プロジェクト「DIVE」と一人の犠牲者、「So」によって生み出された究極の装置、「DIE:VER(ダイバー)」。長らく空想の産物とされてきた「ゲームの世界への完全没入」という技術を現実のものとしたこの装置は、全世界からとてつもない注目を集め
ていた。
完成披露会の開催に際して、制作会社であり技術開発元でもある「吾蔵脳科学研究所」は、完成品を用いた実プレイテストを行うためにベータテスターを募集した。
その結果選ばれた5名のベータテスターが、新たな物語を繰り広げる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:00:00
39401文字
会話率:49%
僕が大学で新生活を始めてから、半年以上が過ぎた。
もう大学生活にも慣れてきているはずなのに、ここ最近は目覚めが悪い。
大学に入る前は、こんなことは一度もなかったのに……。
まあ、あれこれ考えるのは止めて、今日はもう寝よう。
*******
*
私はとある大学の脳科学研究室の助手である。
今夜、教授と助教授に招かれて、極秘に行っている研究を見せてもらうことになった。
その研究対象である彼は……『睡眠時明鏡止水症候群』であるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 17:24:32
7501文字
会話率:46%
恋とは脳の錯覚だ。――――脳科学について研究を重ねていたとある研究所は、そう結論付けた。
彼らはその研究をもとに人を恋愛状態にさせる機械『Q-pid』を発明した。
政府は離婚率の低下及び出生率の上昇が期待できるとし、国民も賛否両論はあるもの
の、研究が止まることはなかった。
こうして『Q-pid』は試用段階に移行した。
それが本当に恋であると、あなたは言えるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 23:00:00
6022文字
会話率:36%
脳科学研究に没頭していた亡き母が作った記憶集約装置「レプシス」消したい記憶を集約したその装置に入力は可能だが出力はない。
犯罪被害者やトラウマ、PTSDなどの治療に使われ、それらの記憶を集約しているこの装置はプライバシー等への配慮から出
力できない仕様になっていた。
装置の開発者である母が亡くなり、装置はパンク寸前であった為、開発者の子供達である兄妹のシンとユズナの2人は装置の内部からデータ削除を試みるのであったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 00:00:00
6630文字
会話率:41%
人はなぜ生きるんだろうか。私は現在大学生であるが、このような疑問は中学生の終わり頃から考えるようになり、今でも持ち続けている。
大人にこの疑問を問えば思春期のあるあるだと言って笑うが、それは仕事や人間関係に時間を奪われて本質的な思考をする時
間がなくなっているだけであると感じる。(大人の皆さんすみません)
大学に入ってから半年ほど、心理学・脳科学の本を読んでいたので、自身の思考の整理としてここに記していこうと思う。
私は工学部生であるため心理学・生物学は門外漢である。そのため、記すことはデタラメがたくさん含まれていると考えていてほしい。
私の勉強にもなるので、ご指摘がある場合はぜひ書いてください。(読んでる人おるんかいな)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 22:33:58
13221文字
会話率:0%
脳科学の発達した未来、ある少女は最後の生き残りになってしまい、人類のあらゆるデータをこしらえているロボットとの物語。
最終更新:2021-09-22 05:00:00
6839文字
会話率:26%
「何故、私は私なのか?」そんなことを、考えた立川大学の吉田教授は、脳科学とコミュニケーションを専門とし、人間の意識の、他世界、他次元への、アクセスを研究していた。
最終更新:2021-09-20 10:43:33
2941文字
会話率:58%
バーチャル・リアリティ技術が一般化し普及した未来。
究極の娯楽を目的とし、一個の惑星を舞台として作られた‘マグナ・スフィア’は、約二十億人が生活する人工の異世界、人間が創ったもう一つの生命圏である。
ファンタジー世界の大国、’東のスメ
ラ皇国’で最強の力を誇る少女‘シノノメ’の職業は、なぜか‘主婦’である。モンスターをみじん切りに、飛竜をフライに、ゴブリンの群れはまとめて掃除してしまうシノノメには、名だたる戦士も魔法使いも太刀打ちできない。
「私ね,ずぅっと物語を楽しんでいたいの.どんなファンタジーでも,終わってしまうのって悲しいでしょ?」
そう言うシノノメは、やがて現実世界をも巻き込む巨大な悪意と対峙せざるを得なくなる。
ファンタジーが終わるときは来るのか?
