空に浮かび、城壁に囲われ、結界に覆われた国。
神に守られているアステール王国に生まれたレオブラウン・イルファーレ。
生まれた時から閉ざされた世界で暮らしてきたし、外の世界に行きたいと思うことはなかった。ただ、ほんの少し違和感を感じていただ
け。
目立たず周りと同じように、ただ平凡に暮らしていこうとおもっていた。
しかし、あの日の偶然の出会いが、彼の人生を変えた。
これは運命なのだろうか、宿命だったのか。
そして、彼とあの人が求める真実は、一体何をもたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 01:15:11
22968文字
会話率:24%
壁で覆われた美しきヴァンパイア領。
人々の命は、血と自由との交換に成り立っていた。
ヴァンパイアは人々に言う。
はぐくまれた愛こそが血をおいしくするのだと。
幸せが強制される場所。
そんな閉ざされた世界で自由を夢見る少年が
いた。
そんな少年に外から来た商人が声をかける。
「弟子として連れて行ってやる」と。
全てを手に入れるならば、全てを捨てなければならない。
愛か自由か。
選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 12:04:44
15674文字
会話率:36%
鬱蒼と木々が茂る森に少年は立っていた。いつここへ来たのか、自分が何者なのか何も分からない。
しかし、そのままで居るわけにはいかないと、自分の居る場所を把握しようと木に登る。辺りを眺めていると、女性が追われていることに気が付いた。そして、その
女性の顔を見たときに、聖女シエラ、という言葉が思い浮かぶ。少年は女性が自分の記憶に繋がる人物だと気付き、救出に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 22:52:22
4458文字
会話率:43%
【簡単な紹介:引きこもり令嬢と感情なし魔法使い少年が触れ合い成長していく、心の掛け合いと恋愛要素が強めのファンタジーです】
虹色の髪を持つ子爵令嬢、パステル・ロイドは、色を見分けることができない。
パステルは人との関わりを拒否し、社交シー
ズンでも領地で少数の使用人とのんびり過ごしていた。
閉ざされた世界で静かに暮らすパステルの元に、ある日、突然空からセオと名乗る少年が降ってきた。
セオは、感情を持たず、何処から来たかも分からない不思議な少年だった。
他人に必ずと言っていいほど憐憫や嫌悪、好奇の目を向けられるパステルは、何の感情も向けずに真っ直ぐ自分に向き合うセオに、徐々に惹かれていく。
だが、セオには「好き」の意味が分からない。
そしてパステルの眼と、セオの感情には、隠された秘密があった。
不器用に、一歩ずつ、それでも成長しようともがく二人。
欠けている二人の、不思議な関係が始まるーー。
*不定期更新となります。毎日更新できるよう頑張ります…!
*パステルは虹色の髪、灰色の瞳。セオは水色の髪、金色の瞳です(色を識別出来ないという設定上、人物描写が物語後半になりますので、混乱を避けるために載せています)。
*「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 17:00:00
446614文字
会話率:40%
その背に白い翼をもつ魔族の青年ジークフリード。
親友アーサーとともに閉ざされた世界からの脱出を図るが、その過程で彼の記憶は失われてしまう。
友を、記憶を失い人間界へと落下した彼を助けたのは、かつてこの世界で『死神』と呼ばれていた人間。
世界
樹に導かれ、彼らの運命が動き始める。
※暴力的、人の生死など過激な表現を含む場合があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 20:00:00
118410文字
会話率:26%
シーラは、閉ざされた世界で生きていた。
物心ついた時から外出は厳しく制限され、生活は母親との二人だけ。
娯楽と言って良いものは本を読むことと母親との手遊びぐらいなものだったが、それでも本人は満足だった。
幼いシーラにとって、最愛の
母とたまに訪ねてくる優しい父がいてくれたら、それで結構幸せだったのだ。
