。
すれ違いの恋愛ものが好きで、拗れているものばかり書いたり読んだりしていますが、ハッピーエンドも大好きなのです。
よろしかったらお読みくださいm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 14:13:37
13126文字
会話率:17%
隙間だらけの壁越しに会話を重ねる。
最終更新:2022-01-29 08:00:00
1718文字
会話率:51%
彼は言葉を紡ぐ者である。彼等は政治的状況を風刺し、嘲り、笑っては侮辱を重ねる。
さて、彼は何を学ぶのだろうか。
最終更新:2022-01-28 17:26:07
16408文字
会話率:57%
彼女を語る僕。僕を蔑む私。
過去に執着し続ける私は忘れたくないが故に書き連ねる。これが淑やかで孤独な報復になることを願って。
最終更新:2022-01-12 07:58:00
6261文字
会話率:13%
世界の脅威である魔王は引きこもりだった。
幾度となく改築を行い、勇者たちが攻略を諦めるほどのセキュリティとなった魔王城。
万全の魔王城に満足し、魔王は悠々自適の生活を送っていた。
だがその裏で、収入源である侵入者がいなくなり、魔王城の財政は
破綻。
そんな中、魔王城をさらにリフォームしようと思い立ち、魔王は部下を呼びつける。
側近であり、魔王城、魔王軍すべての管理を押し付けられた骨だけの魔族ワイトは、存在しない胃と頭を痛めながら、リフォーム費用を捻出すべく頭をひねる。
◆以下ご挨拶的なアレ◆
よろしければ、軽いキモチで読んでいってください!
あと軽い気持ちでブクマや評価入れてくださると、跳ねまわって喜びます!
評価は各話の下、★★★★★マークからできますので、よろしくお願いしま~す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 20:55:37
136790文字
会話率:57%
世界中の陸地が海没し、艦上国家に移り住んだ人類は200年に渡って漂流生活を続けていた。ある日、小学生男子であるシンくんは同級生の女子「謎女」に連れられて「おじさん」の下を訪ねる。おじさんは要注意人物として学校でも周知されていた人物であったが
、その理由は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 02:42:40
6638文字
会話率:52%
殺人の小説を書くなら、絶対に人は殺したほうがいい。
三年新作の出ていない推理作家の須藤鏡花は大学時代の同期で現在探偵をしているという桐生北斗の元を訪ねる。推理小説の取材として探偵の仕事を手伝わせてもらうためだ。強引な鏡花の頼みをしぶしぶ了
解した桐生が現在携わっているのは、三年前に失踪し、最近遺体が発見された推理作家早坂雄一郎の事件。そしてその事件は殺人を経験するために三年前鏡花が起こしたものだった。鏡花は北斗の推理を誘導して事件を解決させまいとするが、一方北斗は初めから鏡花が犯人ではないかと疑っていて……?
