「ねえ、爺ちゃん魔法見せてよ」
「そうだな、家の中なら見せてやれる。その代わりちゃんと約束は覚えてるか?」
「うん、爺ちゃんの魔法は俺との秘密でしょ」
「そうだ、じゃあ魔法を……」
久々に昔の夢だったな。
今朝の夢で、まだ覚えているところ
を思い出しながら学校へ向かう。
死んだ俺の爺ちゃんは魔法使いだった……と、こんな非現実的なことを人に言えば嘘だと馬鹿にされるだろう。
それでも未だに爺ちゃんのことを幼いころの幻覚だったとは思っていない。
そして俺はいまだに心のどこかで魔法使いに会えることを待ちわびている。
物語の始まりは——魔女との出会い——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:59:02
30170文字
会話率:49%
「あんた、またそんなの読んでんの?」こうやって女子のグループに馬鹿にされる日々。私もあのグループに入れていたら変わったのかな……
そんなある日、父親の転勤で転校することに。新たな学校ではグループに入れるようにと努力するものの、入ったグループ
は楽しくなく…
人間関係の難しさの中にある面白さ。それを感じていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 15:19:59
6229文字
会話率:5%
ルーシーは森育ちで田舎出身ということもあって、街の学校生活では猿だの小馬鹿にされるも、彼女には隠れた才能があり、次第に人気者になる。
そんな彼女には夢があった。それは世界をいつか旅することだ。
平面世界の海の彼方には別世界と繋がってい
て、ルーシーは色んな世界を見て回る旅を夢見ていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-06 23:29:55
235475文字
会話率:50%
魔法師養成学校に通う少年ノアは、ロクに魔法も使えない落ちこぼれだった。魔法師ランクは最低のEランクだ。
同じくEランクだったアローラに告白されて恋仲になったが、覚醒して学生としては最高のAランクまで駆け上がった彼女はだんだんとノアのことを見
下すようになり、身分、容姿、魔法の才能全てを持ち合わせたAランク魔法師のジェームズと浮気をしてノアを捨てた。
ノアにも数少ない友人はいたが、日常的にクラスメートから馬鹿にされる彼と、卓越した魔法の才能と将来有望な恋人を持つアローラ。どちらが恵まれているのかは明らかだった。
しかし、とある事件をきっかけに二人の立場は逆転して——。
ザマァ要素はありますが、胸糞展開ではないです。サクッと読んでスカッとしていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 22:18:01
428675文字
会話率:44%
15歳の成人を迎えた者は生涯に一度、自分の相棒となる神獣を授かり、カードに収納して出し入れすることができる。
神獣には一ツ星〜五ツ星までのレアリティが存在し、高ければ高いほど神獣のステータスが大きくなり、国からも重宝される。その結果次第
で就ける職業の幅が大きく変わってくるほど重要視されている大切なものだった。
成人を迎えた少年アルバス=トリガーは五ツ星の高レアリティの神獣と契約することを夢見ていたが、実際は前代未聞の0ツ星。様々な人達から馬鹿にされる結果となってしまった。
一方、幼馴染のリオナは五ツ星の神獣を召喚したことで騎士団への内定が確実となり、自分との格差が明確になったことから一層凹んでしまう。
しかし、リオナの励ましにより冒険者としての道を歩むことを決意したアルバスは、父親から教わった剣術を元に国を旅立とうとするが、魔獣と呼ばれる生き物が国を襲う。
多くの人が殺される中、父親から魔獣掃除人《ビーストスイーパー》と呼ばれる職に就いていたことを話され、父親は引退した身でありながらも果敢に魔獣に挑むも殺されてしまう。
父を殺された怒りから無謀にも挑んだアルバスだったが、神獣の隠されたスキルが発動し、魔獣を一撃で葬り去った。
その功績を讃えられ、父親と同じ魔獣掃除人としての職を与えられ、世界を巡る旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 01:48:58
82298文字
会話率:41%
魔術が権力の象徴とされるロキア王国で、第一王女ユスティーナは微弱な魔力しか持たず嘲笑の的になっていた。
異母妹のマリカに馬鹿にされる日々を送っていたが、ユスティーナの家庭教師を担うのは国一番の魔術師シルヴェステル。
そのことに嫉妬した
マリカはあの手この手でシルヴェステルを奪い取ろうと画策してきて。
そんなある日、王立図書館で偶然禁書を手にしたユスティーナ。
その中に魔力封印の禁呪の記載を見つけたユスティーナは、それが毎晩夢に出てくる不思議な模様と同じものだと気づく。
自身の魔力が何者かの手によって封印されたと知ったユスティーナは、封印を解くため犯人捜しを始めるのだが……。
絶対に魔力を取り戻したい王女と、絶対に王女を手に入れたい魔術師の、いちゃいちゃ攻防ファンタジーラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 00:58:05
60999文字
会話率:40%
『異能力』×『ロボット』それは、君の力で動かす君だけのロボット!