だがある日、父が死に、続いて母が死に────シーラが狭い建物の中に幽閉されるようになると、彼女の心の支えは本の世界だけになった。
そこではシーラは邪魔者で、会う人全てに辛く当たられる。
それでもシーラは日々に耐えることができていた。
どんなに辛い目に遭っても、寝床の隠し本棚に幼い頃から好きだった本があったから。
────『天空城の白き魔王』。
昔から世界中で語り継がれている有名な御伽噺で主人公の『魔王』は他人の迷惑を顧みない嫌なやつ。
貴重な宝物を独り占めする、けちで、意地悪で、嫌われ者で、子供向けの御伽噺に相応しい『わるいやつ』。
でも、シーラはそんな魔王が好きだった。
たとえ世界の全てを敵に回しても、我関せずと高笑いしながら自慢の城で空を飛び回り、どんな我が儘も力づくでやり通す……ずっと籠の鳥だった、自分とは正反対の存在に憧れた。
そんな気ままな主人公がいる物語に浸っている間は、シーラも自由になれたのだ。
だから、親族の意向によりシーラが処刑されることが決まった日。
不意に目の前に現れた見知らぬ白銀の髪の男に、シーラはその物語の話をした。
できれば自分もあんな風に生きたかった、と。
すると男は夜空に浮かぶ影を指差して、涙を浮かべる少女にこう言った。
「ならば────俺の城に来て、働くか?」、と。
◇
これは後に、『天空城の白き魔女』と呼ばれる一人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 19:32:59
32105文字
会話率:41%
幼い頃から繰り返し読んだ冒険譚。閉ざされた世界で暮らすシエラにとって、世界は偉大な冒険者が残した冒険譚をはじめとした書物の中が全てだった。いつしか広い世界に憧れを抱くようになったシエラは、とうとう黙って家を抜け出してしまう。そして、夢を叶え
るための一歩として冒険者になった。
世界は一つではなく、種族も一つだけでない現実を知るリトスは、自分が暮らす世界意外のことには無関心だった。いや……、無関心というよりも、知ることを拒んでいた。しかし、彼女は自分の意思とは関係なく外の世界へと歩き出さなければならなかった。
違う世界で生き、違う価値観を持つ二人の少女。そんな二人が出会い、始まる冒険の物語です。
※エブリスタにも現在進行形で掲載しています。
★現在、ストック切れ状態です。なので、しばらく月一更新になります。たぶん月末辺りに更新します。
★W主人公にしてますが、基本はシエラを主軸にした話です。
★昔、RPGツクールで作ろうとして挫折した作品だけど、小説の方は完結させたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 16:14:49
676710文字
会話率:46%
貴族の令嬢であるジェメドリッサは、幼なじみで婚約者でもあったジオルガに突然婚約を破棄されてしまう。しかし、未練を断ち切れない。一方ミャオリンは、閉ざされた世界で衝撃の事実を知り、行動を起こす。全く違う世界で生きる二人の少女。しかし、『涙の海
』という神話に、二人は深く関係していた。その縁は偶然なのか、必然なのか。婚約破棄の真相とは、何なのか。//ジャンルはハイファンタジーにしましたが、恋愛、ミステリーの要素も入っています。約24話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 11:50:56
139871文字
会話率:45%
スマホも通じない山奥に存在している奇妙なコミュニティー・御手洗村。ここに住むのは、様々な問題を抱えた四つの家族。彼らの生活を手助けするのは、高木和馬という資産家と西野昭夫という青年である。皆は、世間と隔絶し閉ざされた世界の中で平和に暮らし
ていた。
そんな村に、奇妙な男が訪れる。彼は、強靭な肉体と全てを見通す目を持つ最凶最悪の殺人者であった──
※残酷な描写、胸糞な展開があります。ハッピーエンドと呼べる終わり方ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 00:31:03
101086文字
会話率:34%
氷点下40度。氷に閉ざされた世界で『遺伝子終末期』を迎えた人類は、滅びの運命を受け入れる勢力と、マシンボディ化による生存を望む勢力が対立し長い戦いを繰り広げてきた。マシンボディ勢力と敵対する勢力、『エンドルート』の軍人であるキーラ・ステイ
