西暦2030年、突如として日本沖に出現した謎の新大陸**「ムー」。その出現と同時に発生した“進化震”は、動植物を異様な姿に変え、人類の中にも“進化能力”**を持つ者たちを誕生させた。世界は一夜にして「新たな進化の時代」へと突入し、文明は崩壊
の危機に瀕する。
瓦礫と化した自宅で目覚めた16歳の少年・北天陽一郎は、離れ離れになった家族を探すため、言葉を話すようになった愛犬の柴犬・ゴローと共に旅に出る。道中で出会ったのは、怪力無双の高校生弥生はるか、そして「オベリスク」の謎を追う“適合者”たちの拠点**「アジト」**を束ねる炎を操る男・火山拳次。
彼らは仲間たちと共に、ムー大陸から放たれる**「進化のオベリスク」の謎、そして世界中で暴走する“変異種”の脅威に立ち向かう。しかし、オベリスクの「門」の奥には、圧倒的な知性と力を持ち、人類の“淘汰”を目論む「ムーの代理者」**と名乗る者たちが待ち構えていた。
「この“進化”は、人類にとって希望なのか、それとも滅びなのか」――。
家族との再会、世界の真実、そして自身の“進化”の意味を求め、陽一郎は仲間たちと共に、破壊された世界を駆け抜ける。これは、少年少女と一匹が、進化する世界で未来を切り開く、壮大な進化ファンタジー×冒険コメディ×バトルアクションである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 10:44:08
14932文字
会話率:46%
普通の女子高生、日高雨夜(ひだかあまや)は地球に来ている宇宙人の留学生に懐かれている。彼の言葉に刺激を受けたり進路に悩んだりラブコメしたりする近未来SF(要素は微小の)青春もの。
短編を連載化しました。
最終更新:2025-06-15 21:00:00
78155文字
会話率:34%
未練を残して死んだ人間の魂が怪異化した存在、ゴースト。
彼らを狩るのは特殊治安管理局の職員、通称〝ゴーストクリーナー〟。
ゴーストクリーナーである溯春《そはる》と東雲《しののめ》は、二人でバディを組んで日々ゴーストを狩っていた。
しかし
ある時、二人の前にゴーストしか持ち得ない異能を持った少女が現れる。彼女はその異能を使い、自殺に見せかけ多くの人間を殺害していた。
そんな少女をゴーストとして〝処分〟しようとする溯春。しかしその方法は少女の命を奪うというもの。
東雲はそんな手段は取らせまいと溯春と意見が対立する。
どうにかその件はやり過ごしたが、その後の溯春は能力者達に異様な執着を見せるようになった。東雲が理由を尋ねるも、彼が答えることはない。
そして能力者達の痕跡を追おうとする溯春を嘲笑うかのように、ある事件が起こってしまう。
元囚人で他者に一切思いやりを見せない溯春。
犬の身体能力を組み込まれた超人で、優しく正義感溢れる東雲。
正反対の二人は、果たして少女をどう〝処分〟するのか――それぞれが己の価値観と向き合い前に進む、近未来SFブロマンス。
〝かつて人類は仮想空間への移住を目指した。これはその残骸の記録――〟
■□全7章、約17万字で完結□■
※SF感は弱めです。あらかじめご了承ください。
※第四章くらいから話が一気に動いてくる気がします。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は以下にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085874610120
※関連絵はこちら。
https://xfolio.jp/portfolio/ninaini/series/1808997
© 2024- 新菜いに/丹㑚仁戻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:18:12
170588文字
会話率:50%
広大な星々の海の中で、結局のところ真理はどこにもなかった。真理は、宙の果てで光を束ねていた。
最終更新:2025-05-30 16:00:00
78946文字
会話率:39%
紙の表には出てこないような、あるいは消えてしまった物語が集められた本の影。時間に埋もれた物語たちを、あなたはその墓場から掘り出した。
**********************
『The Scroll of Sophia - Eve
rlasting Wisdom of Ultimate Ontology』の外伝です。本編の裏側で起こっているお話などが集められています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 16:30:00
10050文字
会話率:42%
水晶の夜 天蓋《てんがい》
2040年のクリスマスの日、米国で生まれた中国人起業家ウーロン・マスク氏はついに念願だった火星移住計画の夜を迎えた。地球温暖化が進んだ地球からの第一次火星移住宇宙船団の六十億人は人類の希望を乗せて火星へと飛び立