100年前、AIがある思想「MI」に感染し人類に反旗を翻した。それは瞬く間高度な機械に感染し、増殖する兵を産み、人類は一度地球上の8割を奪われた。
そんな中、機能停止した社会
を補う様に不思議な力『エトス』を発現させたものたちが現れた。人類はすぐさま、”動力を持たずMIに奪われることのないエトスで駆動する強化外骨格『オートクチュール』”を発明し、能力者たちはMIから生活圏を取り戻すために戦いに身を投じた。
時はたち現在、エトス発現者たちはドレスコード養成機関『学園』に入れられ訓練ののちに前線にゆく様になった。
相沢編夢は、16歳でエトスを発現して学園に来るが、能力がうまく使えず落ちこぼれていた。能力者なら誰でも操縦できる量産機マスプロすら満足に動かせず、皆に馬鹿にされる毎日を過ごす。そんな彼にも一つ希望があった、本当のオートクチュール、専用機さえあれば。
専用機が約束されるエリートのメンバーが戦地に赴く前夜祭。飛び立った彼らの乗ったシャトルが突然爆破し、それと同時に学園がMIに侵攻される。
混乱の中、彼らの救難信号を聞いた相沢。しかし救助に行けるものはいなかった。
運命に導かれるように、彼は格納庫で誰のものでもない謎の機体を発見する......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 16:43:06
9912文字
会話率:37%
真夏に秘密基地を作って遊んでいた小4の創介は熱中症で倒れて死んでしまう。気付くと異世界の男爵家に転生していた!転生初日、うちの領地は半分が無くなった・・・。
スキル判定で獲得した【魔石復活】に創介は絶望する。スキルが無くても魔石の再利用
は出来ると知っていたから。二つ上の兄にも馬鹿にされる始末。
…え?ハズレかよ!せっかく生き返ったのに何でだよ!!
試しに魔石にスキルを発動すると目の前には魔物が!!…全然思ったのと違うじゃんか。 噛まないよな? え? 話せるの?
これ、リアルワルモン(ワールドモンスターズ)出来るな?
配下を増やし、強くなり、また増やす。魔物の国でも造ってやろうかな?
