新学期、中学2年生の日葵は、満開の桜が突如「白黒」になる異変に遭遇する。驚く日葵の体から桃色の光が放たれると、桜は元の色を取り戻した。戸惑う彼女の前に現れたのは、生徒会副会長の泰雅。彼は「感情には色があり、街から色が失われる異変『無彩化』が
起きている」と告げ、日葵の能力が色を「戻す」力だと見抜く。
泰雅の誘いで「色のない世界」を救うチーム《セブンコア》の一員となった日葵は、自身の「桃色」の光を制御するため、そして街の異変に立ち向かうため、仲間を探す旅に出る。
言葉を持たぬ観測者・玲央との出会いは、空の異変と「沈黙の群青」を解き放ち、寡黙な努力家・優奈の「揺らがぬ金色」は、失われた希望の道を照らす。さらに、激辛で孤独を癒やす理絵の「真紅の情熱」に触れた日葵は、心で世界を感じ取る香穂の「微細な色彩」を、美術室で目の当たりにする。
彼女たちは、時に暴走し、時に迷いながらも、それぞれの「色」の力で絆を深めていく。この物語は、色が失われゆく世界で、個性豊かな少年少女たちが自らの心の色を見つけ、手を取り合い、希望を取り戻す青春群像ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:00:00
124183文字
会話率:31%
※基本的に火曜日と金曜日に更新しています。
超能力を操る者――サイキッカー。
その一人である主人公、風峰蒼夜は、サイキックを駆使して仲間たちと共に、日本の闇に潜む敵と戦い、ついにはその敵の本拠地へと攻め込むに至る。
だが、その本拠地での戦
いで、蒼夜は敵から致命的な一撃を受けてしまう。
死んだかと思った蒼夜だったが、次に気がついた時には、完治した状態で謎の空間にいた。
そこでディアーナと名乗る存在から、死ぬ直前に救出した事と、そこがグラスティアと呼ばれる地球とは異なる世界――異世界だという事を聞かされる。
そして、グラスティアで起きているとある異変の原因を突き止めれば、地球に戻る手段を確保出来るかもしれないと言われた蒼夜は、異世界に来た事で強化されたサイキックを駆使し、その原因の調査を手伝うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 10:27:16
2376950文字
会話率:40%
生成AIについて、いろいろ事件が起きていることを聞いて、それそのものには特段意見はないけど、補助的に使うことはいいのでは? もしダメならどこまで禁じられるんだろう、ってのをとても個人的に好きなジャンルの話に例えたら、自分として面白いなって思
ったので30分で書いた、そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 16:41:34
2302文字
会話率:0%
この不可思議な現象は、タイムリープかパラレルワールドか?
海辺の街・神戸で巻き起こる青春SF。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣
に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:43:42
92541文字
会話率:30%
幼い頃から入退院を繰り返していた彼は、十五の若さで死んでしまう。そして、暗い空間で巨大なクリスタルから具現化能力を授けられ、異世界へと転生した。
魔法のある異世界で貴族の家に生まれた彼は、具現化能力を用いて、生前あこがれていた変身ヒーロ
ーになろうとする。
ある時、ちょっとした事故から狼型の魔獣と対峙することになるのだが……
「やっぱ、変身ヒーローの必殺技はキックだぜ」
やがて、彼はこの世界で起きている、人が魔獣化するという異変に立ち向かうことになる。
※時々、改稿していますが、誤字脱字や、おかしな言い回しの修正を行っています。物語上の変化はありませんので、読み直さなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 10:00:00
1138473文字
会話率:58%
西暦二〇五〇年。世界では、急激な人口増加に加え、止まらない温室効果ガスの増加で平均気温が上昇。内陸部では、気温が五〇度を超える日が増え、死者が毎年のように出ている。各地で森林火災や砂漠化も起きている。沿岸部である日本では、周囲の海水温度が少
しずつ上昇することによって、熱の逃げ場がなくなり、亜熱帯気候へと変貌を遂げた。天候も毎年のように大洪水を齎す豪雨が起き、陸の生活は以前より難しくなっている。この異常気象に人類は、暮らす場所を求めて月面移住計画や、火星移住計画といった宇宙産業に手を伸ばしていた。しかし、ここ一〇年は、災害の多発で予算が回せず、難航している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:32:49
106262文字
会話率:60%
Aサイド
とある裕福な男性が乞食をやっていた
男に衣服、食事を与えていた
裕福な方が旅に出ないといけなくなったので
乞食が起きている間に宝石を縫い込むので貸してくれと言って
縫い込んでもらって旅に出た
裕福な男性が帰ってきたら
乞食は
その宝石を元手に国内1番のバナナ業者で分限者となっていた
Bサイド
とある裕福な男性が乞食をやっていた
男に衣服、食事を与えていた
裕福な方が旅に出ないといけなくなったので
乞食が寝ている間に宝石を縫い込むので貸してくれと言って
夜中に縫い込んでやって旅に出た
裕福な男性が帰ってきたら
また乞食をやっている、聞いたらそんなものを
縫い込んであるとは知らなかった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 08:20:43
3883文字
会話率:43%
姉の菜穂が会社の命令でフルダイブ型VRMMOに参加することになった。ゲームの中で同僚と鉢合わせたくない姉に頼まれ、一緒にプレイすることになった海。潜伏に熱意を傾ける姉と自分のペースでゆっくりやりたい弟が楽しく遊んでいる一方、運営側では大きな
声で言えない問題が起きているようで……?
