三島由紀夫の目指したものとは
最終更新:2020-11-13 01:00:00
2528文字
会話率:10%
――線野、貴一享年83歳
日本で生まれ育ち、そしてその生涯を終えられたらどんなに幸福だっただろう。
俺には前世での記憶がある。所謂『転生者』というやつだ。
とは言ってもよくある不慮の事故で天命を全うすることなく死んだと
かいうことは全くない。
一般家庭に生まれ、大学を出て、会社で働きながら愛する人を見つけて一緒になった。ごく普通の人生をそれなりに楽しんで、最期は家族全員に看取られて老衰で逝った。
気が付くと、全く見覚えのない土地に立っていた。
83年の生涯を閉じたと思った瞬間だ。
たった一瞬で『これが死後の世界?』だが明らかに感覚があり、世界に存在していると言う実感がある。
俺は寿命という避けられない死を体験している。
一度死と真剣に向き合いそして全うに受け入れた。今更何が起ころうと受け入れる事が出来る。
どうしてこの状況になったかはさっぱりだが、これは延長戦のようなものだと思える。
本来であればそこで終わっていた筈の命が、どういう訳かこうしてまだ続いている。
自分の身体……よれよれのジジイではない。若々しい張りのある肉体だ。正確な年齢までは分からないが、恐らくは二十代前半から半ば辺りだろう。
触っただけでもはっきりと分かる豊富な毛髪がいい証拠だ。まだ禿げていない。これは大事なことだ。
だが、一つだけ問題があった。食事に関してだ。誰もが口にするような食べ物を摂取した途端に吐き戻してしまう。そう胃が食べ物を受け付けなかったのだ。
これでは、今度は受け入れられない不慮の死を体験する事になってしまう。俺は焦っていた。
そんな拒食症な主人公の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 00:46:19
2181文字
会話率:31%
ある日、大学生の御厨玲は異世界の神の不注意で死にかけてしまう。
原因である神は肉体を治療する間、代理の体を使って自分の管理する世界を旅してみないかと誘い、御厨玲はレイとして旅立つことになった。
ところが、その世界はモンスターが蔓延る危険地帯
。代理の若々しい体はレベル1。もちろん、ステータスもオール1に素手という貧弱状態でスライムに負けて喰われてしまうほど。
光明となるはずの《トライ&エラー》という【死に戻り】の力は使えば使うほど、因果を重ねて更なる災いを引き寄せるという欠陥品。
文字通り自分を削りながら何度もやり直しを繰り返し、レイは仲間と共に生き残る為に己の死を積み上げて未来を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 01:00:00
5392731文字
会話率:37%
ふとした瞬間に悟ってしまった少年、菩提樹涅槃(ぼだいじゅねはん)君はなんと週末にだけ開催される異能力だらけの超人の祭典「週末戦争」に参加することになってしまったんだ。命を落とすかもしれないバトルロワイヤルは危険が一杯!! でもでも涅槃君に
は戦う力がないんだ、大変だね。それでも生き残って日常を送るために涅槃君の精一杯の抵抗が始まるよ。
それとは何の関係もないけど涅槃君にはやたら若々しい義理のお母さんがいたり、血のつながっていない妹と姉が居たり、はたまたライバル視してくる幼なじみとか、どう見ても人間じゃないような同級生がいたりするけれど何の関係もないから気にしないでね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 15:09:11
1969文字
会話率:67%
86歳のおばあちゃんの私は、20代後半に見えるぐらい若々しい!
私の歳は、、、?
現在86歳、ひ孫が13人もいるおばあちゃんなのよ!
私の名前は、『天野沢 ノブ江』見た目は、20代後半の女の子に
見えるとか、、、?
昔から、若く見える
と人から言われていたけど、、、?
