文芸部所属の男子高校生・笹塚革(ささづか あらた)の日課は、同じ部活の先輩であり好きな人でもある女子高生・佐世保観月( させぼ みづき)と共にスクールバスに乗り、約十分の登校を共にする事。
例えその先輩に重い想いが届かないとしても。
例えそ
の先輩に朝に弱い彼氏が居たとしても。
笹塚革は佐世保観月の左側に座る事を至福の時としていた。
束の間に過ぎぬ幸。
姑息で未熟な独占。
終焉の見えた楽園。
虚偽に満ちた一時。
破滅に繋がる走行。
故に辿り着く絶望。
それはきっと彼に新たな視野を与える。
もたらされたものの意味すら知らずに。
彼は、選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 19:00:00
5784文字
会話率:37%
高校に入学して三ヶ月、昼休みに眠ってしまった僕を起こしてくれたのは…うさ耳をつけた委員長だった。夢と現実の狭間のおはなし。
最終更新:2013-08-26 16:46:19
2245文字
会話率:15%
こんなに好きなんだけどなー。
どうして気づいてくれないわけ?
僕には君しか見えない。
僕は笹塚航也。
高校2年生のバスケ部所属。
そんな僕の恋物語…
絶対両思いになってみせますよ。
最終更新:2013-08-03 22:44:19
3304文字
会話率:39%
岡埜小麓はやたらめっぽう勉強ができスポーツ万能で大概笑える常軌を逸した美形だったが、いかんせん、起きているあいだはずっと眠たげで、覇気ややる気というものが一切欠如しているといって過言ではなかった。転じるところ、笹塚岳は勉強ができない。※本館
サイトより転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-20 23:38:29
5840文字
会話率:36%
第二部です。
デザインをこころざしての放浪の旅は、まず東京から始まります。
同級生の守をたずね、笹塚駅に降り立つところからも物語が展開をします。
最終更新:2012-02-22 11:40:33
11718文字
会話率:11%