幼き頃からの厨二病患者であるヘルク・カイザー。彼は『神の恩寵』またはギフト、と呼ばれる特殊な能力を持っていた。それらは、その人が成し遂げたこと、または強く動いた感情によって、何者からか突発的に与えられる不思議な能力だ。魔法とは異なる、異質
な能力。
そんな彼が持つ能力は、それを発動すれば『目の前にいる人物が一体何をすべきなのか分かる』という能力だった。それらは会うべき人だったり、行くべきところだったり。とにかく、その通りにすればなんだかいいことが起こる、らしいのだ。
それを用いて彼は、何やら『人助け』をしているようだ。人助けのわりには、物騒なことを呟いているようにも聞こえるが……
そして、そこに現れる幼馴染みのセイラ・ヴェイン。彼女は治安を守るためにヘルクを捕まえると言うが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 14:18:15
6189文字
会話率:42%
私のお父様は酔った勢いでアストラ王国に対してクーデターを起こしてしまったのです。
アストラ国王に対して不満の溜まっていた市民の奮起もあってクーデターが成功してしまったのですが、何も準備が無いままお父様はウェルティ帝国初代皇帝になってしまいま
した。私も同時にお姫様になってしまったというわけなんですが、その三日後に世界を震撼させている“色欲大魔王アスモデウス”の軍勢に攻められてしまったのです。
他の世界からやってきてメイドとして私に仕えてくれている“経験豊富なユイさん”が私の事を色々と助けてくれたので無事に暮らすことが出来ているのでした。
建国三日にして属国になり果てたウェルティ帝国の今後がどうなるのかわかりませんが、何でも出来て何でも知っている“経験豊富なユイさん”がいてくれたら何の問題も無いと思います。
唯一の問題と言えばユイさんは私に対して異常ともいえるような愛情を注いでくれるという事でしょうか。
それはとてもいいことだと思うのですが、時々ちょっとだけ重いなと思う事があったりするのです。
私もいつかユイさんのように顔が整っていてスタイルも良く誰にも負けないような女性になれるようになったらいいなと願っているのでした。
この作品は「カクヨム」「ノベルアッププラス」「アルファポリス」「ノベルピア」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 13:16:08
27200文字
会話率:71%
前後の記憶は全くないのだが、僕が今置かれている状況をきちんと認識した時には全くの見覚えの場所に立っていた。
秘密の釣り場で一人で釣りをしていたはずなのに、気が付いた時には見知らぬ場所で一人立ち尽くしていた。
そこは今まで見たことも来たことも
無いような場所であり、視界に入ってくる人の服装や売られている商品は明らかに日本ではない。
だが、道行く通行人の会話や客引きの言っている言葉はハッキリと理解することが出来ていた。
もしかして、僕は全く違う世界に来てしまったのだろうか。
心なしか、自分の手足も小さくなって髪も伸びているような気がしていた。
とにかく、僕は今自分が置かれている状況を確認するためにも、何か行動を起こさなければいけないはずだ。
そうは言っても、なるべく余計な事には巻き込まれないようにしよう。
僕が知っている限りでは、このような状況に置かれた場合は命を危険にさらす可能性が非常に高いのだ。
でも、元の世界にいたって別にいいことなんて無かったと思うし、せっかくだからこの世界で新しい人生をやり直すのも悪くないかもしれないな。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 14:38:26
9905文字
会話率:55%
イライザ・チルバイトハインは稀に見る怠け者と名高い。
辺境伯の娘のくせに実技のある魔法訓練はほぼ欠席。座学も大して振るわない。中央に領地を持つ家と婚約しているのをいいことに領地の仕事を異母妹に押し付け知らぬ振り。
とうとう婚約者に成績を
糾弾され婚約破棄されてしまうが、田舎に帰ったイライザの様子を見に来た元婚約者は困惑することになる。
「あらワイリー様。ウルリナならもう結婚しましたよ」
「何だって??」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 04:38:44
4016文字
会話率:59%
ここ数年は特に聞くようになった、高齢者による車両事故。
それによって失われた命を思えば許されることではなく、決して擁護していいことではない。
しかし、それでも高齢者が車を乗るのにはちゃんと理由があるのです。
実際に介護をしているパンダからの
お願いの文です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 00:00:00
1261文字
会話率:0%
田中彼方は痴漢被害にあっていた女の子を助けて殺された。
ただ、それも含めていいことを沢山していたらしいので、また人間界へ転生することができた!...が
どうやら次の人生はハムスターらしい...