シー少尉は作戦中に美しい少女のマシンボディと出会う。少女ははたして、新たなる脅威か? それとも……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 09:26:01
17206文字
会話率:34%
世界を支配していた邪竜を勇者と聖女が倒して四千五百年余り。
魔族と魔物、人族が犇めく小さな世界は閉ざされていた。
閉ざされた世界で争い、逃げ、生き永らえていた。
そんな中、貧しい奴隷の盲目の少年と、何不自由ない貴族の令嬢の少女は出会う。
それは運命の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 17:31:48
75732文字
会話率:28%
活気にあふれた街パークスに住む活発な少年のルクスと友人のソラナは近所に住む幼馴染であった。二人が図書館へ行った日の帰り道、ある一本のボトルメールに出会う。その日を最後にソラナは行方不明になり、ルクスはソラナの行方を追うためにボトルメールにつ
いて調べていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-26 13:00:00
15660文字
会話率:47%
「クビだ! ペリア・アレークト、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ!」
宮廷魔術師としてこき使われてきた平民・ペリアは、傲慢上司である貴族・ヴェインの一言でクビになった。
さらに、趣味としてコツコツ作っていたゴーレムまで上司に廃棄
され、都から追い出されてしまう。
膨大な仕事量を一人でこなしてきたペリアが抜ければ、当然、研究室は機能不全を起こすのだが――
一方で、ペリアは一流の冒険者となった幼なじみと再会、さらにゴーレムを取り戻すことにも成功し、夢の実現へと近づいていく。
彼女の夢、それは――一流の魔術師でも太刀打ちできない、世界の大半を支配する巨大生物“モンスター”を倒すこと。
そして結界に閉ざされた世界を開拓し、人類が住める場所を広げ、いつか故郷に戻ることだった。
ゴーレムを使い人々を救うペリアの評判は、やがて人形魔術を馬鹿にしていたヴェインの耳にまで届く。
周囲から「君の優秀な部下はどこにいる」と問い詰められ、焦った彼は、
「仕事が回らないから戻ってくれ」
「君の活躍を僕の手柄にしてほしい」
などとふざけた要求をして、ペリアを引き戻そうとしてくる。
当然、ペリアは「今が最高に楽しいので絶対に嫌です!」と断った。
ようやく夢が叶いそうなのだ、かつての上司に構っている暇などない。
そして彼女は幼なじみやゴーレムとともに、希望に満ちた未来のために、世界を切り開く旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 18:41:40
511561文字
会話率:44%
未知数な部分が多く特性的に危険と隣り合わせにも関わらず、習得が容易で今や誰もが使える技、「波術」。
そんな波術の「実戦」に重きを置いて、警察機関が唯一建てた小・中・高一貫の学校「警立志波実戦東京校」通称「東志波」。
入学試験は12年
に1度。その後は外部から人を受け入れることはなく、また校内の様子が外部に漏れることもない、閉ざされた世界。
もしそんな世界に、特例中の特例で認められた編入生の少女が放り込まれたとしたら……。
魔法でも異能でもない学園警察バトル、ここに開幕!!
──真実を追い求め、少女は今日も己を偽る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 01:08:38
303581文字
会話率:43%
日本で鍵屋を営んでいた青年はとある極秘依頼の鍵開けで解錠直後に撃たれる。目が覚めた時には赤子になっていた。新たな世界で生を受けた彼に与えられたギフトは【鍵】というスキルだった。生まれた国は、スキル一つジョブ一つが継承の儀式で得られるもののそ
れで人生が決められてしまう場所だ。そんな世界で【鍵】は色々なものを開けてくれる模様。閉ざされた世界で可能性をこじ開けろ!