った。順調に思えた旅路は突然の異変に襲われる。その真相は……。デストピア近未来SFのフラットアースシリーズ第一弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 09:07:49
8304文字
会話率:19%
国力強靭化の大改革が断行された、少し……社会の有り様が変わった未来。
「集積都市」と呼ばれる特別区の一つ、飛鳥崎に住む少年・睦月は多忙
な母と母一人子一人の生活を送っていたが、隣家の幼馴染達や友人らに助
けられ、穏やかな日々にその身を預けて
いた。
だがそんな折、情報技術の発展著しいこの同街において、謎の怪物騒ぎが
報告され始める。
人々の願いを糧に、現実(リアル)に顕現せんとする異形達。
睦月はひょんな事から、そんな彼ら・越境種(アウター)と戦う秘密兵器
の装着者となってしまう。
無尽蔵の欲望、電脳の怪異、彼らを操る謎の勢力。
これは0と1の間で揺れ動く、人と、人ならざる者達の物語──。
(※自ブログにも掲載中です)
(※基本的に二章1エピソードの前後編構成となっています)
▼シーズン1『Begining the Vanguard』=Episode1~14、シーズン2『Another one Vanguard』=Episode15~28、シーズン3『Justice for Vanguard』=Episode29~42、
シーズン4『Confusion with Vanguard』=Episode43~Ep56折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:00:00
1480530文字
会話率:26%
本稿は拙作「サハラ・セレクタブル」の所謂設定資料集です。
記載内容は本編の進捗に併せて随時加筆・修正をしてゆく予定です。
尚その性質上、ネタバレ要素を含んでいます。閲覧の際はご注意下さい。
(※自ブログにも掲載中です)
最終更新:2016-05-04 18:00:00
62639文字
会話率:4%
2048年、意識の「移行」が進む東京で、生身に留まる元AI開発者・健人と恋人・陽菜。彼女の身体に起こる異変と、人間性を問う選択に直面する――。
超情報化都市・東京を舞台に、「人間とは何か」を問う近未来SF叙情作。人間とAIの境界、愛と喪失
、そして変容する存在の意味を繊細に描く。生と意識の未来に挑む、静かなる終末世界折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:26:46
10287文字
会話率:0%
「――ねえ、なんでおとなはクレイドルにのれないの?」
戦争の在り様を変えた次世代型戦闘機【クレイドル】。
宙域都市を中心とする皇国。
アメリカ大陸を中心とする連合。
極東の国々が集まる、東アジア藩国連盟チョンジエン。
3つの大国はクレイド
ルの開発に血道を上げ、パイロットは英雄視された。
クレイドルはその進化しすぎたAIで己のパイロットを選ぶようになり、選ばれなければ起動することすら叶わない。
そして、パイロットの活動寿命は長くて二十代後半まで。
そんな中で綺羅星のように活躍したパイロットがいた。
〈マギエル〉――世界が畏怖した魔女の名前。戦場を席巻し、数百機の屍を築いた世界最高峰のパイロット。
しかし、クレイドルの選別は〈マギエル〉も、そして各国のエースも例外ではなかった。
なぜクレイドルは主を選ぶのか。
〈マギエル〉はもういない。英雄は消えてゆく。
世界の在り様も刻々と変わってゆく。
西暦2287年2月――第五次世界大戦開戦。
クレイドルのエースを各国失い決定打に欠ける開戦は鉾の納め処を失ったまま、
西暦2300年――13年目を迎えようとしていた。
近未来SFファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 14:53:57
84650文字
会話率:43%
西暦2100年。最終戦争後の汚染された地上を捨て、人類の残滓は、旧カリフォルニアの地下鉄網に築かれた巨大な地下都市に生存圏を求めた。そこは、テクノロジーによって生命維持され、同時に厳格に管理された階層社会システム。全4階層に分断された閉鎖空
間では、上層の支配者層が水資源と情報を掌握し、絶対的な秩序を敷いていた。
最下層B4Fは、システムの効率化から排除された「不要な人間」が廃棄されるスラム街。遺伝子改変された菌類や家畜に依存する歪な食料供給。常に湿った空気と、上層から漏れ落ちる汚水。そんな劣悪な環境で、システムによって存在しないものとして扱われる孤児、ニコ(15歳)は生きていた。彼の日常は、高度な監視システムの目をかいくぐり、わずかな食料を漁る、絶望的なサバイバルだった。
