怪異調伏の専門家、遠見摩耶は失踪した兄に代わって深山守護の任に就く。
半人前であるが故、兄の友人に助力を請うことに相成ったものの、件の男は『無職』、『酒呑み』、『女好き』、三拍子揃った駄目男。
そんな二人のあれやこれ。
今日も今日と
て、来歴不明の霊刀片手に、愛染妄執魑魅魍魎、人身に裁けぬ現世の業を、怪僧『渡浪』が黄泉路へ送る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 21:56:20
261800文字
会話率:39%
心に巣食う土蜘蛛を調伏させる〈水兎学派〉の退魔士・鏑木盛夏に呼ばれ〈和の庭〉帝都に戻ってきた夢野壊色。二人が巻き込まれる政争の果てに待ち受けるものとは……?
最終更新:2020-07-17 04:00:00
81824文字
会話率:42%
その王国の午後は、人外にして、一糸まとわぬ素はだかの美少女が残酷に支配する。
——絹織りのように無垢でたおやかで、硝子ガラスの花挿しのごとく手折れそうに儚げな白身をさらす少女を衝きたおし、どれほどの勇者ならば雄々しく剛剣をふりかざし討つ
ことができるだろう。
聖油にぬれた大理石のようになまめかしくも清い肌が秘所で淫靡にひだつくり、わずか覗かす肉の朱すら誇らんと胸を反らし立つ少女と真向かい、どれほどの高僧ならば目を覆わず調伏の呪詛をうたい上げることができるだろう。
——その美はまさしく天より授けられた王権であり、ひとしく臣民にとって午後王は受肉した神意であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 23:56:31
5989文字
会話率:0%
月水の郷。そこは龍の王に護られた地。月水の郷の剣士は龍の王の力を借り受け、魔物を調伏する使命を持っていた。
月水の郷を遠く離れ、旅をしてきた一人の剣士がいた。剣士が旅先で出会ったのは、言葉を話し、意思さえ持つ魔物。魔物を追って剣士がたどり着
いたのは、火の竜の守護を受けた地だった。そこで出会ったのは、火の竜の力を受け継いだ貴族の男。だが、彼は火の竜の力を身の内に眠らせたままであった。二人は宮廷に潜んだ魔物を相手取って、共に戦うことになる。これは宮廷を舞台にした人と人の出会いの物語。
前作『魔法使いの少女とお医者さんの旅』と同じ異世界を舞台にしたファンタジー小説第二弾です。
※pixivで掲載している『月水の剣士』を改題・加筆・修正した作品をこちらにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 15:27:55
40982文字
会話率:43%
洋の東西交わる地 ガンダーラ
その地に在りし退魔の聖殿 名を黄林寺
武芸と法力によって悪鬼調伏を成す退魔僧の本山である
あるときは西洋の怪異を あるときは東洋の妖魔を 討ち滅ぼすは法力と功夫
今日もまた 修行を重ねし退魔僧は ひとに仇なす
悪を斃す
これは御仏と衆生のために戦う 僧侶たちの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 19:18:01
188156文字
会話率:25%
平和に見える現代社会――
だが、その平和は偽りであった。人間世界に入り込み悪さをする〝妖厄仙〟とよばれるバケモノがいるのだ。それと戦うため、人間で組織された〝弾正台〟というものがあり、そこで修業した者を調伏師と呼ぶ。
その一族として生を
受けた高鉾八雲と水雉の姉弟は、両親を殺した妖厄仙を追いながら調伏師としての任務を遂行していた。
そんな二人に、新たな任務が言い渡された。そこで出会った高校生としての友達に、調伏師としての仲間や妖厄仙の王子との出会い、強敵との戦いを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-18 01:00:00
126959文字
会話率:50%
僕には才能がない、だからチームを追放されてしまった。
落ちこぼれだけど、僕なりに出来ることを考え、敵の目を釘付けにする回避する盾としてやってきたけどダメだった。
そんな僕は花びらが燃えている御神木桜の下で、狐の幼女と出会う。
彼女のおかげ
でピンク色の炎【桜火の力】を宿した僕は、怪異を討伐することが出来た。
底辺調伏師の僕と契約してくれた幼いケモミミ狐の神様。
どうやらこの神様、自分が興味のないことはほとんど喋らず人間が嫌いみたい。会話を成立させるのすら大変だ。
昔の投げやりになっていた僕に似ていて、どうにも気になる子だ。助けてあげたい。懐いてほしい。そして、僕はこの子のヒーローになることを口にする。
エリートの美少女幼馴染もチームに加え、悪戦苦闘しながら成り上がっていく。
これは落ちこぼれだった僕と幼女で無口な狐神様の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 19:38:44
98730文字
会話率:31%
生まれつき陰陽師になることを宿命づけられた草壁昶は、今日も惰性のままに修行の日々を送っていた。宗家でありながら分家ほどの力しか持たない昶は、ついに“できそこないと”言われるまでになってしまう。『こんなとこ、いたくねぇ』そんな昶の願いは、あ
る日唐突に叶ってしまった。瀕死の状態から回復した昶が目にしたのは、未知の世界と魔法を学ぶための学校。しかも知らないうちに、女の子と契約をしてしまっていたのである。昶とツンデレなマスターを中心に繰り広げられるラブコメと命懸けの闘いの日々が幕を開ける。「俺にどうしろってんだよ……」「うちの力、その目によう焼き付けときぃ」「ネームレスの名に懸けて……」
