【本編】
代々強力な治療術師を輩出する伯爵家の嫡男に生まれたフェルナンには、いつも一緒に遊ぶロズリーヌという『親友』がいた。
「気取ったご令嬢なんかと結婚するくらいならロズがいい」というフェルナンの希望で、二人は一年後に婚約することになった
のだが……伯爵夫人となるべく王都での行儀見習いを終えた『親友』は、すっかり別人の『ご令嬢』となっていた。
そんな彼女に置いて行かれたと感じたフェルナンは、思わず彼女に「奔放な義妹の方が魅力的だ」などと言ってしまい――。
【後日談】
かつてすれ違ったまま婚約者を喪ってしまった男が故郷で墓参りしていると、そこに現れたのは――。
※以前投稿した短編の後日談ですが、単体で読めないので前作もセットにしています。悲恋からハッピーエンドになりました。前作部分に変更はないため、既読の方はお手数ですがスクロールしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 06:47:52
14171文字
会話率:41%
父に捨てられた娘は、行儀見習い先である北の辺境で、騎士をめざすひとりの少年と出会う。
ふたりは心を通わせ、やがて恋仲になるが、戦と少年の叙任をきっかけに、互いの相容れない運命を知る。
最終更新:2022-03-24 20:00:00
23051文字
会話率:18%
騎士からメイド転職も悪くない! 今日から私は公爵家お嬢さま付き騎士メイド!
俺より強い女子だからイヤダ? ふざけないで! そんな『入り婿』は要りません!
ブランシュ男爵家のひとり娘、凛とした顔立ちをした栗毛の女子ロゼールは20歳。
女
傑とうたわれるレサン王国騎士隊所属の騎士である。そんなロゼールは、魔物には無類の強さを誇るのは勿論、同じ隊の男子騎士も試合でバッタバッタとなぎ倒す実力の持ち主。
あまりにも強い為、『入り婿』を迎える為のお見合いも、相手に会う事さえなく、断られ続けた。
父オーバンがようやくセッティングしたお見合いも、ロゼールが相手の失礼な物言いをとっちめ、あえなくご破算に。
しかし女性当主を認めない王国の方針の為、「入り婿が必要だあ!」と怒る父は、
ロゼールを無理やり結婚させる為、修道院で、花嫁修行、行儀見習いをする事を命じた。
ラパン修道院へ入って花嫁修業をするロゼールは、
『オーガスレイヤー』と噂される美貌の公爵家令嬢ベアトリス・ドラーゼと、
運命の出会いをするのであった……
※カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 12:00:00
76804文字
会話率:34%
子爵家の跡取り娘ミリアンは、母に連れられ王都でお見合いをすることに。すぐに相手は決まったが、成り行きで王宮に預けられ、行儀見習いをすることに…
最終更新:2021-10-25 07:00:00
58358文字
会話率:35%
婚約者の家で行儀見習い中のヘルミーナ。婚約者のヤーヒムは魔法の才能は抜群だがとんでもない非常識。彼を更生させようとヘルミーナは頑張ってみるのだが…
最終更新:2021-08-12 17:06:18
6825文字
会話率:24%
宰相家の息子、ウォルフ・フォン・アルフォードにはぞっこんの婚約者がいる。
しかし将軍家の娘であるユウラは、結構なミリタリーマニアだった。
アルフォード家に行儀見習いに入ったはものの、
並行して騎士を養成するアカデミーに入学することを希望す
る。
そこで出会った王太子エドガーが、ユウラを見初めてしまったからさあ大変!
ユウラを守るため、ウォルフが真の姿を解き放つ。
ウォルフの正体、それは銀河最強の女装皇女(涙)だった。
レッドロラインの無敵の軍神、オリビア第一皇女の実力は伊達じゃない。
「しかし、これでは変態ではないかっ!」
ウォルフの繊細な男心が揺れる。
※この作品はムーンライトノベルで連載しています
『じゃじゃ馬婚約者の教育方針について悩んでいますorz』
という作品を、小説家になろう用に加筆、修正したものです。
※『なろう仕様』ですので、話の内容が変わります。
ムーン版より、ラブコメ要素をもっと盛り込むことが出来たらいいなと思ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 16:00:00
259951文字
会話率:20%
潔癖症の公爵令嬢、リネット・ビングリーは婚約者である第一王子に突然身に覚えのない罪の告発をされた。
リネットに行儀見習いとして仕えていた男爵令嬢カトリーヌが、王子と想いを通じ合わせた結果、リネットを悪役令嬢に仕立て上げたのだ。
処刑では
なく、塔への幽閉処分となったリネット。
汚れた塔の内部を洗浄の魔術で掃除していた際、偶然にも魔法陣を発動させ、悪魔を召喚してしまった。
だが、その悪魔はどうにも悪魔らしくない。
リネットのためにご飯を運び、ドレスを運び、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるのだ。
そんなリネットの思いもよらぬ楽しい幽閉暮らしが長く続くはずもなくて……
綺麗好き令嬢と世話焼き悪魔のラブストーリー!