いつのまにか運営に巻き込まれつつもマイペースでプレイする、海のほのぼのゲームライフ。
※初投稿です。気になる部分は広いお心で読んでいただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:27:09
489478文字
会話率:45%
月絵国は大国に敗戦した。
戦後二十九年、大国人の血を引く天川希守は、大国人特有の黄色い髪と瞳のせいで社会から疎まれるようになる。しかし、希守は月絵国民として決してめげることなく、警察官となって国の平和に尽力する日々を過ごしていた。
特に希守は、怪盗トレジャーを逮捕することに情熱を燃やしており、予告状がある度に現地に赴いて奮闘しているのである
この日も美術館の絵を盗むという予告状が届いた。現地で警備をするも、残念ながら絵は盗まれてしまう。希守は逃走する怪盗トレジャーを追いかけていく。
途中、怪盗トレジャーが逃げ込んだ廃病院で、偶然にも誘拐事件の犯人に遭遇する。一時的にではあるが怪盗トレジャーと手を組み、誘拐犯を逮捕したのだった。
だがしかし、結局のところ肝心の怪盗トレジャーには逃げられてしまい、地団駄を踏む結果となったのである。
一方、怪盗トレジャーである鳥升宝美は、希守と幼少の頃に一緒に鬼ごっこをして遊んだかけがえのない思い出がある。希守はその後、大国人の父親が殺されて、地方に引っ越すという突然の別れ方をしたために、ずっと気にかけていた。
二十歳を過ぎた頃、希守が警察官になったことを知る。宝美はなんとしても希守に活躍してもらおうと、そして幼少の頃みたいにまた鬼ごっこをしたいと思い、怪盗トレジャーとなる決意をしたのである。
宝美の祖父は警察に絶大な力があり、あらゆる事件の情報を手に入れることができた。宝美はその情報から希守に活躍してもらえるだろう事件を選び、怪盗トレジャーとして追いかけっこをしながら国で起きているいろいろな事件を解決して、希守に手柄を立ててもらおうと日々画策しているのである。
そして今回も、希守を廃病院に導いて、見事に誘拐事件を解決させていた。これで髪と瞳の色で虐げられている希守の存在を、また一つ国民に認めさせることができたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:10:00
56365文字
会話率:41%
ある日、私の前に女の子が現れた。
何でも、その子は巫覡とか言って、私の身に起きていることを解決してくれるらしい。最初は元男だとか言われてびっくりしたけど、まあ、助けてくれるのなら誰でもいいや。
最終更新:2025-06-22 21:46:20
10694文字
会話率:45%
「白痴」は今日も何処かで起きている。
最終更新:2025-06-22 13:10:24
431文字
会話率:25%
「鮫島事件は終わっていない」サダヒコと名乗る少女はそう言った。世間では科学では説明のつかない怪事件が起きている。主人公、幹人(みきと)はサダヒコに脅され怪事件に潜む怪異を探ることになる。サダヒコ曰く、彼女しか解決できず、またこれを終えないと
死にきれないのだと。第一の事件は同一人物の死体が次々と発見されるドッペル連続殺人事件。死にたくない少年と死にたい少女、彼女らの願いの末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 12:44:46
949文字
会話率:0%
◆主人公セナは、元上司タエからネックレスを貰ったその夜、タエの自殺を目撃してしまう。
◆なぜ自殺? タエの夫から理由を調べて欲しいと依頼され、迷ったが友人のナオと調査を始める。
◆結果、よく似た【理由のない自殺】が複数起きていることを知る。
【軽自動車】で【練炭】を使い【手首には赤いブレスレッド】…。そして全員同じ【料理教室】に通っていた。
◆セナには人を【色】で捉える脳のクセ【共感覚】の持ち主だった。
(註:【共感覚】は、実証済みの実在の感覚。超能力や魔法ではない)
その特徴を使い【謎の料理教室】へ 友人ナオといっしょに潜入。タエが娘に残した手紙と共に自殺のヒントを得る。
◆ところがそれは自殺ではなかったと【衝撃の真相】を突きつけられる。果たしてその真相とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 11:45:41
132307文字
会話率:53%
夢を見た。
誰かが、何かに“殺される”夢だった。
ごく普通の街娘レクアは、ある日突然“国家の秘密”に触れてしまう。
気づけば、薄暗い部屋、見知らぬ少年、そして——『この国から出た者は、二度と帰れない』という言葉。