私は、気にもしていなかったのよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 03:00:00
1414文字
会話率:38%
私達は、大人にはなれない――
20年の寿命を背負い生きる少年少女らは、農耕をし、狩りをし、原始的に日々を送っていた。それでも不自由はなく、少しずつながらも生まれ育った大樹を中心に生活圏を拡大していた。
その生活圏の遥か先に続く、朽ちた石
の建造物。失われた技術によって作られたであろうそれを何か解き明かすのが、今の世代の使命だった。
ある日、彼らの下へ一人の男が現れた。
若々しい姿とは正反対の、老けを感じるような顔。ぼうぼうに生えた不衛生な無精髭。明らかに異質な存在。
弓を、槍を構える彼らに男はこう言った。
「そんな警戒しないで欲しい。俺はお前らで言うところの、大人ってやつだ」
これは彼らの呪いを解き明かす、進歩と絶望の物語。
「待っていて。必ず助けてみせるから」
何百年、何千年経ってでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 22:02:59
3335文字
会話率:52%
潰れそうで潰れない瀬戸際商事には英傑が集っている。
優しい中年。ダンディーな中年。中年に片足を突っ込んだ若々しい中年。
その中年達に思いを寄せる女性社員たち。
そんな彼等、彼女等のほろ甘な日常風景。
最終更新:2018-08-04 09:00:00
8270文字
会話率:22%
何か大々的な事が起きるわけもなく過ぎるささやかな日常。
高校生という華やかしく若々しい時間の中主人公の田中俊介は過ごしていく。
恋をしたっていい、戦いに身を置くのもいい、いろいろなことに考え過ごしていく日常物語。
*頭に溜まった
思考の念を吐き出すよう、また長く書き続ける練習のため書いていく予定です。
文字数は少なめ、稚拙なストーリーや文章にならないよう頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 00:00:00
32989文字
会話率:19%
吸血鬼の存在を守る家賊。その名も"空"。
そう語るのは、まだ若々しい青年だった。空の一代目ボス。その息子の人志(ひとし)は吸血鬼嫌いになってしまった。
「一代目は生き抜くために人間との共存を実現し、家賊を作り上げた
。吸血鬼の存在を口外せず、認めてくる人間は今、五百人もっと増える。これがどれだけすごいことかわかっていない。吸血鬼を救い、世界を変えた! その一代目の息子が家賊を嫌いなまま出来ない。絶対、惚れさせてやる」
小夜(こよる)に連れられて、牙隊の任務に行くことになった人志。
[その日、ぼくは全てを与えられた。]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 09:19:30
8434文字
会話率:45%
本能寺の変と呼ばれる歴史的事件が教科書に載っていたとする。しかし、教科書に載っていたからと言ってそれ即ち真実とは限らない。例えば、実はあの出火は明智光秀の仕業では無くただの事故だったり、豊臣秀吉の行動も事態を手っ取り早く収束させるための狂言
だったりするかもしれない。何せ誰もその時代を生きていないのだから。
白い空間の支配者である女神は言った。
「貴方達に2度目の人生を与えよう」
その場に居たのは若々しい学生でも、勇者を体験したような青年でも無い。歴史的偉人達の魂。それがこの場にいる者達の正体である。彼らは【ギフト】と呼ばれる教科書を基にした能力を手にし、女神に与えられた第2の人生を異世界にて行うこととなる。
そう、これは誰もが知っている歴史的人物が死して尚、才を認められ地球では無い何処かで人生を謳歌するお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 22:13:34
12315文字
会話率:36%
継の副邸に住まうことになった菫娘。
彼女の婚約が決まり、三日三晩宴を開くが、宴が終わった夜に突然広高がやってきて…
とある映画のキャラを擬人化(擬人化されたキャラ達は皆美男美女。男は髭を生やさず、女は若々しい。)した物語です。
ですが、原
作に近づかせないように努力しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 07:09:17
701文字
会話率:16%
やっぱ老害に成る前にな。
どうせ害悪をまき散らす有様に絶対になる。