カクヨム様にも掲載しています» https://kakuyomu.jp/works/16816452218519380221折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 09:38:57
25685文字
会話率:24%
大学の卒論で過労死した『私』は、辺境伯の四人兄妹の末娘として転生した!
しかも王城への行儀見習いへ行く馬車で思い出してどうしよう!
拳を握るほうが得意な私、テトラ・ソル・グレーテルが王城で行儀見習いとかどうなっちゃうの~~!?
という感じ
のテンションと勢いの短編です。
キーワードにある種のネタバレが含まれます。
短編設定したのに連載になっていて解せぬ顔しています。短編です。
かつてTwitterに連載していたものをまとめたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 21:41:38
7264文字
会話率:27%
乙女ゲー大好き少女、太田雪乃は、ある日、目覚めたら赤坂藩三万石の三百石取りの勘定奉行、駒場宇兵衛の娘、駒場雪乃(こまばゆきの)として生まれ変わっていた。
最初は江戸時代にタイムスリップしたのかと思った雪乃であったが、やがて、この世界が自
分がやり込んで来た乙女ゲー『大江戸日記~春爛漫~』の中であることがわかる。
「やったー、モブキャラとしてゲームの世界が楽しめる」と気楽に考えていた雪乃であったが、父親が仕えるお殿様、矢部和泉守(やべいずみのかみ)から、娘の満天姫(まてひめ)のお目付け役に命ぜられてしまったのだ。
雪乃は満天姫の名前を聞いたとたんに「悪役姫じゃん」と言って絶句した。なぜなら、満天姫はゲームの中でヒロインに悪事の限りを尽くし、最後はお手打ちになる運命のキャラ、悪役姫だったからだ。
満天姫がお手打ちになれば、主家である家は断絶。雪乃の家も職を失うどころか、雪乃自身も満天と共にお手打ちにされてしまう恐れもあった。
江戸時代風の世界でまったり平凡ライフを過ごしたい雪乃は、平凡を求めて超腹黒で思考が右斜め上と噂される満天姫の女官として仕え、行儀見習いに35万石の大名家に行くことに。
しかし、実際に満天姫に会うと確かに思考は右斜め上であるが、意外にいい人であることが分かってくる。そして何か秘密を抱えていそうなことも。
次々に降りかかるお手打ちフラグに立ち向かう転生お目付け娘の獅子奮迅の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 21:36:03
140038文字
会話率:26%
田舎貴族のお転婆お嬢様は、実家の為、自分の為、よい縁談を結ぶ為に故郷を離れて都会の大貴族の下へ行儀見習の奉公に出ます。
しかし、結婚なんて当人にとってはまだまだ遠い話。
凛々しい貌と姐さん気質で若い娘の心を掴みつつ、好き勝手に生きるのでした
。
そして行儀見習いにもなれてきた頃、突然舞い込んだ配置変更の指示。
新たな職務は…男装の上、近侍としてお嬢様にお仕えする事?