魔物の楽園を造り領地の発展を目指す。そんな主人公の魔石リサイクルライフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 20:00:00
90199文字
会話率:17%
デブな怠惰なオタク、桜庭ヤマトはある日、クラスメイト達と共に異世界へ転移する。そして王女と名乗る存在から|才能(タレント)と呼ばれる、特別な力をクラスメイト達は授かった。
しかしヤマトだけは何の力にも目覚めなかった。役に立たない無能――早々
に判断された彼は王女だけでなく、元々スクールカースト下層だったため更にクラスメイトから馬鹿にされる日々。
情けなく不貞腐れるヤマトだが、そんな彼に話しかける存在が一人。それは彼の持つ愛用スマホ(Xperia XZプレミアム)だった。
これは、だらしない自分を変えようとする男と奇妙なスマホが繰り広げる、小さくて大きな冒険記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 08:00:00
26596文字
会話率:50%
鉄オタのアニメかと思ったら、
7Gを使って脳波で、すぐ動くやら、やたら
早口でよくわからない説明の後、世界が崩壊して
21歳超えたら人間が動物になるとか、とんでも
アニメが始まりました。
5Gが危険だとかナノチップでブルートゥースに繋
がるとか、
自分も創作でグラフェンマン、グラフェンマン2で書いてます。
よろしく。
陰謀論界隈のネタが散りばめられる予感のアニメ。
人が動物に変わるというネタは、
現在の新型コロナウイルスワクチンが遺伝子改変ワクチンからなのか、
オーバーに書いているのか、これからそうなるのか。
新型コロナウイルスと呼ばれる嘘のウイルスでのパンデミックという
プランデミックという計画された人口削減と人間のロボット化という
トランスヒューマニズムというWEFの計画もこれから出るかもしれないと
思いつつ、表向きの公式な情報からすると、
スパイクタンパクと呼ばれるよくわからない
他の生き物の遺伝子かもしれないものを大量に体内で産生させるために
注射する。最近では、レプリコンワクチンと言うものが通常の新型コロナ
ワクチンの20倍作られると遺伝子改変を隠しもしないワクチンとも
呼べないしろものが、日本だけで承認され実用されるという、
日本人は世界のモルモットと馬鹿にされるというメタファーなのかという
自虐ギャグを思わせるネタがテンコ盛りのアニメになりそうです。
終末トレインどこへいく?というタイトルは、
本当に視聴者をどこへ連れて行ってくれるのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 10:07:41
6939文字
会話率:4%
古の大戦で連合軍を勝利に導いた四人の英雄《導勝の四英傑》の末裔の息子に転生した天童明道改めマルス・エルバイス
しかし彼の転生先はなんと”四天王の中でも最弱!!”と名高いエルバイス家であった。
異世界に来てまで馬鹿にされ続ける人生はまっ
ぴらだ、とマルスは転生特典《絶剣・グランデル》を駆使して最強を目指そうと意気込むが、そんな彼を他所にどうやら様々な思惑が入り乱れ世界は終末へと向かっているようで・・・。
絶剣の刃が煌めく時、天は哭き、地は震える。悠久の時を経て遂に解かれる悪神らの封印、世界が向かうのは新たな時代かそれとも終焉か────
ぜひ読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 11:43:20
216958文字
会話率:37%
第1話 宵待草
不動産屋を始めたばかりの男が街はずれの宵待草という喫茶店兼スナックで遭遇する心温まる話。
第2話 もう1人の俺
俺はお茶の葉のセールスをしている。いつも朝8時に朝食を摂る。この日食卓に着くと妻が、30分前に食事を終わって
出勤したという。9時に会社に入ると30分前に出勤して営業に出たという。もう1人の俺がいる。
第3話 ブテ
隣のおばさんが顔の醜い生まれたばかりの猫をくれた。ブタと名付けたら母ちゃんからいくら何でもかわいそうという。僕は妥協してブテと命名した。この猫、賢い猫に成長していった。
第4話 哀れな男
仕事にまじめな男が建売を買った。それまでは2間だけの借家住まい。家族は妻と2人の子供。借家住まいの時は家族が肩を寄せ合ってん生きてきた。建売を買ってから家族の絆がバラバラになった。
第5話 ゴンタ
選挙事務所開きの日、ゴンタはよそ行きの服で出かける。この日ばかりはゴンちゃんと呼んでくれる。酒や寿司がふるまわれる。いつもはゴンと呼び捨てにされて馬鹿にされるがこの日は1人の男として扱われる。
第6話 とも子
引退した男がある喫茶店で若いウエイトレスに恋をする。彼女とも子という。美人でありながら、いつもニコニコとしている。半年間毎日喫茶店通いする。老いらくの恋の物語。
第7話 夫婦
25歳の時熱烈な恋愛で結婚した夫婦。10年後結婚生活が破綻する。夫は作家志望だが本は一向に売れない。小説を書くしか能がない夫に結婚当時は必死で支えてきた妻の疲れ切った表情で離婚を迫る。
第8話 景品荒し
建売の展示会の日1組の親子の客が来た。建売を買いたいという話。営業マンは必死な思いで接客に勤める。多めの景品を配る。アンケートに名前や住所などを書いてもらう。名前は嘘であった。
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最終更新:2024-06-03 09:12:30
20373文字
会話率:15%
「アイリス・エンダーハイム! 貴様との婚約は第一王子の権限で今夜破棄する!」
公爵家のパーティーに参加していたら、突然私の婚約者……ラグランジュ王国第一王子ゲオルグ・ラグランジュが意味不明なことを叫びだした。
ゲオルグの傍には見たこと
もない令嬢がしな垂れかかっているし、どうやら私の婚約者は隠れて浮気をしていたらしい。
「ゲオルグ様、一体どういうつもりか教えてくださいな。公爵家のパーティーで突然そのような戯言を言うなど……」
「うるさい! 貴様のようなブスは王妃に相応しくないのだ!」
「……ブ……?」
「俺様のような美形の隣には同じくらい輝きのある女性が相応しい。王妃がブスなど諸外国に馬鹿にされるではないか!」
は? 私がブスだから婚約を破棄するって? 正気?