そんな彼を、痴漢被害にあっていた女の子が買いに
来て...
何度も輪廻転生するハムスターと、それに関わる人々との暖かなホームコメディー小説
※時間逆行はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 07:03:52
4448文字
会話率:21%
主人公は戸籍を作るための検査で自分は今の両親から生まれたわけではないと悟る。
父親は彼が宝石に包まれていたことを明かし、その破片に触れた彼は前世の記憶を取り戻す。
それは今まで生きてきた世界とは異なる世界での人生の記憶だった。
戸籍が作れな
いと知った彼はそれをいいことに前世の記憶も踏まえて興味のある方向へと生き方をき方を変えていく。
即ちもっと広く世界を知るための冒険の人生へと。
毒と浄化という二つの属性の魔術が使える主人公フェリックスの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 23:26:19
423310文字
会話率:49%
上から、学年一の美少女が落下してきた。それも、逆井雪哉の隣人である少女、柊木雫が。
それまて特に接点もなく、どちらかといえば暗い雰囲気の雪哉と雫。たとえ受け止めた関係と、受け止められた関係だとしてもそれは変わらない。そのはずだった。
しかし、それは大きな勘違いであったと知ることになる。お節介気質のある雪哉と、何気に抜けた所のある雫。お裾分けを渡したり、勉強を教えてもらったり。様々な交流を通して、徐々に2人の距離は縮まっていく。さらに雫の生活も改善されたりと、いいこと尽くしの毎日。
これは、あくまで隣人にすぎない2人が歩み寄っていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 20:42:46
59403文字
会話率:46%
目の見えない主人とそこに仕えるメイド。メイドは目の見えないことをいいことに隠し事をしている。料理、洗濯、掃除、なんでもやってくれるメイドと主人を取り囲む家族たち。壁があっても幸せそうな生活をしている本当の姿とは。
最終更新:2023-01-04 20:55:20
3218文字
会話率:46%
アパートの屋根裏が繋がっていることをいいことに、毎夜他の部屋に窃盗に入る男。
最終更新:2022-12-31 16:00:00
588文字
会話率:6%
ギャグ? 普通の日常には無い
超能力? 夢があるのはいいことだ
異世界? 異世界にはラーメン無いかもだろう
つまり、ギャグもバトルもファンタジーも関係ないただの面白みのない日常だ。
最終更新:2022-12-31 15:32:15
6085文字
会話率:75%
サンタクロースの来ない家で育った僕は、大人になって親になり、息子にプレゼントを用意する立場になった。けれど、幼少期の寂しいクリスマスの記憶から、サンタクロースを演じることに胸のつかえを感じていた────
最終更新:2022-12-24 15:00:00
1269文字
会話率:25%
女子高生・白石由希の日常は一瞬で地獄に変わった。
「あなたはこの世界を救う勇者に選ばれました」
そんな声が脳内に響いた直後、仮想世界に転移させられていたのだ。
「なにこれ...理解できないんだけど」
そこに住まう魔物に白石由希は為す
術なく嬲り殺される。そして殺されると現実世界に戻される。それを何度も何度も繰り返すのだ。心身共に限界へ達しそうになる由希にある1人の男子高生が声をかける。
「多分そのゲームは由希1人だとクリアできないようになってるんだと思う。大丈夫。僕が協力してあげるよ」
男子高生・平川穂の協力のもと、魔物を倒すことに成功する。喜ぶ由希だが、ゲームは終わらず次のステージへ進む。平川穂は由希に対して、これからも協力する代わりにある条件を提示した。
「ねぇ、僕と付き合ってよ」
いつもの日常に戻るためには仕方ないと思ってた。だけど...