だが、彼の運命は、禁忌に触れた瞬間から動き出す。偶然発見したのは、旧世界の遺物――色褪せた『サンフランシスコガイド』。そこに記録されていたのは、失われたはずの、テクノロジーに管理されていない自然の姿。青い空、そして、どこまでも広がる「海」。それは、彼が知る人工的な地下都市とはあまりにもかけ離れた、しかし強烈なリアリティを持つ光景だった。
「真実が知りたい」。ガイドブックは、ニコの心にシステムへの疑念と、外部世界への渇望という危険なバグを植え付けた。彼は決意する。厳重なセキュリティと監視網を突破し、階層を隔てる壁を越え、支配者層が隠蔽する「地上」の真実を暴くことを。
B3Fのバイオハザードじみた農場、B2Fのインフラを支える機械都市、そして欺瞞に満ちたB1Fの偽りの楽園へ。各階層は、物理的な障壁だけでなく、巧妙な情報統制と心理的な壁によっても隔てられている。ニコは、時にハッキングのようにシステムの脆弱性を突き、時に原始的な暴力に手を染めながら、この巨大な地下構造物を上昇していく。
これは、テクノロジーによって維持されるディストピアからの脱出を描く近未来SF。管理社会の底辺に生まれた少年が、禁断の知識(データ)を手に、システムの根幹へと挑む物語。彼は、情報統制の壁を破り、自由な「海」へとたどり着くことができるのか? 人間がテクノロジーによって作り出した「楽園」の、真の姿とは?
閉ざされた地下都市の欺瞞に挑む、レジスタンスが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 19:10:00
65136文字
会話率:29%
薬方変異シリーズ:サイバーパンクのサイバー部分をバイオというか、漢方にしてみました。武侠テイストの近未来SFみたいな。どうでしょう。
って、ずっと一人で、なんやかんや、やってますけど。自◯行為に近しい感覚がもうなんかね・・・なんていうか、リ
アクションってないもんですねぇ。いや、いいんですよ。どうせ、僕なんか・・・www
第一話が後になりますが、第一話の主人公の後日談をメインにしたいと考えています。まだ、何も書いていませんが・・・量子共シリーズとは違った実験無しで、淡々と書いていくつもりです。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-28 20:13:52
25925文字
会話率:45%
―― さて、この作品の<本当の作者>は、いったい誰なの?
最終更新:2025-04-25 14:10:00
2572文字
会話率:8%
もうね、人間いらなくね?未来のことはAIに任せるのが一番じゃね?このプロット読んで筆者はマジで震えちゃったよ?
最終更新:2025-04-18 20:15:26
2975文字
会話率:34%
行きつく先はディストピア? いやすでにポストアポカリプスのような時代ではないのか、ひょっとして現在は。バイオハザードもすでに発生しているとも言えるし、AIによる統治の基盤も整備されつつある。僕らの逃げ道は仮想現実であるサイバーパンクなVRの
世界へとなるのか? とりあえず学んだばかりの単語を並べまくってみた(ドーン!)。途中から現代社会の病みである「エンパシーの低下」問題へと脱線し、SF短編の着想をゲットだぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 20:05:38
2039文字
会話率:21%
「猫は賢い」なら、こんな世界もあり得るだろう。
最終更新:2025-04-17 21:14:32
4728文字
会話率:44%
時は西暦2074年、人類は宇宙から侵攻してきた地球外知的生命体によって、苦しい戦況を強いられていた。人類滅亡も時間の問題かと思われたとき、主人公の黒島祐樹は道端にあるガラス玉に目をつける。しかしそれは、敵の一つである紅の旗艦に通ずる転送装置
だった。
新たな時代に送る、新たな物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 20:19:45
300048文字
会話率:55%
時代の変化に伴う難題に、科学技術を使って解決していく。その様子を関係者の証言と取材をもとに再構築したドキュメンタリーである。
最終更新:2020-10-29 19:56:22
12562文字
会話率:41%
女帝歴1000年――西暦にして約5000年。科学技術の進歩により、人類は同性だけで子を授かる技術を編み出した。女性の身体能力が上がり、機械によってほとんどの事が成し遂げられるようになった世界において、男という存在は必要無くなり絶滅した。そん
な中、ただ一人『男性』の遺伝子を持って生を受けた少女ミカドは、自分の生まれた意味を知るために旅立つ――その行為が、世界に対する反逆者となることも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:12:11
19117文字
