総一郎は…愛する少女・朱白(ましろ)の死を前に、嘆き悲しんでいた。愛しい人を残し、この世を去らねばならない朱白は、総一郎に一つの約束をした。
「雪が降ったら、またお側に参ります」
その約束を守るように、雪が降った日、総一郎の目の前に
薄桃色の花が現れた。
花の精になった朱白と総一郎の、悲しい恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-14 17:53:59
6283文字
会話率:20%
耳の聞こえないその少女は、音を見ることができました。
そんな少女の初恋の物語。
最終更新:2016-02-09 18:15:12
1799文字
会話率:0%
薄桃色が揺らぐ木の下で見た君は幻?
手を伸ばして触れたのは、幼い君?
それとも───
最終更新:2014-04-27 12:00:00
1135文字
会話率:25%
春 薄桃色の季節に思うこと。儚く美しいその色を、どうぞ感じてみませんか。
最終更新:2013-03-28 18:51:36
774文字
会話率:0%
今年初めての雪が降った日、叶夜(きょうや)の前にその少女は現れた。
少女の名前はココロ。少女は薄桃色をした死神だった。
最終更新:2013-01-04 16:15:01
8595文字
会話率:48%
あの時、一面が薄桃色に染まった。
吹き抜けてゆく風は桜並木を揺らし、雪のように花が舞う。
薄桃色に彩られた春の雪――……。
切なくなるような既視感が切ない痛みを伴って胸をよぎる。
透哉は卒業式の日、桜吹雪の中にたたずむク
ラスメートに目を奪われた。
三年間まともに話した事もない彼女に、覚えのない懐かしさがこみ上げる。
彼女と話したい。けれど、卒業式のこの日が、彼女と話せる最後の機会……。
桜舞い散る木の下で、今度こそ、君と出会う――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-01 12:51:50
7319文字
会話率:23%
イケメンでもなく顔が悪いわけでもなく、特にこれといった特徴のない平凡な少年三谷海斗。だが彼は両親に愛されてなかった。授業参観はもとより家族らしいことは一切してもらったことがなかった。そしてある日両親の喧嘩のとばっちりで彼の短い人生を終えてし
まう。彼は死んだと思われていたが、目覚めると彼が十五年間つきあってきた平凡な姿とは、似ても似つかない姿のだった。艶かな長く淡い青色の髪。水晶のように透き通る青い瞳。薄桃色の唇。陶器のようになめらかな白い肌。どこからどう見ようと紛れもなく少女の姿だった。しかもかなりの美少女。ところが彼にはその姿には見覚えがあった。
そう、それは彼の初恋の相手だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 16:24:37
57476文字
会話率:47%
雪の降る日、ぼくは一人の女の子と出会った。
寒い日だった。
初対面で、声すらも知らないはずなのに、彼女は、何の疑問もなく公園のベンチのぼくの隣に座った。
「わたし――」
始まりの言葉。
二人が出会ったこと。それによって『何か』が動き始め
た――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-15 20:20:49
48249文字
会話率:41%
薄桃色のひざ丈のプリーツスカートがふわりと揺れた。
彼女は真白のブラウスを着ており、その上からスカートよりも淡い色合いのカーディガンを羽織っていた。
キーワード:
最終更新:2010-05-01 21:31:38
1417文字
会話率:52%
満開の桜が舞う中で、彼に出会った――。
恋人もおらず、ただ機械的に毎日を過ごしているOL、住友彩香。
そんな彼女の前に、初恋の面影を思わせる男性が現れた。
奥手で自分から行動出来ない彩香は、変わりたいとは願っても、
それぞれ建て前や
世間体、相手を思いやる気持ちなどが邪魔し、
一筋縄にはいかない、大人の事情を抱えている。
自分を変えたいと願う女性の、ほろ苦い大人のラブ・ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-02 18:52:05
24033文字
会話率:44%