さてさて、お嬢様は幸せを掴む事ができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 01:00:00
783157文字
会話率:32%
行儀見習いで王宮に上がって約半年。
仕事の合間を縫って、字を覚えるために始めた交換日記に綴られる、ヤサシイ上司のリドル様と、私と、ホゴシャのジルとその周辺の日常。
最終更新:2018-09-08 00:00:00
28205文字
会話率:28%
源平合戦の時代、若い命を戦乱に散らした平家の公達、知章(ともあきら)と敦盛(あつもり)、彼らの従姉にあたる姫、七子らの、恋と友情と青春の切ない物語です。
平家絶頂の頃、宮中に行儀見習いに上がった七子を取り巻く雅で美しい日々、才女・右京大夫(
うきょうのたゆう)と年下の恋人の恋模様、そして七子と敦盛の幼い恋・・・しかし、やがて時代は恐ろしい戦乱へと移っていくのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 09:24:02
12339文字
会話率:43%
王女の侍女として働くアリッサには秘密があった。それは、魔王を崇拝をする秘密結社の構成員である事。しかし、お仕えする王女や同僚の侍女、第二王子の婚約者まで秘密結社の構成員だった。婚活の為に行儀見習いになったのに、通常業務と秘密結社の業務でい
っぱいいっぱいの日々。仕事に真面目なアリッサは結婚できるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 18:07:00
12984文字
会話率:67%
父親に婚活しなさいと命じられた田舎貴族の娘が、王城で行儀見習いとして働いていくうちに、なぜか幼い王太子に懐かれてしまう話。
ショタが成長しながら、どんどんアプローチしてくる話です。
「貴方は彼で『大人しく降参して』をお題にして140文字S
Sを書いてください」という診断メーカーさんのお題小説。長くなったので短編にしました。
(カクヨムにも掲載中)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 17:39:36
8781文字
会話率:27%
ある日、ヘストン伯爵の下で行儀見習いをしていた中流階級の令嬢リリアは、青年子爵のチェイスから突然言われのない罪を告げられ、捕まってしまう。
乱暴な詰問を受け、あらぬ噂をたてられたことにより、働く場所を失い、リリアは心に深い傷を負った。
そ
んなリリアのもとに、ある日、伯父を通じて一風変わった条件の仕事が舞い込んでくる。
朝夕の食事に、邸の掃除。これだけ聞けばごく簡単な仕事内容だが、邸の主人と決して顔を合わせてはいけないという、不可解な条件付きで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 17:00:00
109990文字
会話率:32%
足元には濃い靄が揺曳し、空には薄白く月がかかっていた。
早朝、四時半である。
籐冶は家の木戸を閉めて、外に出た。
退身を願い出て、許されたのはひと月前のことである。女中のおやすも一緒だった。
結婚して、ふたりで料理屋をやりたいむね
、主人の大崎矢五郎に願い出たのである。
大崎矢五郎は水築藩の家老であった。
代々、家老を勤めている。格式は立派だった。
しかし、舌が利かない。
どんな料理を作っても、うまいとも不味いとも言わない。それが面白くなかった。
父親の代から数えると、五十年も奉公してきている。
「もうそろそろいいだろう」と籐冶はひとり言ちた。
「なあ、そう思わんか?」と、おやすに訊いた。
おやすとは、三年前からの付き合いである。
行儀見習いとして、おやすが大崎家に女中として入ってから、一年ほどして、ふたりは恋仲になった。
風邪を引いて寝込んだおやすに、籐冶が生姜湯を作って呑ませたのがきっかけだった。
それだけではない。籐冶は額の上の濡れ手拭いも交換した。玉子粥も作って食べさせてくれた。
そんな経緯がある。
おやすは、一月前から、実家に戻っていた。
途中でふたりは落ち合った。
天神様の祠の前であった。
籐冶とおやすは、今後が幸福であるようにと、手を合わせて願った。
「さあ、いくか」
籐冶が腰を上げて、おやすに声をかけた。
おやすも腰を上げて「いきましょ」と応じた。
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最終更新:2015-01-24 15:09:44
11957文字
会話率:29%
月光の民と呼ばれる種族の末裔であり、レティシアと呼ばれる娘は本名を隠しながら公爵家で働いていた。国に仕えるための行儀見習いという名目で公爵家で働き始めてもうすぐ一年。あと1週間で王城に上がるという日、娘の運命は変わった。大国の皇帝が言った一
言によって・・・・。「私はただ、妹と二人穏やかに暮らせればそれ以上は望まないのに・・・」月光の民である自分にはそれさえも許されない。でもまさか、魔女と呼ばれるはずだった自分が王妃と呼ばれるようになるなんて!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-08 00:48:15
30854文字
会話率:31%
王宮勤めをしている公爵家嫡男のフェルナンデスの前に現れたのは、至宝の花と呼ばれる伯爵家の一人娘だった。彼女の行儀見習い最終試験を、フェルナンデスの屋敷でさせろという母の指示が飛ぶ(早朝7時から)。《次回が不明のため、一旦完結表記にいたします
》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-04 22:43:05
4261文字
会話率:42%