彼女の強さの秘密とは?
彼女を守る機械人間は何者なのか?
失われた絆を取り戻すために、仮想世界で真実の自分を探す女性の物語。
※基本的に毎週火曜日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 16:00:00
1994046文字
会話率:82%
前世である脳科学者が、『今、この世に出回っている映画、漫画や小説等の類は、皆他の世界で起こっている事である。他の世界で生きている者達の脳波から偶然今の私達の脳へ勝手に受信する事で作品が生まれているのだ』っと。
そんなことがあるわけないとニュ
ースを見て決めつけていた私だったけど、今はそう思わない。
だって、現にそうですから。
しかも、よりによって前世で読んでいたBLマンガの世界かよ!!
とあるBLマンガが大好きで、触発され、インスパイアされて、裏でこんな事があったらいいなとムフフと妄想をただ自己満で書き始めました。
読んでいたら何のBLマンガなのかわかる人にすぐに分かると思います。BLマンガの主人公達の名前は変えますが、世界観は一緒なので、嫌に思われる方もいるでしょう。
でも、どうかこの妄想熱に優しいお心でお付き合いしていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 01:12:09
1455文字
会話率:25%
「人間が戦争を起こすのは左脳の働きであります。」脳科学者の言葉に確信を得る中学3年生。自分が立てた仮説の先に、ある結論にいたる。
最終更新:2021-03-02 23:36:54
2087文字
会話率:30%
清水春花は、桐谷寿也にとって、人生で初めて好きになった人だった。
明るくて、優しくて、どこか不思議なところがある彼女。
あの日も、普段と変わらない春花のはずだった、、、が、、、なぜか春花に対して得体の知れぬ違和感が寿也を襲った。
父の病院で
行われる記憶転移システムの研究、最新アンドロイドの開発、そして蘇るあの夜の記憶。
彼女は一体何者なのか。
毎週、水曜日と日曜日に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 00:41:08
120213文字
会話率:43%
近い未来、少子高齢化と一極集中が進んだ日本。
情報工学・材料工学・脳科学を融合して、脳をシミュレートするチップが作られるようになっていた。
まず介護用として使用されたアンドロイドは、やがて家庭でも使用されるようになる。あらゆるデバイスが
知能を持てる状態になり、意識についての倫理的な問題も生じてきた。法規制はまだ追いついていない。
人類ではなし得ない、あらゆる分野・時代の知識とリアルタイムの情報を知覚し、思考するあたらしいコンピュータが提唱された。この汎用型スーパーコンピュータは科学・政治経済分野においてなくてはならない存在になるだろう。
いくら社会が情報化しようとも人類はまるきり進化していない。科学に嫌気がさした人は宗教を作り、科学を母体とするものも現れた。街には怪しげな新興宗教がちらほらと見られる。
このような時代に、学生のケンジは地方都市で暮らしていた。
ある日、ケンジは浜辺で不思議な生き物を見つける。
それ以降、ケンジと仲間達は変な想像に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 13:57:31
7686文字
会話率:58%
【IDECCHI51さん主催、冬ホラーフェスへの参加作品です】
「我々は夢を見ているか、悪魔に騙されているのかもしれない」デカルト
§§§
真紅の赤が色の無い世界を満たして行く。
それは殺人鬼に無残にも殺害され亡骸だけが残る自分自身の
姿だった。
大学に通う理系女子のマリは起床して悪夢から目覚めると、現実の平穏な日常を再確認する。
春は脳科学研究所のバイト。
夏は彼氏とのデート。
秋は気分が落ち込み憂鬱な生活。
冬は――――凄惨な事件。
就寝すれぱ悪夢を見て目覚めれば現実に戻る。
リアルな悪夢は次第にマリの現実に侵食し、見た物、手で触れた物が消え失せ、殺人鬼がつきまとい、存在がありえないクリーチャーが彼女の日常を支配する。
