秘湯を求め、山道を登っていく。すると、バスが通りかかった。ここには路線がないと思っていたので、これ幸いと乗り込む。
最終更新:2014-07-30 18:21:45
1775文字
会話率:15%
職場の先輩、深沢さんが失踪した。
路線バスの運転手になって二年目の俺は、入れ替わるように、枕森前を経由する6番路線を担当することになった。
路線にも慣れた頃、周囲に奇妙な事が起きはじめる。
乗客の長い髪の女子高生、嫌味で挑発的な同
僚、すれ違いざま、手を挙げて挨拶をしてくる、他社のバス運転手、そして、深沢さん失踪の謎。
やがてそれらは、市街地のビルの向こう、夏の日差しに色濃く枝葉を広げる巨木の根元に封じられた、暗く、悲しい過去に繋がっていく。
漫然と過ごす日々に倦怠を覚え始めた路線バス運転手が体験した、夏の恐怖体験。
夏のホラー2014提出作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 21:00:50
20378文字
会話率:16%
世界の終わりと赤焼けが嫌いなヒーローの御話。
三題噺「終末」「忍者」「路線バス」
※前アカウントからの転載です
最終更新:2014-06-26 22:19:56
4491文字
会話率:38%
文芸部三題噺「終末」「忍者」「路線バス」で執筆したものに加筆・修正を加えたもの。
最終更新:2014-05-24 23:24:08
4491文字
会話率:38%
1994年、奥多摩の白神村で一人の男が全村民を殺害するという前代未聞の大事件が起こる。後に「平成の八墓村」と呼ばれるようになったこの事件であったが、やがて、事件後に廃村となった白神村に事件の『イキノコリ』が出没して村へ侵入する人間を殺す、
という噂が流れるようになっていた。それから十年後、今度は八王子市内を走る路線バスが予備校生によって占拠されるという事件が発生。だが、犯人の無謀な要求によって奥多摩の山道を暴走したバスは運転を誤って崖下に転落。助かった乗客ら十名は、偶然近くにあった旧白神村へと避難して救助を待つことになった。ところが、翌日運転手が首切死体となって発見され、さらに乗客二人がバラバラにされて殺害されてしまう。互いに疑心暗鬼になる乗客たち。だが、一人、また一人と乗客たちは殺害されていく。殺人鬼は自分たちの中にいるのか、それとも噂の『イキノコリ』なのか。今、十年のときを経て「惨劇の村」で再び殺戮の幕が開く。誰が死に、誰が生き、誰が殺して、『イキノコル』!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 23:59:22
173609文字
会話率:52%
律子はOLだ。今日もドジを踏んだ。
最終更新:2011-12-06 12:34:38
800文字
会話率:48%