竜の鱗を纏い強大な魔力をその身に宿す世界最強の種族——竜人。
彼らは世界にごく少数しか存在せず、そのほとんどが『竜人の隠れ里』で密かに暮らしている。
ある日、竜人族のひとりであるエドラは里の窮屈な暮らしに嫌気がさし、故郷を捨てて度に
出ることを決意する。
しかし里を出てしばらくして、道中で財布を落としたことに気付いた彼はその後山道で行き倒れてしまう。
幸い通りかかったカナフ村の魔法使いシューバに助けられたエドラだったが、彼の元を去る間際になって財布を落としたことを思い出し途方に暮れることになる。
シューバはそんなエドラを自身の営むポーション屋の店番として雇い住む場所まで与えた。
こうして人間種ばかりのカナフ村で暮らし始めた彼は、後に村のちびっ子達からこう呼ばれた——鱗のお兄さん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 20:00:00
98722文字
会話率:60%
国を治める帝が怪死した。その日から国は飢饉に見舞われる。
上天に通じると伝わる洞を守る隠れ里には言伝えが残されていた。『男巫が洞の泉に身を捧げ泰平の世に導いた』
八重は巫女として、言伝えに則り人柱になるよう里長から命じられる。
八重は
粛々とその命を受け入れ、神洞の奥で泉に身を捧げ――――目覚めた先で、動かぬ男神と出逢う。
一章「冬の章 一巡」全六話 毎朝七時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 07:00:00
141697文字
会話率:46%
中世界の中央大陸。大中小の国が存在するその大陸の中、小さな里が数多く点在していた。それはかつて古代に存在した大国の文化の血を受け継ぐ存在。
そんな文化の、とある場所に存在する青梅の里、そこに住む青年ハヤテと幼馴染のリンカは、今日も仲良く生活
を謳歌していた。
これは、この二人を中心に流れる、和の里の日常の一篇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 21:41:56
2724文字
会話率:61%
”沖縄の鬼神”尾野 大鹿が日本本土上陸をしようと攻めて来たガメリア軍と相打ちになったとき、隠れ里が危機に瀕していたタマモ・イナリの神降ろしで呼び出されて異世界にやってきて、タマモの体に乗り移った。「工廠」スキルを覚えた尾野は愛銃の四式自動小
銃を生み出して隠れ里を襲っていた貴族の一団を殺す。
しかし、貴族の本隊がやってくることを生き延びた獣人達から聞いた尾野は工廠スキルで武器や地雷、鉄条網を生み出してゲリラ戦術をとることを提案、防衛戦に入り迎撃した。
この一連の出来事が獣人達の独立を促す解放戦線の始まりである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:00:00
11231文字
会話率:37%
播磨国に霞の里という隠れ里がある。そこで育つ双子の鬼子、白銀と紫楽の物語。
最終更新:2024-08-31 16:49:55
8100文字
会話率:56%
『六幻世界』の物語シリーズ。短編。鬼神嫁と旦那になるかもしれない(少年奮闘開始中)二人の話。住んでいる隠れ里のお山で、死にかけの子供を拾った鬼神。面倒を見て一緒に過ごしているうちに好かれてしまった。拾った子供は心を壊しており、鬼神はまだ知ら
ないが、ヤンデレ染みているのである。夢オチ展開かもしれない。以上。(息抜き投稿です。神様×人間。プロローグ的なものです。どうぞよろしくお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 11:13:11
3204文字
会話率:15%
隠れ里の村長が、孫の名誉を守る為だけに、日本を破壊してしまう物語。
最終更新:2024-08-15 16:47:21
6215文字
会話率:0%
武家屋敷で働く琴平(きんぺい)は、恩人である嫡男の虎之助(とらのすけ)から女中の松枝(まつえ)を連れて出奔すると告げられ、同行を決意する。しかし、その道中、琴平たちは道に迷い、とある隠れ里へと迷い込むこととなる。そこは美しい女たちが暮らす遊
廓だった。それと同時に、里には一本の立派な桜が持ち込まれ、その桜が植えられた日から里は狂い出す。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※歴史要素ありの和風ファンタジーというところで、時代小説と思って書いておりませんので、言葉選び等々現代寄りです。