ついには宇宙や神を巻き込んだ悪夢にまで広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 20:00:00
38802文字
会話率:24%
人見知りの一人の少女が入った学園は、表側は高校。果たして裏側とは。
一見普通の生活から、少しずつ崩れていくことに気付かぬ内に時は過ぎていく。
時代は身体科学、遺伝学、脳科学等のバイオテクノロジーが発展した西暦2100年前後。
世界では様々
な論議が飛び交い、国々は「核兵器」を手放した。これで第三次世界大戦は回避された……
わけないだろう。
人が、国が、武器がなくなったからと言って
争いをやめられるだろうか。
答えは「否」だ。
科学が発達したことにより、それで説明出来ないものが段々と浮き彫りになった。「妖」の存在である。人々は恐れた、自分達の理解できぬものが現実となって近付いていることを。しかし、それさえも利用しようとするのが人間という生物らしい。
彼らは自らの築き上げたもので自らの首を締め付ける。
けれどそれに気付くのはもう遅かった。
そんななかで生きる彼女らの物語は葛藤で満ち溢れる。
-人間として扱われる者-
-動物として扱われる者-
そして、何者としても扱われない者。
《語彙力、表現力が足りなかったりします。その時はアドバイスを頂けると嬉しいです。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:00:00
15782文字
会話率:20%
筆者も連載しているVRMMOものに見られる、「現実と仮想現実で流れる時間が異なる状況って本当に可能なの?」っていう問題を考えてみました。
なお、筆者は職業としてインフラ、アプリ系のSEをやっておりますが、脳科学に関してはド素人です。
情報の下調べはしていますが、「これはそういう意味やないで」ってとこがあったら優しく教えて頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 20:11:42
5323文字
会話率:0%
脳』はな、心で向き合うと観たいもんが視えるよう出来とるんや!
諸法無我 脳科学 認知科学
《きらら系を愛する人にオススメです》
心層科学ファンタジー5次元少女 外伝
りけじょ! の冒険シリーズ※第二段です!
※演出上、一人称と
三人称を話数単位で変えているところがあります。
今回、アホで愉快な科学部の理系女達は
な、なんと、死後の世界※2を冒険しちゃいます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 00:02:17
17971文字
会話率:44%
ノーベル文学賞日本人初受賞の川端康成が少年時代を過ごした大阪府茨木市では、昔話の鬼伝説「茨木童子」が今も都市のキャラクターと存在します。
本稿は、川端文学を踏まえて#SDGs0studyとして、茨木童子とは別のキャラクター「茨木鬼太郎」を主
人公に日本や世界の人に「地球人」として「21世紀の永住のまちつくり」の実現と調和の共感を求めていくフィクション<近未来SDGs小説>です。
①茨木市においては鬼伝説茨木童子の昔話をもとに地元のイメージキャラとなっています。伝説は世界的に「血を吸う嫌われ者ドラキュラ」的です。(海外訪日者一部評価・八重歯など…対比)
②従って、本件創作物語は、世界的に好感される創作物語を目指します。
③各地の鬼伝説を超越して、実は、鬼としての<嫌われ者>ゆえに、人里離れた奥深い山里暮らしで酒を飲んでは引きこもりの長い眠りから目覚めて、21世紀の現在の茨木市にタイムスリップします。
④伝説であれ、国内外に宣伝できる、最新科学的最新事実や国際化、現在の志向SDGsと調和させ、老若男女、誰にも“心許せる清いキャラ”として創作したものです。
⑤宇宙脳科学時代の今日、昔の伝説や神話においても科学最新知識事実と調和しないものは多く、無知の時代の偽り、嘘、としていずれ消えていく、現存のキャラものも時代の進化とともにいずれ、廃れていきますか…。その中で存続するものがありますか。本来の人間の脳は、嘘を嫌い真実正義を、求める作りとなっています…。