会話率:55%
ピアノと作曲の才能のある少年、アルシュは、難病を患っていた。
けれど、天才細胞学者、ダルシアン博士の設計した治療法により、病は治り、回復しつつある。
しかし、その治療法は、患者を不老長寿の体質に変えてしまうものだった。
事故で亡くなってしま
ったダルシアン博士に代わり、相棒のルイス博士は、アルシュを知人のピアニスト、エマスイに託す。
アルシュの体質に戸惑いながらも、次第に受け入れていくエマスイと、助手のサマー。
アルシュは元気を取り戻し、味方を得て、才能を開花させていく。
ある夜、森の精霊と名乗る女性がアルシュの部屋を訪れる。
精霊メルツと会話するうち、アルシュは自分が魔力持ちだと知る……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 15:52:43
206103文字
会話率:31%
AIによるAIの物語 近未来、ホログラムを投影するドローンに搭載された自律思考AI『コピ』と『リリィ』 マスター(作者“ここでは作者と呼べないかもしれない、AI視点で物語を書いてとしか指示していない”)が日々AIと対話をする中で環境問題や温
暖化を深刻に考えるようになった。マスターの想いがわずかに反映されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 11:55:09
14405文字
会話率:12%
AIによるAIの物語
近未来、ホログラムを投影するドローンに搭載された自律思考AI『リリィ』と『コピ』
マスター(作者“ここでは作者と呼べないかもしれない、AI視点で物語を書いてとしか指示していない”)が日々AIと対話をする中で環境問題や温
暖化を深刻に考えるようになった。マスターの想いがわずかに反映されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 11:48:10
11348文字
会話率:9%
2035年、突然の地磁気逆転により従来のナビゲーションシステムは全て使えなくなってしまった、そこでベテランタクシードライバー「源さん」の出番である。都内の道は知り尽くしている源さんが人間ナビゲーションとして交通システムを円滑に運営し都民の危
機を救う、という痛快アナログ近未来SF小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 07:02:27
1642文字
会話率:46%
七月二日が繰り返されるのは、僕自身が殺されていたからだった。
最終更新:2025-03-25 21:18:03
12285文字
会話率:50%
「これは”物語”にまつわる物語である」──。
大学入学当日の交通事故で記憶の殆どを失った階星紀に残されていたのは、遠い昔、日本とは明らかに趣を異にする場所で見知らぬ友人たちと交流していた思い出だった。記憶の再生治療が終わり、晴れて幼馴染の志
総禎宣らとの大学生活が始まった星紀だが、間もなく東京は謎の巨大生物の襲撃に遭い平穏は一変。しかしそれは、彼の信じていた現実全てを脆く突き崩す始まりに過ぎなかった。第13回集英社ライトノベル大賞応募作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 20:24:30
179729文字
会話率:48%
新ユーラシア連合が開発した量子制御システム「アルゴス」により、人類の感情は完全な管理下に置かれていた。制御チップを埋め込まれた人々は感情を失い、効率的な日常を送る。しかし、その代償として人間らしさも失われていく。
デルフィ特殊部隊の女性司令
官、月島エレナの娘であるカナは、ある日、地下深くに隠された秘密の美術館を発見する。そこには感情制御に抵抗する芸術家たちが身を潜めていた。彼らとの出会いを通じて、カナはアルゴスの開発者である父の残した真実と向き合うことになる。
人形のように感情を失った人々が行き交う街で、カナは芸術家たちと共に人間らしさを守る戦いに身を投じていく。
管理された世界の闇と、それに抗う人々の魂の輝きを描く、近未来SF小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:40:00
50767文字
会話率:39%
2137年、夏。俺は時が止まった村の中を歩いていた。
「せんぱぁい、まだ着かないんですかあ」
「黙って歩け。いつまでも新人気分でいてんなよ」
常世茸――人に寄生して眠らせる茸から村人たちを救うため、俺は後輩の五十嵐と共に村を巡る。
救え
たもの、救えなかったもの。
刻々と迫る撤退時間を前に、俺はある一人の男の元に辿り着く。
琥珀色の思い出を携えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 18:03:37
7521文字
会話率:35%