ある日、綾織風月は幼馴染の紅染羽月に熱い勧誘を受ける。
彼女に誘われたオンラインサークル名は、通称温泉卓ゲ部。
各地の温泉地を訊ね、部屋で卓を開くという贅沢なサークルだった。
初めてTRPGに触れ、協力して物語を紡ぐ楽しさを知る風月。
しか
しメンバーには、野良で卓を開かない秘めた理由があった。
それは――――
生死を問わずヒトを惹きつけるカリスマ舞台俳優、生きる心霊スポット、成神千景。
霊が人に干渉するなら人も霊に干渉出来ると信じて殴る、物理除霊野郎、和泉風祢。
圧倒的な強者感と敵幹部オーラで人も霊も寄せ付けない、歩く安全地帯、東雲巴。
何処にいようと見抜く鷹の目と、確実に獲物を捕える蜘蛛の糸の持ち主、東雲静。
夢で見た霊を絵に描くと実際に遭遇する、嬉しくない予知夢能力を持つ、紅染羽月。
ゲームを楽しんでほしいと風月を誘った羽月の本当の狙いは、彼らの特異体質にあるのだった。
+ + +
本作で使用しているTRPGは、架空のものです。
実際にプレイすることは出来ませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:00:00
40756文字
会話率:49%
夕起こと渋谷文夏(しぶたに あやか)は高校三年生の時に彼氏との子を妊娠し、挙句に堕胎。その影響で高校を退学処分となってしまう。
しかし、SEX好きの文夏は年上の男性を逆ナンし、時間と金を弄んでいた。それ以外は自宅に引き籠もり、沈鬱な日々
を送る中、『一緒にバイトやらない?』と親友の秋美が文夏に手を差し伸べる。
せっかくの蜘蛛の糸にしがみ付こうと決意した文夏が選んだアルバイトは、イメージクラブのコンパニオン。
「ショック療法」として風俗嬢への道を選んだ瞬間から、風俗嬢、夕起が誕生する。
OLやアニメキャラを演じ切る為に雑誌やDVDに目を通して勉強し、店長のごり押しによりアダルトDVDや風俗雑誌のグラビアに出演した結果、夕起の知名度は徐々に上昇。自他共に認める人気風俗嬢、「フードル」として変貌していく。
仕事を楽しみ自信を付けていく夕起の前に現れた、新たな彼氏と芳縁となった同僚達。充実した日々を送る夕起であったが、時間が経つにつれ彼氏や同僚達は変化していき、新たな道へと歩み出していく。
じわじわと焦燥感を抱き始めた夕起は、定時制高校へ入学し新たな道を模索し始めるが、そんな折に起きたショッキングな事件。
遅疑としていた夕起にとってこの事件が渡りに船となり、夕起は風俗業界から「上がる」ことを決心する。
果たして夕起が見出した道とは――
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最終更新:2022-09-12 10:20:05
44576文字
会話率:54%
夕起こと渋谷文夏(しぶたに あやか)は高校三年生の時に彼氏との子を妊娠し、挙句に堕胎。その影響で高校を退学処分となってしまう。
しかし、SEX好きの文夏は年上の男性を逆ナンし、時間と金を弄んでいた。それ以外は自宅に引き籠もり、沈鬱な日々
を送る中、『一緒にバイトやらない?』と親友の秋美が文夏に手を差し伸べる。
せっかくの蜘蛛の糸にしがみ付こうと決意した文夏が選んだアルバイトは、イメージクラブのコンパニオン。
「ショック療法」として風俗嬢への道を選んだ瞬間から、風俗嬢、夕起が誕生する。
OLやアニメキャラを演じ切る為に雑誌やDVDに目を通して勉強し、店長のごり押しによりアダルトDVDや風俗雑誌のグラビアに出演した結果、夕起の知名度は徐々に上昇。自他共に認める人気風俗嬢、「フードル」として変貌していく。
仕事を楽しみ自信を付けていく夕起の前に現れた、新たな彼氏と芳縁となった同僚達。充実した日々を送る夕起であったが、時間が経つにつれ彼氏や同僚達は変化していき、新たな道へと歩み出していく。
じわじわと焦燥感を抱き始めた夕起は、定時制高校へ入学し新たな道を模索し始めるが、そんな折に起きたショッキングな事件。
遅疑としていた夕起にとってこの事件が渡りに船となり、夕起は風俗業界から「上がる」ことを決心する。
