従兄妹どうしの清治(せいじ)と千鶴(ちづ)は互いの家族の申し合わせにより幼くして許婚となる。やがて成長した二人は、親どうしの決め事以上に惹かれ合い人目を忍んで逢瀬を重ねるようになる。
ある日、農作業をしている清治の元に赤紙が届く。清治は千鶴
を呼び出し、召集令状が届いたことを告げるとともに、必ず生還することを誓う。
出征の日、千鶴は清治に布で拵えたあるものを手渡す。それは花嫁人形であった。それを肌身離さず持ち、自分を思い起こしてくれという意味とお守り代わりにしてくれろと言う願いを込めて、千鶴が拵えたものであった。
清治は花嫁人形を千人針に挟んで戦場に赴く。激戦地を転戦し、幾度も危難を浴びるものの清治はどうにか生き延びる。それは花嫁人形のお陰だと、里で待つ千鶴の顔を愛おしく思い浮かべる。そうしているうちに戦争は終結し、命からがら祖国に帰った清治を待ち受けていたのは、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 21:11:59
19103文字
会話率:40%
予告もなしに招待状がやってくる―――
やってきた「赤紙」は地球を救うための代表戦。
だがその対戦相手は「最愛の人」だった……
最終更新:2015-09-29 01:01:58
16713文字
会話率:33%
僕の学校には赤紙がある。それは振られた人にだけ届く。
最終更新:2015-05-13 12:23:44
1655文字
会話率:9%
徴兵の赤紙が来ても俺は戦わない。武器も持つつもりはない。しかし、闘わねばならん場面はある。今回は負け戦だった……。
最終更新:2013-12-04 23:13:37
195文字
会話率:56%
被害者は、赤紙に赤ペンでメッセージを書き残した。見づらいにも関わらず。
なぜ? を親子二人が議論する、安楽椅子探偵系、短編推理です。
一応、本格。
最終更新:2013-11-10 12:36:09
15585文字
会話率:60%
都立論花高校にも、学校の七不思議なるものが存在する。
生徒の中に潜んでいる理事長。
開放した年には必ず誰かが飛び降りる屋上。
十月六日・金曜日にのみ発生するパラレルワールド。
校内に存在しないはずの生徒。
学校のどこかにある地下
への階段。
そして、ある日突然届く赤紙。
普通の話と違うのは、七ではなく六。六不思議であるということ。
そして、全て本当の話であるということだ。
※基本ギャグです
※亀更新
※色々酷くてごめんなさい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-03 16:50:39
2113文字
会話率:7%
時は第二次世界大戦の中、一人の青年・遊作に遂に赤紙が届く。遊作は最後に記憶喪失になった元恋人の千尋の元に向かう。そして、叶わぬ約束を交わす。
最終更新:2012-12-18 11:43:24
2047文字
会話率:54%
地震の影響から、もしも、このまま、原発の暴走が止まらなかったら、という世界の話。
キーワード:
最終更新:2011-03-16 19:48:28
1708文字
会話率:24%
犬破裂するああああああああ
最終更新:2010-10-23 03:00:00
1135文字
会話率:0%