※ちなみにタイトルは「サクラノキ」です(そのまま……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 17:00:00
100586文字
会話率:32%
|久遠の花《エターファ》と呼ばれる優秀な薬師の一族。
そんな彼らを守り続けていた|守り葉《ガディファ》と呼ばれし者たち。
花を守るべく育てられた一族の子供・ミナムだったが隠れ里を襲われ、多くの仲間や両親を失い、姉・イザーミィと生き別れてし
まう。ミナムは男装して身を守りながら薬師となり、姉との再会を夢見ながら行方を探していた。
八年後。
ミナムの前に現れた、瀕死の重傷を負った青年レオニード。
彼は一族の者でなければ治せない毒に侵されていた。
青年を助けて事情を聞けば、何か分かるかもしれない。
ようやく掴んだ手がかりを逃すまいと、ミナムはレオニードに治療を施す。
彼との出会いが、ミナムの運命の歯車を動かしていく―――。
※男装の麗人で、芯が強くて自分の手を汚すことを厭わない主人公と、そんな一筋縄ではいかない主人公を一途に想う、寡黙で真面目な青年の物語。過去作『黒き薬師と久遠の花』のリメイク作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 22:52:11
173522文字
会話率:25%
※2015年10月下旬辺りから更新を再開予定。リハビリを兼ねて前作『黒き薬師と久遠の花』のプラッシュアップ終了。本筋は変わりませんが、今作に合わせて記述がちょびっとだけ変わりました。これからゆっくりですが完結に向けて頑張ります。
※こちら
もネット小説大賞にエントリーしました!
「私は久遠の花……貴女を生かす道を選びたいわ」
久遠の花と呼ばれる優秀な薬師の一族。
その隠れ里を襲われ、若き担い手・いずみは妹を連れて逃亡する。
しかし追手が迫り、いずみは妹を生かすため、囮となって死ぬ覚悟を決めていた。
――追手を引きつけて、捕まりかけたら自害する。
だが、一人の少年が殺されかけている場面を目撃し、その決意は揺らぐ。
いずみは少年の命を救うため、追手たちに投降し、彼らの国へ連れて行かれる。
そこでいずみを待っていたのは、一人の悲しき狂王だった――。
※前作『黒き薬師と久遠の花』の過去エピソードになりますが、
こちらから読んでも楽しんで頂けるように執筆していきます。
前作も今作も、よろしくお願い致します(m0m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 20:00:00
137166文字
会話率:25%
山間の隠れ里、神居村。
ただ一人の身寄りを亡くした高校生、七支杏矢はそこへ一人、移り住む事になる。
携帯電話は圏外、石を蹴れば畑に落ちる田舎の村。
駄菓子屋には懐かしいものが並んで、古めかしい銭湯が湯を沸かし、電車の時刻表はほとんど真っ白。
だが、そこは――――もう誰も信じなくなった都市伝説までも息づくおかしな村。
そして住人は慣れっこで、首なしライダーも口裂け女も罠を張って返り討ち。
不思議な存在感を放つ同級生の少女、咲耶怜に導かれるまま郷愁の毎日を送る杏矢は――――いつしかこの村を、“思い出して”いく。
ノスタルジックな日々につづる、里山の伝奇青春劇。
2018/12/21、冬編スタート折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:02:55
337293文字
会話率:33%
隠れ里で暮らしていた少女アシュリーは、傷だらけの少年と出逢う。彼は獣の耳と人の耳を有しており、ヨツミミと差別を受けてきていた。少女は彼に惹かれ、彼の旅に同行することになる。因縁の敵魔王を打ち滅ぼし、彼は勇者と讃えられることとなった。未来は約
束されたも同然だったが、少女は裏切られることになる。それでも少女は世界を巡ったが、自分は『裏切りの白魔女』とされていた。傷心のまま、故郷に帰る少女。時は経て、平穏な暮らしにも影が迫る。世界は再び危機に瀕しており、元凶は勇者達にあるという。大切な存在を失ったこともあり、少女に宿るのは復讐心だった。
少女は決意する。時を逆行し、かつて自分が愛した相手。そして裏切った勇者を打ち倒すことを
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-14 23:00:00
102210文字
会話率:54%
世界を滅ぼす原因となる瘴気核を探す少女フュリスは、相棒の妖精猫ルークと共に険しい山々に囲まれた森の中の隠れ里を見つける。