※ブラウザとOSの関係で、正常に表示されないことがあります。
草壁昶のお姉さん、草壁朱音の学園生活を綴ったスピンオフ『朱音ノ悪鬼調伏譚』も、まったり連載中。社蓄生活が始まってしまった……。でも頑張って書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 20:33:24
1454883文字
会話率:33%
この世界には、人知れず超常なる者達を討つ人々が存在する。星怜学園は日常にまぎれてそのような者達を育てる、日本最高峰の魔術師を育成する学校である。その大学に今年から通うことになった女の子草壁朱音も、やっぱり普通の女の子とはちょっと違った女の
子であった。現代に生きる若き魔術師達は、やっぱり今日も異常だらけで危険な日々を送っていた。
※これは『マグス・マグヌス』のスピンオフですが、本作だけでも読み進められるように構成しています。現在執筆中……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 17:17:58
367653文字
会話率:31%
人間に見えないものを調伏する陰陽師、久我霧男。
彼は30にして童貞であることに悩みを持っていた。
女に避けられ続けた久我はその理由が、自身にかけられた呪いであることを知る。
呪いを解く鍵を知る唯一の存在との取引で、久我は世界を変え
る約束をする。
久我が世界を変え、童貞を捨てるための戦いが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 01:06:56
14754文字
会話率:36%
ダンジョンリフォーマー。
ダンジョンの何でも屋。仕事内容は多岐にわたり、修繕、調伏、増設、なんでもこなす。
転生リザードマンのリードは、夢破れ、半ば騙されるようにしてこの定職に就く。
苛烈な上司、魔王の所長、危険なダンジョン、ブラッ
クな労働環境。
果たして彼は愛と自由を取り戻すことができるのか!?
ダンジョンものです。
世紀末救世主ものぽくなりましたが違います。
ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 00:02:24
285196文字
会話率:23%
天地 司(あまち つかさ)_
最強の調伏師と崇められ、かつてこの世の危機を救った男。
どのような怪異も、彼の前に膝を屈したと言われる。
悠久の時を経た未来でも、どこかで旅をしていると言う。
そんな男の戦いの軌跡、英雄譚を、皆にお教えしよう。
最終更新:2018-05-20 04:54:19
103816文字
会話率:63%
魔物を調伏し駆除する力を持つ者たちを人々は祓魔師と呼んだ。
調伏とは魔物の食欲を抑え、理性を取り戻させることである。
調伏のできるものは才能つまり対魔力が高いもだけであり、その数は1000人に一人と言われている。
修行を積み、弱体化
、無力化できるのはそこから一握りのみ。
弱体化、無力化できる能力を持つものは僧侶と呼ばれた。僧侶は祓魔師の中でも、特別高い身分にあり、重宝された。
そんな僧侶の中でも高いくらい僧正の地位にある青年の物語
祓魔師の掲げる
「魔物は須らく駆除すべし」
これに抗うため、青年が辿る運命とは
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 00:24:26
4214文字
会話率:24%
表あらすじ
リオ・ガイナスリュート一世。
それは歴史に燦然と名を残す英雄であり、解放者の名。
賤民とされるハーフダークエルフとして生を受け、奴隷として過ごしながらも、高い教養と知性。そして何よりもその勇敢さを持って、数多の民を
救い、難関を越え、解放奴隷となり冒険者となり王となり、この世界を統一するまで駆け上がった希代の皇帝。
やがて天より現れた異形の獣たちさえも調伏し、獣たちを伴い天へと昇っていったという永久の少女皇帝の物語
裏あらすじ
本星・植民惑星間の戦争の果て、死の星系と変わった母星系から、新天地を求めて旅立った長距離移民船は、跳躍事故により、巨大惑星へと不時着する。
そこは全てのスケールが桁違いな巨大生物と巨人種族が住まう星であった。
20Gという高重力を持つ惑星の環境調査と修理物資調達の為に、重力制御機関を持つ機動兵器ガイナスブレードの外装に現地人を模した偽装装甲が施され、投入されることになる。
その中の一体、ガイナスブレードの試作機能実証機であるガイナスリュートには、巨人文明調査のために若き文化人類学者であるリオグランデが搭乗していた。
これは英雄伝説の影に隠された、中の人達の惑星脱出話
エブリスタ様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 02:17:45
30131文字
会話率:21%
一昔前までは怪しげな占い師のような存在でしかなかった陰陽師という職業。2020年では国家資格として認定される職業となった。
国内でも大手の陰陽師派遣会社、アルカナコーポレーションに勤める陰陽師の高遠千早(たかとおちはや)は、ずば抜けた第
六感と高い身体能力を生かして要人警護を主な仕事する調伏課に籍を置いていた。千早の持ち味である鋭い第六感は、広範囲の状況把握を可能とし、常人離れした広い視野を持つことから、『ホークアイ』の異名で呼ばれていた。