「私...由希のことが心配だよ。ここのところ元気がないし、ずっと何か考え込んでる。もし悩み事があったら相談に乗るから」
壊れていく日常と膨らんでいく自分への失望感。でも、それすらもこれから続く地獄への第1歩にしか過ぎなかった。
「アハハハ!あたしは人の苦しむ顔を見るのが好きなの。お姉さんは一体どんな顔をするのか、今から楽しみで仕方ないよ!」
「妄想と現実を履き違えるな。君は僕がいないと何もできない。まさかそれを忘れたんじゃないよな?」
膝をつき絶望に項垂れてもその心に抱いた決意を失うことはない。だけど無限に続くこの生き地獄に、いつまでその虚勢を張れるのだろうか。
「役者も舞台も問題なしと...でも脚本と演出がイマイチなんだよなぁ。そうだ、いいこと思いついた」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:17:53
3731文字
会話率:50%
天気がいいこんな日は外にでて少し冷たい空気を吸いたいもんだよ。クリスマスツリーも飾れやしない。
最終更新:2022-12-18 10:31:54
662文字
会話率:0%
今日は40℃超えの場所があるみたいですね。
溶けないようにしないとな。
最終更新:2022-08-02 08:22:43
491文字
会話率:4%
久しぶりに吹き出物が。
ストレスかなぁ。
ストレスはいいことがおきてもかかるんだって。
じゃあ、変化の印なんだね。
最終更新:2022-04-09 20:47:29
588文字
会話率:0%
「ぼっ僕は、そっそなたとのこここ婚約を、はっはっ破棄しゅるっ!」
「そんなビビリ上がってどもりまくった野郎が何言ったって通りゃしねぇッつんだよ!」
「ひぃっ!?ごごごごめんなさいぃ!」
今日も今日とて皇太子アウレーリオが婚約者のコスタン
ツァに婚約破棄を仕掛け、そして敢えなく撃退されている。
皇太子はこの、口もガラも悪い婚約者が怖くて仕方ない。政略のためだと分かってはいても、怖いものは怖いのだ。
だが怖くて逆らえないせいで、睨まれ凄まれてしまうとすぐにヘタレて謝ってしまうのだ。
「これで、皇太子殿下の113連敗ですね」
「勝てないのになぜか人気になったどこぞの馬みたいですな」
それを見守る皇太子の護衛騎士と婚約者の専属侍女も呆れ気味。離れているのをいいことに、ボソボソと小声で“勝てない競走馬”に例えたりなんかしていた。
だがそんなある日、皇太子がついに婚約破棄を完遂するための“最終奥義”を伴って現れた!
皇太子の秘策とは?
その時婚約者の取った行動とは?
それによってもたらされた、意外すぎる結末とは?
実況の護衛騎士トゥーリオさんと解説の専属侍女エコーさんは、その全てを見ていた⸺!
◆久々にきちんと設定のある短編連載をお送りします。とはいえ2月に書き始めて一旦ボツにしていたもので、完成まで約9ヶ月かかった難産作品(爆)。一応形にはしましたが、ちょっと詰め込み過ぎな気もします(笑)。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆全5話、約18000字。毎日1話ずつ更新します。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 19:00:00
16588文字
会話率:62%
夏祭りで買ってもらった赤い風船。
なぜかその手をするりと抜けて、やがて、青い空に消えてしまった。
涙にくれる幼子。
「泣かないの。あとでいいことあるから」
そういって、お母さんがなぐさめる。
そして、後日ーー。
最終更新:2022-12-05 13:56:20
619文字
会話率:13%
今まで何一ついいことがなく自殺をしすぎた青年が、ゴッドギャラクシー記録に認定された報酬として異世界に転生?
そこでいろんなことをやっていく物語
最終更新:2022-11-21 00:00:00
1192文字
会話率:40%
十年前、君は死んだ。謂われのない罪を着せられて。
それから私は長いこと君と再会する方法を探してきたのだけど、悲しいことに私は人間だ。
このままでは君と再会する前に寿命が来て死んでしまう。
君を蘇らせるのに必要な時間を得る為、悪魔と契約するこ
とにした。
代償は、私以外の人間と悪魔の契約を仲介すること。
魔法以外に取り柄のない私にそんなことが出来るか不安だったけれど、いいことを思いついたんだ。
人間を絶望に追いやってから素知らぬ顔で救済の手を伸ばせば、きっと誰でも縋るよね。
……私のように。
君と再会する為に必要なことだから、頑張って人間達を絶望させようと思う。
もう一度君に会うためなら、王も聖女も勇者も、天使さえ利用してみせるよ。
悪魔は人を騙してはいけないそうだけど、私は人間。
君に冤罪を掛けた養母が罪に問われなかったように、人はどれだけ嘘をついても許されるからね。
ああ、そこの君。
悪魔と契約して、命を延ばしてみないかい?