つまり、若々しい若さがある内に、あーだこーだ色々捗る感じでやらなくちゃいけない。
って、世間で生きる人なら誰でも既知、知っている様な、そういう当たり前の事、話し。
最終更新:2017-01-25 12:29:30
2036文字
会話率:0%
みんなもっと、上位存在の若さに対して、劣等感を持つべきだな。
瑞々しさや、溢れ出る活力に対して、だ。
全人類が全然欠けている、衰退と堕落を突き抜けて、
己が、そういう存在達に対して、想像を隔絶して劣って、生きた屍レベルだという事を。
そうい
う風に、素晴らしき存在に見られている、と。
俺は間違えない、この劣等感と羞恥心と嫉妬心を、素晴らしき存在でありながら持っているのだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-10-19 11:49:08
1179文字
会話率:0%
小中引きこもりで顔は悪くない17歳の引きこもり東宮奏汰。
彼はある日、眠っているときに聞いたことのない声を聞く。その日目が覚めると物音がしないことに彼は気づく。
そこでとても美しく若々しい女性に出会う。
彼女の正体。目に一瞬にして焼き付き
記憶に残るほど美しくも邪悪な世界、そして魔法や初めて目にする人種、そこで数々の人と出会い新たな目的に向け奮闘する。
彼方への物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-30 01:33:18
935文字
会話率:30%
日々が過ぎる度に私の体に細い線が増えていく。それは私に歳を自覚させるものだ。私に人生を教えるものだ。ふと、窓を見た。そこには若々しい姿を持った私が全く別の表情を浮かべて映っていた。
最終更新:2015-08-04 20:30:16
6705文字
会話率:12%
若々しい草原に、涼しげな風が通り過ぎる。淡く塗られた藍色のキャンパスの中、銀色の宝石が輝く。星の綺麗な丘で起きた、不思議なお話。
最終更新:2014-11-10 02:00:00
2692文字
会話率:34%
1995年 夏
『おめでとう御座います。大アタリです。』
とある青年が福引きで引いたアタリの紙。
この『アタリ』が彼の運命を大きく変えた。
福引きの景品は、ホテルの宿泊券。
ホテルに宿泊した翌日、彼は忽然と姿を消す。
当時彼は行
方不明者として処理され、巷では神隠しだ自殺だと噂された。
2013年 夏
女は1人の青年の後を追っていた。
運転中、いきなり人が飛び出して来た。
スピードはさほど出していなかったので、大事にはいたらなかった。
しかし、顔を見て驚く。
その顔には見覚えがあった。
母が出してきた昔の写真にいた顔。
写真の日付からは20年弱が経過している筈なのに、青年の顔はどう見ても当時の若々しいままだった。
後を追った先で、彼女は信じられないものを目の当たりにする。
青年と女が出会い、物語は進み始める。
生きたいと切に願う男女達の人間模様をつたないながらも書いております。
エブリスタさんにも投稿させていただいてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-30 02:10:32
36560文字
会話率:38%
《ファンタジックホラー》騒がしい夏の夕暮れ時にやって来たのは、六十年ぶりに会う兄だった。ところが兄は、最後に見たあの時と変わらない若々しい姿だった。
最終更新:2013-07-27 14:53:56
4676文字
会話率:41%
高校時代の校内論文大会の作品が出てたので載せました。
今の自分にはかけない若々しい文章です。
最終更新:2011-05-24 14:20:19
1537文字
会話率:0%
有名株式会社『ノーマライゼーション』の社長、大岬信吾は新幹線に乗るべく、慣れない新宿駅の中を徘徊していた。ちょうどそのときに、20代前半の若々しい女性と出会う。いつもどこか信吾を恐れている部下と違い、その女性は純粋に信吾に助けの手を差し伸べ
た。信吾はその女性的な優しさに心を惹かれ、女性の電話番号を訊き、後日会う約束を些か強引に交わすのであったが、その女性はとんでもない人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-01 22:27:55
2524文字
会話率:33%
バレンタインの、ある男の子と女の子の思い。初々しい、若々しい感じが伝わってくれれば嬉しいです。
最終更新:2007-02-14 18:36:23
3532文字
会話率:16%