そこは子供だけが暮らす不思議な村。
隠れ里を探るフュリスは瘴気の力を操る魔女と出会い、対立する。
そして、魔女を慕う子
供たちの未来を知ったフュリスは、魔女と隠れ里を滅ぼす決意を固める。
タイトルは「ひいらぎのみことかくれざとのまじょ」と読みます。
柊乃巫女止銀之聖者( https://ncode.syosetu.com/n5428id/ )の続きです。
暇な時に少しずつ書いているお話なので、ペースは超ゆっくりです。
また、ある程度書き溜めたら内容を点検・修正の上でカクヨム様に投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 23:58:53
18899文字
会話率:25%
〜*
この胸、これがお前の鞘なのよ……。
*〜
剣と魔法の異世界に敵対する全てを砂に変えてしまう少女がいた。彼女の魔法は強大で数万の兵士さえ一瞬にして灰燼に帰すことができる。
ロゼという名のその少女は、ある国の抑止力として幽閉生
活を送っていた。自身の魔法ゆえ、交わる者をも殺してしまう彼女は、国防の要を維持するため、死刑囚と子を成すことを強いられようとしていた。
十五歳の誕生日が来ればその儀式が行われる。だとしても……。心優しいロゼは民のため自らを犠牲にする覚悟を決めていた。
暗い未来しか見えぬ彼女の慰めは、幼いころから誠心誠意尽くしてくれるメイド、アンジュの存在だった。 実は、アンジュ、ロゼに対し主従を超えた想いを持っていた。だが、この世界には厳格なソドミー法があり同性間の情交は死刑、軽々に胸中を明かすことなどできない。
そんなある日のこと、隣国の勇者ニールがやってくる。大国の侵略に苦戦している勇者の国、ロゼの助力が欲しいというのだ。協力して敵を撃退した二人に恋が芽生える。しかしロゼは二国間の条約で貸し出された身、籠の鳥に戻り再び憂鬱な日々を送っていた。
そこへ、全てを捨てた勇者が囚われの姫を迎えに現れる!
「私の不在は国の滅亡を意味する」戸惑うロゼ。「誰かを贄とする幸福などあってはならない」アンジュは恋情を抑えロゼの背中を押した。
逃避行を続ける中、ロゼが持つ死の魔法は勇者に無効だと分かり、隠れ里に落ち延びた二人は子宝に恵まれる。安住の地で平穏な毎日が続くかにみえたが……。
中世ヨーロッパ風エピックファンタジーワールドを舞台に綴るロミジュリ・ストーリー、その結末や、いかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 21:00:00
173689文字
会話率:48%
ブラック企業で働く事に疲れきってしまった志人は、自ら命を断つためビルの屋上から飛び降りる。
気がついた所は陰陽師の隠れ里。
彼はそこで陰陽師になる事を求められる。
閉鎖的な村では彼の来訪を喜ぶ者もいれば、避ける者もいる。
妨害を受けながらも
陰陽師としての能力を開花させていく志人。
彼が陰陽師として活動を始める頃、避けられない厄災が起きようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 15:29:24
22331文字
会話率:29%
魔物に滅ぼされた開拓村の生き残り孤児五人が辺境の村サカヌキの外縁に棲みついてから、数年が経ち、彼らも若者となった。
村の守備隊長に認められて傭兵となった彼らは北へ向かい、森戸の隠れ里にも仮の拠点を構えて、二か所に増やした拠点の間を、渡り鳥の
ように季節によって移動して暮らすようになった。
傭兵と言っても、男子のようには闘えない女子が五人のうち二人も居り、学び舎に通ったこともないので専門的知識もなく、派手な活躍など期待されてもできない。
それでも、出来ることから地道にやり続け、雑用に追いまくられながら、彼らは今日も明日を追いかけて、その日その日を精一杯に生きるのであった。
そんな彼らの姿を、主人公『ぼく』──青年となった今、時に『俺』──の目を通して描く、シリーズ『浮浪児の流れ行く先』第五章。
主な登場人物については第一章(草間の章)、及び第四章(山脚の章)をご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 00:32:44
110507文字
会話率:29%
そんなに内容はふくらまなかった話。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-11-23 12:00:00
3873文字
会話率:28%
時は江戸。妖怪たちの隠れ里に住む八末(やすえ)は、かつて人間に虐げられ右目を失った化け猫だった。