倫理のない推理作家兼犯人と勘だけで推理をする探偵の女二人のお話です。
※「カクヨム」にて完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 17:00:00
114384文字
会話率:52%
大勢の勇者を前に、ルゥ・ベンサムは尋ねる。
「誰が魔王を殺したんですか?」
魔王を殺した勇者が誰なのか、わからない。
自分はやっていないと言い張る勇者たちを前にルゥは一人、途方に暮れていた。
そこに完全無欠の美少女であるが性格に難ありの
王女・クレモンティーヌが現れる。
クレモンティーヌ王女は「自分が魔王を殺した勇者を見抜いてみせる」と意気込むが——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 20:00:00
22804文字
会話率:39%
独裁者アーノルド・ウェイクマンは世界を支配した。
彼は戦争をこよなく愛していた。
完璧な征服で敵を失った彼は、絶望のあまり拳銃自殺を図る。
ところが実行の直前に異世界へと召喚される。
アーノルドが呼び出されたのは、強大な魔王軍に脅かされた
世界だった。
そこには彼の愛してやまない戦争があった。
勇者として希望を託されたアーノルドはそれを一蹴し、欲望のままに王国を乗っ取る。
そして、新たな戦争に向けて準備を進めていく。
異界に降り立った独裁者は猛威を振るい始めた。
召喚魔術でかつての軍隊を招集し、ファンタジーの戦いに硝煙と鉛玉を持ち込む。
凶悪なモンスターを現代兵器で薙ぎ払い、或いは洗脳して配下に加える。
周辺諸国に戦争を仕掛けて、さらには魔王軍にも銃口を向ける。
独裁者は止まらない。
戦争のための戦争で世界を狂わせる。
数々の英雄を打ち倒して悲劇的な功績を連ねる。
やがて第二の魔王と呼ばれるに至る男は、ただひたすらに戦禍を渇望するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 18:08:37
105399文字
会話率:14%
僕は、小学校の帰りに白に包まれた世界に迷い込む。寂しくなって泣いていると、案内人と名乗る大人がやってきて、元の場所へ帰れるように案内してもらう。この世界には、あちこちに交差点があり、どんな時代のどんな場所にも行けると案内人は言った。元の場所
へ帰る前に、僕は、案内人にひとつのことを尋ねる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 12:45:22
945文字
会話率:44%
魔術学園に推薦してもらえず、夢破れた少年レフィは在野で魔術の腕を磨くために賢者リューク・アルハーレンの住まいを訪ねる。しかし、そこにいたのは、リューク・ファルハーレンという、賢者によく似た名前の青年だった。このリュークは雑でずぼらな性格だが
一応は魔術師であるらしく、レフィは成り行きでこの偽者の弟子になることになった。こちらのリュークも、もしかするとすごい人なのか、ただの変人か。今のところ尊敬はちょっと、していない。そんな師弟は信頼関係を築くことができるのか――。
※カクヨム様にて同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 17:00:00
113160文字
会話率:35%
自分達からは見えない深海からは自分達が見えない。深海とこの地上の違いは何だろうか。今住むこの世界を深海と重ねる。
最終更新:2021-12-17 16:52:40
1579文字
会話率:0%
※連載ではありません。連続投稿後、完結します。
15代目風の王・リティルの守護女神・フロインは、記憶を失い、力の精霊に転成し命を繋いで戻ってきたノインと婚姻を結び直し、だだ漏れ状態だった性的魅了の力を制御できるはずだった。
だが、その力は日
増しに増し、力の精霊・ノインは、フロインの魅了を抑えることに成功していた転成前の自分、風の騎士・ノインに会うため、常夜のルキルースに住まう記憶の精霊・レジナリネイを訪ねる。
増していく魅了の力。それは、風の王・リティルを守りたい、至宝・原初の風からの警告だった。
死の力を鎮める10年に1度風の王が挑む儀式・死の安眠と儀式に挑む資格を失ったノインの悪あがき。
重なる皆既日食と、リティルを案じる2代目太陽王・ルディルの憂い。
自身の作った魔法で崩御した、賢魔王の異名を持つ5代目風の王・インラジュールの暗躍。
初代力の精霊に討たれた、13代目風の王・インティーガの計画。
太陽の影に封じられた死の蓋が開いたとき、溢れ出した悪意の中から聞こえた歌声。
死別した元恋人・リャンシャンと束の間の再会を果たす、煌帝・インジュの想い。
煌帝・インジュに想いを寄せる、異形の智の精霊・リャリスの想いと決意。
力の精霊・ノインは、兄として風の王・リティルを守ることができるのか?
煌帝・インジュと智の精霊・リャリスの恋は成就できるのか?
ワイルドウインド・シリーズ12作目。死の安眠編です。
恋愛要素ありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 11:34:57
181170文字
会話率:52%
日々何を考え、どう思ったか。日記がてらここに書き連ねる。
そんな学者気取りのエッセイ第一号です。
最終更新:2021-12-12 04:06:09
522文字
会話率:17%