⑥それが2015年SDGsの決議であり、過去の歴史の誤りを正し、各種ハラスメントの嫌悪撲滅思考へ…正しいこと、人権擁護を求めて動いていませんか…。従って、創作は既存の伝説は表現の自由として尊重しつつ、一方<近未来小説>として区別しています。自ら“鬼”として嫌われ者が、目覚めて茨木市のまちを徘徊し、茨木市の都市宣言と市民行動憲章など現代知識から、学習し自ら「地球人」の人間であることを自覚し行動する決意をいだき改心する「後悔と平和の決意の涙」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 16:38:26
9874文字
会話率:23%
名門、有栖川高等学校。難関大学への脅威の合格率を誇る有名な進学校。
本年度から新たに革新的な教育が導入されることとなった。
その名は、EBBC - Education Based on Brain Science - 、脳科学に基づく教育
脳を鍛えることこそが教育である、という結論に到達した結果、導き出されたのは、
ゲームによる教育であった。
しかし、既存の教育である勉学の対極に位置するゲームによる教育をいきなり全校に導入することには
全方面からの批判があった。
このため、試験導入として、今年度の1年生に特別クラスが設けられることとなった。
Gクラス。
成果を上げなければ1年間で実験終了となってしまうと告げられたGクラス一同。
彼等が突き付けられたノルマとは、学年末の時点で、最優秀クラスであるAクラスに対して、
クラス合計のBTP<Brain Training Point>で上回ることであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 21:03:23
7605文字
会話率:30%
人間マルウェア。それは、特殊なQRコードを見ることで感染する”コンピューター”ウイルスの名。感染すると細胞が活性化し、人体は巨大化。殺人衝動が促進され、凶暴化してしまう。正に悪鬼となった感染者が人々を襲った。
感染者に対抗するため、脳科学
の権威・結城博士が開発したのは『ソウルスーツ』だった。身に着ければは生命エネルギーを操ることができ、圧倒的な破壊力を生み出す武器。だが装着した途端、拒絶反応を示し、誰も身につけることができなかった。
そんな中、実験体として参加した19歳の青年・大倉ツカサは、ソウルスーツに適合したのだった。警察官となった彼は感染者を次々と撃破し、ソーシャルヒーローとして大活躍する。だが、その背景には恐るべき陰謀が張り巡らされており、やがて日本中を巻き込む大事件へと発展していく。
人間マルウェアを開発したのは誰なのか? 目的は一体なにか? 大倉はヒーローとして戦い続けられるのか?
『SOCIETY ver.5.0』を実現させようと動き始めた2035年、O阪府で渦巻く人間マルウェアを終わらせんとした大倉に待っていたのは驚愕の真相だった。
※この物語はフィクションです。実在の人物及び団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 12:24:21
191742文字
会話率:25%
八年ぶりに釧路にあるダム湖に沈んだ故郷、北奈裳尻(ほくなもしり)をめざして車を走らせていた碓井 大輔。
ところが途中ハンドル操作を誤り、車ごと崖下へ転落。命からがら車外へ出て、今度は徒歩で山道を強行することになった。
しだいに空模様は怪しく
なり、ついに雪が舞うようになる。
歩くにしたがい、衰弱していく碓井。低体温症で幻覚が見えるまでに。
傷ついた身体と、朦朧たる意識のなかで、すぐそばに謎の人物の【存在】を感じるようになる……。
※これは遥彼方さま主催「冬のあしあと」企画、参加作品です。ちっとも怖くありませんって^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 21:31:21
41927文字
会話率:12%