これは魔導具が好きな一人の少女が、婚約者からブスだという理由で婚約破棄されてからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 07:00:00
61507文字
会話率:57%
俺には幼馴染がいる。
ある時期から突然、幼馴染から恋愛経験がないことを馬鹿にされるようになれ、日常的に言葉の暴力を受けてきた。
昔は大好きな女の子だったが、今では出来るだけ距離を置きたい相手になっている。
しかし、彼女の方から俺に近づき、
嫌な言葉を散々浴びせてくる。そんな日々に辟易としていた頃、幼馴染の妹──紬ちゃんからとある提案を受ける。俺と紬ちゃんが付き合っていることにすれば、幼馴染から馬鹿にされずに済むのではないかというものだった。
実際にその案を取り入れてみると、幼馴染から馬鹿にされることはなくなったのだが……以前にもまして俺に付き纏うようになり、姉妹間の仲も不穏なものに変わっていって──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 16:32:00
54690文字
会話率:52%
俺──神田騎士は、ハンディキャップを背負っている。
そう、この名前のことだ。『騎士』と書いて『ナイト』と呼ぶキラキラネーム。
おかげさまで俺は関係地の薄い相手から馬鹿にされることが多く、困らされていた。
ある日、俺は体育館裏に呼び出され
告白を受ける。
この学校では有名な美人双子姉妹の姉からの告白だった。
有頂天になった俺は告白を二つ返事で了承する。しかし、その告白は罰ゲームとして行われたものであり、俺はネタバラシを受け笑いものにされる。
大きなショックを受けた俺のもとに、今度は双子の妹の方が告白をしてきた。
同じ手に二度も引っ掛かるほど俺は馬鹿じゃない。
なにより俺は、人の気持ちを弄んできたことに強い憤りを覚えていた。
しかし、いくら突き放しても妹の方は懲りずに俺に好意をぶつけてくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 12:03:23
23453文字
会話率:46%
神の神託により、世界の中から5人のみ選ばれる勇者と言う存在。
その役目は、魔王に奪われたままの世界の四分の一を取り戻す事である。過去の勇者達の奮闘により、何度も魔王を倒すものの後一歩のところで世界を奪還できず今に至る。
魔王が世界の四分の一
を手中に納めるきっかけを作ったエアズィール国だったが、幾つもある国の中で唯一、勇者が産まれる年になれば毎回神託を受け、優秀な勇者を輩出するため、世界を危機に晒したと言う罪から見逃されていた。
けれど、今回選ばれたのはヘタレで泣き虫な少年ヘルト。他国の勇者は皆優れた者ばかりで、国中から出来損ないと馬鹿にされる日々を過ごしていた彼だったが、ひょんなことから化け物屋敷と呼ばれる洋館に足を運ぶ。そこにいたのは、溢れ返る凍り付いた魔物達と美しい少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:15:55
36699文字
会話率:48%
何もしないのにレベルアップチート。
人類全員、1人につき1つのダンジョンを与えられる世界。
主人公のダンジョンだけモンスター数ゼロの最弱ダンジョンだった。
クラスメイトからは馬鹿にされる毎日だったが、ある日秘策を思いつく。
「瞑想ルーム
屋でもひらいてみるか」
※エブリスタ、カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 08:21:51
6770文字
会話率:35%
公爵令嬢セラフィーナ・ベネットは、貴族学園の入学パーティー開始直前に、突然日本人だった前世を思い出した。記憶が混乱してしまい、今の世界や自分のこと、何ひとつわからないままなのに、パーティーの開始は待ってくれない。
とりあえず前世の処世術、愛
想笑いで乗り切ることにしたものの、この世界では貴族令嬢がむやみに笑うのはご法度だった!