だが、千早は仕事中に呪詛を受け、その呪詛を抑え込むために力の大半を自由に使えなくなってしまった。危険な事も多い調伏課仕事には就けなくなってしまった為、調伏課から占術課第三支部へ異動することになったのだが、占術課第三支部は、占いの中でも恋占いに特化した課だった。千早は今まで縁もゆかりもない恋愛がらみの仕事に翻弄されながらも、戦闘職陰陽師独特の視点で解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 16:45:34
94091文字
会話率:45%
東西東西――遥か昔のまた昔。
京の都を荒せしは、天下無双の鬼の群れ。
天魔の如し力を駆使し、極悪非道の限りを尽くす。
天上謳歌の百鬼夜行。その悪行も永久に続かぬ。
種の限界を迎え来て、時の流れに消え去った。
だが眷属は脈々と、地獄へ潜って生
き残る。
そして――歴史に連ねし鬼の伝説が、時を超えて現代の世に蘇った。
平凡な生活を送っていた少年は、世を揺るがす大騒動に巻き込まれる。
はてさてこの少年は、調伏されし鬼を従え、救国の英雄と相成るか。
悪鬼羅刹より転生し、式神となったこの鬼は、護国の鬼神と相成るか。
強力無比な恋敵を前にして、桜花咲く純情可憐な恋心の行方は何処。
奇想天外な和風ファンタジー、ここに開幕で御座候――
※ モーニングスター大賞 最終選考 新紀元社社長賞 受賞作品
※ タイトルに★マークの付いている話数は、イラストがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-08 14:06:00
203024文字
会話率:43%
生命保険会社に勤める主人公・小笠原真備は、飛び込み営業で生計を立てているが、お人好しの性格が災いして営業成績はかつかつで、マネージャーに怒られてばかり。
ところが、週末になると彼の姿は一変。天才陰陽師として、営業の先輩で姉弟子の女性
陰陽師・御子神ゆかりや式神・梨華を率いて悪霊や生霊を霊能力で調伏し、悩み苦しむ人々を救っていた。陰陽師という名の現代日本のスーパーマン物語。
嫌な上司の生霊と数字のノルマに追われながら、陰陽師は今日も悪霊調伏。
生命保険業界の裏側も分かります!? 保険を見直すときにも参考になるので、ブックマークして保険を考えるときにもお読みください。
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 18:00:00
81466文字
会話率:45%
平安時代に似た、架空の異世界、龍神国、星闇京は、鬼や妖怪が跋扈する危険な場所だった。鬼や妖怪から人々を守る陰陽師として名を馳せる、陽炎と月影の兄弟は、陰陽寮の新入りの学生(見習い)、明星の指導にあたることになる。
無愛想で、弟以外には心
を開かない陽炎だが、明るく人なつっこく、強くなることを望む明星に、次第に心を開くようになっていく。陽炎を慕う、弟の月影は、そのことに不安を抱く。
京では、鬼女が出没しており、陽炎たちは、その調伏に向かう。鬼女の狙いは、明星の父親である、時の関白だった。鬼女に操られた関白と対峙し、明星が危機に陥る。明星をかばって負傷した陽炎を見て、月影は豹変する。
陽炎と月影の兄弟の抱える秘密が、星闇京を巻き込んだ戦いを招く。
(これ以上はネタバレなので以下略です。すみません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 15:29:14
49162文字
会話率:33%
とある時代、妖の調伏を行う術者の『ともなり』は、ひょんなことから、猫又に取り憑かれることになってしまった。
海が見たいと訴える猫又の願いをかなえてやるために、旅に出た『ともなり』と、騒がしい猫又の、他愛ない日常の一幕。
カテ替え、改題しま
した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 13:00:00
26115文字
会話率:51%
『次の世こそ……。
共に生きられる世を……』
現代においても跳梁跋扈する魑魅魍魎を調伏する者として生まれた御剣小鈴は、
いずれ復活する百鬼夜行の首魁アテルイを討つために育てられた。
だが、少女は殺すべき悪鬼の少年に恋をしてしまう。
過酷
な運命を呪い、焦がれる想いに身を焼かれ、
それでも少女は戦う。
愛する者を殺し、自らも死ぬと決めた日から
少女は死装束を纏って、今日も鬼を殺し続ける。
ブログでも同時連載中です。
http://cz750211.blog29.fc2.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 13:39:54
18705文字
会話率:38%
西暦2062年、日本首都新塔京都。
科学の著しい発達により、神仏への「信仰」が薄れていった時代。
しかし、神仏は人々の心から消え去ろうとしている「信仰」取り戻そうと、狂い、ありとあらゆる手を使って巷を跋扈(ばっこ)しはじめる。
世間に認
識されない、そんな怪事件に巻き込まれた高校生の少女、名椎比女(ナヅチ・ヒメ)と、狂った神仏を人知れず調伏しつづける「神滅(カメツ)」の青年、速水八雲(ハヤミ・ヤクモ)が織りなす、日本神話と近未来ファンタジーの融合話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-18 18:00:00
194110文字
会話率:39%