果たして夕起が見出した道とは――
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最終更新:2022-09-12 10:11:02
44081文字
会話率:48%
冥府の「神」である葬頭河婆の転変と人生。昔ながらの因果応報、自業自得、勧善懲悪のお伽話。
最終更新:2022-09-04 04:09:51
3496文字
会話率:59%
1945年アメリカ。二人のタイムトラベラー、アラクネとクレイオーは歴史の改変を目論見、『マンハッタン計画』の阻止を企てる。だがその企ては失敗に終わり、二人は時間管制局の弦に追われる身となってしまった。
やむなく別の時間へと逃げた二人が、たど
り着いたのは2022年日本。奇しくも、タイムマシンの開発を進めていた研究者、城戸翼と吉竹護の元に、タイムトラベラーであるアラクネとクレイオー、
そして二人を追ってきた弦が居合わせることとなった。
来るべき滅びの未来を回避する為に過去を改変しようとするアラクネ達と、正しい時の流れを守ろうとする弦。それぞれの立場を主張するタイムトラベラーは、翼と護に時間に挑むことへの覚悟を問う。
過去に干渉する意味とそれによってもたらされる未来。その可能性を知った、時を超えらぬ者たちは、思い悩みながらも自らが求める未来への道を選択する事になる。
ボイコネライブ大賞応募用の書式にて、記述しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 07:05:42
28639文字
会話率:0%
渇望と絶望に蜘蛛の糸を
最終更新:2022-05-27 14:32:48
217文字
会話率:0%
主体性が欠如している男は、気がつくと、灰色の世界にいた。
世界を旅して、蜘蛛の糸を掴む。
最終更新:2022-05-23 22:22:52
2011文字
会話率:0%
あらすじ…あらすじ!?
芥川龍之介の蜘蛛の糸のリメイクですはい。
最終更新:2022-05-13 18:46:40
774文字
会話率:34%
それは回転し、一つの足の様なものが頭上を通り過ぎた。細長い足を起用に動かし、蔵之介の方に顔を向けた。その姿は蜘蛛。蜘蛛の体はトラック以上の大きさがあり、それから伸びる足のせいでさらにその姿は大きく見える
「またこの夢」
夢……、しかし
これは夢ではない。五歳の時、実際に起きたこと。でもこの時のことを誰に話しても、信じては貰えなかった。
*****
母親に売られ着いたのは、森の奥深く、自力で戻るのはこんなんだろう。服は全て脱がされ、見慣れない薄手の白い衣を羽織らされた。
それ以外は身に着けてはいけない。靴も、下着も全て着ることは止められた。
しばらく歩いていると、足元にねちょりとしたやわらかい感覚と音。
蔵之介が後退ろうとするが足のうらにくっつき、持ち上げると糸を引き、動けば動くほど足に絡みついてきた。
「もしかして蜘蛛の糸?」
絡みついた蜘蛛の糸は、振動を察知した主が現れる。これだけでかい蜘蛛の糸だ。主も相当大きいだろう。
記憶に残る巨大な蜘蛛が頭をよぎった。
「俺の獲物だ!」
背中の方から声がして振り返ると、一人の男が鋭い爪を光らせ飛びかかってきた。
それは蜘蛛ではなく人の形をしている。
*****
「君は誰の生贄になりたい?」
その男は少しだけ振り返り、問う。
しかし顔は見えない角度だった。
「俺は、怖いから早く終わって欲しい」
「分かった」
糸が外れ起き上がると後ろから手を脇に回され体を持ち上げられた。
そのまま抱きかかえ上げられ、木の上へ運ばれる。
「お、落ちる!」
蔵之介は目を閉じ、思わず体を持ち上げてくる相手の肩にしがみついた。
「信じて」
透き通ったような声。声の主を見ると先ほどの白い髪の蜘蛛。長い髪に白い服。先ほどは目の錯角かと思ったが、やはりその姿は暗闇の中でも輝いて見えた。
「綺麗……」
蔵之介はそうつぶやくと、白い髪の蜘蛛はほほ笑んだ。
「ありがとう」
白い髪の蜘蛛はそういって、蔵之介は唇を奪われる。
これはキス?