そんな彼女だが、ひょんなことから人間たちの住む町に行くこととなる。
たった一夜の娯楽のためのはずだった。しかし、八末はそこで矢助(やすけ)と呼
ばれる、左目の無い男に一目惚れをしたのだ。
妖怪と人間。誰もが無茶だと思った恋は、今始まりの音を告げる――。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 00:34:08
13499文字
会話率:31%
現代隠れ里を、少年が散歩実況配信する話。
夏でも咲いてる桜とか、明らかに人間じゃない人とか、天をつくような大山とかを紹介する。
けど、配信者として、決してやってはいけないタブーというものがある。
おねショタは、そういう要素もあるかなあ
、くらい。
現代隠れ里についてがメイン、少しホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:08:52
22665文字
会話率:22%
ある日、里の子供達を連れて村に食料を調達しに来た真樹は、訪れた長老の元で体術勝負を挑まれた。
「遠慮はいらん。本気で来い」老いた身とはいえ元忍び頭。戸惑いを見せる真樹に対し長老が先手から猛攻を仕掛けるもあっさりと決着。
そして長老は腰を押さ
えて苦悶の表情で言った。
「今日からお前が里の頭領。三井様の屋敷まで報告に行ってこい」
空は曇天。十七歳の若さで隠れ里の頭領となった真樹は、領主である三井に報告すべく、初めて一人で村の外に出る。
※このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 23:53:00
41937文字
会話率:42%
とある鉱山地帯のドワーフは、男は鍛冶屋をして女は別の種族に仕えて暮らしていた。
ドワーフの少女・アッシュも十歳になると、ダークエルフの姫君オプスキュリテの護衛となった。
両刃の斧で姫君を守り抜くアッシュ、そしてそんな彼女を可愛がるオプ
スキュリテ。
エルフの森に行って騒ぎを起こしたりオーガの隠れ里で色々やらかしたりと、二人がわちゃくちゃしているだけの冒険ファンタジー。
※この作品は、弓良 十矢 No War様発案の『設定投げて! 企画』の参加作品です。アホリアSS様の設定&イラストを元に執筆しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:00:00
10700文字
会話率:34%
関根洋二67歳は隠里伝説に興味を持つ。
中央自動車道恵那インターから北に10キロ行ったところにあるローソク温泉に泊まる。そこからさらに5キロ行った所の岩寿温泉に隠里伝説があるのを知る。その奥の岩山に隠里伝説が残されている。
関根は車を岩
寿温泉に止めて岩山に入る。岩山の麓に1坪ほどの祠があり、子供がいて、関根に木の椀を差し出して、川へ行って水を汲んで来いという。
関根は言われたまま水を汲んでくると、祠の前に石を積み上げただけの炉があり、その上に土鍋が載っている。鍋の中に豆が入っている。子供が水を入れろという。いわれた通り水を入れると炉に火が付く。
子供は水を飲んで祠の中で休めという。関根は言われた通りに祠の中で休む。そして長い夢を見る。彼は知多半島の半田で生まれて67年の月日を送っていた。
夢から覚めると、同じ関根洋二になっている。こちらの関根は35歳、妻の花江30歳がいる。彼の住まいは恵那市。彼は妻と連れ立って、妻の実家の長野県岡谷市の造り酒屋まで行く途中であた。彼はここで夢から覚めている。そして妻の実家の跡取りとなり数年後に亡くなる。
若い関根が死んだときに67歳の関根は祠の中で目が覚める。土鍋エの中の豆が煮えている最中だった。
「豆を食え」子供の声がする。いわれた通りに豆を食う。そして67歳の関根は、自分の心の中にもう1人の若くして死んだ関根がいるのを知る。
祠を去る時「夢の中の事、他言無用」子供の声がする。
そして関根は木の椀を失敬する。
心の中のもう1人の関根は妻に会いたいという。関根は岡谷市の妻の実家の造り酒屋へ直行すう。
心の中のもう1人の関根の葬式の最中であった。
妻の花江に心の中の関根は自分はここに居ると声を上げる。
その途端、関根の体は古代日本の縄文期に飛ばされる。そこで黒曜石で木の椀造りをさせられる。
そして元の世界に送り返されるが、体は16~7の少年になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 10:02:56
19303文字
会話率:7%