大丈夫。私の言葉を聞き入れても、何も怖いことや痛いことは起きないから。
―――君が死にかけているのは、私のせいなのだけどね。
※以前投稿していた小説の改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 20:15:16
866209文字
会話率:23%
流行病で死んだ主人公、椎名孝紘(しいなたかひろ)はもう1回やり直せるとの事。生前しっかり学んだ孝紘は顔がいいのをいいことに暴れ倒す。文字通り。しっかり。NTRはしないが。
最終更新:2022-11-17 12:28:57
14705文字
会話率:47%
伯爵令嬢パメラ・エリメールは、自分の家よりも爵位の低い男爵家の長男イスクと恋仲になり、親が持ちかけた縁談を悉く断ったことが原因で、親から劣悪な扱いを受けるようになった。
そのはずなのに、なぜか親は突然イスクとの仲を認め、縁談の席を設けた。
何もかもが信じられない状況だったが、本当に信じられない出来事が起きたのはこの後だった。
縁談の前に開かれた食事会。そこでパメラは親に毒を盛られ、意識を失った。
そして気がついた時にはもう、パメラは床に倒れている〝パメラ〟を空中から見下ろしていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 09:00:00
6984文字
会話率:41%
遊びたい盛りの中学二年生――鎌田大悟は信号無視してきた車に跳ねられて右脚を骨折し、入院するハメになってしまう。
そんな大悟の見舞いに来た幼馴染――今村晶は、思いのほかケロッとしている大悟を見て「思ったよりも元気そうじゃねーか」と安堵するも、
右脚を骨折した大悟からしたらその反応はあまり良い気分ではない。
ただ単純に文句を言うのも面白くないと思った大悟は、頭に包帯が巻かれているのをいいことに記憶喪失のフリをしてみるも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 09:00:00
3886文字
会話率:33%
子爵家長男グレッド・リトナーは、伯爵家令嬢レナ・ウォルトとの婚約を一方的に破棄した。
その理由は、伯爵家のレナよりも爵位が上の、モルワナ公爵家の令嬢エリィに言い寄られ、彼女と婚約を結ぶことに決めたからだった。
しかしグレッドは、その選択を
一生後悔することとなる。
エリィは、一言で言えば悪女だった。
爵位が上なのをいいことに、グレッドを使用人のように扱った挙句、一方的に婚約を破棄した。
グレッドがレナとの婚約を破棄した時と同じように。
そんなグレッドに追い打ちをかけるように、グレッドの父が社交界で下手を打ったことが原因で、家の爵位が子爵から男爵に落ちてしまった。
失意のどん底に沈む、グレッド。
そんな彼に手を差し伸べたのは、彼が一方的に婚約を破棄したレナだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 08:00:00
7421文字
会話率:36%
短歌形式の回文です。
似ろ良い子 舞観ず神楽 奏でる手 永らく霞み 今濃い色に
にろいいこ まいみずかぐら かなでる(て ながらくかすみ いまこいいろに)
最終更新:2022-11-14 07:02:24
3605文字
会話率:9%
短歌形式の回文です。
似ろ良い子 舞観ず神楽 奏でる手 永らく霞み 今濃い色に
にろいいこ まいみずかぐら かなでる(て ながらくかすみ いまこいいろに)
回文短歌風(五十首詠)
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n5600dk/
回文短歌風(選外)五十首詠
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回文短歌風(その後)五十首詠
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回文短歌風(目指せ二百首)五十首詠
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回文短歌風(目指せ二百首)五十首詠
https://ncode.syosetu.com/n4403gn/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 17:48:59
3510文字
会話率:10%
短歌形式の回文です。
愚図る猫 いい子猫の子 子猫の子 猫子の小猫 いい子寝るすぐ
ぐずるねこ いいこねこのこ こねこの(こ ねここのこねこ いいこねるすぐ)
回文短歌風(五十首詠)
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回文短歌風(選外)五十首詠
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回文短歌風(その後)五十首詠
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回文短歌風(目指せ二百首)五十首詠
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 11:44:48
3056文字
会話率:0%