他pixiv、フジョッシー、カクヨム、エブリスタへも投稿している作品です。他のサイトへ投稿した物から内容を少し削った簡易版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:00:00
14627文字
会話率:34%
「つながり」をテーマに書いたエッセイ(短編小説?)。
あなたが既読無視されていると感じたとき、実は誰かの光になっているのかもしれない。そんな話。
最終更新:2022-03-04 02:56:25
1157文字
会話率:0%
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の途中変更小説です。
最終更新:2022-02-04 17:50:11
14783文字
会話率:40%
自称天才小説家である主人公の前に、彼が描いた理想の美少女が現れた。しかし彼女が放つ言葉は主人公が創造した少女とは全く違うものであり、異世界転生に憧れていた主人公が連れて行かれた異世界も、彼が想像したものとは全く違うものなのであった。
絶
望的な語彙力と想像力と自己分析力、そして文学の知識もない主人公が回る、文学的(?)異世界トラベル!
※ジャンルは困りに困った挙句、純文学コンセプトなので純文学ということになりました。ジャンルって難しいですね。
※解釈は作者独自のものとなります。
※どれも青空文庫様でお読みいただける作品ですので、気になった方は是非お読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 00:00:00
97209文字
会話率:50%
蜘蛛の糸のように垂れた細い糸
キーワード:
最終更新:2022-01-10 23:00:00
211文字
会話率:0%
ある日の朝、ある男に妙な出来事が起きた。糸に絡め取られ雁字搦めになってしまった。しかし、妙な出来事と思っていたのは、男だけであった。
最終更新:2022-01-08 10:20:26
1200文字
会話率:35%
この|地球《ほし》の真の歴史を求めた者が|陥《おちい》った蜘蛛の糸を|掴《つか》む様な|軌跡《きせき》の話。
最終更新:2021-12-12 01:33:36
934文字
会話率:0%
蜘蛛の糸モチーフの短編です。
愛の重い少女に絡め取られた男性のお話。
かつて叶わなかった異類婚姻譚を今生で叶えようとする物語です。
最終更新:2021-11-27 22:37:09
5081文字
会話率:0%
芥川龍之介、蜘蛛の糸を元ネタにした短編小説です。
もし、物語に出てくる蜘蛛と男が恋をしていたのなら…という妄想小説。
最終更新:2014-12-29 21:58:03
6867文字
会話率:33%
ある日エレベーターの中に閉じ込められている1匹のクモ(ハエトリグモ)を助けたぼく。
そして時は過ぎ、自ら命を絶とうとしているぼくの前に、かつて助けたクモが現れる――――
※自殺描写があります。バッドエンドかもしれません。苦手な方、ブラバお
願いしますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 20:05:48
4444文字
会話率:18%
聖属性エッセイストの日常妄想系エッセイですよ〜!
お暇なら読んでね!
最終更新:2021-07-16 07:00:00
1128文字
会話率:4%
聖属性エッセイストひだまりのねこの日常妄想系エッセイです。
お暇なら読んでね。
最終更新:2021-06-19 10:54:07
1544文字
会話率:14%
芥川の蜘蛛の糸の2次創作です。
最終更新:2021-05-25 16:13:25
556文字
会話率:0%
縋られたい私、縋ってくれるアナタ
最終更新:2021-05-10 00:14:46
446文字
会話率:14%
彼らは歩き続ける。仲間を救うため、生き残るため、地獄に垂らされた蜘蛛の糸に縋って、夏の夜の中を前へ前へと進み続ける。その先に待つものとは――
最終更新:2021-04-28 01:52:15
1793文字
会話率:34%