※感想などございましたら章の終わりなどの節目を読み終えてからお願いいたします。応援や励ましのメッセージをいただけると嬉しいです。合わないなと思われましたら、そっとページを閉じてくだされば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 16:59:52
349624文字
会話率:36%
物心ついた時からソフィアの世界は小さな集落の中の物置小屋だった。
村の人々から存在を否定され続けて十数年。
ある日、村の流行病の元凶という濡れ衣を着せられ、刃を向けられる。
無我夢中で逃亡し、“別の世界へと繋がっている”という謂れのある「奈
落の滝」を落ちたソフィア。
次に彼女が目を覚ますと、そこは本当に異世界だった。
――ソフィアの世界が色付き始める。
閉ざされた世界では触れたことも無いような人々の優しさ、色とりどりの景色、食べ物、
そして、初めて知る愛情。
これは、迫害されて生きてきた少女が数奇な運命により異世界へ渡り、ゆっくりと変化していく物語。
※「きざはし」とは「階段」の事です。
主人公のソフィアが螺旋階段を登る様なイメージでタイトルをつけました。
※序盤はソフィアが外の世界を知る事がメインの為、恋愛要素は薄いです。ただ、回を追うに従って間違いなく恋愛があります!
※hakeの描いた挿絵が入っています
(+2019/11/21にラフ挿絵も追加。タイトルに「★」が入っています)
苦手な方は設定で挿絵表示をOFFにして下さいませ。
※投稿後に誤字を見つけてお直しする事が多いです(汗)
「改稿」とあっても、今のところ、内容の変更はしていません!
※更新は不定期です。(週末の深夜が多いです)
※ノベルアッププラスでも後追い連載中です。
(https://novelup.plus/story/684628628)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 02:51:20
778613文字
会話率:56%
世界は、ライトノベルのキャラクターの姿をとった化け物―――欠陥者(ディフェクター)の侵攻により地獄と化した。
人類は彼らの出現直前に成功させていた想像力の具現化技術により、対欠陥者部隊――ノベルスを設立し、今なお死の狭間で抗戦を続けている。
そんな偉大なる人類の希望を担う人間―――作家(ライター)の候補生に選ばれてしまった少年、照川紡(てるかわ・つむぐ)は、幼馴染の少女、結木栞(ゆうき・しおり)と共に閉ざされた世界のなかで日々を過ごしていた。
しかし、欠陥者が街へ侵入したあの日、彼らのページは無理やりめくられた。
「悪いが……お前の物語は、私が終わらせる」
絶望と血潮が飛び交うパニック・サーガ――――ここに開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 23:28:09
20449文字
会話率:39%
――― 人間は何かにすがって生きている。(※異世界系ではありません)
氷の壁「デルタ」に四方と空を閉ざされた世界で、文明の根を張る統一国家「アストニア帝国」
物語は、3歳でアルスター家に拾い子として迎え入れられたリト・アルスターが9歳に
なり、アストニア第六育成学校への入学をきっかけにはじまる。
複雑なアルスター家の家庭環境に悩み、この世界に住んでいればほとんどの人間が使えるフリーエンという力が一切使えないリトは、内向的で弱気な人間だった。
しかし育成学校での経験や出会いの毎日が彼を少しずつ成長させる。
そして物語は氷の壁「デルタ」の謎にせまる。氷の向こう側になにがあるのか。リトは徐々に世界の核心に迫っていく。
この作品は「カクヨム」との同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 13:08:58
16031文字
会話率:46%
兵士A「ん?………が活発化したか…」兵士B「またか?ここんとところ、ずっとだろ?……やな予感がするな」
この閉ざされた世界、塀の外って一体どうなってるんだろう。誰もが疑問に思うが結局最後に行き着くのは「不安」だけだ…。不安だけなのだ…
「だって泉くん…この街は………に…………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 04:09:42
1311文字
会話率:64%
そこは常に暗がり。空が閉ざされた世界。
十四番目の区画を管理するシルビア・オードクスは、今日もまた退屈な日々を送る。つまらない仕事。息苦しい世界。
時たま訪れる誰かと、下らないゲームをする事だけが楽しみだった。
ここは知の生きる場所。知のな
き者の、死を受ける場所。
「ゲームをしよう。君の、残りの人生全部を賭けて」
◆◆◆
この作品は、ノベルアップ+様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 23:55:21
101873文字
会話率:32%