一体なにが起きている
のか。
世界のほんの入口に触れたレクアの物語が、今、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 06:10:00
27943文字
会話率:42%
女嫌いの高校生・橘(たちばな)レンは、過去の失恋を引きずったまま交通事故で命を落とす。目覚めた天界で女神リュミエルに出会うが、相変わらず女性に冷たく当たっていたところ、腹を立てた女神に“強制的に”モテスキル《フェロモン》を付与され、異世界へ
転生させられる。
そのスキルの効果は――「起きている間、半径5メートル以内の女性全てを惹きつけてしまう」というもの。人間どころか動物のメスにまで好かれてしまい、レンの平穏な生活は早々に崩壊する。
だが、モテスキルを嫌がりつつも、レンは異世界で出会った少女たちと関わりながら、少しずつ変わっていく。そして、彼を取り巻く騒がしくも温かい旅が始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 09:47:05
36361文字
会話率:47%
突如世界を襲った未知のウイルス《Orbis(オルビス)》は、感染者の99.99%を死に至らしめる“進化の罠”だった。
人類が絶滅の危機に瀕する中、ただひとり、症状を示さず生存し続ける男――結城理人(ゆうき まさと)。
かつては免疫学の研究者
だった彼は、自らの体に何が起きているのかを探るうちに、封鎖された謎の医療施設《ノア=セクターX》の存在に辿り着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 22:30:04
17040文字
会話率:33%
朝起きたら、自分の顔では無かった‥
何故‥どうして‥いったい何が起きている?
キーワード:
最終更新:2025-06-09 03:00:00
11100文字
会話率:27%
現代の日本。とある古びた駄菓子屋「まるふく」は、表向きは子供たちに人気のある憩いの場。ほのぼのとした日常を突如として異変が包む。この町は何かがおかしい。何かが起きている。
最終更新:2025-06-08 06:45:15
76118文字
会話率:31%
AIが全人類の感情をリアルタイム監視し、他者に感動や癒しを与える行動を「ポジティブトークン」として数値化する近未来社会。まるでSNSの「いいね」が現実世界の価値を決めるように、このトークンは医療・教育・交通での優遇を受けられる新たな通貨とな
った。自動運転電車には優先レーン、病院には即日予約、大学には推薦枠—すべてがトークンスコアで決まる格差社会。
一方で、ジョギングや読書など「自分のため」の行動には一切トークンが付与されない。他者への影響だけが評価される歪んだ価値観の中で、人々は本来の自分を見失っていく。
SNSでのバズりとトークン獲得に夢中な高校生・桃井大樹は、この完璧に見えるシステムの恩恵を受けていた。だがある日、クラスメイトの田中が突然「鬼」のような怪物に変貌する瞬間を目撃する。承認されない絶望が生み出す未知の脅威—その正体とは?
仲間たちと共に「鬼」と戦いながら、大樹は気づく。「いいね」に支配された現代の延長線上にあるこの社会で、一体何が起きているのか?感情をポイント化し、承認を数値化することの真の代償とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:19:43
23426文字
会話率:31%
【序 『狐と人と』】
飢饉の時代。
口減らしの為、森へと置き去りにされた少年──人(じん)はそこで老獪な化け狐の美女と出逢う。
狐の耳も、八本の尻尾も、幼く知見のない人にとっては些末な事だった。彼は"頼れる大人の女性"へ
、不安と絶望を必死に語る。
彼女は優しくそれを聞いてくれた。
そして。
「のう、人の子よ… わっちと共に来なんし」
不意に手を差し伸べられた─────
【壱 『宵照村に黒が来る』】
恐ろし森に囲われた山間の集落"宵照村"にて。
人間としての暮らしを始めた人(じん)は、振るわぬ狩りの代わりとして、村長の娘 弥生(やよい)の護衛を任される。
その頃になって村の周囲では何やら異常が起きている様子であり。
森の中、血と臓物を抜かれた異様な死骸が数多に。
不気味に着いてくる、熊をも超える大きな影が近くに。
気付けば村の中にまで、黒が迫っていて───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 14:12:27
24156文字
会話率:25%