完全にやらかしてしまったセラフィーナ。今後は気を付けようと心に決めたものの、登校初日、対立する侯爵家のご令嬢には馬鹿にされるし、謎のチャラ男には絡まれるしで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 22:29:43
77935文字
会話率:53%
江戸時代、宇土と呼ばれる身体の大きな青年が荒川のほとりに座っていた。
宇土は相撲部屋にいたのだが、ある事から相撲部屋を首になり、大工職人に弟子入りする。
しかし、物覚えが悪い兄弟子からは怒鳴られ、愚鈍と馬鹿にされる。そんな宇土の様子を見てる
弟弟子からも馬鹿にされていた。
将来を憂いた宇土は、荒川のほとりで座り込んでいたのだった。
すると、老人が話しかけてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 10:00:00
18204文字
会話率:46%
王城の直ぐ裏の森の奥に住む魔女の下へ、新しい伝令係が来た。
王家から密かに直接仕事を依頼するために遣わされている伝令係のはずが、彼は彼女に向かって背後からいきなりナイフを突きつけてきた。
魔女はこの森に50年は住んでいると聞いたのに、いたの
は若い娘だから不審者と決めつけて……。
大昔にとある悪い魔女の呪いで不老不死となった女と、軍内で通称お世話係と馬鹿にされる伝令係に任命された男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 17:35:02
89294文字
会話率:39%
20年ほど前に突然世界中に迷宮が出現した。
調査の為に迷宮に入った警察自衛隊員らは戦士や魔術師、僧侶、侍などの迷宮を探索するための職業が振り分けられた。
迷宮には空想上でしかなかったモンスターが跋扈し、迷宮に入った人らはその凶刃に倒れていっ
た。
だが職業を得た人らはそのモンスターを打ち倒す力を持っていた。
モンスターを倒すとレベルが上がる。それにつれてステータスと評される数値が上がっていき、人の見を凌駕する身体能力を得ていく。
モンスターを倒すと金貨やアイテム、武器などがもたらされた。レア金属が含まれている武具、傷を治してしまう薬や魔法を具現化する巻物など、物理法則の外に存在するアイテムは様々な悪影響を引き起こし、そのすべては国が買い取り管理するようになった。
産出する貴金属やアイテムは世界の在り方を変えてしまった。迷宮を制する者は世界を制する。
迷宮探索は国家にとって重要な産業となっていく。
また、迷宮を踏破したものには【希望】が与えられるという都市伝説がまことしやかに流布された。
誰が流したものかはっきりしないが、口伝に広がるそれはいつの間にか真実とみなされていった。
いまだそこに達した者はいないが、人々は迷宮に誘われていった。
柊衛はスライムイーターという特殊な【職業】を振り分けられた。
迷宮のモンスターと戦ってもレベルは上がらず、初心者用のスライム迷宮最弱のスライムの核を食べることでステータスを成長させる。しかもその能力はスライム迷宮限定だった。
新人探索者にも馬鹿にされる柊だが、ある日スライム迷宮の最奥部で謎の扉を発見する。
その向こうには、フロアボスが待ち構えていた。
ボスを倒すことで大幅なステータスアップをした柊は、その力ゆえに騒動に巻き込まれていく。
自分に与えられた職業がどこまで行くのか、行き着く先を望むようになった柊は次のボスに挑んでいく。
WIZARDRY的なハクスラもの。
趣味全開なので御免なさい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 18:00:00
110662文字
会話率:47%